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おいしい映画祭2022 初日トークレポート①
2022/12/06
12月2日~4日に渡り名古屋ミッドランドスクエアシネマでおいしい映画祭が開催された。
おいしいものをテーマに短編映画を公募したコンペティション部門と招待された作品、ゲストの監督、キャスト、クリエイターがトークを繰り広げる招待部門が企画され
上映された1日目の様子をレポートする。
1本目は『純猥談 私もただの女の子なんだ』。性愛にまつわる体験談投稿サービス「純猥談」の作品を原作に短編映画化され、シリーズはYouTubeで総再生回数2000万回越えを達成。
そのシリーズの中からの1本が上映された。映画の監督を担当した映像作家のYPさんとおいしい映画祭プロデューサー山崎真和さんのトークをお送りする。
山崎真和プロデューサー(以下 山崎P)
「YPさんには映画というイメージが私の中ではなくて。純猥談が初の映画となりますか」
YP監督
「そうですね。短編映画というところでは純猥談が初めてですかね」
山崎P
「本当にYouTuberの方だったりとかCGとかそういう動画に特化しているイメージなんですが、純猥談という映画のシリーズがスタートしたきっかけは何だったんですか」
YP監督
「自分が映像作家として、映像監督として何か世の中に対してどういった作品が作れるかみたいなことは常日頃から考えていて。ちょうど純猥談が作られる前のYouTubeとかのプラットフォームには高品質な短編映画みたいなものがないなと。コンテンツは椅子取りゲームのようなものかなと思っていて、短編映画という椅子がずっと空いてるなと考えていたところに、元々純猥談はテキストサイトにいろんな投稿者の方が投稿してそれをTwitterとかテキストベースで流していくものだったんですが、その原作の「触れた、だけだった」という原作を読んだときにもう絶対この作品は映像として世の中に存在してる方が正しいなという予感がして。ちょうど運営のポインティと元々友達だったので、すぐ連絡して。絶対これは映像の方が正しいからすぐ映像にしよう、制作費も全部自分で出すから何でもやろうと言ってすぐ友達たちを集めて、自主制作映画のような形で一番最初の『触れた、だけだった』を友達たちと一緒に作って公開しました。チャンネル自体も本当にゼロから始めたものだったんですが、公開から1週間ぐらいで100万再生にすぐ行きました。YouTube上で見られる高品質の短編映画というものがあまり僕らの世代ではなかったので、そこに丁度ハマれることができたな、考えていた椅子取りゲームにこれが綺麗にはまったというのが最初のことの起こりから現在の顛末という感じです」
山崎P
「実は今日流れたのは3作品目にあたる作品なので、1作品目、2作品目とこの次、4作品目もあるのでぜひ今日帰りの電車の中とかでも見ていただけるといいかなと思います。どのシリーズも、できれば共感したくなかったけど共感しちゃうというところが100万回再生というところにたどり着いた一つかなと思うんですが、どのミュージックビデオ作品も、何かどこか人に対して共感、共鳴しちゃうなというところがYPさんの作品の特徴だなと私は思っているんですが、そういうところにこだわって作っている部分はありますか」
YP監督
「映像のコンテンツを作る、コンテンツを考えるときに、その作品が存在することによってその作品に触れた人たちの心の形とか人生の行動に少しでも何かいい影響が与えられるようなものというのが良いコンテンツなのかなと思っていて。そういう人間の心の機微みたいなところを日頃から注目して考えています。そういうトリガー的なものをヒントにいつも作ったりしていて、その作品に触れる前と触れた後でその人の心の形が少しでも良い方向に変わっているようなものってどういう映像作品だったらいいのかなとか、どういう仕掛けだったらいいのかということは常日頃考えたりはしています」
山崎P
「今回の作品も最後に音楽がタイトルロゴと一緒に入ってくるじゃないですか。ぞぞっとするくらい良かったです。音楽の力もそうですし、俳優さんもそうですし。見た後はまた感想が変わるなと思うんです。この中に実はVFXとかCGの仕掛けも入っいてたんですよね」
YP監督
「そうです。雨のシーンとかは上から雨をかぶせています」
山崎P
「最初にYPさんの自己紹介のリール動画を見ていただいたんですが、そういう編集技術もありますが、実はYPさんは企画も撮影もできますよね」
YP監督
「基本的にたたき上げというか、自分で本当に独学で16、7歳ぐらいのときからカメラ一つ持って、関西のインディーズバンドの人たちのMVをたくさん作って一段一段上がってきたような人生なので、基本的に1人でやらなければいけないことは何でもやってきたかなという気はしますね」
山崎P
「この会場にいる方、学生の方もそうですけど、動画をやりたい方がたくさんいて、この動画と映画というジャンルにないものが純猥談かなと思うんですが、純猥談はどういうジャンルで挑戦しようと思った感じですか」
YP監督
「短編映画という枠が開いているなと思っていたので、そこの枠にはまるようなフォーマット作りはすごい意識していました。結構70、80年代、90年代、2000年代で写真と音楽とナレーションとかをいろいろ使ってドライブしていくような、語りがあってから始まる作品はいくつかあるんですけど、それは平成と令和のバージョンというのはまだないなと思っていたので、先輩たちのいろんな作品を参考にしながらフォーマットを作って、でも最初に状況を全部説明してその後答え合わせをしていくみたいな、フォーマット作りを結構意識してやったりとかはしていました。短編映画でもあるけれどもミュージックビデオっぽくもあります」
山崎P
「明日ちょうどこのおいしい映画祭のコンペ学生部門の上映があるんですけれども、30分以内で美味しいカットを入れてくださいという条件で今回コンペティションをやっています。今日観ていただいた作品は16分台で、しかも美味しいところがいっぱい入っていましたよね。コンビニのケーキとか誰でも今からでも調達できるようなものが、今までの人生で一番美味しかったんだろうなと思うシーンがありました。おいしい部分の撮影のところは何か意識されましたか」
YP監督
「食べ物が美味しいといういわゆる見た目とか、質感とかしずる的な部分ももちろんあると思うんですが、やっぱり食べるときの瞬間、瞬間にたどり着くまでの過程がすごい大事だと思っていて。本当に映像の中でも描いていたんですがよくわからないような人たちからもらう高級なケーキよりも自分のことを大切に思ってくれてプレゼントしてくれた何でもないケーキの方が美味しいよねというところで、同じケーキなんだけどそこまでの過程のストーリーが全く違うことでそれがとてもおいしそうに感じられる、おいしさというか幸せに感じられる。ケーキで幸福度が満たされるというのはどういう文脈なのかなということはすごく頑張って脚本段階で詰めてコントロールしていました」

左:山崎真和プロデューサー 右:YP監督
山崎P
「本当にたくさんおいしいシーンというのが散りばめられてはいたんですが、全てが16分で収まっていて、しかもエモいという感じがあると思うんですが、原作にはコンビニケーキのシーンとかはないですよね」
YP監督
「そうですね。原作ではないシーンをたくさん入れています」
山崎P
「それにあたっては何か取材をされたりとかということはあったんですか」
YP監督
「そうですね。かなり取材はさせていただきました。そういった職業で働いているような方だったりとか、それに僕の周りとかでも結構そういった友達もたくさんいるし、そういうコミュニティに入っていったりとかしてお話を聞いたりとかして。どういう瞬間が嬉しかったとかどんなことが嫌だったかということをたくさん聞いて。職業の方にもちろんそうですけど、そうじゃない方たちが見たときにもちゃんと入っていける感情の余地みたいなことをどういう風にコントロールするかということを考えると原作って結構その人の体験談で、その体験談だけだとその余地があんまりない中で映像って文章よりも情報量がかなり増えますよね。音だったり映像だったり視覚的な情報とかが増えてしまうので、結構その情報を限定的にしてしまうというのがあって。これは映像の難しさだと思うんですが、その映像を限定的にしてしまったからこそできる余白をどういう風に考えていくかということはすごい意識して作っていました。なのでその文脈がすごい大事だったりする。映像の脚本はかなり原作とは違う様子になっていますし、その女性の本人の像みたいなものも結構原作と、本編がかなり違ったものになっていると思います」
山崎P
「でも本当にあの2人の人生をのぞき見しているような感じが出ていて、そこにもリアルさというものを追求した部分が出ていますよね。ここまで4作品ありますが、今後も続いていく予定ですか」
YP監督
「そうですね。本当にそれはやっぱりいい原作があって、それが今のこの世の中にとって必要な作品かどうか。描くべき作品なのかどうかということはすごく考えながら、たくさん原作を読んだりとかそれは純猥談に限ったことではなくて、自分がクリエイターとして作品を作るということは発信するということに近いと思うので、その発信をするときに自分がどういう形で世の中と関わって、世の中の形と自分の形を変えていくかみたいなことはすごく考えたりはしているので、何か良い原作があれば作りますって感じですかね」
山崎P
「ちらっと、目指せNetflixというのを見たんですが、純猥談の行く先の目標はどんなものでしょうか」
YP監督
「純猥談が始まったときにみんなと話していたのは、ちょっとでもそういった悲しい思いだったり、寂しい思いだったりとか辛い思いであったりとか楽しいとか何でもいいんですけど、そういった感情を抱いた人たちにも寄り添うような作品を作りたいなと思っていたのでそれが届くのであればどういったフォーマットでもどんなプラットフォームでもいいのかなと思っていて、Netflixは派手ですけどテレビとかの深夜枠とかでさらっとやっているような感じでもいいのかなと思いつつ、どんな形で純猥談が扱われるのかというのはすごい意識しながらどこがいいのかなということは常に探しています」
山崎P
「スマホとか、自分の世界の中で見るというのが純猥談の良さでもありますし、今日実際映画のスクリーンに流れてどうでしたか」
YP監督
「やっぱりすごい気持ちいいですよね。でかいのはいいことなので」
この後、会場からの質問にYP監督が答える時間もあった。
(ここは来た方のみのお楽しみとさせていただきたい)
山崎P
「最後に今日この会場に起こしの皆様に一言いただいてもいいですか」
YP監督
「はい。僕がやっている映像制作というのは人生というか生涯を通してやっていく遊びというか趣味というか仕事みたいなものだなと思っていて、僕的にはその映像をやることで人生が豊かになるように日々頑張っているんですけど、多分今日来られている中でも映像を仕事にしたいなと思っている方はいると思うんですが、コツはですね、好きなことしかやらないと決める、覚悟をしまくるということ。大体やりたくない仕事も来るんですけど、やりたい仕事をするために、やりたくない仕事を頑張ればいいかみたいなことはすごい重要で、やりたくない仕事をして辞めていった僕の同期とか後輩とか先輩もいるので、それは悲しいことですが、映像に興味があって好きだと思って始めたのにできないみたいなことはすごいもったいないと思うので、本当に勉強すれば、たくさん頑張れば自分の好きな映像を作れるようになりますので、自分を信じてポジティブに楽しく映像制作に向き合っていただければ嬉しいなと。僕もやっているものとして仲間が増えるのは嬉しいので皆さんといつかまた会う日が来ると思いますので、その時はよろしくお願いいたします。今日はありがとうございました」
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