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連日満員 映画『侍タイムスリッパー』ついに全国公開、そして名古屋舞台挨拶も決定!
池袋シネマ・ロサで連日満員、川崎チネ・チッタでも公開回数が増え、リピーターも増えている映画『侍タイムスリッパー』が9/13(金)より全国公開されることが決定した。
映画『侍タイムスリッパー』は幕末の侍が時代劇撮影所にタイスリップ、自身の剣の腕で生きようと「斬られ役」として第二の人生に奮闘する姿が描かれている。
コメディでもあり、しっかりとしたヒューマンドラマ、そして手に汗握るチャンバラ活劇。
驚くべきはこの作品、自主映画なのだ。
時代劇はとにかくお金がかかる。テレビ局から時代劇が消えたのはそのあたりの事情もある。だから自主映画で時代劇を撮るのはとんでもない無謀な行動だ。
コロナ禍で資金集めもままならず諦めかけた監督に
「脚本がオモロいから、なんとかしてやりたい」
と救いの手を差し伸べたのは時代劇のプロフェッショナルが揃う東映京都撮影所。10名たらずの自主映画のロケ隊が時代劇の本家、東映京都で撮影を敢行。2023年10月京都国際映画祭で初披露され、客席からの大きな笑い声、エンドロールでの自然発生的な万雷の拍手に包まれた。
そして2024年、ついに全国公開。
主人公・高坂新左衛門を演じるのは長編映画初主演となる山口馬木也。脚本が面白いと出演を決めた。「剣客商売」の秋山大治郎役をはじめ、確かな剣捌きを沢山の時代劇で見せてきた。本作では幕末の武士でありながら、タイムスリップしたことに次第に順応し、現代で斬られ役として生きようとする男を愚直に演じる。愚直でいるからこそ生まれる笑いは時代劇好きでなくとも楽しめるだろう。
同じく脚本の面白さで出演を決めた冨塚ノリマサ、京都製作の時代劇ではお馴染みの峰蘭太郎、紅萬子など時代劇好きにはたまらないキャス卜も揃う。

監督、脚本は映像製作業者を経て米農家を継いだ安田淳一。貯金残高をほぼ使いきり作品を作り上げた。監督が東映太秦のスタッフ陣と作り上げた映像は立ち回り、役者の芝居、衣装、照明、太秦のロケセットが揃うことで昔の時代劇全盛の時代を知る人をも納得させる映像となった。
脚本を手掛けた安田監督がとにかく時代劇を愛していることがわかる。時代劇のオマージュもあり、役者達が話すセリフが刺さる。鍛練を積んでいる役者達の立ち回りは腰が入っていてぶれない(腰の低さにも注目してほしい)。派手さはないかも知れない。しかし、侍の思いや作り手の願いがそこにある。
幕末の侍が現代の時代劇の廃れ行く撮影所でどう生きていくのか。
ラストまで目が離せないこと間違いなし。観に行くときはハンカチを忘れずに!
『カメラを止めるな!』のようなインディーズからの大人気作再び。
侍・高坂新左衛門の生きざまをぜひ映画館で!

映画『侍タイムスリッパー』https://www.samutai.net/ は現在池袋シネマ・ロサ、川崎チネ・チッタで公開中。9/13(金)より全国拡大公開。東海三県ではセンチュリーシネマ、ミッドランドスクエアシネマ、MOVIX三好、TOHOシネマズ(赤池、モレラ岐阜)、ユナイテッド・シネマ豊橋18、刈谷日劇で公開。

公開を記念して、名古屋でもセンチュリーシネマ、ミッドランドスクエアシネマで9/16(月)に舞台挨拶が決定した。安田淳一監督と山本優子役の沙倉ゆうのさんが登壇する。(詳細は↓の舞台挨拶情報を参照)
舞台挨拶情報
・センチュリーシネマ
日時:9/16(月・祝)の11:50の回上映後
場所:センチュリーシネマ センチュリー1
料金:通常料金(各種割引可、無料招待券利用不可)
チケット販売:
WEB先行:9月10日(火)19:00~ ※クレジットのみ
販売サイトはこちら
窓口:9月14日(土)劇場開店より ※WEBにて完売の場合は販売無し
・ミッドランドスクエアシネマ
日時:9/16(月・祝)の13:40の回上映後
場所:ミッドランドスクエアシネマ
料金:通常料金
※プレミアムシートは別途800円。前売券・各種引換券利用可、株主優待券・各種招待券・会員クーポン利用不可
チケット販売:
(PC・スマートフォン)9月9日(月)18:00~
(劇場窓口・自動券売機)9月10日(火) 劇場オープン時~
映画『侍タイムスリッパー』
出演:山口馬木也 冨家ノリマサ 沙倉ゆうの
監督・脚本・撮影・編集:安田淳一 殺陣:清家一斗
撮影協力:東映京都撮影所 ©2024未来映画社
2024年/日本/131分/カラー/1.85:1/ステレオ/DCP
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