
映画『名も無い日』キャストコメント到着!
来年公開予定、名古屋で撮影された映画『名も無い日』の場面写真とキャストコメントが公式サイトに掲載された。
この作品は日比遊一監督の実体験から生まれた。
愛知県名古屋市熱田区に生まれ育った小野家の3兄弟、長男・達也、次男・章人、三男・隆史。自由奔放な長男の達也は、名古屋を飛び出し、ニューヨークで暮らして25年。自身の夢を追い、写真家として多忙な毎日を過ごしていたが、突然の弟の訃報に名古屋へ戻る。自ら破滅へと向かってゆく生活を選んだ弟に、一体何が起きたのか。達也は過去の記憶を探るように名古屋を巡り、家族や周りの人々の想いを手繰りはじめる。
今回コメントを寄せたのはメインキャストの5人。永瀬正敏さん、オダギリジョーさん、金子ノブアキさん、今井美樹さん、真木よう子さん。
【永瀬正敏さんコメント】
様々な想いが交錯し、ぶつかり混じり合い、そして一つになって作品が完成しました。沢山の皆さんに届きます様に...天国のあの方にも。
【オダギリジョーさんコメント】
コロナは我々に色んなことを考えさせた。
今まで重要だと思っていたものは、いざという時には意外と必要なかった。
本当に必要なもの、大切なものは、案外、少ない事に気が付いた。
この映画を観た時、まさに同じ事を感じた。
【金子ノブアキさんコメント】
今も事ある毎に今作と向き合っていた時間を思い起こします。
重大な命の記録に携わらせて頂けた事を忘れません。
監督の芯から溢れ出る愛情、葛藤、現場での涙を忘れません。
人生は讃えられるべきものなのだと改めて教えて頂きました。
皆様の平穏を願っています。心より感謝を込めて。
【今井美樹さんコメント】
自分で決めた道を真っ直ぐに走り続けたからこそ、いつか勇気を持って振り返らなければならない事がある。家族の事、故郷の事、自分のこと。
何に支えられてきたのか?誰かを支えてきたのか?
どう生きてきたのか?その問いかけは、きっとこれからの為の問いかけ。
監督の勇気に拍手したい。

©2020「名も無い日」製作委員会
【真木よう子さんコメント】
繰り返していく毎日で、私の側に存在する愛する命の鼓動は、当たり前ではないという事、笑顔や悲しみさえも感じられる距離や、転んだら、助けられる自分の力さえも、その存在ありきの感謝である事。
そんな事を改めて深く感じざるを得ませんでした。

©2020「名も無い日」製作委員会
今回新たに公開された場面写真と出演者のコメント、あらすじからどんな話が想像出来るだろうか。
続報を待ちたい。
映画『名も無い日』http://www.namonaihi.com は2021年公開予定。
鑑賞チケットを事前に購入できる「未来チケット」も販売中。(未来チケット専用サイト:https://zzyzxstudio.net)
おすすめの記事はこれ!
-
1
-
第46回CINEX映画塾『実りゆく』田中要次さん×八木順一朗監督トークショーレポート
第46回CINEX映画塾『実りゆく』上映&トークショーが12月6日岐阜C ...
-
2
-
ポストホロコーストで残された人々を描く(映画『この世界に残されて』)
2020年米アカデミー賞国際長編映画賞ショートリストに選出され、ハンガリー映画批 ...
-
3
-
明けましておめでとうございます!
Cafe Mirageの記事をご覧いただいている皆様 あけましてお ...
-
4
-
昭和から平成。裏社会を生き抜いた男の物語(映画『無頼』)
さまざまなアウトサイダーたちの姿を一貫して描き続けてきた鬼才・井筒和幸監督の新作 ...
-
5
-
第45回CINEX映画塾『喜劇 愛妻物語』足立紳監督・代情明彦プロデューサー トークレポート
第45回CINEX映画塾『喜劇 愛妻物語』上映&トークショーが11月28 ...
-
6
-
女ってなんでしょうね。(映画『タイトル、拒絶』)
『タイトル、拒絶』というタイトルがまず気になった。 「ワタシの人生に、タイトルな ...
-
7
-
そこは奇跡が起きる場所(映画『音響ハウス Melody-Go-Round』)
ビートルズがアビーロードスタジオを愛し、あの横断歩道を渡る写真のアルバムを始め、 ...
-
8
-
第43回CINEX映画塾 『本気のしるし 劇場版』上映&トークショー レポート
第43回CINEX映画塾『本気のしるし 劇場版』の上映が岐阜CINEXで開催され ...
-
9
-
隣人はどんな人?(映画『ミセス・ノイズィ』)
集合住宅に住めば必ずいる隣人。 隣人との良好な関係を保つのも、生活をする上で大切 ...
-
10
-
映画『ばるぼら』は大人のファンタジー(映画『ばるぼら』手塚眞監督インタビュー)
彼女は魔女かそれともミューズか。 都会の片隅で耽美派の小説家・洋介が出会ったばる ...
-
11
-
ホテルローヤルを映像化。武正晴監督のこだわりとは?(映画『ホテルローヤル 武正晴監督インタビュー』)
ラブホテルとは日常から切り離された場所だ。一種の別世界。ここでの二人の時間は他人 ...
-
12
-
瞽女として生きた一人の女性の物語(映画『瞽女GOZE』)
日本には、盲人ながら三味線や胡弓を弾き唄い、巡業を生業とした女旅芸人がいた。「瞽 ...