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名古屋ミッドランドスクエアシネマでブラジル映画祭3月16日より開幕!

ブラジル映画。皆さんは観たことあるだろうか?
南米発の映画はそういえばあまり観たことがない気がする。インド映画は踊るけど、リオのカーニバルのイメージのあるブラジルでは果たしてどんな映画が作られているのだろう?

現代ブラジル映画の長編作品6本が3月に日本の2都市で独占上映されるブラジル映画祭2024。

現在東京・渋谷のユーロスペースで3月8日~14日で開催中だが、名古屋でも3月16日~20日にミッドランドスクエアシネマで開催される。東京以外は名古屋開催のみ。

上映されるのは、ブラジル国内外で観客・評論家の高い評価を得て大きな反響を呼び、数々の賞を受賞している6作品。

ブラジル音楽史上屈指の歌手エリス・レジーナと、ヴィニシウス・ヂ・モライス (Vinicius De Moraes)との共作による「イパネマの娘 – Garota de Ipanema」で世界的名声を得た指揮者・作曲家・歌手・編曲家アントニオ・カルロス・ジョビンが共演したアンソロジー・アルバム(1974年リリース)の収録風景のドキュメンタリー映画『エリス&トム』、より良い暮らしを求め、アマゾンの金鉱堀りに賭けようと決心し出かけた息子のアベウの音信が途絶え、息子探しの旅に出る母プレーザの実話を通して、農村労働者を勧誘・監禁する残酷な仕組みがあることを描いた『プレーザ』、80年代ブラジルの有名ロックバンドのボーカル兼ソングライターが作曲し、多くの世代を育んだ曲に基づくラブストーリー『エドゥアルドとモニカ』、

『エドゥアルドとモニカ』

『エドゥアルドとモニカ』


20世紀ブラジルで最も称賛されたアーティストの一人であり、今も世代を超えて歌い継がれる歌「カリーニョーゾ - Carinhoso」の作曲者、ピシンギーニャ (Pixinguinha)ことアウフレド・ダ・ホッシャ・ヴィアナ・フィーリョ (Alfredo da Rocha Vianna Junior)の人生と作品を描いた伝記映画『ピシンギーニャ‐愛情深い男』、自分を取り巻くマッチョな文化の生み出す暴力や偏見に目をつぶってきた15才の少年ブルーノ。退行性疾患で徐々に視力を失っていく中で異なる目で人生を見つめなければならないことに気がついていく様を描く『サウダージを胸に』、謎めいたシェフが企画した豪華な宴会で、旧友たちはかつての友情を取り戻していく。しかし、美食三昧と喜びに満ちた一夜が明けると、1人が亡くなっていた。死がありながら、宴会に行きたいという衝動が巻き起こる残された人々を描く『天使たちのテーブル』の6作品。
『天使たちのテーブル』

『天使たちのテーブル』

5日間の間に各作品2回は上映されるスケジュールになっているところが嬉しい。

上記作品詳細、予告編、スケジュールはブラジル映画祭 in
名古屋 特設サイトから。

13日(土)夜にはオープニングセレモニーも開催される。

ブラジル映画祭 in 名古屋は3月16日(土)~20日(水・祝)にミッドランドスクエアシネマで開催。

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