Cafemirage

Cafe Mirage--岐阜発 映画・エンタメ情報サイト

カテゴリリンク

1minutes_5

EntaMirage! Entertainment Movie

京都はファンタジーが受け入れられる場所(映画『1秒先の彼』山下敦弘監督インタビュー)

台湾発の大ヒット映画『1秒先の彼女』が日本の京都でリメイク。しかも男女の設定が反転。
あの設定とか、素敵な場所で撮影されているシーンはどうなっているの?と思って観たら、なるほどなるほど。日本らしいテイストで見事なリメイク。岡田将生さんがヒロインで、清原果耶さんがヒーローの素敵なお話に。

監督は愛知県出身の山下敦弘監督。芝居では過去に共演している宮藤官九郎さんを満を持して脚本家として迎え、リメイクに挑戦。映画製作の裏側を伺いました。

Q.『1秒先の彼女』との出会いを教えてください。『1秒先の彼女』のどこが面白いと思いましたか?

山下敦弘監督(以下 山下監督)
「皆さん、僕がある日、『1秒先の彼女』を観て、リメイクさせてくれ!みたいなことを言ったと考えていると思うんですが、実は『1秒先の彼』のプロデューサーでビターズ・エンド社長の定井さんから、「次にこの映画の配給をするんだけど、ちょっと観てほしい。実はこれのリメイクも考えているんだけど……」みたいな形で、公開前に観せてもらったんです。最初はリメイクということもちょっと頭の隅にありながら観てしまったので、「ややこしいな、これ」と思ったんです。もちろん最後は感動しました。そこから多分4、5回観ていると思うんです。スクリーンでも観ましたし。いろんな複雑な仕掛けがいっぱいあるんですが、そこはもう観ていくうちに正直言うとどうでもよくなって、自分の中で一番心に残ったのは、ちゃんと最後に再会できる2人のキャラクターにすごく惹かれたんです。台湾版の郵便局員役のリー・ペイユーさんとバスの運転手役のリウ・グァンティンさん2人のキャラクターで成り立っているよなと思ったというか。台湾版の方は一応、大人の男と女ですけど、何か子供同士のような印象があるんです。僕がリメイクとしてやりたいなと思ったのはそこですかね」

Q.では定井プロデューサーの声掛けから始まったんですね

山下監督
「企画自体は実は昔からあったものです。定井さんは台湾版の『1秒先の彼女』の脚本を20年前に持っていたんですよ。その時に「次やるときは何か協力してください」という形で台本をもらっていたらしいんです。でもそのあと、チェン・ユーシュン監督はCM業界にしばらく行ってしまい、十数年経ってから映画業界に戻ってきて、『1秒先の彼女』が作られたんです。定井さんは多分この企画がずっと頭の隅にあったんでしょうね。僕になぜ振ったのかは、未だ謎です(笑)。一緒に映画を作るのは僕としては『リンダ リンダ リンダ』以来だったので定井さんも何か僕に振った意味があるんだろうなとは思います」

山下敦弘監督

山下敦弘監督

Q.映画的と思える設定、奇跡みたいなこともこの作品にはありますね。監督の作風と少し違うテイストのような気がしますが、それは脚本に宮藤官九郎さんが入ったということで変化していますか?変換のあたりは宮藤さんが得意なところかと思いますが。

山下監督
「変換はいろいろあって、男女の反転も結局、日本で台湾版のあの2人の印象に入れ替わるような組み合わせが浮かばなかったんですよね。どうしてこんなに決まらないんだろうなと思っていた時にプロデューサーから男女反転というアイディアが出て。岡田将生くんがまず候補に上がったときに、宮藤さんが「岡田くんならちょっとイメージが湧くかも」と言って岡田くんのイメージで初めから書き始めて。以前ドラマ「ゆとりですがなにか」(NTV)を宮藤さんとやっているので、それもあって多分宮藤さんも一気に書き上げたと思います。でも、レイカが結構ハードルが高くて。既に清原果耶さんでイメージは決まっていたんですが、「清原さんがバスを運転してって、ちょっと無理がありませんか?」という話になったりして、「じゃあちょっと荒川(良々)くん呼ぶ?」みたいな感じでレイカの設定がいろいろ変わって行きました。設定を足していったんですが、映画の後半をどうしていこうかというのは結構悩んだところです」

Q.舞台を日本にしたポイントがたくさん含まれていました。特にロケ地が京都。台湾版の海をどうするのかなと思ったらそう来たか!と思いました。なぜ京都を選んだのでしょうか?

山下監督
「京都案が出たのは結構早かったんです。京都ってこの映画もそうですが、少しファンタジーというか、不思議なことが起きても、観客がすっと受け入れてくれそうだなというか。東京もそういうところがあるとは思うんですが、京都の方がちょっとのんびりしているというか。その感じも含めて、京都でやった方が温かくて、柔らかくなる。ロケーションのことで言うと台湾版が素晴らしかったので、何かないかなと思ったときに、京都といえば日本海側もあるよねという話になって2021年の5月ぐらいに宮藤さんと僕とプロデューサーでシナハンに行って。コロナ禍で誰もいなくて貸し切りだったんですよ。天橋立も、平安神宮前も行って、「ここ封鎖出来たらいいよね」と呑気に言っていました。その時は人が少なかったので。僕はどこかで京都という案を出したときに、プロデューサーが嫌がるかなと思ったんですよ。京都は許可取りも大変だからですが、プロデューサーも確かに大変だけど京都ってなるほどなと思ったらしく、結果ですがコロナ禍だったから撮影出来たわけで、今だったら多分撮影できないです」

Q.コロナ禍とはいえ、平安神宮の前の撮影は大変だったのではないですか?

山下監督
「大変でしたよ、あの日は。時間制限もあるし、途中から土砂降りになって。よく見ると荒川さんの後ろは雨が降っているんですが、多分気づかないレベルだと思います。何とか1日で撮り切って。1日というか日が暮れるまでですが、大変でした」

1minutes_6

Q.立命館大学でも撮影されていますよね。

山下監督
「立命館は敷地内なので、車止めの苦労はなかったですが、暑くて。だから熱中症寸前の人も出て、カメラを止めたりとかしながら、結構ギリギリの撮影でした。本当に暑かったです。京都の夏をナメていました。京都でどっしり腰を据えて撮影したのは初めてです。準備から含めて2ヶ月弱いたんですよ。二条のビジネスホテルでみんなで合宿しました。エキストラを探しに飲み屋に行ったりもして。イメージですが、京大の吉田寮に住んでいるような、ちょっと髭ぼうぼうな人がいないかなと思って飲みに入ったら、横に来た人が髭ぼうぼうで、9回生だったんです。「そんなことある?」と思って(笑)。映画のバスの中のシーンで出てもらっています。ハジメくんが「京都の学生嫌い」みたいな感じで言っているところのハジメくんの横にいるメガネの彼なんですが、彼と出会って、「京都に2ヶ月ぐらいいるんだけど」と話をしたら「京都だったらチャリ買った方がいいですよ」と言われて、その彼に教えてもらって、中古屋で8000円ぐらいのチャリを買って。撮休のときはそれで動きました。いつも京都に行くときは大体河原町辺りのイメージしかありませんでした。ちょっとそこから離れてみるとすごい面白いなと思って。生活するとわかる独特さがあって面白かったですね」

Q.ハジメが住んでいる町家はどこですか?

山下監督
「あれは山中油店さんが管理している町家です。中と外を使い分けていて、中は山中油店の真向かいにある町家宿、表は山中油店の裏手にある本当に長い町家を使用しています。3分の2ぐらいはリフォームしてあって、宿泊できますが、僕らが使った入口はまだ改装されていない方で、結構屋根が歪んでいたりしていました」

Q.町家を住まいにするということもイメージされていたんですか?

山下監督
「大学時代に大阪に住んでいた頃に京都で学生たちがやっている京都国際学生映画祭という映画祭に呼ばれて行っていたんですが、大体行くと、下宿というか、学生が住んでいる町家で雑魚寝なんですよ(笑)。本当に1週間ぐらいずっとホテルには泊まらないで、みんなで雑魚寝して起きて、「映画でも観るか」と言ってビデオとかを観て、「上映が始まる」と言って舞台挨拶に行ったりとかして。僕の京都の思い出の最初はそれなので、そのイメージがあって。町家がいいと言い出したのは僕のイメージが強いかもしれないですね。いろいろ見せてもらって。町家も形がいろいろあって、本当にボロボロの町家もあったんですが、それはプロデューサーから「危ないし、この内装を全部変えると大変だからさすがにやめてくれ」と言われて、もうリフォームしてあるところをお借りして撮りました」

1minutes_2

Q.いい感じの生活感が出ていますよね。

山下監督
「そこは逆にちょっと美術さんに汚してもらいました。本当はもっと綺麗なんですよ」

Q.なかなかキャラの濃い妹カップルと住んでいるのが町家というあたりがいいです。

山下監督
「あれはクドカンさんの脚本に書いてあったので。ギャルの妹とギャル男の彼氏って(笑)」

Q.郵便局もメインで出てきますが、あれはセットなんですか?

山下監督
「郵便局は京都と天橋立と2つ出てくるんですが、実際にある建物を、2つとも全部作り変えました。ハジメくんが最初に勤めている京都市内の郵便局がなかなか見つからなくて、時間的にもうやばいねと言っているときに、制作部が見つけてきてくれて。表が面白かったんですよ。表がすごく特殊で中に入ったら、当時倉庫になっていて、いろんな荷物が積んであって。交渉したら、その荷物をどこかに移動してくれたら使っていいよとなったので。あそこ、いいでしょ。よく見つかったなと思って。それで、次に天橋立もどうしようかとロケハンしていて、実は普通の郵便局を借りようと思ったんです。営業していない宮津の街中にある郵便局とか。だけど結局それもあまりなくて。しかも古いものを外側から生き返らせると結構大変だから、どうしようと天橋立を歩いていたときに、昔は休憩所だった廃屋があったんですよ。入ってみたら、カウンターが1個あったのでここで行けるんじゃないかと。美術部もここだったら何とかいける、中が改装できると思うと。獣の糞だらけでしたけど(笑)。後ろが海ですごいいい場所で。実は斜め向かいに昔は郵便局が本当にあったらしいんですよ。見せてもらったんですが、そっちはまたちょっと違うものに使われていたみたいで。だからあそこに郵便局があることはあながち嘘じゃないんです。美術部が最後に撤収するときに、宮津のロケーションの人が「旗とかちょっと置いて行ってもらえますか?」と言っていたそうなので、映画がもしヒットすれば、聖地巡礼的な感じのことを考えているんだろうなって。きっと映画を観て天橋立に行って下さる方は何人かいるとは思いますけどね」

Q.京都弁の会話で世界観が出来ている気がします。関西出身の役者さんが多く出ていらっしゃいますし。

山下監督
「京都弁でコーティングされている感じがありますよね。羽野晶紀さんも宇治出身で、羽野さんを観ているとリアリティなんてどうでもいいかなって思うんです。京都人ってことでいいかなと」

Q.映画の中に出てくる歌もちょっと昭和レトロで京都っぽくてユニークです。

山下監督
「宮藤さんがもうそれを書いていたんですよ。「いや、京都でいろいろ調べたらこれが出て来て」とか言いながら。キャラクターも男女反転したことでいろいろ変わったんですが、オリジナルだと謎のインストラクターという設定の役を宮藤さんが日本でどうやればいいんだと考えた時に、京都だったらストリートミュージシャン的なものもあるんじゃないかということで、桜子という役が出来たんです。歌とかキャラクターの造形は宮藤さんが書いてくれました。不思議なキャラクターですよね。曲のセレクトも宮藤さんですし、笑福亭笑瓶さんもそうです。脚本にはじめから笑瓶さんのラジオ番組と書いてあって。だからキャスティングも最初に決まったのが岡田くんと笑瓶さんなんですよ(笑)」

Q.岡田さん演じるハジメがとてもキュートなんですが、これも宮藤さんが書いていたのか、それとも監督と作り上げたものなのでしょうか?

山下監督
「宮藤さんが見抜いていたというか。男女反転しても岡田くんがヒロインになりえる、岡田くんなら出来るということを宮藤さんは分かっていたんだと思います。僕と宮藤さんが想像出来ていなかったのは清原さんがあんなにもヒーロー感があったことです。凛々しいというか」

Q.岡田さんとは『天然コケッコー』以来と伺いました。16年ぶりですが、いかがでしたか?

山下監督
「根っこの部分は変わってないです。キャリアは積んでいますが、岡田くんだなって。『天然コケッコー』は彼のデビューしてすぐの作品なので、岡田くん自身が何を質問していいかもわからなかったと思いますし、僕が言っていることも、僕が若かったということもあって理解がなかなか難しかったと思うんです。でも今回は岡田くんもすごくいろいろ経験してきて、お芝居に関しては普通に会話出来ましたし、そこはあの頃と全然違いますよね」

Q.リメイクを考えたとき、ややこしいと思ったと先ほどおっしゃっていましたが、リメイクしてみてどうでしたか?

山下監督
「チェン・ユーシュン監督のオリジナルバージョンは監督の遊び心があるんです。僕にはその遊び心がなかったので、とにかく大変だなと(笑)。そこはチームプレーというか。演出部、カメラマン、みんなで作っていきました。そこが台湾版と見え方が違うところかなと」

Q.とはいえ、結構自由にリメイクされていると思います。そのあたりはチェン・ユーシュン監督はOKだったんですか?

山下監督
「チェン・ユーシュン監督への伝達は定井さんに頼んで、男女を入れ替えたりすることもユーシュン監督に報告しながらやっていますし、一曲実はオリジナルの劇伴を使っているんです。そこは根岸プロデューサーがすごくいい曲だからどこかで使いたいと。そういうところはオリジナルと観比べていただくと面白いかなと思います。日本でリメイクしたというより京都でリメイクしたことが大きいんですよ。京都は場所としての磁場が強かったですね。物語にまで影響してくる場所だったので」

Q.では最後に公開前のメッセージをお願いいたします。

山下監督
「5年ぶりの映画がまさか自分でもリメイクになるとは思っていなかったんですが、初のリメイク、初の宮藤官九郎さんとのお仕事、岡田将生くんとの16年ぶりの再会も含めて、初心に戻ったといいますか、リスタートの気分で、今まで自分が撮ってきた作品とは違う、自分のキャパを超えていろんな方に観ていただけるような作品を作れたなと思っています。大根仁監督も紹介文で書いてくださっていましたが、話としてはかわいらしいんですが、本当にスクリーンで、大きな画面で観る価値のある映画だと思っていますので、ぜひ映画館で観ていただきたいなと思います」

暑い夏の京都で撮影されたこの作品には夏らしいアイテムもたくさん登場する。観終わった後、パピコを誰かと分け合って食べたくなった。

1minutes_4

映画『1秒先の彼』 https://bitters.co.jp/ichi-kare/ はTOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショー。東海3県では伏見ミリオン座、ミッドランドスクエアシネマ、TOHOシネマズ (赤池、東浦、木曽川、津島、岐阜、モレラ岐阜)、ユナイテッド・シネマ豊橋18、MOVIX三好、ミッドランドシネマ名古屋空港、イオンシネマ(岡崎、津南、東員)で7月7日(金)より、伊勢進富座で8月18日(金)より公開。

キャスト:岡田将生 清原果耶 荒川良々 福室莉音 片山友希 加藤雅也 羽野晶紀 しみけん 笑福亭笑瓶 松本妃代 伊勢志摩 柊木陽太 加藤柚凪 朝井大智 山内圭哉
監督:山下敦弘 脚本:宮藤官九郎
原作:『1秒先の彼女』(チェン・ユーシュン)
製作:『1秒先の彼』製作委員会
制作プロダクション:マッチポイント
製作幹事・配給:ビターズ・エンド
2023年/日本/カラー/DCP/5.1ch/ヨーロピアンビスタ/119分

-EntaMirage!, Entertainment, Movie

おすすめの記事はこれ!

© 2023 GOLDMOON PICTURES & STUDIO&NEW. All Rights Reserved. 1
謎の貴公子あらわる。新たな韓国ノワール映画が登場!(映画『貴公子』)

ある日突然、自分が大企業の社長の子どもだと分かり、巨額の遺産争いに巻き込まれ、命 ...

Mothers_001_全体コラージュ 2
母をテーマにした短編映画集『Mothers マザーズ』完成。キャスト発表!

5人の脚本家が、オリジナル脚本を執筆。自らプロデュース・監督し、映画化したオムニ ...

水平線_メイン画像 3
映画『水平線』名古屋シネマスコーレ舞台挨拶 小林且弥監督、足立智充さんトークレポート

映画『水平線』公開記念舞台挨拶が3月23日(土)名古屋シネマスコーレ開催された。 ...

水平線_メイン画像 4
愛する人を思いながら生きる人々を描く(映画『水平線』)

東日本大震災から13年が経つ。 3月23日(土)から名古屋シネマスコーレで公開さ ...

20240317_095635 5
ナゴヤキネマ・ノイ開館!映画『その鼓動に耳を当てよ』舞台挨拶レポート

名古屋今池のナゴヤキネマ・ノイが2024年3月16日、開館した。  入口の段差が ...

©東海テレビ放送 6
ナゴヤキネマ・ノイオープニングを飾るのは断らないERに密着した東海テレビドキュメンタリー(映画『その鼓動に耳を当てよ』)

名古屋・今池。歓楽街にあった映画館名古屋シネマテークが2023年7月に閉館し、同 ...

52kujira1 7
松岡ひとみのシネマコレクション 映画『52ヘルツのクジラたち』成島出監督、横山和宏プロデューサートークレポート

松岡ひとみのシネマコレクション vol.56 映画『52ヘルツのクジラたち』が3 ...

pabjyo5 8
映画『フィリピンパブ嬢の社会学』岐阜CINEX 3月16日公開 舞台挨拶決定!

愛知での先行公開時から観客動員を伸ばしてロングラン公開していた映画『フィリピンパ ...

o1184166415407703643 9
名古屋ミッドランドスクエアシネマでブラジル映画祭3月16日より開幕!

ブラジル映画。皆さんは観たことあるだろうか? 南米発の映画はそういえばあまり観た ...

theaterC6 10
シアターカフェが移転&リニューアルオープン4周年記念開放祭での上映作品を募集中!

名古屋のシアターカフェが開放祭の上映作品を現在公募中だ。 今の場所に移転して4年 ...

★メイン_PLAY! 11
映画『PLAY! ~勝つとか負けるとかは、どーでもよくて~』でeスポーツの楽しさを知ろう

IOC(国際オリンピック委員会)主催の世界大会も開かれるほど、今や正式なスポーツ ...

EiganoAsagohan14 12
楽しみなのはおいしいごはん。伝説のお弁当屋さん「ポパイ」と映画の裏側を食から捉えるドキュメンタリー(映画『映画の朝ごはん』)

映画を作るには本当にたくさんの人が関わっている。 映画やドラマ撮影のメイキングを ...

sinnemuro9 13
プロレス好きも、そうでない人も見たら好きになる 映画『無理しない ケガしない 明日も仕事! 新根室プロレス物語』シネマスコーレ舞台挨拶レポート

映画『無理しない ケガしない 明日も仕事! 新根室プロレス物語』公開記念舞台挨拶 ...

tumitoaku13 14
映画『罪と悪』公開記念名古屋舞台挨拶レポート 石田卓也さん、齊藤勇起監督登壇

映画『罪と悪』公開記念舞台挨拶が2月10日名古屋ミッドランドスクエアシネマで開催 ...

netsu1 15
愛した日々の熱が冷めていく中で(映画『熱のあとに』)

東京藝術大学大学院での修了制作『小さな声で囁いて』(2018)がマルセイユ国際映 ...

kanata_9 16
映画『彼方の閃光』名古屋公開記念舞台挨拶レポート 眞栄田郷敦さん、半野喜弘監督登壇

映画『彼方の閃光』公開記念舞台挨拶が1月28日(日)にミッドランドスクエアシネマ ...

©2022 彼⽅の閃光 製作パートナーズ 17
映画『彼方の閃光』ミッドランドスクエアシネマにて舞台挨拶決定

ホウ・シャオシェンやジャ・ジャンクーら名匠たちの作品の映画音楽を手掛け、『アグリ ...

© 2020 Mediaproducción S.L.U., Gravier Productions, Inc. & Wildside S.r.L. 18
映画祭は夢の時間。そこで起きる出来事も夢と言えるのか(映画『サン・セバスチャンへ、ようこそ』)

ウディ・アレンはとにかく精力的に作品を作る。その勢いは年を重ねても変わることはな ...

RemasterDirector_1a5c03258 19
ロイヤル劇場思いやるプロジェクト 35ミリフィルム上映 大林宣彦監督『ふたり』石田ひかりさん、大林千茱萸さんトークレポート

ロイヤル劇場思いやるプロジェクト 35ミリフィルム上映 大林宣彦監督『ふたり』が ...

kakamigaharaeigasai2024_omote 20
第一回各務原映画祭 1月7日開催!短編映画11作品上映。初公開作品も

第一回各務原映画祭が2024年1月7日、岐阜県各務原市のあすかホールで開催される ...

ichiko 21
市子というひとりの人間の存在が刺さる(映画『市子』)

第28回 釜山国際映画祭 ジソク部門に正式出品された『市子』が12月8日(金)よ ...

メインビジュアル 22
2019年インディペンデント映画の大本命として劇場公開された 映画『センターライン』続編『INTERFACE -ペルソナ-』上映が名古屋で決定!!そして『センターライン』配信も!

日本中の映画祭で話題をさらい、2019年のインディペンデント映画の大本命として劇 ...

1701248560153 23
スペースオペラ?ヒーローもの?これぞ日本で作る波乱万丈な特撮映画だ!(映画『BY THE WAY-波乱万丈-』)

自身の夢を諦めて、守ろうとした家族との平和な生活が思いもしないことで壊れたら?し ...

©2023 映画「隣人 X 疑惑の彼女」製作委員会 ©パリュスあや子/講談社 24
Xのいる世界を通して気づく大事なもの(映画『隣人X -疑惑の彼女-』熊澤尚人監督インタビュー)

12月1日公開の映画『隣人X -疑惑の彼女-』。故郷を追われた惑星難民Xの受け入 ...

interface1 25
愛知で撮影! 映画『INTERFACE』シネマスコーレ公開初日舞台挨拶レポート

映画『INTERFACE-ペルソナ-』の公開初日舞台挨拶が名古屋・シネマスコーレ ...

nosenkyo1 26
選挙は面白い!候補者の声を聞き、ペンをとる!選挙ライターを通して選挙を知るドキュメンタリーが愛知上陸!(映画『NO 選挙,NO LIFE』)

選挙の面白さを伝えるフリーランスライター・畠山理仁(50)。国政から地方選、海外 ...

train6 27
大森南朋×須藤蓮×庄司哲也 ロイヤル劇場思いやるプロジェクト 映画『トレインスポッティング』トークレポート

ロイヤル劇場思いやるプロジェクト 須藤蓮セレクト35ミリフィルム上映『トレインス ...

fanfare1 28
映画『ファンファーレ』名古屋舞台挨拶・衣装制作担当:箕浦杏さんトークレポート

映画『ファンファーレ』公開記念舞台挨拶が11月18日名古屋センチュリーシネマで開 ...

ringin18 29
映画『隣人X-疑惑の彼女-』名古屋舞台挨拶付先行上映 上野樹里さん、林遣都さん、熊澤尚人監督トークレポート

12月1日公開の映画『隣人X』舞台挨拶付先行上映が11月16日名古屋ミッドランド ...

saturday_main 30
開戦前夜、上海。幕は開くか(映画『サタデー・フィクション』)

2019年第76回ベネチア国際映画祭コンペティション部門に正式出品されたロウ・イ ...

hanakutasi1 31
映画『花腐し』綾野剛さん、荒井晴彦監督インタビュー

11月10日(金)公開、映画『花腐し』。松浦寿輝の原作を荒井晴彦監督が脚色。ピン ...

20231104173817_IMG_7592_ 32
松岡ひとみのシネマコレクション 映画『愛にイナズマ』ゲスト:石井裕也監督 レポート

松岡ひとみのシネマコレクション Vol.51 映画『愛にイナズマ』が11月4日ミ ...

seiyoku1 33
映画『正欲』第36回東京国際映画祭 最優秀監督賞&観客賞ダブル受賞!11月10日(金)いよいよ公開!

岐阜県出身の小説家・朝井リョウによる小説『正欲』を、監督・岸善幸、脚本・港岳彦で ...

20231021172718_IMG_7355_ 34
第77回CINEX映画塾『まなみ100%』川北ゆめき監督、青木柚さん、中村守里さんトークレポート

第77回CINEX映画塾『まなみ100%』が10月21日(土)、岐阜CINEXで ...

tuki 35
映画『月』伏見ミリオン座公開記念 石井裕也監督 舞台挨拶レポート

映画『月』の名古屋公開記念舞台挨拶が10月22日伏見ミリオン座で開催された。石井 ...

inazuma5 36
本音を隠さずココロのままに生きていく!(映画『愛にイナズマ』)

『舟を編む』をはじめ、発表する作品がどれも国内外で高く評価されてきた石井裕也監督 ...

hanakutasi_5 37
映画『花腐し』名古屋伏見ミリオン座先行上映舞台挨拶レポート

11月10日(金)より全国公開される映画『花腐し』名古屋先行上映が10月24日( ...

©2023 映画「隣人 X 疑惑の彼女」製作委員会 ©パリュスあや子/講談社 38
映画『隣人 X -疑惑の彼女-』滋賀ロケ撮影現場レポート

2022年10月から滋賀県で熊澤尚人監督が新作撮影をしているという情報を聞いてい ...

bishu1 39
【愛知・岐阜】2024年劇場公開映画『BISHU〜世界でいちばん優しい服〜』エキストラ募集!

以前現場レポートをお送りした2024年劇場公開映画『BISHU〜世界でいちばん優 ...

aalt 40
フィンランドの建築家・デザイナー アアルト その仕事の裏に愛する妻がいた(映画『アアルト』

北欧家具は日本でも根強い人気がある。それはおしゃれであることはもちろん、実用性で ...

somedays6 41
映画『SOMEDAYS』名古屋先行上映舞台挨拶レポート

10月6日、映画『SOMEDAYS』の名古屋先行公開を記念してミッドランドスクエ ...

no image 42
岐阜の刃物のまち・関市で特撮怪獣映画始動! 映画『怪獣ヤロウ!』製作開始

岐阜県関市を舞台にした映画の製作が決まった。タイトルは『怪獣ヤロウ!』。ご当地怪 ...

undercurrent1 43
女、突然やってきた男、消えた夫。三人が抱える心の奥底にある思いは……(映画『アンダーカレント』)

映画一本よりなお深い作品だと発表当時評された豊田徹也の漫画「アンダーカレント」が ...

mendou1 44
映画「ぼくらのレシピ図鑑」シリーズ特集上映 大阪・名古屋・神戸で開催決定! 新作『メンドウな人々』他2作品 

地域のおいしいもの×地元の高校生×映画をテーマに地元と協力して制作される映画「ぼ ...

houtei1 45
映画『親のお金は誰のもの 法定相続人』三重先行上映舞台挨拶レポート

映画『親のお金は誰のもの 法定相続人』の三重先行上映、舞台挨拶が9月22日三重県 ...

Screenshot_20230922_200759_Drive 46
映画『私はどこから来たのか、何者なのか、どこへ行くのか、そしてあなたは…』名古屋凱旋上映決定!

映画『私はどこから来たのか、何者なのか、どこへ行くのか、そしてあなたは…』が ...

20230902_141200 47
ロイヤル劇場存続をかけてクラウドファンディング開始! 【ロイヤル劇場】思いやるプロジェクト~ロイヤル、オモイヤル~

岐阜市・柳ケ瀬商店街にあるロイヤル劇場は35ミリフィルム専門映画館として常設上映 ...

hamon12 48
第76回 CINEX映画塾 映画『波紋』 筒井真理子さんトークレポート

第76回CINEX映画塾『波紋』が7月22日に岐阜CINEXで開催された。上映後 ...

seiyou1 49
岐阜CINEX 第17回アートサロン『わたしたちの国立西洋美術館 奇跡のコレクションの舞台裏』トークレポート

岐阜CINEX 第17回アートサロン『わたしたちの国立西洋美術館 奇跡のコレクシ ...

doll5 50
女性監督4人が撮る女性をとりまく今『人形たち~Dear Dolls』×短編『Bird Woman』シアターカフェで上映

名古屋清水口のシアターカフェで9月23日(土)~29日(金)に長編オムニバス映画 ...

sister 51
映画『私の大嫌いな弟へ ブラザー&シスター』公開記念 アルノー・デプレシャン監督舞台挨拶付き上映 伏見ミリオン座で開催決定!

世界の映画ファンを熱狂させる名匠アルノー・デプレシャンが新作『私の大嫌いな弟へ  ...

bakanuri1 52
自分の生きる道を探して(映画『バカ塗りの娘』)

「バカ塗りの娘」というタイトルはインパクトがある。気になってバカ塗りの意味を調べ ...

bishu1 53
「シントウカイシネマ聖地化計画」始動!第一弾「BISHU〜世界でいちばん優しい服〜」(仮)愛知県⼀宮市にて撮影決定‼

株式会社フォワードがプロデュースし、東海地方を舞台にした全国公開映画を毎年1本ず ...

erithabeth1 54
エリザベート40歳。これからどう生きる?(映画『エリザベート1878』)

クレオパトラ、楊貴妃と並んで世界の三大美女として名高いエリザベート皇妃。 彼女の ...

mitoyamane4 55
ポップな映像と音楽の中に見る現代の人の心の闇(映画『#ミトヤマネ』)

ネット社会ならではの職業「インフルエンサー」を生業にする女性を主人公に、ネット社 ...

高野豆腐店の春_場面写真 56
豆腐店を営む父娘にやってきた新たな出会い(映画『高野豆腐店の春』)

尾道で小さな豆腐店を営む父と娘を描いた映画『高野(たかの)豆腐店の春』が8月18 ...

pabjyo5 57
映画『フィリピンパブ嬢の社会学』11/10(金)より名古屋先行公開が決定!海外展開に向けたクラウドファンディングもスタート!

映画『フィリピンパブ嬢の社会学』が 11月10日(金)より、ミッドランドスクエア ...

Yokosuka10 58
『Yokosuka1953』名演小劇場上映会イベントレポート

ドキュメンタリー映画『Yokosuka1953』の上映会が7月29日(土)、30 ...

Yokosuka1 59
海外から届いたメッセージ。66年前の日本をたどる『Yokosuka1953』名古屋上映会開催!

同じ苗字だからといって親戚だとは限らないのは世界中どこでも一緒だ。 「木川洋子を ...

youko4 60
彼女を外に連れ出したい。そう思いました(映画『658km、陽子の旅』 熊切和嘉監督インタビュー)

42才、東京で一人暮らし。青森県出身の陽子はいとこから24年も関係を断絶していた ...

egoist_5 61
第75回CINEX映画塾 『エゴイスト』松永大司監督が登場。7月29日からリバイバル上映決定!

第75回CINEX映画塾 映画『エゴイスト』が開催された。ゲストには松永大司監督 ...

komuragaeri14 62
映画を撮りたい。夢を追う二人を通して伝えたいのは(映画『愛のこむらがえり』髙橋正弥監督、吉橋航也さんインタビュー)

7月15日ミッドランドスクエアシネマにて映画『愛のこむらがえり』の公開記念舞台挨 ...

PSX_20230713_212926 63
あいち国際女性映画祭2023 開催決定!今年は37作品上映

あいち国際女性映画祭2023の記者発表が7月12日ウィルあいちで行われ、映画祭の ...

komuragaeri5 64
映画『愛のこむらがえり』名古屋舞台挨拶レポート 磯山さやかさん、吉橋航也さん、髙橋正弥監督登壇!

7月15日ミッドランドスクエアシネマにて映画『愛のこむらがえり』の公開記念舞台挨 ...

tooi3 65
彼女たちを知ってほしい。その思いを脚本に込めて(映画『遠いところ』名古屋舞台挨拶レポート)

映画『遠いところ』の公開記念舞台挨拶が7月8日伏見ミリオン座で開催された。 あら ...

MKE10-3 66
観てくれたっていいじゃない! 第10回MKE映画祭レポート

第10回MKE映画祭が7月8日岐阜県図書館多目的ホールで開催された。 今回は13 ...

1minutes_5 67
京都はファンタジーが受け入れられる場所(映画『1秒先の彼』山下敦弘監督インタビュー)

台湾発の大ヒット映画『1秒先の彼女』が日本の京都でリメイク。しかも男女の設定が反 ...

received_259295013361207 68
映画『老ナルキソス』シネマテーク舞台挨拶レポート

映画『老ナルキソス』の公開記念舞台挨拶が名古屋今池のシネマテークで行われた。 あ ...

PSX_20230429_093447 69
「ジキル&ハイド」。観た後しばらく世界から抜けられない虜になるミュージカル

ミュージカルソングという世界を知り、大好きになった「ジキル&ハイド」とい ...

math 70
『オールド・ボーイ』のチェ・ミンシク久しぶりの映画はワケあり数学者役(映画『不思議の国の数学者』)

映画館でポスターを観て気になった2本の韓国映画。『不思議の国の数学者』と『高速道 ...

nortoredame 71
全編IMAX®️認証デジタルカメラで撮影。再現率98% あの火災の裏側(映画『ノートルダム 炎の大聖堂』)

2019年4月15日、ノートルダム大聖堂で、大規模火災が発生した。世界を駆け巡っ ...

baby14 72
松岡ひとみのシネマコレクション  映画『ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー』 阪元裕吾監督トークレポート

松岡ひとみのシネマコレクション 映画『ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー』が4月1 ...

sidebyside1 73
映画『サイド バイ サイド』坂口健太郎さん、伊藤ちひろ監督登壇 舞台挨拶付先行上映レポート 

映画『サイド バイ サイド』舞台挨拶付先行上映が4月1日名古屋ミッドランドスクエ ...

zakodomo1 74
第72回CINEX映画塾 映画『雑魚どもよ、大志を抱け!』足立紳監督トークレポート

第72回CINEX映画塾が3月25日岐阜CINEXで開催された。上映作品は岐阜県 ...

mogiri1 75
片桐はいりさん来場。センチュリーシネマでもぎり(映画『「もぎりさん」「もぎりさんsession2」上映+もぎり&アフタートークイベント』)

センチュリーシネマ22周年記念企画 『「もぎりさん」「もぎりさんsession2 ...

PSX_20230319_165037 76
カンヌ国際映画祭75周年記念大賞を受賞したダルデンヌ兄弟 新作インタビュー(映画(『トリとロキタ』)

パルムドール大賞と主演女優賞をW受賞した『ロゼッタ』以降、全作品がカンヌのコンペ ...

feibru 77
アカデミー賞、オスカーは誰に?(松岡ひとみのシネマコレクション『フェイブルマンズ』 ゲストトーク 伊藤さとりさん))

松岡ひとみのシネマコレクション vol.35 『フェイブルマンズ』が3月12日ミ ...

son 78
親子とは。近いからこそ難しい(映画『The Son/息子)』

ヒュー・ジャックマンの新作は3月17日から日本公開される『The Son/息子』 ...

tyanomi1 79
先の見えない日々を生きる中で寂しさ、孤独を感じる人々。やすらぎはどこにあるのか(映画『茶飲友達』外山文治監督インタビュー)

東京で公開された途端、3週間の間に上映館が42館にまで広がっている映画『茶飲友達 ...

tyanomi5 80
映画『茶飲友達』名古屋 名演小劇場 公開記念舞台挨拶レポート

映画『茶飲友達』公開記念舞台挨拶が2月25日、名演小劇場で開催された。 外山文治 ...

ginpei8 81
第71回 CINEX映画塾 映画『銀平町シネマブルース』小出恵介さん、宇野祥平さんトークレポート

第71回CINEX映画塾『銀平町シネマブルース』が2月17日、岐阜CINEXで開 ...

gokudaru7 82
名古屋シアターカフェ 映画『極道系Vチューバー達磨』舞台挨拶レポート

映画『極道系Vチューバー達磨』が名古屋清水口のシアターカフェで公開中だ。 映画『 ...

wakareru 83
パク・チャヌク監督の新作は今までとは一味も二味も違う大人の恋慕を描く(映画『別れる決心』)

2月17日から公開の映画『別れる決心』はパク・チャヌク監督の新作だ。今までのイメ ...