
北川悦吏子×岩井俊二トークショー in 岐阜CINEX
北川悦吏子監督は岐阜県美濃加茂市出身。
脚本家としても知られている。
ドラマ『ロングバケーション』の主人公・南は
岐阜出身でミス長良川下りという設定が出てきたときに
なんで月9でこの設定なんだろうと思い、調べたことで
北川さんが岐阜県出身だということを知った。
地元出身の方の作品上映&トークイベント企画
『CINEX映画塾』
その企画でいつか北川さんの作品を上映したい。
岐阜新聞映画部の思いが今回叶った。
そして。東京で作品を見て、岐阜では上映されていない
『リップヴァンウィンクルの花嫁』を
岐阜で上映して岩井俊二監督に来ていただきたいという
もう一つの岐阜新聞映画部の思いがあった。
今回のイべントを知った時、正直驚いた。
1つが実現するだけでもすごいのに
2つの企画が同時に実現した。
東京では絶対に見られない奇跡の組み合わせ。
岐阜新聞映画部
-CINEX映画塾第7回-
『北川悦吏子監督&岩井俊二監督トークショー』
10月22日(土)に岐阜柳ケ瀬CINEXで行われた
北川監督と岩井監督によるトークショーの様子を取材した。
二人に共通するのは監督もするが脚本を書くこと。
昔からお互いを知っている二人でのトークショーは
1990年代のドラマ制作の裏側から
自分たちが監督、プロデュースした映画の話まで多岐にわたった。
1990年代、あの頃。
テレビドラマ視聴率が20%超えていたことが
珍しくない時代だった。
前半は『リップヴァンウィンクルの花嫁』の話から
脚本家駆け出し時代のエピソードが語られた。
『リップヴァンウィンクルの花嫁』をつくるきっかけ
岩井監督:
「東京では『リップヴァンウィンクルの花嫁』は
今年の3月公開でまだ上映中の所もあって。
どこから作り始めたと聞かれると…。足かけどれくらいですか?」
北川監督:
「結構前に聞いたような気がして。
『AV女優の話を書こうと思うんだ…』とか。」
岩井監督:
「『AV女優の映画を作りたい。」って
この作品にも出演している監督(紀里谷和明監督)が言っていて。
真面目に話すので脚本を書いてみようかと。
始めは紀里谷さんの本を書いてたんです。
色々調べてたんですけど、そのうち『飽きた。』って言われたので
『もらっていい?』と聞いたら『いいよ。』って。」
北川監督:
「このタイトルじゃない時も知ってます。
『ティンカーベルのなんとか』って月9みたいな。(笑)」
岩井監督:
「はじめはこの『リップヴァンウィンクルの花嫁』ってタイトルで。
回りに回って、結局これに戻ってきて。よかったなと(笑)」
タイトルはプロフィールに残る
北川監督:
「昔から結構変なタイトルあったりしましたね?」
岩井監督:
「『見知らぬ我が子』ってタイトルをつけられたり。
本当はあの頃公開されていた横文字の映画のタイトルを
もじったものだったんだけど
『横文字はわからへん。』ってその局のプロデューサーに言われて。」
北川監督:
「私もある。『もっとときめきを』。」
岩井監督:
「なんでタイトルにこだわるかって聞かれたんですけど
プロフィールに残るじゃないですか。
その次も『殺しにきた男』。3本目は自由に作っていいと言われたので
『マリア』ってつけたら『わかんないけど、まあいいや。』って。
ただ自由とは言ってもその当時はプロデューサーに
わかってもらえる話を作ってました。
今でもプロデューサーのために作った方が力が出しやすい気がします。
締め切りがないと。発注がないと起動しない(笑)」
北川監督:
「私も一緒に誰かに走ってもらわないとだめですね…。」
岩井監督:
「でもプロデューサーから気の利いたこと言われないと腹は立つでしょ?」
北川監督:
「はい(笑)。でもいないよりはいてくれた方が…。」
『ラブレター』はこうして生まれた
岩井監督:
「脚本家としては北川さんの方がデビューは僕より早くて。」
北川監督:
「あの時代はいろんな脚本家をプロデューサーがもり立ててくれましたねえ。
岩井さんの壺の話もあった。」
岩井監督:
「まだ何者でもない無名の僕にフジテレビの2時間ドラマ枠をやらせたいと
言ってくださったプロデューサーさんがいて。
そのテレビドラマ企画用に書いたのが『ラブレター』なんです。
始めはもっと地味な企画で主人公2人のうち1人しか出てこない。
小津風の話にして。北海道に住んでいる女の子が嫁ぐ日までを描く話。
余りにも地味だったのでこのドラマ枠のプロデューサーに難色を示されて。
でもそのプロデューサーはやりたいと。
『岩井という壺を買いませんか?』って
ドラマ枠のプロデューサーに話をしてくださったんです。
結局ダメだったんですが。
それでも諦めずにそれをフジテレビの映画部に持っていって。
プロット読んだ映画部のプロデューサーが『わかった。』と言って
映画化してくれたんです。」
さて岩井さんをこんなに押してくれたフジテレビのプロデューサーとは?
『世にも奇妙な物語』『振り返れば奴がいる』『古畑任三郎』…
数えきれない名作を生んだあの方です。
岐阜、初めて来ました
岩井監督:
「岐阜には初めて来ました。岐阜と言えば。関ヶ原があった場所。
美濃と言えば国盗り物語。
大河ドラマで平幹二朗さんが演じていた斎藤道三というイメージで。」
北川監督:
「鵜飼を見てもらおうと思ったら10月なのでシーズン終わってました(笑)」
後半は前半に語らなかった岐阜の話をしてくださった岩井監督。
後半はプロデューサー岩井俊二×北川悦吏子監督の
『新しい靴を買わなくちゃ』の話へ。
パリってお金がかかるんです
岩井監督:
「撮影期間は10日間くらい。はじめはたっぷり期間を取っていたんです。
資金をもってパリに行ったら撮影の費用がすごく高くて。
そのお金なら10日間分ぐらいだよと。
その当時、向井君がすごく忙しくて12日くらいスケジュールを空けて
もらったんだけど、2日いらなくなったという。」
撮影スタッフを雇うにも8時間を超えると料金が1.5倍、2倍となっていく。
それを避けるために現地スタッフは入替制にし、
日本からのスタッフに頑張ってもらったとか。
観客から「パリにはサービス残業ってないんですね。」と声があがったほど。
岩井監督:
「車から外を撮影するのも撮影ルートを出せって言われるし、
同じ場所での撮影は2日連続で撮れなくて。支障が出るからまた来週しかだめと。
とにかく大変でした。」
北川監督:
「行きの飛行機でずっとスケジュール見てたよね。」
岩井監督:
「(中山)美穂ちゃんと『ふらっときてもらってふらっと撮って
それが映画になったらいいよね。』と話していたけど…。
半分はそうなんだけど行ってみたら違っていたっていう。」
北川監督:
「私と美穂ちゃんで好きなことやりたいねって言っていたのがこの映画を作ったきっかけで
それに岩井さんに乗ってもらったっていう流れなんですが大変でしたね…。」
日本と海外では想像以上に撮影の環境は違うことがわかった
岩井プロデューサーの苦労話。そして撮影がはじまった。
カットをかけない撮影
北川監督:
「桐谷美玲ちゃんと綾野剛君はあれから有名になりましたよね。
そういえば岩井さんが綾野君を推したんだよね。」
岩井監督:
「まだ知り合ったばかりだったけれど、飲み会で出会って話をして。」
北川監督:
「二人は長く撮影していたようで2日間。
二人にはカットをかけずに自由にやってもらった所もあって。」
岩井監督:
「カメラ回ったままなのにカメラの向こうで
(北川さんが)『今キスしなきゃ。』とか言ってて。
『言ってきて。』というからカメラ回ってるままで
『なんかキスしてって言ってます。』って伝えに行った。」
北川監督:
「今回はカメラを回したまま指示を出して即興で演技してもらってます。
指示した声が入っているところは編集でカットして。
この作品での美玲ちゃんは普段ドラマの感じと違って
『このセリフは言いたい!』っていうセリフは言ってるけど
あとは自由に綾野君に引っ張られて演技してるんですよ。
『これ以降、こんな現場他にはなかったです。』
って美玲ちゃんに再会した時に言われました。」
セリフは北川さんが言っている
岩井監督:
「北川さんの作品での役者さんへの北川さんの思いの通じ方は
3パターンあるよね。
1.北川さんのオーダー通り(のセリフの言い方)になる
2.役者の解釈で言っている
3.通じていない
北川さんのオーダー通り役者がセリフを言っている場合は
北川さんが話しているように聞こえる。」
北川監督:
「1と2ならどっちがいい?」
岩井監督:
「監督としては役者の解釈があった方がいいとは思うんだけど。(笑)
結構強い言葉を書いている時あるよね。」
北川監督:
「今放送中の『運命に、似た恋』(NHK)の中の『よくしゃべるね。』っていう
セリフはきつかったかな。」
岩井監督:
「女性なのに『私は生きてるだけだ。』
『だ』って言い切るでしょう?この『だ』をはずしたいという役者もいると思う。」
北川監督:
「あれは外せないです。原田知世さんもこのセリフが好きだって言ってくださいました。」
『新しい靴を買わなくちゃ』を見る方に
岩井監督:
「この企画は実は北川監督初監督作『ハルフウェイ』より前から企画があって。
北川さんの病状を考えながら美穂ちゃんと連絡を取って。
裏ではいろいろなバトルがありましたが(笑)スイーツな映画です。」
北川監督:
「パリにこれを撮りに行きたい。その夢を思って5,6年生きてた時があります。
これがあって病気と闘って。美穂ちゃんと岩井さんに支えられて。
親みたいに大切な映画です。美穂ちゃんと向井君がとてもいいので
ぜひ見てください。」
北川監督と岩井監督の長年の交流、深い絆を感じることが出来た時間だった。
またぜひ岐阜で映画の話を。岐阜を舞台に作品を。
お会いできる日を楽しみにしている。
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