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松岡ひとみのシネマコレクション 映画『52ヘルツのクジラたち』成島出監督、横山和宏プロデューサートークレポート
松岡ひとみのシネマコレクション vol.56
映画『52ヘルツのクジラたち』が3月11日(日)に名古屋ミッドランドスクエアシネマで開催された。
成島出監督、横山和宏プロデューサーをトークゲストに迎えたトークレポートをお届けする。
(ネタバレがあります。ご注意ください)
松岡ひとみさん(以下 松岡さん)
「今日はなんと山形からお越しいただきました。
成島監督はもうこのミッドランドスクエアシネマの常連ですね」
成島出監督(以下 成島監督)
「はい、帰ってまいりました」
横山和宏プロデューサー(横山P)
「今日は楽しい時間になればと思います。2年前に『異動辞令は音楽隊!』で愛知県で撮影を行いました。 こちらに戻ってこれて、感無量です。よろしくお願いします」
松岡さん
「監督はなぜ山形に行かれたんですか?」
成島監督
「山形の映画祭があって、そこでいつも作品を上映してくださっているんですが、 今年発熱して行けなくなりまして。代わりと言ってはなんですが、GAGAさんにお願いして。映画で聞いていただいた音楽を作った作曲家の小林洋平さんとの出会いもこの山形映画祭だったので、じゃあ、みんなで行こうという話になり、昨日横山さんと小林さんと一緒に行ってきました」
松岡さん
「音楽も本当に素敵です。横山さんと音楽を担当された小林さんは今回で2回目なんですよね」
横山P
「そうですね。先ほど申し上げた阿部寛さん主演の『異動辞令は音楽隊!』で小林さんに音楽担当をしてもらって、 その時の楽曲にクジラの声を使った楽曲があったので、そこもヒントになって、成島監督に推薦させてもらいました」

横山和宏プロデューサー
成島監督
「この音楽担当の小林さんの経歴を見ていただくと腰を抜かすんですが、東京理科大の宇宙物理学をずっと専攻していて、 大学院まで行くんですよ」
横山P
「音大に行ってないんですよね」
成島監督
「宇宙物理学の大学院からいきなり有名なバークレー音楽院に行って、そこで作曲、劇伴を学んで、首席で卒業するんですよ。すごい経歴でしょ。僕、最初これを見た時に、本当にびっくりして。どういう人なんだろうと。すごく面白かったです。理系だからやっぱり音楽の作り方も、他の作曲家とちょっと違って、非常に緻密に積み重ねていく感じが、聞いてもらってわかると思うんです。割とちゃんと寄り添う曲なんだけど、普通の劇伴だともうちょっとべたっとしちゃうところを、彼はきちんと距離感をコントロールできるんです。すごくこの映画には助かりました」
松岡さん
「『異動辞令は音楽隊!』の時も優しい音楽でしたね」
横山さん
「優しく、激しさもあります。オーケストレーションを使うのもうまいんですが、彼自身はサックス奏者でもあったので、『異動辞令は音楽隊!』の時は実は高杉真宙さんにサックスも教えていました」
松岡さん
「この作品は大分で撮影されたんですね。監督はいろんなところでロケされていますが、最近は愛知、岐阜が多いですね」
成島監督
「多いですね。『ファミリア』は瀬戸と保見団地でずっと撮らせてもらって、『銀河鉄道の父』は恵那市でずっとロケさせてもらって、本当にご縁を感じています」
松岡さん
「原作は本屋大賞を受賞していて、ファンの方もいらっしゃるわけですが、映画化はどんなきっかけから始まったんですか?」
成島監督
「今回は横山さんの方から読んでもらえないかと。映画にしたいというお話をいただきました」
横山P
「企画しようとした時は本屋大賞にノミネートされている段階だったんですが、ただ可能性としてあるんじゃないかというところで。その時に監督をどなたにしようとなった時に『八日目の蝉』にシンパシーというか、疑似家族みたいなところの構築も含めて近さを感じたので、ぜひ人間ドラマとして演出なさっている成島監督にお願いしたいということで、原作を読んでいただいたんです。プロデューサーと話をしたいと連絡いただいたので、これはやってくれるんだなと思って、監督とお会いしたら「ちょっとこの原作難しいと思うよ」と言われて。「あれ?まさか断られる?これ」みたいな感じだったんですよ」
松岡さん
「まさかの」
横山P
「そこでもうやばいやばいと思って。ただ、本心としては、パンフレットにも書いているかもしれないんですけど、声なき声を届けたい。全国300館のスクリーンで届けたいんですよと必死に監督に熱弁して、若干監督は引いていたんですけど(笑)」
成島監督
「ご覧になっていただいた通りで、本当に繊細な題材が山積みなんです。映画は小説の地の文がなくなるんです。セリフと肉体の表現だけになるじゃないですか。それでこの中身をやるというのはなんかすごいハードルが高いし、どれもすごく大事な問題で、生半可に扱ってはいけないものばっかりじゃないですか。だから本当にちゃんと1個1個誠実に向き合っていかないといけないものだから、それを2時間ちょっとで全部やるというのは本当にミッションインポッシブルだなと最初思ったんです」

成島出監督
横山P
「僕らとしては、監督の考えもすごくわかったので、1つ1つのテーマを上澄みを掬うような感じにならず、深く向き合って作ることをチームとして監督と一緒に作っていきましょうという方向になったと思っていますが、大丈夫ですか。監督」
成島監督
「はい、そうですね。そこから長い道が始まって、今日こうやって皆さんに観てもらって、本当に感慨深いです」
松岡さん
「完成までにどのぐらいかかったんですか。脚本の開発もあったわけですよね」
横山P
「そうですね、原作「52ヘルツのクジラたち」が2021年の本屋大賞を受賞して、その後でコンペティションがありまして。数十社の中から我々のチームを選んでいただいたんです」
松岡さん
「そういうことなんですね」
横山さん
「ベストセラーであったり、人気作というのは、なかなか1本釣りというわけにはいかず、コンペ形式も結構あるんですよ。その中で私たちの作品で、私たちの訴求というか、監督が『八日目の蝉』の演出もなさっていることもありつつ、出版社の方も期待していただいて、原作映画化権を獲得しました。それが2021年初夏ぐらいだったと思うんですけど、そこから3年ぐらい経っているという感じです」
成島監督
「ちょうど「八日目の蝉」も中央公論社で、この「52ヘルツのクジラたち」も同じ出版社だったそのご縁もありました」
松岡さん
「3年かかってですよね。でも、3年の間に監督は違う映画も撮られて」
成島監督
「そうそう。だから、準備をしながら。『ファミリア』とかはそうですね。どういう風にやったんだっけ?コロナ禍があったので、『ファミリア』はかなり前に撮っていたものが去年の公開になったんです。そういうことが続いてしまったんですが、本当はもうちょっと離れて撮影していたんです」
横山P
「最初は大分にシナリオハンティングに行きました。脚本の龍居由佳里さんとプロデューサーチームと監督で行って、そこで貴瑚の家を偶然見つけることができたんです。あそこは大分市の田ノ浦ビーチの上の方なんですが、ロケーションオフィスの方に連れて行ってもらって。あの辺りの風景を見ながらハンティングした時に、たまたまそのお家の方が普段はそこに住んでいるわけではないんですけど、維持のために掃除に来ていたとかで、そのタイミングで我々が出会って、龍居さんがいきなり「家を見せてもらえませんか」とお声がけして、快く受け入れてくださったというのがあの家を撮影で使う経緯でした」
松岡さん
「では実際にある家を使われたんですね」
成島監督
「そうです。それで大分に最初に行った時に、 家と最初と最後のシーンの防波堤と、とり天のお店とかを見つけました。家のところから、あそこに昔はクジラが来たんですよ、潮を吹いていたという話を聞いたんですよ。我々はよく映画の嘘で、大分設定だけど、房総で撮ったりとか、伊豆で撮ったりということが普通にあるんです」
松岡さん
「それは仕方ないですよね、いろんな制約もありますし」
成島監督
「だけど、これはもう大分に呼ばれているなと本当に思って、 逃げられなくなったなという感じでしたね(笑)。その後もずっと制作部さんがいろんな場所を探してくれたんですけど、あそこに叶うものはなかったという不思議な感じで。本当に今回は大分に呼ばれた感じがすごくしましたし、映画を観ていただいたからわかると思うんですが、我々も本当にあの風景に救われました。大分の部分がなくて東京編だけの映画だったら、かなり行き詰まるというか、辛い状態になるんですが、クジラが来た海を見下ろす風と光。あの風景が本当に助けてくれました」
松岡さん
「最初に貴瑚ちゃんたちがいる2階のデッキも元々その家にあったんですか?」
成島監督
「いや、あれは僕がリクエストして。美術さんと相談して、どうしても欲しいという話で作ってもらいました」
横山P
「原作だと縁側なんです。でもあのお家自体の縁側はそんなに広くはなかったということもあって。監督のアイデアで、大家さんのお許しを得ながら、フェンスとかをちょっと取らせていただいて、京都の鴨川の高床式のテラスみたいなイメージのものを作りたいと美術部と相談して。美術部が六角形の亀甲紋のテラスというアイデアを加えてくれたので、非常に神秘的な場所になったかなと思います」

成島監督
「クジラの捕鯨船で1番高いところに丸いデッキがあって、そこからクジラを発見するボースンという人がいるんです。黒澤明監督の映画『天国と地獄』でボースンというあだ名の刑事さんが出てくるんですよ。だから僕は勝手にボースンデッキと呼んでいます。クジラを見るためのデッキなので。イメージとしては、美術部と相談して、空に飛ぶような感じというか、天空に行くようなイメージになったらいいよねという話はさせてもらって、それに美術さんが見事に応えてくれて、設計をしてくれました。原作を読まれた方はご存知だと思うんですが、アンさんは戻ってこないんです。だけど、映画の中ではテラスがあるから、あそこだったらアンさんは立てるんじゃないかって。だからテラスができて、またシナリオを直して。最後のテラスのシーンは原作にはなかったんですが、夜明けのシーンだったらアンさんが戻ってこれるんじゃないかと思ってあんな演出になりました」
松岡さん
「すごいですね。行ってみたいと思ったけどないですよね」
成島監督
「残念ながら我々が撤退した後に、あれを残しておくと、もし怪我があったりすると大変なことになりますから。泣く泣く解体しました」
横山P
「上と下で家の持ち主が違うということもありまして。よく作るのを許してくれたなと」
松岡さん
「とり天の食堂も味のある食堂ですが、どう見つけたんですか。とり天は名物なんですか?」
横山P
「名物です。大分はとり天とかりゅうきゅうとか」
松岡さん
「唐揚げとかも?」
横山P
「唐揚げも有名です。宮崎が近いということもあります。 シナリオハンティングのときに媛乃屋食堂に昼食で行って、とり天定食を始め、数々の料理が美味しいし、しかも琴美がいるお店にすごい近い雰囲気が出せるんじゃないかなというところで、気に入ってしまってシナハンに行ったのに撮影の許可をお願いしたという(笑)」
松岡さん
「では、あの店はあるんですね」
成島監督
「あるんです。とり天セットは、とり天とりゅうきゅうといって魚の漬け丼みたいな感じのもので、関サバが入っている贅沢なセットなんですね。それが1000円ぐらいでしたっけ?」
横山P
「もうちょっとしますね、1200円とか」
成島監督
「でも、すごく安くて。おいしくてはまっちゃって、本当に通いましたね。杉咲花ちゃんもすごい気に入って、近くでロケした時に3連チャンぐらいで行っていました」
松岡さん
「なかなかね、そういうことってないです。皆さんが気に入っちゃって、映画でもしっかりお店が出ちゃっているというのは」
横山P
「媛乃屋食堂のご主人も映画出てますから。本当のご主人が出ています」
観客から
「原作も大好きで、俳優の皆さんの演技が素晴らしくて、底上げされているいい映画になったと思います。俳優陣のエピソードを教えていただきたいなと思います」
松岡さん
「杉咲さんとはかなり意見を交わしあったとお聞きしています」
成島監督
「そうですね。今回はこういう役なので、本当に志尊淳くんも宮沢氷魚くんもそうなんですが、みんなが腑に落ちないと、ちゃんとストンと落ちていないと思い切って演じられないということもあるだろうと。色々扱う内容はセンシティブなものなので、シナリオが出来た割と早い段階からミーティングを重ねて、意見を聞いて、いろんな専門の方に入っていただいて相談しました。やはり最後は、この映画はものすごく俳優陣は演じるのに勇気がいるんですよ。そこを大丈夫ですよとトランスジェンダーの当事者の方や専門の方に監修していただいたり、虐待のシーンもいろんなことを考えながら納得して作っていく、シナリオも引っかかるところがあったらちゃんと全部遠慮しないで言ってねという形で作っていきました」

松岡さん
「近くでご覧になっていたと思うんですが、監督と役者さんとのやり取りはどんな感じでしたか?」
横山P
「シーンによっては考えを交わしながら、モニターを見たりして作っていったりしたこともありました。何より一番印象的なのは、1週間のリハーサルかなと思います。本読みにしても、通常の本読みとは違って、録音部さんがマイクを立てて録音するんですよ。実際にクジラの声も流したりする中で本読みをする。その後に1週間かけてリハーサルで重要なシーンはほぼやりました。それによって撮影前に俳優陣のこうやればいいんだということが見えてきたんじゃないかなと思います。監督自身は最初から全力でやってほしいというのは常々おっしゃっているので、それに対して役者陣は皆応えてくれたと思っています。特に印象深いのは、ホテルで志尊くん、アンコが叫んで崩れ落ちるシーンがあるんですが、あれをリハの1発目からやったんですよ。だから僕らは非常に驚きましたし、感銘を受けて、逆に手応えを感じました。あの演技プランで来るというのがちょっと想像していなかったというのもあって、非常にいい、贅沢な時間を過ごさせていただいたというか、スタッフにとってもよかったなと思っています」
松岡さん
「貴瑚さんといろんな方が関わってくるわけですから、その関係性も深めないといけないですよね」
成島監督
「みんなで集まって、ゲームみたいなことをやったりとか色々やりました。あとは、エチュード(即興演技)でシナリオのシーンとシーンの間にある映画では出てこない場面を実際やってみるということもやりました。貴瑚が5歳の時にお母さんに虐待を受けているところを実際にやってみたりとか。そういうところで掴んでいくのが大事だと思うんです」

トーク終了後にはサイン会もあり、観客が直接感想を伝えられる時間もあった
観客から
「私が1番印象に残ったのは、原作ではアンさんのお母さんが、アンさんが亡くなった後もこの子は女の子だと警察の方におっしゃっていて、最終的に分かり合えなかったというところが、映画では男でも女でも生きてほしかったという風にセリフが変わっていたのが印象的でした」
成島監督
「町田さんの原作は2021年の本屋大賞なんですが、実際町田さんがお書きになったり、調べたりした頃は2018年、19年、20年ぐらいで、20年にはもう書いていたと思うんです。その頃と2023年ではトランスジェンダーやマイノリティに対する距離感がだいぶ変わったんですよね。原作ではお母さんは本当に何も知らないで、女の子だから、最後に死に化粧もさせてくれと言ってやるんですけど、それをそのままやったら、2018年とか19年の頃の感じがどうしてもしてしまうんです。2023年なら長崎のお母さんもトランスジェンダーのことを聞いたことはある。だけど、まだ障害という言葉を使ってしまう。原作だとアンさんもお母さんとお部屋で話したりとかはないんですね。だけど映画の場合はそこがすごく大事だと思いました。あれだけ娘を愛しているお母さんがアンさんを追い込んでしまうというのがすごい残酷なんですが、多分リアルなんです。アンさんには主税にアウティングでやられたことも掛け算になっているんですが、でもやっぱりとどめはお母さんの愛なんです。これはすごい残酷だな、切ないなと思って。でもこの映画ではそれを表現する必要があったのかなと思っています。だから、そのシーンは撮っていても本当に辛かったです」
松岡さん
「では皆さまへ最後に一言お願いいたします」
成島監督
「今日、本当は俳優と一緒に来れたらよかったんですけど、ごめんなさい。今回パンフレットの出来がすごく良くて、さっきお話した花ちゃんとか志尊くんとか、氷魚くんたちがどう悩んでどう役に向き合っていたのかというインタビューが充実しているので、もし作品を気に入ってくれたらパンフレットでその辺をじっくり読んでもらえると我々の考え方が1番わかるかなと思います。またさっきお話したサウンドトラック。最近あんまりサウンドトラックをCD化しないんですが、今回はお願いして作りました。これもすごくいいんですよ。セリフがなくて、音楽だけずっと頭からエンディングまで繋がっているので、BGMとか、ドライブする時とかにドラマの辛い部分もあるんですが、大分の風景とかを思い出すと思います。このサウンドトラックも今回はすごく出来がいいので、CDとパンフレットはおすすめです。別にこれ、営業じゃなくて(笑)。僕は本当に読んでもらいたくて。花ちゃん、志尊くんたちがどれだけ誠実にこの役に向き合ってくれたかというのが伝わると思います」
横山さん
「今日はありがとうございました。よろしかったら感想投稿キャンペーンなどもやっております。多分52ヘルツの音を聞きたいと思った方は結構多いと思います。ハッシュタグ「52ヘルツ聞こえた」をつけていただいて、感想を書いていただけたらなと思っています。僕らとしては、声なき声、マイノリティの方、いろんな立場の方を含めて、そういった方々を可視化、可聴化したいという思いも含めて映画を作りたいと思ったので、ぜひ感想を書いていただけると嬉しいです。ありがとうございました」

左:松岡ひとみさん 中央:成島出監督 右:横山和宏プロデューサー
映画『52ヘルツのクジラたち』https://gaga.ne.jp/52hz-movie/
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