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映画『リング・ワンダリング』笠松将さん、金子雅和監督 名古屋舞台挨拶レポート
映画『リング・ワンダリング』名古屋公開記念舞台挨拶が3月12日(土)にセンチュリーシネマで行われた。主演で愛知県出身の笠松将さん、金子雅和監督が登壇、その様子をお届けする。
Q.今回の作品を撮るきっかけを教えてください
金子雅和監督(以下 金子監督)
「東京出身で今も東京に住んで暮らしているので1回は自分のルーツである東京という土地を舞台にした映画を作りたいというのがまずスタートでした。そこから僕らが生きている、普段踏みしめている東京の地面の下に埋もれた記憶や命を描きたいというところからこの物語が出来てきました」
Q.監督としては新たな挑戦で。
金子監督
「そうですね。自分としては新しい、色々なチャレンジをした作品だと思っています」
Q.笠松さんは金子監督とは初めてお仕事をされたとのことですが、撮影はどんな感じだったのでしょうか。実際出来上がった作品をご覧になられていかがでしたか?
笠松将さん(以下 笠松さん)
「作品はとっても優しいなあという印象を持っていて。金子監督は撮影中もとっても優しいんですよ。温かく丁寧に大きな器で僕たちを包んでくれた感じなんですけど、ただ、そのまま好き勝手やらせてくれるのかなと思っていたら、全く譲らないところは10回でも20回でも撮り直すという、すごい作品にこだわり抜くところはこだわり抜くという感じです。撮影の時はわからなかったこともあったんですけど、完成した作品を観た時に監督は作品が出来上がっていく過程で少しずつその点を追いながら、これをどこまで予想して、御本を書いて撮影をして編集をして出来上がって今ここで観てもらうまでにどこまで計算していたんだろうなと。すごいなと思って。僕はこの作品は本当に上質なエンターテイメントだなと思っていますし、アートでもある、その両方のいいところを取っているなという感じで、だから今日こうやって名古屋という地元で皆さんとこの作品を共有できてとっても幸せですね」

笠松将さん
Q.企画の始まり自体は随分前だと伺いました。
金子監督
「最初は2017年ぐらいからです。前の作品が2016年公開だったのでそれがひと段落したところから書き始めていたので足掛け5年ぐらいはなんだかんだとやっていた感じです。撮影は2020年の1月、2月ですね。コロナ禍になる直前です。2月24日がクランクアップだったんですけれども、2週間後ぐらいから撮影が難しいような感じになっていきました」

金子雅和監督
Q.今回演じられた草介は現在から過去、漫画の世界へと水先案内人のように観客をいざなう形になっていますが、草介というキャラクターをどういう風に捉えていますか?
笠松さん
「僕の仕事の仕方自体がどのキャラクターも僕なんですよね。他人になりきるのが僕には力不足でなかなか難しいので自分のある部分とキャラクターの共通する部分をリンクさせていくというのが僕は好きなんです。それがこの仕事のいいところだなと思うんですけど、今回もめちゃくちゃ近いなと思うんですよ。こだわっているものがあって、それを人に理解してもらえなくてもいいと思った時期もあったりとか。ラストシーンのように僕も含め今回の映画の主人公を含め多分皆さんもそうなんだろうなと思いますが、自分が追い求めていたものの上に立っていてもその時ってわかんないと思うんですよね。だからそれも含めて全然これ僕だなっていう感覚ですし、どっぷりと作品に入っていたなと。それも監督がこの作品作りの中でそういう環境を用意してくださったんだなと。演りやすかったです」
Q.監督は草介を演じられる俳優を探していて、笠松さんを見つけられたと。
金子監督
「笠松さんがお話してくださったように、草介はとてもこだわりがあってどこかアーティスティックなところがありつつ、同時に2020年を生きている普通の若者という部分も必要だったんです。そのバランスが非常に難しくて。漫画を描いているという役は静かであり、動きがあまりないのでややもすると非常に退屈になってしまう可能性もあってキャスティングは非常に難しくて3カ月ぐらい若い俳優さんの資料を見たり、映画を観たりしてずっと探していたんですが、センチュリーシネマさんでも上映していただいた笠松さん初主演の『花と雨』の予告編がたまたま目の前に飛び込んできた瞬間にパズルのピースがはまったように思って、割とすぐにオファーさせていただきました」
Q.ずっと目で追ってしまうんですよね。何でしょうか、この魅力は
笠松さん
「いや、そう言っていただけると嬉しいですけど、僕はどんな作品でも結局人間ドラマだと強く思っているんですね。今でも。僕がどう感じてどう思うかが作品という。金子さんと一緒に仕事をさせてもらって、自分はあくまでその景色なんだとかその世界の中にいる一つのパーツなんだなという気づきがあったりとか、新しい発見がありました。映画を撮るにはいろんな担当があるじゃないですか。僕らはあくまでもその中の俳優部。それを知った上でも、今でも人間ドラマだと思っていますけど、すごく監督とはバランス良くお仕事が出来たなと思っています」
金子監督
「自分はどちらかというと映像的にいうと絵で映画を演出していくタイプです。僕自身の考え方としては画面に映っているものすべてが登場人物。人間だけでなく、木であり、石であり、空気であり、風でありそういったものをなるべく全部見ていきたいと思って撮っているんですけれども、同時にそれが下手をすると役者さんの強さというかそこで生きている人間の存在感というものがないと、弱くなる、綺麗なだけのものになってしまう可能性もあるんですね。そこが今回自分がチャレンジしたかったところでもあるんですが、自分の映画にある意味足りなかった部分を笠松さんがパズルのピースのようにはめてくださったという感触がすごくあります」
Q.この映画で演技への概念が変わったとお話されている記事を読んだのですが
笠松さん
「そうですね。台本を読んで撮影したら、もう終わっているじゃないですか。その後ってもちろん宣伝はありますけど、作品はもう撮影が終わったその瞬間から僕のものではないと思っていたんですが、台本を読んで、文字を読んでいて、監督と会って話して、台本を読んで、何度も打ち合わせをして作品を撮りますよね。この作品はそこで終わっているところで、ここまでのところでこの話は本当に面白いのかなと思っていたんですよずっと。興味深さはもちろんありますけれども、楽しめる、エンターテインメントに出来るのかというところですごく疑問もあったし、不安もあって、それがすごく自分の中で引っかかっていて、監督とも何度も何度も撮影を止めてお話したりとかさせてもらって。監督はずっと「大丈夫だよ」とおっしゃって。その先の初号試写でも、これは僕がいけないんですけど、眼鏡を忘れてしまってちゃんと視えていなくて(笑)、はっきりわからなくて、もう一回観て。そして宣伝をして、監督と話して振り返りながら観てもらうという工程がある中で、僕とこの映画の関係性がどんどん変わって来ているんですよね。まあちょっと意味わかんないこと言ってますよね?僕(笑)。本当にそうなんです。僕もわかっていないんですけど、僕の中でのこの映画の立ち位置がどんどん変わっていっているから面白いんですよね。撮って終わりじゃないっていう。作品って残りますから、自分が出演した作品の名前に傷はつけられないじゃないですか。だからこの作品をそういう風に思ってから自分がする仕事に対して背筋が伸びるようになったんです。なんかそういう節目となる作品になったなと。ありがとうございます。こんな作品に呼んでいただいて」
金子監督
「役者さんは1回目の試写はなかなかいろいろ気になって観られない。これはスタッフさんもそうなんです。この作品はスタッフやキャストだけでなく、割と観た人が1回じゃなく2回観る中で変化する、違ったものが見えてくる部分があるのかなと思っていて。東京で先に公開されているのですが、何回も観てくださる方がいて。毎回違った側面の発見があるんだと思います」
Q.笠松さんが27歳の時に撮影されていますよね。この年齢だと人生のターニングポイントになるという方も多いですが
笠松さん
「年齢的なものというのはあまりわからないですが、この作品に僕が意味をつけてもらうというよりかは僕がこの作品に意味をつけていくという段階に入ってきたという感覚があって。もちろんこの『リング・ワンダリング』で金子さんはたくさんのものをくださったんですけど、その作品に意味をつけるのは実際は僕じゃないですか。どう評価されるかということよりも、僕がどう思うかでしかない。僕の人生でしか生きられないから。だからそういう意味で、どの作品でもそうだなと思いますし、どの作品でも胸を張って、僕の作品はこれですとコレクションみたいに並べた時に、全部いいでしょ?と言えるようになりたいですね」
Q.海外での評判も良いですが、その点に関してはいかがですか?
金子監督
「この作品に関しては海外で上映した時のお客様の反応が非常に素直で。素直に面白かったという反応があったという印象ですね。面白かったのは日本のお客様は真面目に全編を観るんですけど、海外のお客様からは結構笑いが起きるんです。片岡礼子さんや安田顕さんが出てくるあたりでクスクス笑いが起こって。日本でも笑って欲しいなと思いますね」
Q.笠松さんのお友達も結構観てくださったとか
笠松さん
「そうですね。東京では4週間ぐらい公開していただいていて、たくさん作品がある中で映画を続けて上映していただける、結構大変な時に4週間もすでに公開されているというのは嬉しいです。友達がめちゃくちゃ観に行ってくれていますね。俳優さんとか女優さんとかもそうですし、たくさん連絡をもらったりとかありがたいですよね。「普通の役も出来るんだ」と言われたりとか。そりゃ出来るよと(笑)」
Q.最後に皆様に一言お願いします
金子監督
「この作品は自分にとっても皆さんにとってもいろいろ大事なものを丁寧に描いたつもりでおります。今はコロナ禍の状況でなかなかお客様も映画館に来づらい状況だと思うんですが、どこかでずっと長く上映している状態が続けば、必ずいろんな方に届く、観ていただけると思っています。地道にこの作品を応援していただいて、面白かったらご友人にもおすすめいただければと思います」
笠松さん
「お越しいただいて本当にありがとうございますという感じです。『花と雨』という映画で舞台挨拶をさせて頂いた時はここで半分ぐらいしかお客様が入っていなくて。次はここは栄だから、蟹江ぐらいまでお客様が並ぶぐらいになって、世界同時中継で何億人観ているみたいな感じになるかなと思うんですけど(笑)。本当に埋まっている席が嬉しいんです。この空間を共有できて本当に嬉しいですし、何度も重ねてにはなるんですがこのご時世の時にこういう風に集まっていただけて良かったと皆さんに感謝でいっぱいです」
映画『リング・ワンダリング』https://ringwandering.com/
は現在全国順次上映中。東海3県では愛知 センチュリーシネマで公開中。三重 イオンシネマ津南では3/25(金)より公開。
『リング・ワンダリング』 公開記念!金子雅和監督特集上映も名古屋 シアターカフェで4/9(土)~17(日) に開催される。
前作『アルビノの木』と短編が公開される。詳細は https://theatercafe.blog.fc2.com/blog-entry-1010.html
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