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彼らが本気で

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荻上監督が放つ性を越えた愛情の物語(映画『彼らが本気で編むときは、』)

家族の形は変わりつつある。
世の中でもトランスジェンダーに対する動きは変わりつつあり、
住民票や保険証への性別の非表示、通称名の表示もできるようになってきている。

それでも世間の中ではトランスジェンダーの人達を異質ととらえる人もいる。
人は生まれ持った性別にとらわれて人生を生きているとも言える。
性別は身体の形で判別されるため心が持つ性別が一致しないとしても
それは本人が主張しない限りわからない。
その人が悪いわけではないのに
長年その違いに苦しんで世間からも冷たい目で見られる。

『かもめ食堂』、『めがね』で知られる荻上直子監督の最新作
『彼らが本気で編むときは、』はトランスジェンダーをテーマに描かれた作品。

様々な苦難を乗り越え女性として生きるために後は戸籍を変えるだけのリンコ。
すべてを受け入れリンコを純粋に愛すマキオ。
男の元に行ってしまい帰ってこない母を持つマキオの姪のトモ。
3人での生活が始まる。
春のわずか60日。
そこには血のつながりも性をも超えた家族の生活があった。

2017年2月9日荻上直子監督、マキオ役の桐谷健太さんが来名。
作品を作った経緯や撮影について伺った。

自分が迎えればいいだけなのに

Q.トランスジェンダーをテーマに書く上で大切にしたことを教えてください。
荻上監督
「日本では芸能界などでセクシュアル・マイノリティがきらびやかに活躍していますが
日常で会うことがほとんどない現状にあって、アメリカに比べてそういう方たちが
表に出づらいのでは、と感じていて。それが自分の中で違和感があって。
日常にいる、隣に住んでいるかもしれない人たちを描きたいなと思いました。
自分がオープンでいればトランスジェンダーの方とも出会えると思うんですが
日本ではそういうことがない。
いないはずはないんです。見えていないだけなんではないかと思って。
普通に仕事をして生きているトランスジェンダーの方を描きました。」

 

Q. 生田さんと桐谷さん。二人を選んだ理由を教えてください。
荻上監督
「作品を作ろうとしたそもそものきっかけは新聞記事でした。
トランスジェンダーの女の子にお母さんがニセ乳を作ってあげたという記事からなんですが
すごくそのお嬢さんがきれいで。きれいな人にリンコさんをやってほしいなと思っていて
生田さんにお願いしました。
生田さん演じるリンコのパートナーであるマキオさんは
物理的にも精神的にも大きな人がいいなと思って。
以前にテレビドラマで30歳を超えたぐらいから大人の男の人の色気が出ているなと
気になっていたので桐谷さんにお願いしましたがぴったりでした。」

 

Q.オファーを受けてどう思われましたか?
桐谷さん
「そうやって感じてくださったんだなと。
変化していく自分を感じ取ってくださったのが嬉しかったですね。
最近はオリジナル作品が減っている中、監督は脚本を書いて撮影するので
とても楽しみでした。」

 

Q.役にはどうアプローチされましたか。
桐谷さん
「演じるにあたってリサーチしたり、トランスジェンダーの友達がいるので話を聞いたり、
監督に撮影に入る前に話を聞いたりしていました。
今までの作品を見ても監督は『空気を撮る』方だと思うので本物で勝負しないと話にならないと思って。
借り物の服と借り物の言葉でフリは出来ても血が通ってないと全然話にならないので
自分の中にあるマキオを探しました。マキオがリンコさんを愛する気持ち、
そばに居たいという気持ちは僕の中にあるし、
それを核にして、こういう話し方かな?とか佇まいとか経験して感じたこととか想像して。
お父さんが出て行った後のお母さんやお姉ちゃんの女の弱い部分、怖い部分も見た来ただろうなと。
それを混ぜ合わせてマキオを自分の中に流し込んでいきました。

 

今回のマキオ役は今までの桐谷さんのイメージにはない役柄。
そんなマキオを確立させたのは荻上監督の一言だったのかもしれない。
桐谷さん
「撮影初日に監督から『笑顔がちょっと多すぎませんか?』と言われて。
『なくしてください。』ではなく『多すぎませんか?』と言われたときに一回自分も考えて。
自分は優しさを説明しようとしていたなと。
いつでもニコニコして存在している人かなと想像していたんですが
普通に過ごしていてたまに笑顔が出る分にはいいけどもっと普通でいいなと。
トモに対しても外から見える優しさじゃなくて子ども扱いしない、
人として接してそばにいて寄り添うようにいるような人なんだと。
余分なものが取れて監督の一言がありがたかったです。」

 

リンコがいるからマキオもいる

リンコとマキオの出会いはマキオの母が入所している介護施設。
リンコとの出会いがマキオの生活に変化を与えた。

Q.マキオから見たリンコ、桐谷さんから見た生田さん演じるリンコとは
桐谷さん
「マキオさんにとってリンコさんは自分の人生を変えてくれた存在だし
白黒だった世界をカラーに変えてくれた人。マキオとしては『愛しています。』と。
僕自身としては撮影が始まって最初は大変そうでしたし気持ちの面だけでなく
見え方とか意識しなければいけない中で
どんどんきれいになっていく斗真を見て嬉しく思いました。」

Q.現場の雰囲気はどんな感じだったんでしょうか。
荻上監督
「映画製作は五年ぶりになってしまって。オリジナル脚本では映画を撮りづらい現状が邦画にはありまして。
プロデューサーが資金集めに奔走している姿を間近で見ていました。
これで失敗したら二度とオリジナルでは映画が作れないという危機感もあって攻めの姿勢で取り組みました。
気づいたら自分が一番年上でみんなが言うことを聞いてくれるんです。
あまり説明することは得意ではない私が何か違うなと思って相談すると
ちゃんと桐谷さんも生田さんも答えてくれる。
話し合いながら作っていくシーンもあり助かりました。
桐谷さんは現場のムードメーカーで現場にいるとみんながあったかい気持ちになるし、なごみました。
私自身、前のめりになって作っていく中で安心感を与えてくださって。
私自身にも生田さんにとっても支えになってくれました。」

リンコとマキオとトモ。自然な距離感。次第に縮まる距離

リンコの母性愛は深い。それを理解するマキオ。
リンコを慕い始めるトモ。
その自然な距離感を作ったものは何だったのか。

Q.トモ役はオーディションで選んだとのことですが決め手は何だったのでしょうか?
荻上監督
「芸能界慣れしていない子がいいと思っていて。
これぐらいの女の子はお母さんに言われて来る子と自分で来る子がいるんです。
それが見てすぐにわかるんですね。なかなかそういう子が出てこなかった中で粘って粘って最後に出てきた感じで。誰に言われるわけでなく自分の意思でそこに居るのがわかったし、
抜群にお芝居に関する勘がよかった。撮影中も現場に慣れていく過程で『変に芝居をせず、自分に近づけて。』
と言ったことはありますが基本的には自由に芝居をしてくれていました。」

Q.3人の距離感がとても自然でしたが撮影の合間も一緒に過ごしていたんですか?
桐谷さん:
「斗真とはもともとご飯を食べたりお酒を飲んだりする仲なんですが
トモ役のりんかちゃんとは初めましてでした。
僕が知っている子役の子とはちょっと雰囲気が違って
子供扱いではなく普通に話していました。僕らに対してのわからない、
特に斗真に対してのわからないという気持ちがリンコさんに対してわからないという
トモの気持ちにリンクしているところも初めはあったと思います。
撮影の中で3人の思い出ができていく中で待ち時間を3人で過ごす時間も増えていきました。」

家族の食卓を映す飯島さんの料理

この作品の季節は春。3月から5月にかけてという60日間を描く上で
食卓やお弁当にも季節感が表れている。

Q.監督の作品になくてはならない存在になっているフードコーディネーターの飯島奈美さんの料理ですが今回は何か指示を出されたんですか?

荻上監督:
「トモはコンビニのおにぎりしか食べていない子どもだから
『ばっと出てわっとうれしい』という家庭料理をお願いしますとリクエストしました。
飯島さんは『やっぱとりから(とりのから揚げ)ですよね。』といって
メニューは飯島さんが考えてくださいました。」

 

Q.食卓のシーンがたくさんありますね。

桐谷さん:
「家庭のあったかさを感じるという意味では食卓は重要なシーンでした。」
荻上監督:
「結構とりから食べてましたよね?」
桐谷さん:
「斗真に言われてそうだったかなって思い出したんですけど。
監督が長回しで撮ることもあって斗真の手が大きく映ったりして『もう一回!』
という感じで何回かやり直しになると
またとりからを食べるシーンから始まるので20唐揚げぐらい食べていて(笑)
美味しかったです。
ご飯のシーンを見たら子供の頃を思い出したり、匂いもある映画だなと。
ご飯のシーンだけじゃなくて帰り道の空が紫色になって夜になっていく感じとか
記憶の匂いもある映画だと感じています。」

彼らが本気で

左:桐谷健太さん 右:荻上直子監督

 

料理と同様に編み物が全編に出てくる本作。
編み物は女性がするものだという考え方もある中で
リンコもマキオもトモも3人一緒に編み物をしているシーンを見て
トランスジェンダーだけでなくジェンダーバイアスも考えさせられた。
男らしさとは何だろう?女らしさとは何だろう?
性別に関係なく人としてどう生きていくかが大切なのではないか。
理解のある母のもと悩みながら自分らしく生きてきたリンコ。
全てを受け入れるマキオ。やはり彼も気持ちに正直に生きる。
そんな二人を見ながらトモも成長していく。

 

荻上監督第二章。
現代の家族のあり方を問う。一緒に過ごせる幸せを噛みしめたくなる。
『彼らが本気で編むときは、』は2月25日より公開。
名古屋ではミッドランドスクエアシネマ他で公開。

彼らが本気で編むときは、
脚本・監督:荻上直子
出演:生田斗真、桐谷健太、柿原りんか 他
http://kareamu.com/
© 2017「彼らが本気で編むときは、」製作委員会

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第71回 CINEX映画塾 映画『銀平町シネマブルース』小出恵介さん、宇野祥平さんトークレポート

第71回CINEX映画塾『銀平町シネマブルース』が2月17日、岐阜CINEXで開 ...

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名古屋シアターカフェ 映画『極道系Vチューバー達磨』舞台挨拶レポート

映画『極道系Vチューバー達磨』が名古屋清水口のシアターカフェで公開中だ。 映画『 ...

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パク・チャヌク監督の新作は今までとは一味も二味も違う大人の恋慕を描く(映画『別れる決心』)

2月17日から公開の映画『別れる決心』はパク・チャヌク監督の新作だ。今までのイメ ...