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女性監督4人が撮る女性をとりまく今『人形たち~Dear Dolls』×短編『Bird Woman』シアターカフェで上映

名古屋清水口のシアターカフェで9月23日(土)~29日(金)に長編オムニバス映画『人形たち~Dear Dolls』×短編『Bird Woman』が上映される。

『人形たち~Dear Dolls』は4人の女性監督が人形をモチーフに、現代を生きる女性たちを描いたオムニバス4作品だ。

西川文恵監督『JOMON-わたしのヴィーナス』
将来に悩む11歳のちひろは手のひらサイズの古代の女性像を見つける。女性像は女に化身し踊り始め、古代の女性の生き様を表現し、伝えていく。

『JOMON-わたしのヴィーナス』

『JOMON-わたしのヴィーナス』

大原とき緒監督『Doll Woman』
人形と暮らす女が、人形と暮らす男と出会う。荒んだ時代の出会いが描かれる。

『Doll Woman』

『Doll Woman』

海上ミサコ監督『怒れる人形』
上司のハラスメントに苦しむ姉サラサに代わり、妹ナズナが姉がくれた人形「カウボーイのケンジ」になりきり復讐しようとする。

『怒れる人形』

『怒れる人形』

吉村元希監督『オンナのカタチ ヒトの形をして生まれながらも存在消されしモノの情景』
監督本人の過去、現在を織り交ぜながら、女性の表象「女らしさ」について考察する。

『オンナのカタチ ヒトの形をして生まれながらも存在消されしモノの情景』

『オンナのカタチ ヒトの形をして生まれながらも存在消されしモノの情景』

女性とは何か。女性らしさとは何か。女性の権利とは何か。女性は女性として生きなければならないのか。男女平等がうたわれている現代の日本だからこそ女性は出来なかったことがたくさんある気がする。自由だと言われながら、過去から続く慣習や既成概念があることにより、生まれた生きづらさもある。

この4作品は人形が作品の中に登場する。人形は何を意味しているのか。女性監督が自身の視点で短編だからこそのインパクトや構成で女性たちの今をとらえ、観客に訴える作品になっている。

9/23(土)、9/24(日)、9/25(月)には舞台挨拶が予定されている。詳細は下欄。

またプロデューサーもつとめた大原とき緒監督の短編『Bird Woman』も同時上映する。

『人形たち~Dear Dolls』https://deardolls.wixsite.com/movie

2023年/83分/カラー/ステレオ

『JOMON-わたしのヴィーナス』監督:西川文恵
出演:鈴木美奈子 華月 ブレイク・クロフォード(ナレーション)

『Doll Woman』監督・出演:大原とき緒
出演:廣末哲万 大塚初枝 宮本行 石川二和子 高橋信二朗 大門崇 恵水流生

『怒れる人形』監督:海上ミサコ
出演:奥野みゆ 紀那きりこ 飯田まさと 海部剛史 皆木正純

『オンナのカタチ ヒトの形をして生まれながらも存在消されしモノの情景』監督:吉村元希
出演・プロデューサー 福島拓哉 出演:田中玲 牟田のどか

『Bird Woman』

2022年/21分/カラー/ステレオ
監督・主演:大原とき緒

パンデミックに見舞われる東京。マスクで顔を隠していることを利用して痴漢をしてくる男たちにうんざりしているトキは、鳥のマスクを注文する。それを着けて、電車に乗ったトキは思いもよらぬ行動をとる。

『Bird Woman』

『Bird Woman』

上映情報

日時:9/23(土)~9/29(金) ※火・水定休
①14:00-15:45  ②18:00-19:45

場所:シアターカフェ

舞台挨拶(予定)
9/23(土)①14:00紀那きりこさん(『怒れる人形』サラサ役)海上ミサコ監督、大原とき緒監督
②18:00海上ミサコ監督、大原とき緒監督
9/24(日)①14:00②18:00、9/25(月)①14:00
海上ミサコ監督、大原とき緒監督

料金: 1200円+ドリンク代(600円~)
定員:各回19名
ご予約はシアターカフェ公式

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