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京都はファンタジーが受け入れられる場所(映画『1秒先の彼』山下敦弘監督インタビュー)
台湾発の大ヒット映画『1秒先の彼女』が日本の京都でリメイク。しかも男女の設定が反転。
あの設定とか、素敵な場所で撮影されているシーンはどうなっているの?と思って観たら、なるほどなるほど。日本らしいテイストで見事なリメイク。岡田将生さんがヒロインで、清原果耶さんがヒーローの素敵なお話に。
監督は愛知県出身の山下敦弘監督。芝居では過去に共演している宮藤官九郎さんを満を持して脚本家として迎え、リメイクに挑戦。映画製作の裏側を伺いました。
Q.『1秒先の彼女』との出会いを教えてください。『1秒先の彼女』のどこが面白いと思いましたか?
山下敦弘監督(以下 山下監督)
「皆さん、僕がある日、『1秒先の彼女』を観て、リメイクさせてくれ!みたいなことを言ったと考えていると思うんですが、実は『1秒先の彼』のプロデューサーでビターズ・エンド社長の定井さんから、「次にこの映画の配給をするんだけど、ちょっと観てほしい。実はこれのリメイクも考えているんだけど……」みたいな形で、公開前に観せてもらったんです。最初はリメイクということもちょっと頭の隅にありながら観てしまったので、「ややこしいな、これ」と思ったんです。もちろん最後は感動しました。そこから多分4、5回観ていると思うんです。スクリーンでも観ましたし。いろんな複雑な仕掛けがいっぱいあるんですが、そこはもう観ていくうちに正直言うとどうでもよくなって、自分の中で一番心に残ったのは、ちゃんと最後に再会できる2人のキャラクターにすごく惹かれたんです。台湾版の郵便局員役のリー・ペイユーさんとバスの運転手役のリウ・グァンティンさん2人のキャラクターで成り立っているよなと思ったというか。台湾版の方は一応、大人の男と女ですけど、何か子供同士のような印象があるんです。僕がリメイクとしてやりたいなと思ったのはそこですかね」
Q.では定井プロデューサーの声掛けから始まったんですね。
山下監督
「企画自体は実は昔からあったものです。定井さんは台湾版の『1秒先の彼女』の脚本を20年前に持っていたんですよ。その時に「次やるときは何か協力してください」という形で台本をもらっていたらしいんです。でもそのあと、チェン・ユーシュン監督はCM業界にしばらく行ってしまい、十数年経ってから映画業界に戻ってきて、『1秒先の彼女』が作られたんです。定井さんは多分この企画がずっと頭の隅にあったんでしょうね。僕になぜ振ったのかは、未だ謎です(笑)。一緒に映画を作るのは僕としては『リンダ リンダ リンダ』以来だったので定井さんも何か僕に振った意味があるんだろうなとは思います」

山下敦弘監督
Q.映画的と思える設定、奇跡みたいなこともこの作品にはありますね。監督の作風と少し違うテイストのような気がしますが、それは脚本に宮藤官九郎さんが入ったということで変化していますか?変換のあたりは宮藤さんが得意なところかと思いますが。
山下監督
「変換はいろいろあって、男女の反転も結局、日本で台湾版のあの2人の印象に入れ替わるような組み合わせが浮かばなかったんですよね。どうしてこんなに決まらないんだろうなと思っていた時にプロデューサーから男女反転というアイディアが出て。岡田将生くんがまず候補に上がったときに、宮藤さんが「岡田くんならちょっとイメージが湧くかも」と言って岡田くんのイメージで初めから書き始めて。以前ドラマ「ゆとりですがなにか」(NTV)を宮藤さんとやっているので、それもあって多分宮藤さんも一気に書き上げたと思います。でも、レイカが結構ハードルが高くて。既に清原果耶さんでイメージは決まっていたんですが、「清原さんがバスを運転してって、ちょっと無理がありませんか?」という話になったりして、「じゃあちょっと荒川(良々)くん呼ぶ?」みたいな感じでレイカの設定がいろいろ変わって行きました。設定を足していったんですが、映画の後半をどうしていこうかというのは結構悩んだところです」
Q.舞台を日本にしたポイントがたくさん含まれていました。特にロケ地が京都。台湾版の海をどうするのかなと思ったらそう来たか!と思いました。なぜ京都を選んだのでしょうか?
山下監督
「京都案が出たのは結構早かったんです。京都ってこの映画もそうですが、少しファンタジーというか、不思議なことが起きても、観客がすっと受け入れてくれそうだなというか。東京もそういうところがあるとは思うんですが、京都の方がちょっとのんびりしているというか。その感じも含めて、京都でやった方が温かくて、柔らかくなる。ロケーションのことで言うと台湾版が素晴らしかったので、何かないかなと思ったときに、京都といえば日本海側もあるよねという話になって2021年の5月ぐらいに宮藤さんと僕とプロデューサーでシナハンに行って。コロナ禍で誰もいなくて貸し切りだったんですよ。天橋立も、平安神宮前も行って、「ここ封鎖出来たらいいよね」と呑気に言っていました。その時は人が少なかったので。僕はどこかで京都という案を出したときに、プロデューサーが嫌がるかなと思ったんですよ。京都は許可取りも大変だからですが、プロデューサーも確かに大変だけど京都ってなるほどなと思ったらしく、結果ですがコロナ禍だったから撮影出来たわけで、今だったら多分撮影できないです」
Q.コロナ禍とはいえ、平安神宮の前の撮影は大変だったのではないですか?
山下監督
「大変でしたよ、あの日は。時間制限もあるし、途中から土砂降りになって。よく見ると荒川さんの後ろは雨が降っているんですが、多分気づかないレベルだと思います。何とか1日で撮り切って。1日というか日が暮れるまでですが、大変でした」
Q.立命館大学でも撮影されていますよね。
山下監督
「立命館は敷地内なので、車止めの苦労はなかったですが、暑くて。だから熱中症寸前の人も出て、カメラを止めたりとかしながら、結構ギリギリの撮影でした。本当に暑かったです。京都の夏をナメていました。京都でどっしり腰を据えて撮影したのは初めてです。準備から含めて2ヶ月弱いたんですよ。二条のビジネスホテルでみんなで合宿しました。エキストラを探しに飲み屋に行ったりもして。イメージですが、京大の吉田寮に住んでいるような、ちょっと髭ぼうぼうな人がいないかなと思って飲みに入ったら、横に来た人が髭ぼうぼうで、9回生だったんです。「そんなことある?」と思って(笑)。映画のバスの中のシーンで出てもらっています。ハジメくんが「京都の学生嫌い」みたいな感じで言っているところのハジメくんの横にいるメガネの彼なんですが、彼と出会って、「京都に2ヶ月ぐらいいるんだけど」と話をしたら「京都だったらチャリ買った方がいいですよ」と言われて、その彼に教えてもらって、中古屋で8000円ぐらいのチャリを買って。撮休のときはそれで動きました。いつも京都に行くときは大体河原町辺りのイメージしかありませんでした。ちょっとそこから離れてみるとすごい面白いなと思って。生活するとわかる独特さがあって面白かったですね」
Q.ハジメが住んでいる町家はどこですか?
山下監督
「あれは山中油店さんが管理している町家です。中と外を使い分けていて、中は山中油店の真向かいにある町家宿、表は山中油店の裏手にある本当に長い町家を使用しています。3分の2ぐらいはリフォームしてあって、宿泊できますが、僕らが使った入口はまだ改装されていない方で、結構屋根が歪んでいたりしていました」
Q.町家を住まいにするということもイメージされていたんですか?
山下監督
「大学時代に大阪に住んでいた頃に京都で学生たちがやっている京都国際学生映画祭という映画祭に呼ばれて行っていたんですが、大体行くと、下宿というか、学生が住んでいる町家で雑魚寝なんですよ(笑)。本当に1週間ぐらいずっとホテルには泊まらないで、みんなで雑魚寝して起きて、「映画でも観るか」と言ってビデオとかを観て、「上映が始まる」と言って舞台挨拶に行ったりとかして。僕の京都の思い出の最初はそれなので、そのイメージがあって。町家がいいと言い出したのは僕のイメージが強いかもしれないですね。いろいろ見せてもらって。町家も形がいろいろあって、本当にボロボロの町家もあったんですが、それはプロデューサーから「危ないし、この内装を全部変えると大変だからさすがにやめてくれ」と言われて、もうリフォームしてあるところをお借りして撮りました」
Q.いい感じの生活感が出ていますよね。
山下監督
「そこは逆にちょっと美術さんに汚してもらいました。本当はもっと綺麗なんですよ」
Q.なかなかキャラの濃い妹カップルと住んでいるのが町家というあたりがいいです。
山下監督
「あれはクドカンさんの脚本に書いてあったので。ギャルの妹とギャル男の彼氏って(笑)」
Q.郵便局もメインで出てきますが、あれはセットなんですか?
山下監督
「郵便局は京都と天橋立と2つ出てくるんですが、実際にある建物を、2つとも全部作り変えました。ハジメくんが最初に勤めている京都市内の郵便局がなかなか見つからなくて、時間的にもうやばいねと言っているときに、制作部が見つけてきてくれて。表が面白かったんですよ。表がすごく特殊で中に入ったら、当時倉庫になっていて、いろんな荷物が積んであって。交渉したら、その荷物をどこかに移動してくれたら使っていいよとなったので。あそこ、いいでしょ。よく見つかったなと思って。それで、次に天橋立もどうしようかとロケハンしていて、実は普通の郵便局を借りようと思ったんです。営業していない宮津の街中にある郵便局とか。だけど結局それもあまりなくて。しかも古いものを外側から生き返らせると結構大変だから、どうしようと天橋立を歩いていたときに、昔は休憩所だった廃屋があったんですよ。入ってみたら、カウンターが1個あったのでここで行けるんじゃないかと。美術部もここだったら何とかいける、中が改装できると思うと。獣の糞だらけでしたけど(笑)。後ろが海ですごいいい場所で。実は斜め向かいに昔は郵便局が本当にあったらしいんですよ。見せてもらったんですが、そっちはまたちょっと違うものに使われていたみたいで。だからあそこに郵便局があることはあながち嘘じゃないんです。美術部が最後に撤収するときに、宮津のロケーションの人が「旗とかちょっと置いて行ってもらえますか?」と言っていたそうなので、映画がもしヒットすれば、聖地巡礼的な感じのことを考えているんだろうなって。きっと映画を観て天橋立に行って下さる方は何人かいるとは思いますけどね」
Q.京都弁の会話で世界観が出来ている気がします。関西出身の役者さんが多く出ていらっしゃいますし。
山下監督
「京都弁でコーティングされている感じがありますよね。羽野晶紀さんも宇治出身で、羽野さんを観ているとリアリティなんてどうでもいいかなって思うんです。京都人ってことでいいかなと」
Q.映画の中に出てくる歌もちょっと昭和レトロで京都っぽくてユニークです。
山下監督
「宮藤さんがもうそれを書いていたんですよ。「いや、京都でいろいろ調べたらこれが出て来て」とか言いながら。キャラクターも男女反転したことでいろいろ変わったんですが、オリジナルだと謎のインストラクターという設定の役を宮藤さんが日本でどうやればいいんだと考えた時に、京都だったらストリートミュージシャン的なものもあるんじゃないかということで、桜子という役が出来たんです。歌とかキャラクターの造形は宮藤さんが書いてくれました。不思議なキャラクターですよね。曲のセレクトも宮藤さんですし、笑福亭笑瓶さんもそうです。脚本にはじめから笑瓶さんのラジオ番組と書いてあって。だからキャスティングも最初に決まったのが岡田くんと笑瓶さんなんですよ(笑)」
Q.岡田さん演じるハジメがとてもキュートなんですが、これも宮藤さんが書いていたのか、それとも監督と作り上げたものなのでしょうか?
山下監督
「宮藤さんが見抜いていたというか。男女反転しても岡田くんがヒロインになりえる、岡田くんなら出来るということを宮藤さんは分かっていたんだと思います。僕と宮藤さんが想像出来ていなかったのは清原さんがあんなにもヒーロー感があったことです。凛々しいというか」
Q.岡田さんとは『天然コケッコー』以来と伺いました。16年ぶりですが、いかがでしたか?
山下監督
「根っこの部分は変わってないです。キャリアは積んでいますが、岡田くんだなって。『天然コケッコー』は彼のデビューしてすぐの作品なので、岡田くん自身が何を質問していいかもわからなかったと思いますし、僕が言っていることも、僕が若かったということもあって理解がなかなか難しかったと思うんです。でも今回は岡田くんもすごくいろいろ経験してきて、お芝居に関しては普通に会話出来ましたし、そこはあの頃と全然違いますよね」
Q.リメイクを考えたとき、ややこしいと思ったと先ほどおっしゃっていましたが、リメイクしてみてどうでしたか?
山下監督
「チェン・ユーシュン監督のオリジナルバージョンは監督の遊び心があるんです。僕にはその遊び心がなかったので、とにかく大変だなと(笑)。そこはチームプレーというか。演出部、カメラマン、みんなで作っていきました。そこが台湾版と見え方が違うところかなと」
Q.とはいえ、結構自由にリメイクされていると思います。そのあたりはチェン・ユーシュン監督はOKだったんですか?
山下監督
「チェン・ユーシュン監督への伝達は定井さんに頼んで、男女を入れ替えたりすることもユーシュン監督に報告しながらやっていますし、一曲実はオリジナルの劇伴を使っているんです。そこは根岸プロデューサーがすごくいい曲だからどこかで使いたいと。そういうところはオリジナルと観比べていただくと面白いかなと思います。日本でリメイクしたというより京都でリメイクしたことが大きいんですよ。京都は場所としての磁場が強かったですね。物語にまで影響してくる場所だったので」
Q.では最後に公開前のメッセージをお願いいたします。
山下監督
「5年ぶりの映画がまさか自分でもリメイクになるとは思っていなかったんですが、初のリメイク、初の宮藤官九郎さんとのお仕事、岡田将生くんとの16年ぶりの再会も含めて、初心に戻ったといいますか、リスタートの気分で、今まで自分が撮ってきた作品とは違う、自分のキャパを超えていろんな方に観ていただけるような作品を作れたなと思っています。大根仁監督も紹介文で書いてくださっていましたが、話としてはかわいらしいんですが、本当にスクリーンで、大きな画面で観る価値のある映画だと思っていますので、ぜひ映画館で観ていただきたいなと思います」
暑い夏の京都で撮影されたこの作品には夏らしいアイテムもたくさん登場する。観終わった後、パピコを誰かと分け合って食べたくなった。
映画『1秒先の彼』 https://bitters.co.jp/ichi-kare/ はTOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショー。東海3県では伏見ミリオン座、ミッドランドスクエアシネマ、TOHOシネマズ (赤池、東浦、木曽川、津島、岐阜、モレラ岐阜)、ユナイテッド・シネマ豊橋18、MOVIX三好、ミッドランドシネマ名古屋空港、イオンシネマ(岡崎、津南、東員)で7月7日(金)より、伊勢進富座で8月18日(金)より公開。
キャスト:岡田将生 清原果耶 荒川良々 福室莉音 片山友希 加藤雅也 羽野晶紀 しみけん 笑福亭笑瓶 松本妃代 伊勢志摩 柊木陽太 加藤柚凪 朝井大智 山内圭哉
監督:山下敦弘 脚本:宮藤官九郎
原作:『1秒先の彼女』(チェン・ユーシュン)
製作:『1秒先の彼』製作委員会
制作プロダクション:マッチポイント
製作幹事・配給:ビターズ・エンド
2023年/日本/カラー/DCP/5.1ch/ヨーロピアンビスタ/119分
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