Cafemirage

Cafe Mirage--岐阜発 映画・エンタメ情報サイト

カテゴリリンク

tyotto3

EntaMirage! Entertainment Movie

映画『ちょっと思い出しただけ』池松壮亮さん、松居大悟監督インタビュー

2022/02/15

ある男女の6年間のある一日を描いた映画『ちょっと思い出しただけ』。
クリープハイプの尾崎世界観が自身のオールタイムベストに挙げるジム・ジャームッシュの名作映画『ナイト・オン・ザ・プラネット』に着想を得て書き上げた「ナイトオンザプラネット」から松居大悟監督がイメージして製作された作品は元ダンサーの照生とタクシードライバー葉(よう)の関係を中心に描かれていく。

主演の池松壮亮さん、松居⼤悟監督にお話を伺った。

Q.クリープハイプの曲からインスパイアされたものを脚本にされたと伺いました。オリジナルだと自分の経験値も入れて書き込んでいくと思うんですが、脚本にどんな思いをぶつけられたのでしょうか。

松居監督
「この映画のきっかけは2年前の春にクリープハイプの尾崎世界観くんから曲が送られてきたことで、それがないと書かなかったと思います。この曲は一番最初の緊急事態宣言で大きなライブがどんどん中止になって、事務所が本当に潰れそうだという電話とかをする中で尾崎くんが覚悟を持って作った歌なんです。それが今までの曲調と全然違って人のことを思った優しいメロディーで。尾崎くんがバンドをやろうと思ったのは高校時代の大晦日の夜にジム・ジャームッシュの『ナイト・オン・ザ・プラネット』という映画を観て、朝方にバンドやろうと思ったそうで、クリープハイプというバンド名もその映画にちなんでいるんですが、そんな彼らが、事務所が潰れそうだ、やばいという時に「ナイトオンザプラネット」という曲を作ったことの意味、バンドをかけているような気がして。きっと尾崎くんは僕にミュージックビデオを撮ってほしいというニュアンスで送って来たと思うんです。僕はクリープハイプと10年ぐらい付き合いがあるんですが、最初の5年は一緒にミュージックビデオを作ったりしていたのが、ここ5年はやっていなくて。ミュージックビデオではなくて長編映画として応えたいというか、責任をとりたいと思ったんです。歌詞を分解してストーリーを作るのではなくて、この曲が最後に流れるストーリーを作ろうと。そういうところから台本を作っていきました。相手のことを思ったりとか、すれ違ったりとかするようなそういうラブストーリーを作ってみたいと思ったのはきっとコロナで人と会えなくなったから。コロナ禍になったからこそ生まれた物語だったと思います。会えないから嫌だな、苦しいなと思うけど、その分人と会えた時の喜びとか、嬉しさもあるなと。それでコロナ禍の現代から遡っていく構成にしようと思いました」

Q.『ちょっと思い出しただけ』というタイトルが絶妙だったんですが、どんな時に思いつかれたのでしょうか。

松居監督
「始めは違うタイトルだったんです。『星につま先』というタイトルで自分ではめっちゃいいタイトルだなと思っていたんです。『ナイト・オン・ザ・プラネット』が星の夜のいろんな場所の夜のお話で、これは星の中の小さな東京の夜の話、星の中のつま先だ!と思っていたら、みんなに「わかりにくい」と言われて(笑)。曲の中に「ちょっと思い出しただけ」というフレーズがあるのでこっちがいいと勧められて、クランクイン直前にこのタイトルになって。今はこれでよかったなと思っています」

Q.監督が書いた脚本を読んだ時の印象と今回の怪我でダンサーの道を諦めた男を演じるにあたってどんなアプローチをしたのか教えてください。

池松さん
「脚本は撮影に向かって随分と変化していったので、最初に読んだ段階では映画で観ていただいたものとは違うのですが、企画自身の可能性を感じました。これならば勝負できるんじゃないか、勝負しがいがあるんじゃないかという気がしました。ダンサー時代は照生が怪我をして踊れなくなることで圧倒的に戻れないあの頃がある。そして今世界には圧倒的に戻れないあの頃、コロナ以前がある。そのメタファー的になればいいなと思って演じていました」

Q.これまでの作品の中でこんなにラブストーリーを正面からストレートに描かれたことはなかったのではないかと思うのですが、どんな思いで描かれたのでしょうか。

松居監督
「コロナ禍になってすぐぐらいはとても明るいコメディをやりたいとか、こういう状況だからこそどういう映画を届ければよいかを考えて。この曲を聴いたりとか、今みんながどういう映画を観たいだろうと思った時に決して派手ではないけれど何もない日々とかさりげない感覚とかそういうものを掬い取るような、家にいて、育てた鉢植えが育って嬉しいとかそういうことで喜べるような物語がいいなということをなんとなく思って。それと今まで真ん中を進むことをずっと避けてきたんですね。それこそ家族ものとか恋愛ものとかはやらずに隅の方とか裏側とかを撮ってきて。そこに対する恥ずかしさというか照れ隠しというか。『くれなずめ』も友達の話ですけど照れ隠しで最後ふざけるとか。でももう36歳ですし、照れ隠しはいいか、正面からやろうと。そういう時代になったというか、自分がそういう年代になったんでしょうね(笑)」

Q.実際撮影されていかがでしたか?

松居監督
「面白かったですね。ちゃんと真ん中をやるならかつてのメンバーとやりたくて。池松くんや尾崎くんもそうですし、カメラマンの塩谷くんもそうですし、初期の頃ずっと尖ったことをやっていたメンバーとやりたいなと。離ればなれになっていたからこそ一回再会するときにまた尖ったことをやるより、真ん中をやってみたいなと。面白かったですし、自分達らしい真ん中をやれているような気がしました。これまでの流れもあって、自分達が胸を張れる作品がみんなのおかげで出来たような気がします」

Q.松居監督とは昔から交流があって、作品にも出演されていて、松居監督の変化も感じてこられたのではないかと思います。今回の変化は池松さんから見てどう感じられていますか?池松さんが本作で挑戦したことはありますか?

池松さん
「松居さんは自分のやる気スイッチといいますか、ツボを押してくださる方です。今回に関してはすごく個人的なことですが、コロナ禍でステイホームを強いられ、リモート映画など業界の多くの人が可能性を探っている中、どうしても国内で自分の気持ちがフィットすることが見つけられず、どちらかというとコロナ禍の中で今だからこそと海外に目が向いていて、海外に出て活動していたのですが、去年の夏たまたまロシア映画の撮影が3か月延期になったところに松居さんから連絡をいただいて。その時に感じたのは僕は今31歳ですが、同じ2010年代を共にした自分たちが新しい何かを、面白いミニシアターを作っていくんだと躍起になっていたあの頃、つまり青春に決着をつけようと言われたような気がして。また新しいチャレンジをしながら2010年代を総括しようと言われたような気がしました」

Q.今回の撮影の中で心に留めていたこと、決めていたことはありますか?

松居監督
「チーム感というよりも物語としてラブストーリーではあるんですけど、ピークのシーンだけで終わらないようにするということを大事にしていました。例えば水族館デートの中で踊りを踊ったらもう次のシーンに行く。ドラマチックなシーンが連なって行った方が気持ちいいですし、映画としてはそうしたくなるんですけど、日常とか思い出すことは派手な出来事よりも割と些細なことの方が多いよなと。踊るけど、警備員に見つかって逃げ回る方が自分の中ではむしろ大事だったり、車の中でケンカして、そのシーンで終わってもいいんだけど、その後にちょっともやもやした気持ちで駅でぼんやりしているところをしっかり撮ろうとか。そういう日常に戻っていく過程も含めて丁寧にやろうということは思っていました。あとは映画に出てくる人達を全員愛せるようにしたいと思いましたし、最後に流れる曲が素敵に聞こえればいいなと思っていました。出てくるものや人全員が主人公になればいいなと。2人だけの物語にしてしまうと、他を抑えたくなるんですけど、むしろ逆でみんな魅力的にしたいなと意識していました」

Q.劇中のやりとりが自然で、どこまでが脚本なのかと感じましたがどのように現場で作られていたのでしょうか。

松居監督
「セリフ的には結構ちゃんと話しているんですよ。台本通りやっていて、その間の隙間をみんなが埋めてくれたりしましたし、決定稿になる前に伊藤さんとも話しましたし、池松くんとはみっちり話しましたし、尾崎くんとかプロデューサーとかいろんな人とやり取りして、どんどん全員が役に向かって行くというより、台本も役も自分たちに近づけていくという作業をした気がします」

池松さん
「これは昔からそうですし、松居さんの主宰する劇団を観ていただければわかるのですが、そういう作り方をしています。役が育っていくことや場が育っていくこと、人と人とがカメラの前に立った時に起こることを欲してくれるので、そこまでにすでに演出が入っていて、リアクションとリアクションの先にあるト書きにないもの。演じているうちに出てくる脚本とは違った言葉や言い回し、そういうものを掬い取ってくれたと思っています」

Q.照生のキャラクターの物腰がとても柔らかいですね。話をうんうんと聞いてくれる。すごくいいなと思うのですが、これはどうやって生まれたのでしょうか。池松さんだからこのキャラクターになったんでしょうか。

松居監督
「葉がタクシーの運転手。運転席から動かないまま言葉のやり取りをしている人で、照生は言葉がないところで身体表現をしている人。光に照らされていたダンサーが、照明さんとして光を照らす人になっていく。光を照らすという一方でセリフを必要としないというのがいいなあと思っていました。言葉でいっぱい言う人じゃない照生という人間像がなんとなくイメージ出来ていて、最初から池松くんにお願いしたいと思っていたので、そこに向かって書いていたりもしつつ、芝居で照生という人物を池松くんが生きている人物にしてくれた気がします」

Q.照生の話し方の語尾にとても柔らかさや色気を感じますが、話し方も工夫されていたりしますか。

池松さん
「うちの父親と弟と僕の話し方がまるで一緒なんですよ。だから多分血です(笑)。真面目に話すと、普段から自覚的にやっている部分と感覚的にやっている部分があって、その両方が表現として出てきています。話し方を狙って変えることは決してやりませんが、役柄を感覚的に掴む中で、話し方や、呼吸などが変わってくるのは確かです。自覚的なものとしては、松居映画の主人公として不器用であることは鉄則なので、20代でにやったこととは違う不器用さ、目の前にあることに対する処理能力は器用で上手いんだけど、全部持ち帰って心に溜めてしまうような柔らかさと不器用さを持っていれたら面白いかなと思っていました」

Q.伊藤さんとの掛け合い、お二人のリズム感、雰囲気がすごい素敵なカップルだなと思って見ていたんですが、その中でも印象的だったシーン、エピソードなど伊藤さんとの裏話があれば教えてください

池松さん
「松居さんが伊藤さんの声がとてもお好きなんですね。タクシーの中で「私のどこが好きなの?」と聞かれてキスされながらも色々答えていくシーンがあるんですが、その中で、「声も好きだし」というセリフがあるんですけど、そもそも僕も変な声だし、主題歌を歌う尾崎さんの声も変だし、松居さんも伊藤さんもみんな声が特徴的で変だなと思っていて、ちょっとほっこりさせようと思って本番だけ、「その変な声も好きだし」って言ってみたんですね。そうしたら、カットがかかった後で伊藤さんに怒られました(笑)」

松居監督
「「変って何!?」って言ってましたね(笑)」

Q.作品の中に出てくる小道具にこだわりを感じました。ケーキが何種類も出てきたり、毎回時を刻む時計だったり、その中でもバレッタは葉の置いていったものかと思いきや、照生が使っていたものでした。バレッタを照生が使っていた設定は元々脚本に書かれていたのでしょうか。

松居監督
「はい、書いていました。ちょっと話が戻るんですが、もともと男女の設定が逆だったんですね。男がタクシードライバーで、女がダンサーから照明さんになるという話だったんですが、池松さんと伊藤さんが決まりそうだとなった時に、ちょっと待てよと思って。伊藤さんがタクシードライバーで池松くんがダンサーから照明さんになった方が何かグッとくるなと思って。役の設定を入れ替えた時にバレッタを男性用の何かに変えると何かがなくなってしまうような気がして、このままにしようと。設定は前の設定の余韻があるんですけど、色々男だから、女だからどうこうみたいなものから解き放ちたかったということも正直あります。自由さといいますか、男だからつけない、男だから違うとかではないものもあるよなと思った時に、照生が葉からもらって大切にしていて、別れたけど捨てづらくてみたいな感じが二人っぽくていいなと思って。鼈甲のバレッタは照生のものにしようと決めたんです」

あの日、あの時。ふとした瞬間に思い出す。戻れないからこそ愛おしい。そしてあの日があるから今がある。

エンドロールで流れるクリープハイプの「ナイトオンザプラネット」が沁みた。

映画『ちょっと思い出しただけ』
https://choiomo.com/
はテアトル新宿他で現在公開中。
東海3県ではミッドランドスクエアシネマ、イオンシネマ(名古屋茶屋、長久手、津南)、ユナイテッド・シネマ豊橋18、TOHOシネマズ(木曽川、津島、モレラ岐阜)、コロナシネマワールド(安城、大垣)、ミッドランドシネマ名古屋空港、MOVIX三好で公開中。

-EntaMirage!, Entertainment, Movie

おすすめの記事はこれ!

水平線_メイン画像 1
映画『水平線』名古屋シネマスコーレ舞台挨拶 小林且弥監督、足立智充さんトークレポート

映画『水平線』公開記念舞台挨拶が3月23日(土)名古屋シネマスコーレ開催された。 ...

水平線_メイン画像 2
愛する人を思いながら生きる人々を描く(映画『水平線』)

東日本大震災から13年が経つ。 3月23日(土)から名古屋シネマスコーレで公開さ ...

20240317_095635 3
ナゴヤキネマ・ノイ開館!映画『その鼓動に耳を当てよ』舞台挨拶レポート

名古屋今池のナゴヤキネマ・ノイが2024年3月16日、開館した。  入口の段差が ...

©東海テレビ放送 4
ナゴヤキネマ・ノイオープニングを飾るのは断らないERに密着した東海テレビドキュメンタリー(映画『その鼓動に耳を当てよ』)

名古屋・今池。歓楽街にあった映画館名古屋シネマテークが2023年7月に閉館し、同 ...

52kujira1 5
松岡ひとみのシネマコレクション 映画『52ヘルツのクジラたち』成島出監督、横山和宏プロデューサートークレポート

松岡ひとみのシネマコレクション vol.56 映画『52ヘルツのクジラたち』が3 ...

pabjyo5 6
映画『フィリピンパブ嬢の社会学』岐阜CINEX 3月16日公開 舞台挨拶決定!

愛知での先行公開時から観客動員を伸ばしてロングラン公開していた映画『フィリピンパ ...

o1184166415407703643 7
名古屋ミッドランドスクエアシネマでブラジル映画祭3月16日より開幕!

ブラジル映画。皆さんは観たことあるだろうか? 南米発の映画はそういえばあまり観た ...

theaterC6 8
シアターカフェが移転&リニューアルオープン4周年記念開放祭での上映作品を募集中!

名古屋のシアターカフェが開放祭の上映作品を現在公募中だ。 今の場所に移転して4年 ...

★メイン_PLAY! 9
映画『PLAY! ~勝つとか負けるとかは、どーでもよくて~』でeスポーツの楽しさを知ろう

IOC(国際オリンピック委員会)主催の世界大会も開かれるほど、今や正式なスポーツ ...

EiganoAsagohan14 10
楽しみなのはおいしいごはん。伝説のお弁当屋さん「ポパイ」と映画の裏側を食から捉えるドキュメンタリー(映画『映画の朝ごはん』)

映画を作るには本当にたくさんの人が関わっている。 映画やドラマ撮影のメイキングを ...

sinnemuro9 11
プロレス好きも、そうでない人も見たら好きになる 映画『無理しない ケガしない 明日も仕事! 新根室プロレス物語』シネマスコーレ舞台挨拶レポート

映画『無理しない ケガしない 明日も仕事! 新根室プロレス物語』公開記念舞台挨拶 ...

tumitoaku13 12
映画『罪と悪』公開記念名古屋舞台挨拶レポート 石田卓也さん、齊藤勇起監督登壇

映画『罪と悪』公開記念舞台挨拶が2月10日名古屋ミッドランドスクエアシネマで開催 ...

netsu1 13
愛した日々の熱が冷めていく中で(映画『熱のあとに』)

東京藝術大学大学院での修了制作『小さな声で囁いて』(2018)がマルセイユ国際映 ...

kanata_9 14
映画『彼方の閃光』名古屋公開記念舞台挨拶レポート 眞栄田郷敦さん、半野喜弘監督登壇

映画『彼方の閃光』公開記念舞台挨拶が1月28日(日)にミッドランドスクエアシネマ ...

©2022 彼⽅の閃光 製作パートナーズ 15
映画『彼方の閃光』ミッドランドスクエアシネマにて舞台挨拶決定

ホウ・シャオシェンやジャ・ジャンクーら名匠たちの作品の映画音楽を手掛け、『アグリ ...

© 2020 Mediaproducción S.L.U., Gravier Productions, Inc. & Wildside S.r.L. 16
映画祭は夢の時間。そこで起きる出来事も夢と言えるのか(映画『サン・セバスチャンへ、ようこそ』)

ウディ・アレンはとにかく精力的に作品を作る。その勢いは年を重ねても変わることはな ...

RemasterDirector_1a5c03258 17
ロイヤル劇場思いやるプロジェクト 35ミリフィルム上映 大林宣彦監督『ふたり』石田ひかりさん、大林千茱萸さんトークレポート

ロイヤル劇場思いやるプロジェクト 35ミリフィルム上映 大林宣彦監督『ふたり』が ...

kakamigaharaeigasai2024_omote 18
第一回各務原映画祭 1月7日開催!短編映画11作品上映。初公開作品も

第一回各務原映画祭が2024年1月7日、岐阜県各務原市のあすかホールで開催される ...

ichiko 19
市子というひとりの人間の存在が刺さる(映画『市子』)

第28回 釜山国際映画祭 ジソク部門に正式出品された『市子』が12月8日(金)よ ...

メインビジュアル 20
2019年インディペンデント映画の大本命として劇場公開された 映画『センターライン』続編『INTERFACE -ペルソナ-』上映が名古屋で決定!!そして『センターライン』配信も!

日本中の映画祭で話題をさらい、2019年のインディペンデント映画の大本命として劇 ...

1701248560153 21
スペースオペラ?ヒーローもの?これぞ日本で作る波乱万丈な特撮映画だ!(映画『BY THE WAY-波乱万丈-』)

自身の夢を諦めて、守ろうとした家族との平和な生活が思いもしないことで壊れたら?し ...

©2023 映画「隣人 X 疑惑の彼女」製作委員会 ©パリュスあや子/講談社 22
Xのいる世界を通して気づく大事なもの(映画『隣人X -疑惑の彼女-』熊澤尚人監督インタビュー)

12月1日公開の映画『隣人X -疑惑の彼女-』。故郷を追われた惑星難民Xの受け入 ...

interface1 23
愛知で撮影! 映画『INTERFACE』シネマスコーレ公開初日舞台挨拶レポート

映画『INTERFACE-ペルソナ-』の公開初日舞台挨拶が名古屋・シネマスコーレ ...

nosenkyo1 24
選挙は面白い!候補者の声を聞き、ペンをとる!選挙ライターを通して選挙を知るドキュメンタリーが愛知上陸!(映画『NO 選挙,NO LIFE』)

選挙の面白さを伝えるフリーランスライター・畠山理仁(50)。国政から地方選、海外 ...

train6 25
大森南朋×須藤蓮×庄司哲也 ロイヤル劇場思いやるプロジェクト 映画『トレインスポッティング』トークレポート

ロイヤル劇場思いやるプロジェクト 須藤蓮セレクト35ミリフィルム上映『トレインス ...

fanfare1 26
映画『ファンファーレ』名古屋舞台挨拶・衣装制作担当:箕浦杏さんトークレポート

映画『ファンファーレ』公開記念舞台挨拶が11月18日名古屋センチュリーシネマで開 ...

ringin18 27
映画『隣人X-疑惑の彼女-』名古屋舞台挨拶付先行上映 上野樹里さん、林遣都さん、熊澤尚人監督トークレポート

12月1日公開の映画『隣人X』舞台挨拶付先行上映が11月16日名古屋ミッドランド ...

saturday_main 28
開戦前夜、上海。幕は開くか(映画『サタデー・フィクション』)

2019年第76回ベネチア国際映画祭コンペティション部門に正式出品されたロウ・イ ...

hanakutasi1 29
映画『花腐し』綾野剛さん、荒井晴彦監督インタビュー

11月10日(金)公開、映画『花腐し』。松浦寿輝の原作を荒井晴彦監督が脚色。ピン ...

20231104173817_IMG_7592_ 30
松岡ひとみのシネマコレクション 映画『愛にイナズマ』ゲスト:石井裕也監督 レポート

松岡ひとみのシネマコレクション Vol.51 映画『愛にイナズマ』が11月4日ミ ...

seiyoku1 31
映画『正欲』第36回東京国際映画祭 最優秀監督賞&観客賞ダブル受賞!11月10日(金)いよいよ公開!

岐阜県出身の小説家・朝井リョウによる小説『正欲』を、監督・岸善幸、脚本・港岳彦で ...

20231021172718_IMG_7355_ 32
第77回CINEX映画塾『まなみ100%』川北ゆめき監督、青木柚さん、中村守里さんトークレポート

第77回CINEX映画塾『まなみ100%』が10月21日(土)、岐阜CINEXで ...

tuki 33
映画『月』伏見ミリオン座公開記念 石井裕也監督 舞台挨拶レポート

映画『月』の名古屋公開記念舞台挨拶が10月22日伏見ミリオン座で開催された。石井 ...

inazuma5 34
本音を隠さずココロのままに生きていく!(映画『愛にイナズマ』)

『舟を編む』をはじめ、発表する作品がどれも国内外で高く評価されてきた石井裕也監督 ...

hanakutasi_5 35
映画『花腐し』名古屋伏見ミリオン座先行上映舞台挨拶レポート

11月10日(金)より全国公開される映画『花腐し』名古屋先行上映が10月24日( ...

©2023 映画「隣人 X 疑惑の彼女」製作委員会 ©パリュスあや子/講談社 36
映画『隣人 X -疑惑の彼女-』滋賀ロケ撮影現場レポート

2022年10月から滋賀県で熊澤尚人監督が新作撮影をしているという情報を聞いてい ...

bishu1 37
【愛知・岐阜】2024年劇場公開映画『BISHU〜世界でいちばん優しい服〜』エキストラ募集!

以前現場レポートをお送りした2024年劇場公開映画『BISHU〜世界でいちばん優 ...

aalt 38
フィンランドの建築家・デザイナー アアルト その仕事の裏に愛する妻がいた(映画『アアルト』

北欧家具は日本でも根強い人気がある。それはおしゃれであることはもちろん、実用性で ...

somedays6 39
映画『SOMEDAYS』名古屋先行上映舞台挨拶レポート

10月6日、映画『SOMEDAYS』の名古屋先行公開を記念してミッドランドスクエ ...

no image 40
岐阜の刃物のまち・関市で特撮怪獣映画始動! 映画『怪獣ヤロウ!』製作開始

岐阜県関市を舞台にした映画の製作が決まった。タイトルは『怪獣ヤロウ!』。ご当地怪 ...

undercurrent1 41
女、突然やってきた男、消えた夫。三人が抱える心の奥底にある思いは……(映画『アンダーカレント』)

映画一本よりなお深い作品だと発表当時評された豊田徹也の漫画「アンダーカレント」が ...

mendou1 42
映画「ぼくらのレシピ図鑑」シリーズ特集上映 大阪・名古屋・神戸で開催決定! 新作『メンドウな人々』他2作品 

地域のおいしいもの×地元の高校生×映画をテーマに地元と協力して制作される映画「ぼ ...

houtei1 43
映画『親のお金は誰のもの 法定相続人』三重先行上映舞台挨拶レポート

映画『親のお金は誰のもの 法定相続人』の三重先行上映、舞台挨拶が9月22日三重県 ...

Screenshot_20230922_200759_Drive 44
映画『私はどこから来たのか、何者なのか、どこへ行くのか、そしてあなたは…』名古屋凱旋上映決定!

映画『私はどこから来たのか、何者なのか、どこへ行くのか、そしてあなたは…』が ...

20230902_141200 45
ロイヤル劇場存続をかけてクラウドファンディング開始! 【ロイヤル劇場】思いやるプロジェクト~ロイヤル、オモイヤル~

岐阜市・柳ケ瀬商店街にあるロイヤル劇場は35ミリフィルム専門映画館として常設上映 ...

hamon12 46
第76回 CINEX映画塾 映画『波紋』 筒井真理子さんトークレポート

第76回CINEX映画塾『波紋』が7月22日に岐阜CINEXで開催された。上映後 ...

seiyou1 47
岐阜CINEX 第17回アートサロン『わたしたちの国立西洋美術館 奇跡のコレクションの舞台裏』トークレポート

岐阜CINEX 第17回アートサロン『わたしたちの国立西洋美術館 奇跡のコレクシ ...

doll5 48
女性監督4人が撮る女性をとりまく今『人形たち~Dear Dolls』×短編『Bird Woman』シアターカフェで上映

名古屋清水口のシアターカフェで9月23日(土)~29日(金)に長編オムニバス映画 ...

sister 49
映画『私の大嫌いな弟へ ブラザー&シスター』公開記念 アルノー・デプレシャン監督舞台挨拶付き上映 伏見ミリオン座で開催決定!

世界の映画ファンを熱狂させる名匠アルノー・デプレシャンが新作『私の大嫌いな弟へ  ...

bakanuri1 50
自分の生きる道を探して(映画『バカ塗りの娘』)

「バカ塗りの娘」というタイトルはインパクトがある。気になってバカ塗りの意味を調べ ...

bishu1 51
「シントウカイシネマ聖地化計画」始動!第一弾「BISHU〜世界でいちばん優しい服〜」(仮)愛知県⼀宮市にて撮影決定‼

株式会社フォワードがプロデュースし、東海地方を舞台にした全国公開映画を毎年1本ず ...

erithabeth1 52
エリザベート40歳。これからどう生きる?(映画『エリザベート1878』)

クレオパトラ、楊貴妃と並んで世界の三大美女として名高いエリザベート皇妃。 彼女の ...

mitoyamane4 53
ポップな映像と音楽の中に見る現代の人の心の闇(映画『#ミトヤマネ』)

ネット社会ならではの職業「インフルエンサー」を生業にする女性を主人公に、ネット社 ...

高野豆腐店の春_場面写真 54
豆腐店を営む父娘にやってきた新たな出会い(映画『高野豆腐店の春』)

尾道で小さな豆腐店を営む父と娘を描いた映画『高野(たかの)豆腐店の春』が8月18 ...

pabjyo5 55
映画『フィリピンパブ嬢の社会学』11/10(金)より名古屋先行公開が決定!海外展開に向けたクラウドファンディングもスタート!

映画『フィリピンパブ嬢の社会学』が 11月10日(金)より、ミッドランドスクエア ...

Yokosuka10 56
『Yokosuka1953』名演小劇場上映会イベントレポート

ドキュメンタリー映画『Yokosuka1953』の上映会が7月29日(土)、30 ...

Yokosuka1 57
海外から届いたメッセージ。66年前の日本をたどる『Yokosuka1953』名古屋上映会開催!

同じ苗字だからといって親戚だとは限らないのは世界中どこでも一緒だ。 「木川洋子を ...

youko4 58
彼女を外に連れ出したい。そう思いました(映画『658km、陽子の旅』 熊切和嘉監督インタビュー)

42才、東京で一人暮らし。青森県出身の陽子はいとこから24年も関係を断絶していた ...

egoist_5 59
第75回CINEX映画塾 『エゴイスト』松永大司監督が登場。7月29日からリバイバル上映決定!

第75回CINEX映画塾 映画『エゴイスト』が開催された。ゲストには松永大司監督 ...

komuragaeri14 60
映画を撮りたい。夢を追う二人を通して伝えたいのは(映画『愛のこむらがえり』髙橋正弥監督、吉橋航也さんインタビュー)

7月15日ミッドランドスクエアシネマにて映画『愛のこむらがえり』の公開記念舞台挨 ...

PSX_20230713_212926 61
あいち国際女性映画祭2023 開催決定!今年は37作品上映

あいち国際女性映画祭2023の記者発表が7月12日ウィルあいちで行われ、映画祭の ...

komuragaeri5 62
映画『愛のこむらがえり』名古屋舞台挨拶レポート 磯山さやかさん、吉橋航也さん、髙橋正弥監督登壇!

7月15日ミッドランドスクエアシネマにて映画『愛のこむらがえり』の公開記念舞台挨 ...

tooi3 63
彼女たちを知ってほしい。その思いを脚本に込めて(映画『遠いところ』名古屋舞台挨拶レポート)

映画『遠いところ』の公開記念舞台挨拶が7月8日伏見ミリオン座で開催された。 あら ...

MKE10-3 64
観てくれたっていいじゃない! 第10回MKE映画祭レポート

第10回MKE映画祭が7月8日岐阜県図書館多目的ホールで開催された。 今回は13 ...

1minutes_5 65
京都はファンタジーが受け入れられる場所(映画『1秒先の彼』山下敦弘監督インタビュー)

台湾発の大ヒット映画『1秒先の彼女』が日本の京都でリメイク。しかも男女の設定が反 ...

received_259295013361207 66
映画『老ナルキソス』シネマテーク舞台挨拶レポート

映画『老ナルキソス』の公開記念舞台挨拶が名古屋今池のシネマテークで行われた。 あ ...

PSX_20230429_093447 67
「ジキル&ハイド」。観た後しばらく世界から抜けられない虜になるミュージカル

ミュージカルソングという世界を知り、大好きになった「ジキル&ハイド」とい ...

math 68
『オールド・ボーイ』のチェ・ミンシク久しぶりの映画はワケあり数学者役(映画『不思議の国の数学者』)

映画館でポスターを観て気になった2本の韓国映画。『不思議の国の数学者』と『高速道 ...

nortoredame 69
全編IMAX®️認証デジタルカメラで撮影。再現率98% あの火災の裏側(映画『ノートルダム 炎の大聖堂』)

2019年4月15日、ノートルダム大聖堂で、大規模火災が発生した。世界を駆け巡っ ...

baby14 70
松岡ひとみのシネマコレクション  映画『ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー』 阪元裕吾監督トークレポート

松岡ひとみのシネマコレクション 映画『ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー』が4月1 ...

sidebyside1 71
映画『サイド バイ サイド』坂口健太郎さん、伊藤ちひろ監督登壇 舞台挨拶付先行上映レポート 

映画『サイド バイ サイド』舞台挨拶付先行上映が4月1日名古屋ミッドランドスクエ ...

zakodomo1 72
第72回CINEX映画塾 映画『雑魚どもよ、大志を抱け!』足立紳監督トークレポート

第72回CINEX映画塾が3月25日岐阜CINEXで開催された。上映作品は岐阜県 ...

mogiri1 73
片桐はいりさん来場。センチュリーシネマでもぎり(映画『「もぎりさん」「もぎりさんsession2」上映+もぎり&アフタートークイベント』)

センチュリーシネマ22周年記念企画 『「もぎりさん」「もぎりさんsession2 ...

PSX_20230319_165037 74
カンヌ国際映画祭75周年記念大賞を受賞したダルデンヌ兄弟 新作インタビュー(映画(『トリとロキタ』)

パルムドール大賞と主演女優賞をW受賞した『ロゼッタ』以降、全作品がカンヌのコンペ ...

feibru 75
アカデミー賞、オスカーは誰に?(松岡ひとみのシネマコレクション『フェイブルマンズ』 ゲストトーク 伊藤さとりさん))

松岡ひとみのシネマコレクション vol.35 『フェイブルマンズ』が3月12日ミ ...

son 76
親子とは。近いからこそ難しい(映画『The Son/息子)』

ヒュー・ジャックマンの新作は3月17日から日本公開される『The Son/息子』 ...

tyanomi1 77
先の見えない日々を生きる中で寂しさ、孤独を感じる人々。やすらぎはどこにあるのか(映画『茶飲友達』外山文治監督インタビュー)

東京で公開された途端、3週間の間に上映館が42館にまで広がっている映画『茶飲友達 ...

tyanomi5 78
映画『茶飲友達』名古屋 名演小劇場 公開記念舞台挨拶レポート

映画『茶飲友達』公開記念舞台挨拶が2月25日、名演小劇場で開催された。 外山文治 ...

ginpei8 79
第71回 CINEX映画塾 映画『銀平町シネマブルース』小出恵介さん、宇野祥平さんトークレポート

第71回CINEX映画塾『銀平町シネマブルース』が2月17日、岐阜CINEXで開 ...

gokudaru7 80
名古屋シアターカフェ 映画『極道系Vチューバー達磨』舞台挨拶レポート

映画『極道系Vチューバー達磨』が名古屋清水口のシアターカフェで公開中だ。 映画『 ...

wakareru 81
パク・チャヌク監督の新作は今までとは一味も二味も違う大人の恋慕を描く(映画『別れる決心』)

2月17日から公開の映画『別れる決心』はパク・チャヌク監督の新作だ。今までのイメ ...