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@2025「知らないカノジョ」製作委員会

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映画『知らないカノジョ』名古屋 ミッドランドスクエアシネマ 特別試写会 舞台挨拶レポート

ミッドランドスクエアシネマ18周年記念 映画『知らないカノジョ』特別試写会が名古屋ミッドランドスクエアシネマで開催された。

今回の舞台挨拶はまずミッドランドスクエアシネマ18周年を記念して企画された。スタッフ伊藤さんから今回のイベントの趣旨や18周年イベントの紹介が行われた。
映画上映前には主演の中島健人さん、miletさんが登場。観客から大きな拍手で迎えられた。

中島健人さん(以後 中島さん)
「皆さん、こんばんは。中島健人です。この映画で神林リクを演じました。今日はこの映画を皆さんに観てもらえることがすごく嬉しいです。少しの時間ではありますが、映画の良さを伝えたいという風に思っております。よろしくお願いします」

中島健人さん

中島健人さん

miletさん
「前園ミナミ役を演じさせていただきましたmiletです。私の初めての演技の挑戦となりました。皆さんにこの映画の良さをたくさん知っていただいて、心から愛してもらえるようにと願いを込めながら挑んだ作品です。最後まで楽しんでいっていただけたら嬉しいです。よろしくお願いします」

名古屋に来たのはラジオツアーでアスナル金山でのイベント参加以来3ヶ月ぶりという中島さんとライブツアーでは必ず名古屋に来るというmiletさん。miletさんは歌以外で来るのは初めて。

miletさん
「スクリーンの前に立っているのがなんか不思議です。ここが私の居場所なの?と思っちゃいます」

miletさん

miletさん

中島さん
「あなたは今俳優です(笑)」

miletさん
「そっか、歌手じゃないんだ(笑)」

と二人でクロストーク。名古屋の印象を聞かれると中島さんは「人柄が最高!ライブ会場での盛り上がりもすごいですし、ひつまぶしのお店に行っても店員の方の対応も美しい。言葉遣いも綺麗で新参者をしっかりと受け入れてくださるんだという感動が名古屋に来た最初の頃にありました」、miletさんは「ライブでの盛り上がりは本当にすごいですよね。ステージから見ていると、お客さんがおしゃれだなとすごく思います。和装で来てくださった方もいて、でもめっちゃはしゃいでいて、なんかシャレオツな街だなとずっと思っていました」と答え、観客から拍手が起こった。

今回が俳優としては初共演の中島さんとmiletさん。共演の感想を聞かれると中島さんはmiletさんについて「クールビューティーなイメージだったんですよ。初めてお会いしたのは2019年ぐらいのミュージックステーションで、ちょっと高嶺の花っぽい感じだったんです。でも共演してみると、本当に明るいし、ポップにいろんなことを話してくれるし、この映画撮影はすごく楽しめそうだなと撮影前の本読みの段階から思っていました」と話した。「えー。嬉しい!」と応えたmiletさんは中島さんについて「この通りプリンスじゃないですか。ずっとキラキラオーラが消えないんだろうなと私はずっと思っていたんです。台本を読んで、どうやってキラキラオーラを消してこの役を演じられるんだろうと思っていたら、本読みの日からリクになっていたんです。多分オーラもちょっと変わっていたし。リクはちょっとおっちょこちょいだったり、ちょっとキュートなところもあるんですよ。そんなリクくんを可憐に演じられていて。テレビで見ている中島さんとは全然違う姿だなと思って、そのギャップにすごく感動していました」と撮影に入ったときに感じたことを話した。

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自身へのオファーについて中島さんは「今回のリクという役はアイドルとは違って等身大の青年役。撮影は去年の4月1日頃から始まりましたが、ちょうど僕としても新しいスタートを迎える段階だったので、三木監督からは「一区切りさせてから、この映画に改めて新鮮な気持ちで臨んでほしい」というメッセージを頂いていたので、僕としても何もかも受け止めて、自分のことをさらけ出すつもりでこの映画に挑めたので、一番僕自身の中でも、劇場映画史上その姿を現せたんじゃないかなと思っています」とコメント。演技初挑戦のmiletさんは「最初は主題歌のお話かと思ったんです。「え?ヒロイン?」と驚きました。できるのかが自分でも想像がつかなかったんですが、三木監督が「miletのままでいいよ」と言ってくださって。その言葉にすごくほっとして、三木監督の船になら乗ってみたいなと思って。中島さんとご一緒させていただけるというので、お名前を見た時にすごく安心しました。この方が主演ならついていける。やってみて楽しいんだろうなと思って、この船に乗って旅に出ることを決めました」と、三木監督、中島さんへの絶対的信頼があっての現場だったことを明かした。

実は三木監督の作品に出たいと憧れていた中島さん。「今回の主演は嬉しかったですね。憧れの三木ファミリー。僕の大好きな『陽だまりの彼女』という松本潤くんと上野樹里さん主演の映画があります。潤くんはやっぱりスーパースターじゃないですか。そのスーパースターである潤くんをあそこまで素朴な姿にできる三木監督の手腕に、当時の僕も「俳優にしてもらいたい!」という気持ちがあって、ぜひとも自分のナチュラルを引き出してほしいと19才ぐらいの頃に思っていたんです。10年ぐらい待てども待てどもオファーが来ず、先に同じ会社の人がどんどん出ていくんですよ。待って待ってこのタイミングというのは自分にとって今が正解だったなと。僕も去年30才になって、一発目の映画がこれなので、自分にとって節目になるような作品で、このタイミングでよかったなと。そして自分の尊敬する三木監督の作品にこのタイミングで出られてよかったなと思いました。あまりにも自分のありのままの表情すぎるので、ちょっと恥ずかしいんですが、でも、観てほしい気持ちの方が勝つので(笑)。すいません、観てください!」とナチュラルな自分が映っていることを教えてくれた。

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映画ではリクが目覚めると別の世界にいたという展開になる。突然もし別の世界に行けるとしたら何をするかという質問に中島さんは「一番最初はパイロットになりたかったので、飛行機に乗ってパイロットとしていろんな世界中を旅する世界線にいたかもしれない。「GOOD LUCK!」と言ってたかもしれない」、miletさんは「動物が大好きなんですけど、その中でもシャチが好きなのでシャチの飼育員をやりたい。お仕事で水族館のテーマソングを書かせていただいたことがあって、その時にシャチのショーでもその曲を使っていただいて。シャチに会ったんですが、ものすごく可愛くて、大きくて、すごい頭のいい生き物でした。数ヶ月後にまたその水族館に行ったら覚えていてくれて、寄ってきてくれたんです」と答えた。

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これから映画を観る皆さんへのメッセージ

miletさん
「今日はお集まりいただき本当にありがとうございます。この作品は初めての演技の挑戦で不安もあったんですけれども、三木監督と中島さんの大きな船に乗って、大きな一歩を踏み出すことができたなと思います。大切な人を思いながら私もこの作品に挑んだので、きっと見てくださる方も、大切な人に今何ができるのかということまで考えられるような、そんな愛でいっぱいの作品になっています。皆さんにたくさんたくさん愛していただきたいと思います」

中島さん
「今回の作品は、個人的には映画で言うと10作品目です。30歳になって初めて挑戦させてもらったこの作品で、自分の素朴な部分、ナチュラルな部分を監督に引き出していただいて、miletさんと一緒にいいアンサンブルがこの映画でできたと思っています。僕自身も、この映画で演じてみて、まりというフィルターを通して、身の回りの何気ない日常、そして幸せの大切さに再度気づかされています。周りにいる、いつも自分がお世話になっている人がより愛おしくなるような感覚になるラブストーリーだと信じています。なのでしっかりと僕らチームで心を込めて作った作品ですので、皆さんに『知らないカノジョ』を是非とも心から届けたいと思っています。お楽しみください」

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映画『知らないカノジョ』ストーリー

大学時代に出会い、お互い一目ぼれして結婚した小説家志望のリクとミュージシャンをめざすミナミ。8年後リクは人気のベストセラー作家になっていたが、ミナミは志半ばで夢を諦めていた。ある日大喧嘩した二人。翌朝リクが目覚めると、なぜか自分は小説家ではなく文芸誌の一編集者に。そして自分とは知り合ってもいない前園ミナミは、天才シンガーソングライターとして大スターになっていた。困惑するリクは元の世界を取り戻そうと奔走する。

@2025「知らないカノジョ」製作委員会

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映画『知らないカノジョ』https://gaga.ne.jp/shiranaikanojo/ は2月28日(金)より全国公開。

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