Cafemirage

Cafe Mirage--岐阜発 映画・エンタメ情報サイト

カテゴリリンク

egoist_5

EntaMirage! Entertainment Movie 岐阜推し!

第75回CINEX映画塾 『エゴイスト』松永大司監督が登場。7月29日からリバイバル上映決定!

第75回CINEX映画塾 映画『エゴイスト』が開催された。ゲストには松永大司監督が登場。上映後、映画製作について聞いた。

Q.『エゴイスト』を製作するきっかけを教えてください。

松永監督
「プロデューサーの明石さんから「これをやってみませんか?」という話をもらったのが最初です」

Q.原作の高山真さんを当時からご存知でしたか?

松永監督
「いえ、知りませんでした」

Q.原作の設定を映画的に変えられていますね。最初に2人が結ばれたのが、鈴木亮平さん演じる浩輔が住むあの高級マンションであることが重要で、あのマンションを知って龍太がそこに関わっていくという流れがとても映画的に入りやすかったと思います。いろいろな制約がある中で細かい設定を入れられています。そのご苦労はすごかったのではないかと考えたのですが。

松永監督
「どんなものでも制約はあります。日本の映画作りは制約だらけではありますが、逆に制約がある中で観たお客さんにとって「本当はこうしたかったのかな」と考えるものにせず、それを必然性に変えるということが、監督の大きな仕事ではないかと思います」

松永大司監督 CINEXでのトークにて

松永大司監督
CINEXでのトークにて

Q.制約というとやはり予算もあると思いますが、その中で松永監督が大事にされたことは何ですか?

松永監督
「予算的なことから言うと、そんなにいろいろなものを作り込むことは正直できないです。ただ、人間を撮るということを一つの切り札、武器にしている自分にとっては、目の前の2人をしっかり演出していくということと、ドキュメンタリー出身だということもあり、ドキュメンタリーのカメラのように撮っていくこと、役者の近くに寄って撮っていくことを重視しています。近くで撮って、それをワンシーン、ワンテイクで撮っていくということは非常にリスクが高いことではあります。ですが、スタッフと自分の力と役者の力を信じて撮り続けていこうとした時に、一つの個性が出てきます。すると、あまり広い画を撮る必要も正直なくなっていきます。それによって美術の飾り込みも場所によってはそんなに多くなくて済みますし、ワンシーンワンテイクにすることで撮影時間もかなり省略できます。その代わり役者やスタッフは大変です。集中力が必要です。ただそれを必然に変えて、映画のトーンにしたのはもちろん制約があったからこそです」

Q.ワンシーンワンテイクでハンディカメラで撮った感じが2人の幸せを密に感じられる距離感だと感じました。ポスタービジュアルも素敵ですが、これも監督が作られたのでしょうか。

松永監督
「今回は宣伝にも僕はほとんど関わらせてもらい、ビジュアルのイメージやデザイナーも自分で選ばせてもらいました。こういうイメージにしようということは宣伝部みんなで話し合っていきます。宣伝の仕方、映画のトーンもより明確に舵を切ることが実はしっかりとお客さんに届くのではないかと思います。いろいろな人たちを囲みたいと思うと、宣伝部は要素をたくさん入れたくなります。しかし今回は2人のラブストーリーという売り方はしましたが、家族の映画だということは、絶対宣伝しませんでした。観ると家族の映画ですが、家族の映画と言ったら人は観に来ないのではないかと思いまして。上の世代の方たちは見たいかもしれないですが、20代に家族の話と言って観るでしょうか。数多ある人生の選択肢の中で、果たして観るだろうかと。それよりも何かちょっと刺激が強そうなものの方が観るのではないかという判断でした」

Q.でも実際は家族の話です。血が繋がっていなくても愛があればこういう関係性になれるということをしっかり伝えている映画だと思います。

松永監督
「観終わった後に、それが同性愛だろうが、異性愛だろうがあまり違いがないところにお客さんが入り込んでもらえるといいなと考えました。ですから、接写という至近距離の画も元々は予算的なところからのきっかけで手法を考えていきましたが、もう一つ別の意味があります。とにかく距離を近くして、あたかも自分の身近で起こっている話だと思ってもらいたいという意味もあり、クローズアップにしていきました」

Q.それがこの映画に関してはすごく生きていたと思います。浩輔が仲間と話をする居酒屋の風景はとても自然でした。

松永監督
「基本的に台本があります。台本におおよそのセリフが書いてありますが、それ通りに喋ってもらうことをあまりしていません。ゲイの友達たちとの会話も、基本的にあなたはこのテーマ、あなたはこのテーマという風にテーマを個人的にだけ渡していて、他の人にはその人が何を話すかをあまり知らせていません」

Q.阿川佐和子さん演じる龍太のお母さんと「お金を受け取ってください」というやり取りをするところの空気感。何とか受け取ってほしいという思いで鈴木亮平さんが溜めて動く。本当にリアルな雰囲気が出ています。あの空気感は映画ではあまり見たことがなくて鳥肌が立ちました。

松永監督
「日常は、相手の思考や何を言うのかはわからない中で物事が進みます。それぞれのエゴがぶつかり合って、いろんな衝突が生まれてくるので、それを撮りたいと毎回思っています。今回『エゴイスト』に関してはそういうことにかなり特化した撮り方をしていまして、浩輔が龍太の母親にお金を渡すやり取りのところも、台本では2回ぐらいのやり取りで受け取っていますが、阿川さんには本番直前で「お金を絶対に受け取らないでください」と書いた紙を渡して、亮平には「お金を絶対渡してくれ」と伝えます。阿川さんから「私受け取れないかもしれません」と言われたので、「それでいいです。30分でも1時間でも受け取らなくていいです。亮平が、浩輔が絶対に本気で阿川さんに受け取らせますから。じゃないと、観ている人は絶対に納得しないです」と伝えました。映画だから、シナリオがあるからお金をもらったと思わせたくなかったです。観ている人が、「いやここまで言われたら受け取っちゃうよな」というところまでいかなかったら、あのシーンは成立しません」

Q.鈴木さん、宮沢さん、阿川さんはカメラアングルはわからないですね。近くにいるということだけを話して撮っているのでしょうか。

松永監督
「僕はいつも撮影が始まる前に最低1週間はリハーサルをやります。当たり前のように本番前のリハーサルからカメラを入れています。本番のカメラを担いで、本当に近い距離でいる状態です。でも役者はカメラのことも気にできないほど集中しないと、相手から何が降ってくるかはわからないような現場でした」

Q.SEXシーンも含めてですが、リアリティにこだわって、このような世界観を描くのは大事なことですね。

松永監督
「お客さんの感想を見ていると、そこまで長くする必要はないのではないかと書かれている人もいますが、この映画に関しては、その必然を自分の中で感じています。例えば最初は男性同士のSEXだと受けと立ち、攻めと受けということでいうと、浩輔はウケです。受けて、攻めていこうとすると、龍太にひっくり返されて、ウケになります。ですから龍太の方が最初はリードする立場でSEXが終わります。次のシャワーシーンでは、浩輔が攻めていきます。それは征服欲といいますか、その人を征服したい、自分がこの人を支配したいという気持ちの表れだと思っています。浩輔には龍太を自分のものにしていくという自分の意味があります。そうすると2つのSEXは実は全く違います。一概にSEXのシーンという風に括るものでもなく、そこには実は会話以上にキャラクターの性格が出てくるものだと思い、丁寧に描きました」

Q.海外でも上映されていますが、反響はいかがですか?

松永監督
「一昨日、北米のフレームライン(サンフランシスコ国際LGBTQ映画祭)という世界最大級のLGBTQ+の映画祭で上映されましたが、今日自分のInstagramにその上映を観た多分現地の人と思われる方からメッセージが届きました。「上映があった後、その映画祭で本当にすごい話題になっていたよ」と何人かからメッセージが来て、しかも、映画監督やフィルムディレクターとして活躍している方からも来ていました。それが北米である、アメリカであるということが僕にはとてもとても嬉しくて。フレームラインは映画『ミルク』(2008年公開)の題材になっている場所で開催されている映画祭です。この映画をアメリカの人たちが熱狂して観てくださり、しかもアメリカの会社が買ってくれました。秋に劇場公開が始まります。実写の日本映画でアメリカで公開されることは、本当に今は難しいです。カンヌ、ベネチア、サンダンス映画祭での上映に入っていない作品が北米の劇場で公開されるというのは相当稀だと思います」

egoist_4

Q.『エゴイスト』にはLGBTQ+に関して専門のスタッフが入っていると伺いました。どのように関わっているのか教えてください。

松永監督
「LGBTQ+インクルーシブディレクターのミヤタ廉さんはLGBTQ+に関してのプロデューサー的な立場の方です。ミヤタさんは、脚本製作の段階から大きな意味でのLGBTQ+に関してのアドバイスと、いろんな議論を僕達としています。パンフレットを作るときの用語、インタビューに答えるときのジェンダーやセクシュアリティに関する言葉の使い方、用語監修の松岡さんに入っていただくことについてもミヤタさんと相談しています。ミヤタさんとは別にインティマシー・コリオグラファーのSeigoさんがSEXシーンの監修として入っています。その方を紹介してくださったのもミヤタさんです。SeigoさんはSEXシーンに関して、細かくアドバイスをしてくださいました。現場での性描写のシーンも全部一緒にチェックしてもらい、僕とミヤタさんとSeigoさんで3人でモニターを見ながら、SEXシーンとしてNGがないかどうか、僕の中でOKかどうかを判断して全部のシーンを撮っています」

Q.次回作の構想はありますか?

松永監督
「これからは海外で映画を撮りたいと思い、今は国際共同製作として、アジアの国々と映画を撮ろうといくつか準備をしています」

Q.最後に『エゴイスト』を映画館で観る方にメッセージをお願いいたします。

松永監督
「『エゴイスト』はU-NEXTでは配信が始まっていますが、それでもまだまだ映画館で観てもらいたいと思っています。1人でも多くの方にスクリーンで観てもらえることを期待して映画を作りました。観られる劇場は限られていますが、皆さんの口づてでもSNSでも言ってもらえると、1日でも長く劇場で上映してもらえると思いますので引き続き皆さんの力で映画を宣伝していただきたいです」

egoist_7

映画『エゴイスト』https://egoist-movie.com/index_sp.php

岐阜CINEXアンコール上映
7月29日(土)~8月4日(金)
上映スケジュールはCINEX公式サイト

-EntaMirage!, Entertainment, Movie, 岐阜推し!

おすすめの記事はこれ!

© 2023 GOLDMOON PICTURES & STUDIO&NEW. All Rights Reserved. 1
謎の貴公子あらわる。新たな韓国ノワール映画が登場!(映画『貴公子』)

ある日突然、自分が大企業の社長の子どもだと分かり、巨額の遺産争いに巻き込まれ、命 ...

Mothers_001_全体コラージュ 2
母をテーマにした短編映画集『Mothers マザーズ』完成。キャスト発表!

5人の脚本家が、オリジナル脚本を執筆。自らプロデュース・監督し、映画化したオムニ ...

水平線_メイン画像 3
映画『水平線』名古屋シネマスコーレ舞台挨拶 小林且弥監督、足立智充さんトークレポート

映画『水平線』公開記念舞台挨拶が3月23日(土)名古屋シネマスコーレ開催された。 ...

水平線_メイン画像 4
愛する人を思いながら生きる人々を描く(映画『水平線』)

東日本大震災から13年が経つ。 3月23日(土)から名古屋シネマスコーレで公開さ ...

20240317_095635 5
ナゴヤキネマ・ノイ開館!映画『その鼓動に耳を当てよ』舞台挨拶レポート

名古屋今池のナゴヤキネマ・ノイが2024年3月16日、開館した。  入口の段差が ...

©東海テレビ放送 6
ナゴヤキネマ・ノイオープニングを飾るのは断らないERに密着した東海テレビドキュメンタリー(映画『その鼓動に耳を当てよ』)

名古屋・今池。歓楽街にあった映画館名古屋シネマテークが2023年7月に閉館し、同 ...

52kujira1 7
松岡ひとみのシネマコレクション 映画『52ヘルツのクジラたち』成島出監督、横山和宏プロデューサートークレポート

松岡ひとみのシネマコレクション vol.56 映画『52ヘルツのクジラたち』が3 ...

pabjyo5 8
映画『フィリピンパブ嬢の社会学』岐阜CINEX 3月16日公開 舞台挨拶決定!

愛知での先行公開時から観客動員を伸ばしてロングラン公開していた映画『フィリピンパ ...

o1184166415407703643 9
名古屋ミッドランドスクエアシネマでブラジル映画祭3月16日より開幕!

ブラジル映画。皆さんは観たことあるだろうか? 南米発の映画はそういえばあまり観た ...

theaterC6 10
シアターカフェが移転&リニューアルオープン4周年記念開放祭での上映作品を募集中!

名古屋のシアターカフェが開放祭の上映作品を現在公募中だ。 今の場所に移転して4年 ...

★メイン_PLAY! 11
映画『PLAY! ~勝つとか負けるとかは、どーでもよくて~』でeスポーツの楽しさを知ろう

IOC(国際オリンピック委員会)主催の世界大会も開かれるほど、今や正式なスポーツ ...

EiganoAsagohan14 12
楽しみなのはおいしいごはん。伝説のお弁当屋さん「ポパイ」と映画の裏側を食から捉えるドキュメンタリー(映画『映画の朝ごはん』)

映画を作るには本当にたくさんの人が関わっている。 映画やドラマ撮影のメイキングを ...

sinnemuro9 13
プロレス好きも、そうでない人も見たら好きになる 映画『無理しない ケガしない 明日も仕事! 新根室プロレス物語』シネマスコーレ舞台挨拶レポート

映画『無理しない ケガしない 明日も仕事! 新根室プロレス物語』公開記念舞台挨拶 ...

tumitoaku13 14
映画『罪と悪』公開記念名古屋舞台挨拶レポート 石田卓也さん、齊藤勇起監督登壇

映画『罪と悪』公開記念舞台挨拶が2月10日名古屋ミッドランドスクエアシネマで開催 ...

netsu1 15
愛した日々の熱が冷めていく中で(映画『熱のあとに』)

東京藝術大学大学院での修了制作『小さな声で囁いて』(2018)がマルセイユ国際映 ...

kanata_9 16
映画『彼方の閃光』名古屋公開記念舞台挨拶レポート 眞栄田郷敦さん、半野喜弘監督登壇

映画『彼方の閃光』公開記念舞台挨拶が1月28日(日)にミッドランドスクエアシネマ ...

©2022 彼⽅の閃光 製作パートナーズ 17
映画『彼方の閃光』ミッドランドスクエアシネマにて舞台挨拶決定

ホウ・シャオシェンやジャ・ジャンクーら名匠たちの作品の映画音楽を手掛け、『アグリ ...

© 2020 Mediaproducción S.L.U., Gravier Productions, Inc. & Wildside S.r.L. 18
映画祭は夢の時間。そこで起きる出来事も夢と言えるのか(映画『サン・セバスチャンへ、ようこそ』)

ウディ・アレンはとにかく精力的に作品を作る。その勢いは年を重ねても変わることはな ...

RemasterDirector_1a5c03258 19
ロイヤル劇場思いやるプロジェクト 35ミリフィルム上映 大林宣彦監督『ふたり』石田ひかりさん、大林千茱萸さんトークレポート

ロイヤル劇場思いやるプロジェクト 35ミリフィルム上映 大林宣彦監督『ふたり』が ...

kakamigaharaeigasai2024_omote 20
第一回各務原映画祭 1月7日開催!短編映画11作品上映。初公開作品も

第一回各務原映画祭が2024年1月7日、岐阜県各務原市のあすかホールで開催される ...

ichiko 21
市子というひとりの人間の存在が刺さる(映画『市子』)

第28回 釜山国際映画祭 ジソク部門に正式出品された『市子』が12月8日(金)よ ...

メインビジュアル 22
2019年インディペンデント映画の大本命として劇場公開された 映画『センターライン』続編『INTERFACE -ペルソナ-』上映が名古屋で決定!!そして『センターライン』配信も!

日本中の映画祭で話題をさらい、2019年のインディペンデント映画の大本命として劇 ...

1701248560153 23
スペースオペラ?ヒーローもの?これぞ日本で作る波乱万丈な特撮映画だ!(映画『BY THE WAY-波乱万丈-』)

自身の夢を諦めて、守ろうとした家族との平和な生活が思いもしないことで壊れたら?し ...

©2023 映画「隣人 X 疑惑の彼女」製作委員会 ©パリュスあや子/講談社 24
Xのいる世界を通して気づく大事なもの(映画『隣人X -疑惑の彼女-』熊澤尚人監督インタビュー)

12月1日公開の映画『隣人X -疑惑の彼女-』。故郷を追われた惑星難民Xの受け入 ...

interface1 25
愛知で撮影! 映画『INTERFACE』シネマスコーレ公開初日舞台挨拶レポート

映画『INTERFACE-ペルソナ-』の公開初日舞台挨拶が名古屋・シネマスコーレ ...

nosenkyo1 26
選挙は面白い!候補者の声を聞き、ペンをとる!選挙ライターを通して選挙を知るドキュメンタリーが愛知上陸!(映画『NO 選挙,NO LIFE』)

選挙の面白さを伝えるフリーランスライター・畠山理仁(50)。国政から地方選、海外 ...

train6 27
大森南朋×須藤蓮×庄司哲也 ロイヤル劇場思いやるプロジェクト 映画『トレインスポッティング』トークレポート

ロイヤル劇場思いやるプロジェクト 須藤蓮セレクト35ミリフィルム上映『トレインス ...

fanfare1 28
映画『ファンファーレ』名古屋舞台挨拶・衣装制作担当:箕浦杏さんトークレポート

映画『ファンファーレ』公開記念舞台挨拶が11月18日名古屋センチュリーシネマで開 ...

ringin18 29
映画『隣人X-疑惑の彼女-』名古屋舞台挨拶付先行上映 上野樹里さん、林遣都さん、熊澤尚人監督トークレポート

12月1日公開の映画『隣人X』舞台挨拶付先行上映が11月16日名古屋ミッドランド ...

saturday_main 30
開戦前夜、上海。幕は開くか(映画『サタデー・フィクション』)

2019年第76回ベネチア国際映画祭コンペティション部門に正式出品されたロウ・イ ...

hanakutasi1 31
映画『花腐し』綾野剛さん、荒井晴彦監督インタビュー

11月10日(金)公開、映画『花腐し』。松浦寿輝の原作を荒井晴彦監督が脚色。ピン ...

20231104173817_IMG_7592_ 32
松岡ひとみのシネマコレクション 映画『愛にイナズマ』ゲスト:石井裕也監督 レポート

松岡ひとみのシネマコレクション Vol.51 映画『愛にイナズマ』が11月4日ミ ...

seiyoku1 33
映画『正欲』第36回東京国際映画祭 最優秀監督賞&観客賞ダブル受賞!11月10日(金)いよいよ公開!

岐阜県出身の小説家・朝井リョウによる小説『正欲』を、監督・岸善幸、脚本・港岳彦で ...

20231021172718_IMG_7355_ 34
第77回CINEX映画塾『まなみ100%』川北ゆめき監督、青木柚さん、中村守里さんトークレポート

第77回CINEX映画塾『まなみ100%』が10月21日(土)、岐阜CINEXで ...

tuki 35
映画『月』伏見ミリオン座公開記念 石井裕也監督 舞台挨拶レポート

映画『月』の名古屋公開記念舞台挨拶が10月22日伏見ミリオン座で開催された。石井 ...

inazuma5 36
本音を隠さずココロのままに生きていく!(映画『愛にイナズマ』)

『舟を編む』をはじめ、発表する作品がどれも国内外で高く評価されてきた石井裕也監督 ...

hanakutasi_5 37
映画『花腐し』名古屋伏見ミリオン座先行上映舞台挨拶レポート

11月10日(金)より全国公開される映画『花腐し』名古屋先行上映が10月24日( ...

©2023 映画「隣人 X 疑惑の彼女」製作委員会 ©パリュスあや子/講談社 38
映画『隣人 X -疑惑の彼女-』滋賀ロケ撮影現場レポート

2022年10月から滋賀県で熊澤尚人監督が新作撮影をしているという情報を聞いてい ...

bishu1 39
【愛知・岐阜】2024年劇場公開映画『BISHU〜世界でいちばん優しい服〜』エキストラ募集!

以前現場レポートをお送りした2024年劇場公開映画『BISHU〜世界でいちばん優 ...

aalt 40
フィンランドの建築家・デザイナー アアルト その仕事の裏に愛する妻がいた(映画『アアルト』

北欧家具は日本でも根強い人気がある。それはおしゃれであることはもちろん、実用性で ...

somedays6 41
映画『SOMEDAYS』名古屋先行上映舞台挨拶レポート

10月6日、映画『SOMEDAYS』の名古屋先行公開を記念してミッドランドスクエ ...

no image 42
岐阜の刃物のまち・関市で特撮怪獣映画始動! 映画『怪獣ヤロウ!』製作開始

岐阜県関市を舞台にした映画の製作が決まった。タイトルは『怪獣ヤロウ!』。ご当地怪 ...

undercurrent1 43
女、突然やってきた男、消えた夫。三人が抱える心の奥底にある思いは……(映画『アンダーカレント』)

映画一本よりなお深い作品だと発表当時評された豊田徹也の漫画「アンダーカレント」が ...

mendou1 44
映画「ぼくらのレシピ図鑑」シリーズ特集上映 大阪・名古屋・神戸で開催決定! 新作『メンドウな人々』他2作品 

地域のおいしいもの×地元の高校生×映画をテーマに地元と協力して制作される映画「ぼ ...

houtei1 45
映画『親のお金は誰のもの 法定相続人』三重先行上映舞台挨拶レポート

映画『親のお金は誰のもの 法定相続人』の三重先行上映、舞台挨拶が9月22日三重県 ...

Screenshot_20230922_200759_Drive 46
映画『私はどこから来たのか、何者なのか、どこへ行くのか、そしてあなたは…』名古屋凱旋上映決定!

映画『私はどこから来たのか、何者なのか、どこへ行くのか、そしてあなたは…』が ...

20230902_141200 47
ロイヤル劇場存続をかけてクラウドファンディング開始! 【ロイヤル劇場】思いやるプロジェクト~ロイヤル、オモイヤル~

岐阜市・柳ケ瀬商店街にあるロイヤル劇場は35ミリフィルム専門映画館として常設上映 ...

hamon12 48
第76回 CINEX映画塾 映画『波紋』 筒井真理子さんトークレポート

第76回CINEX映画塾『波紋』が7月22日に岐阜CINEXで開催された。上映後 ...

seiyou1 49
岐阜CINEX 第17回アートサロン『わたしたちの国立西洋美術館 奇跡のコレクションの舞台裏』トークレポート

岐阜CINEX 第17回アートサロン『わたしたちの国立西洋美術館 奇跡のコレクシ ...

doll5 50
女性監督4人が撮る女性をとりまく今『人形たち~Dear Dolls』×短編『Bird Woman』シアターカフェで上映

名古屋清水口のシアターカフェで9月23日(土)~29日(金)に長編オムニバス映画 ...

sister 51
映画『私の大嫌いな弟へ ブラザー&シスター』公開記念 アルノー・デプレシャン監督舞台挨拶付き上映 伏見ミリオン座で開催決定!

世界の映画ファンを熱狂させる名匠アルノー・デプレシャンが新作『私の大嫌いな弟へ  ...

bakanuri1 52
自分の生きる道を探して(映画『バカ塗りの娘』)

「バカ塗りの娘」というタイトルはインパクトがある。気になってバカ塗りの意味を調べ ...

bishu1 53
「シントウカイシネマ聖地化計画」始動!第一弾「BISHU〜世界でいちばん優しい服〜」(仮)愛知県⼀宮市にて撮影決定‼

株式会社フォワードがプロデュースし、東海地方を舞台にした全国公開映画を毎年1本ず ...

erithabeth1 54
エリザベート40歳。これからどう生きる?(映画『エリザベート1878』)

クレオパトラ、楊貴妃と並んで世界の三大美女として名高いエリザベート皇妃。 彼女の ...

mitoyamane4 55
ポップな映像と音楽の中に見る現代の人の心の闇(映画『#ミトヤマネ』)

ネット社会ならではの職業「インフルエンサー」を生業にする女性を主人公に、ネット社 ...

高野豆腐店の春_場面写真 56
豆腐店を営む父娘にやってきた新たな出会い(映画『高野豆腐店の春』)

尾道で小さな豆腐店を営む父と娘を描いた映画『高野(たかの)豆腐店の春』が8月18 ...

pabjyo5 57
映画『フィリピンパブ嬢の社会学』11/10(金)より名古屋先行公開が決定!海外展開に向けたクラウドファンディングもスタート!

映画『フィリピンパブ嬢の社会学』が 11月10日(金)より、ミッドランドスクエア ...

Yokosuka10 58
『Yokosuka1953』名演小劇場上映会イベントレポート

ドキュメンタリー映画『Yokosuka1953』の上映会が7月29日(土)、30 ...

Yokosuka1 59
海外から届いたメッセージ。66年前の日本をたどる『Yokosuka1953』名古屋上映会開催!

同じ苗字だからといって親戚だとは限らないのは世界中どこでも一緒だ。 「木川洋子を ...

youko4 60
彼女を外に連れ出したい。そう思いました(映画『658km、陽子の旅』 熊切和嘉監督インタビュー)

42才、東京で一人暮らし。青森県出身の陽子はいとこから24年も関係を断絶していた ...

egoist_5 61
第75回CINEX映画塾 『エゴイスト』松永大司監督が登場。7月29日からリバイバル上映決定!

第75回CINEX映画塾 映画『エゴイスト』が開催された。ゲストには松永大司監督 ...

komuragaeri14 62
映画を撮りたい。夢を追う二人を通して伝えたいのは(映画『愛のこむらがえり』髙橋正弥監督、吉橋航也さんインタビュー)

7月15日ミッドランドスクエアシネマにて映画『愛のこむらがえり』の公開記念舞台挨 ...

PSX_20230713_212926 63
あいち国際女性映画祭2023 開催決定!今年は37作品上映

あいち国際女性映画祭2023の記者発表が7月12日ウィルあいちで行われ、映画祭の ...

komuragaeri5 64
映画『愛のこむらがえり』名古屋舞台挨拶レポート 磯山さやかさん、吉橋航也さん、髙橋正弥監督登壇!

7月15日ミッドランドスクエアシネマにて映画『愛のこむらがえり』の公開記念舞台挨 ...

tooi3 65
彼女たちを知ってほしい。その思いを脚本に込めて(映画『遠いところ』名古屋舞台挨拶レポート)

映画『遠いところ』の公開記念舞台挨拶が7月8日伏見ミリオン座で開催された。 あら ...

MKE10-3 66
観てくれたっていいじゃない! 第10回MKE映画祭レポート

第10回MKE映画祭が7月8日岐阜県図書館多目的ホールで開催された。 今回は13 ...

1minutes_5 67
京都はファンタジーが受け入れられる場所(映画『1秒先の彼』山下敦弘監督インタビュー)

台湾発の大ヒット映画『1秒先の彼女』が日本の京都でリメイク。しかも男女の設定が反 ...

received_259295013361207 68
映画『老ナルキソス』シネマテーク舞台挨拶レポート

映画『老ナルキソス』の公開記念舞台挨拶が名古屋今池のシネマテークで行われた。 あ ...

PSX_20230429_093447 69
「ジキル&ハイド」。観た後しばらく世界から抜けられない虜になるミュージカル

ミュージカルソングという世界を知り、大好きになった「ジキル&ハイド」とい ...

math 70
『オールド・ボーイ』のチェ・ミンシク久しぶりの映画はワケあり数学者役(映画『不思議の国の数学者』)

映画館でポスターを観て気になった2本の韓国映画。『不思議の国の数学者』と『高速道 ...

nortoredame 71
全編IMAX®️認証デジタルカメラで撮影。再現率98% あの火災の裏側(映画『ノートルダム 炎の大聖堂』)

2019年4月15日、ノートルダム大聖堂で、大規模火災が発生した。世界を駆け巡っ ...

baby14 72
松岡ひとみのシネマコレクション  映画『ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー』 阪元裕吾監督トークレポート

松岡ひとみのシネマコレクション 映画『ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー』が4月1 ...

sidebyside1 73
映画『サイド バイ サイド』坂口健太郎さん、伊藤ちひろ監督登壇 舞台挨拶付先行上映レポート 

映画『サイド バイ サイド』舞台挨拶付先行上映が4月1日名古屋ミッドランドスクエ ...

zakodomo1 74
第72回CINEX映画塾 映画『雑魚どもよ、大志を抱け!』足立紳監督トークレポート

第72回CINEX映画塾が3月25日岐阜CINEXで開催された。上映作品は岐阜県 ...

mogiri1 75
片桐はいりさん来場。センチュリーシネマでもぎり(映画『「もぎりさん」「もぎりさんsession2」上映+もぎり&アフタートークイベント』)

センチュリーシネマ22周年記念企画 『「もぎりさん」「もぎりさんsession2 ...

PSX_20230319_165037 76
カンヌ国際映画祭75周年記念大賞を受賞したダルデンヌ兄弟 新作インタビュー(映画(『トリとロキタ』)

パルムドール大賞と主演女優賞をW受賞した『ロゼッタ』以降、全作品がカンヌのコンペ ...

feibru 77
アカデミー賞、オスカーは誰に?(松岡ひとみのシネマコレクション『フェイブルマンズ』 ゲストトーク 伊藤さとりさん))

松岡ひとみのシネマコレクション vol.35 『フェイブルマンズ』が3月12日ミ ...

son 78
親子とは。近いからこそ難しい(映画『The Son/息子)』

ヒュー・ジャックマンの新作は3月17日から日本公開される『The Son/息子』 ...

tyanomi1 79
先の見えない日々を生きる中で寂しさ、孤独を感じる人々。やすらぎはどこにあるのか(映画『茶飲友達』外山文治監督インタビュー)

東京で公開された途端、3週間の間に上映館が42館にまで広がっている映画『茶飲友達 ...

tyanomi5 80
映画『茶飲友達』名古屋 名演小劇場 公開記念舞台挨拶レポート

映画『茶飲友達』公開記念舞台挨拶が2月25日、名演小劇場で開催された。 外山文治 ...

ginpei8 81
第71回 CINEX映画塾 映画『銀平町シネマブルース』小出恵介さん、宇野祥平さんトークレポート

第71回CINEX映画塾『銀平町シネマブルース』が2月17日、岐阜CINEXで開 ...

gokudaru7 82
名古屋シアターカフェ 映画『極道系Vチューバー達磨』舞台挨拶レポート

映画『極道系Vチューバー達磨』が名古屋清水口のシアターカフェで公開中だ。 映画『 ...

wakareru 83
パク・チャヌク監督の新作は今までとは一味も二味も違う大人の恋慕を描く(映画『別れる決心』)

2月17日から公開の映画『別れる決心』はパク・チャヌク監督の新作だ。今までのイメ ...