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松岡ひとみのシネマコネクション『その日、カレーライスができるまで』ゲスト:清水康彦監督 トークレポート
2022/01/31
ミッドランドスクエアシネマで毎月行われている上映&トーク企画
「松岡ひとみのシネマコネクション」。
今月はリリー・フランキー主演の『その日、カレーライスができるまで』を上映。映画パーソナリティの松岡ひとみさんをホストに昨年、映画『CUBE』も公開した清水康彦監督を迎えてトークが行われた。その様子をお届けする。
松岡ひとみさん(以下松岡さん)
「今日観ていただいた作品は中編ということでいいですか?」
清水康彦監督(以下清水監督)
「自分も映画を撮りはじめたばかりなので、長編、中編、短編という線引きがなくて。これは56、7分ぐらいで観るにはちゃんと映画館で観る尺ですよね」
松岡さん
「はい。すごく満足できる作品ですよ」
清水監督
「ちょっと短いからいいですけど、お客様が映画館に2時間という時間を預けて、「ちゃんと何か持って帰るぞ」というものではなくて、一人の日常を覗いて、「ああ、うん」って感じで。焚き火をずっと観ているのは飽きない。その感じに近いのかなと思います」
松岡さん
「リリーさんの細やかな表情もいいですし、あとは演出の音。雨音とか」
清水監督
「今回は斎藤工プロデュースで「映画×ラジオ」という企画だったんです。内容でコラボさせるというのはなかなか課題ではあるんですが、映画の特性上、画と音があるので今回は音にこだわるべきだなと。設定は関東地方に嵐が来ていて外は雨、アパートの中には男が一人。隣の部屋には壁が薄くて女が住んでいるのがわかる感じなんですが、その男がカレーを作っている。作りながらラジオを聞いていて、隣の部屋からも音が聞こえるというそれくらいの感じですが、そこにこだわった音作りをしたらなかなか面白いんじゃないかと。一人の男がアパートでカレーを作ってラジオを聞いているという中でも結構こだわりがあるんじゃないかと。シンプルなカレーという料理に深みがあるのと同じでカレーをことこと作るように作った映画でちょっと隠し味も入れたりしています」
松岡さん
「これは昨年2021年の9月に公開されて。そのあと菅田将暉さん主演で斎藤工さんもご出演の『CUBE』が11月に公開されて。『CUBE』の方が先に企画があったんですか?」
清水監督
「企画としては『CUBE』よりこっちが先です」
松岡さん
「両方ともすごいピッチで製作された感じですね」
清水監督
「企画があって、いつ撮れるんだろう?スケジュールが合い次第やろうかと。と言っても5日以内で撮る映画で。ただその5日間のスタッフのスケジュールをどのタイミングで撮るのかとか公開時期をいつにするのかがなかなか決められなくて。というのもコロナ禍で劇場が開くのか開かないのかとかやっていた時期だったんです。そんな中で『CUBE』が9月末ぐらいから5週間ぐらいで撮ろうという話になって」
松岡さん
「2020年の9月末ですね」
清水監督
「はい。9月末から撮影を始めて。もう一昨年なんですね。11月の頭には撮り終わって仕上げをしようとしていたときに、これを撮るぞと」
松岡さん
「それは斎藤さんから?」
清水監督
「というよりも色々な足並みが揃ったのがこの時で、ここで撮るか、随分先になるのかのどちらかで。それなら撮ろうと。映画ってそんな簡単に出来るものではないので。普通の監督だったら延期にしていたかもしれないんですが、やんちゃな監督とやんちゃなブレインが集まっていたのもあって出来るでしょと。その前に深夜ドラマで斎藤さんとリリーさんと一緒に絡んでいたのでその感覚で行けるんじゃないかと。「ペンション・恋は桃色」という作品で、こういうムードに向かって行ければいいなというのを描けた作品なんです」
松岡さん
「これは斎藤さんとリリーさんと伊藤沙莉さんの3人が主演で」
清水監督
「はい。その現場で掴めたものが大きくて。リリーさんにとっても「あれは結構衝撃的だった」と。演じている自分がいつ撮られているのかがわからないぐらい、いつのまにかカメラが回っているという。もちろん段取りとかはあるんですが、ワンシーンワンシーンがするっと入って行って、「もうOK出しちゃうの?」というような撮影だったのでリリーさんも驚かれていて。撮り方が面白いと言ってくださっていて、そんなノリで今回も行けるんじゃないかとリリーさんとも話して勢いで撮り始めました。なので現場に入ってからも色々考えていて。これは2.5日で撮影したんです。最初は2日の予定で天気の予備日と言っても雨が降っていなくても降っていても撮れる映画で。録音的には雨が降っていない方がいいんですけど、実際は雨が降ったのでリアルな雨音が入ったりしているんですが、雨が降ったこともあり、ラストの日中のシーンを雨がやんでから撮ったので2.5日で撮りました。リリーさん曰く「こいつら歯医者に行くみたいに映画を撮りやがる」と(笑)。誉め言葉です」
松岡さん
「息子との公園のシーンはどのタイミングで撮っているんですか?」
清水監督
「1日目の朝です。これを過去のものにして、それ以外はほぼ順撮りで。朝イチで息子との公園のシーンを撮り、その30分後にはもうその付近のアパートに移動して撮影です。夜のシーンなので光が入らないようにして撮影。それで夜になったら本当に雨が降ってきて。録音部大丈夫かなと思ったんですけど、雨だれとかを逆手に取って音として録って」
松岡さん
「カレーは仕込みながら」
清水監督
「そうです。あれも順撮りで。全部用意して仕上げまで」
松岡さん
「あれはフードスタイリストさんがいらっしゃって」
清水監督
「そうです。ちゃんと相談しながら。男の料理だとこうなんだとか」
松岡さん
「リリーさん、料理を普段からやられているので上手ですよね」
清水監督
「正直、自分はいきなり切れって言われてもあんな風に肉を切れないですからね(笑)」
松岡さん
「ラジオはbayfmが流れていましたが、あの番組は実際にある番組なんですか?」
清水監督
「あの番組は実際にはないんですが、企画自体が「ラジオ×映画」で、斎藤さんが実際にbayfmで「TAKMIZM」というラジオをやっているんですね。その番組の人たちと映画の中の番組を作っていて、「TAKMIZM」をジャックして公開の何週間前から番組の最後5分ぐらいにこの番組を流すということをして。実際に流れたものを聞いている人からすると映画が公開されて「あ!」っと分かる人には分かる。分からなくても自分たちの気分を盛り上げるためにやっておこうと言ってコマーシャルもしっかり作ったりして。開花情報とかたまんないですよね(笑)」
松岡さん
「リリーさんの自分の投稿が読まれたときの嬉しそうな顔。あれはリリーさん、過去に読まれたことがある顔ですね(笑)」
清水監督
「ラジオ世代なんですよね。「やった!」っていう独り言がね。台本には結構独り言も沢山あったんです。この男の状況を独り言で伝えないと状況がわからないかなと。そのあたりをリリーさんと話してこれはない方がいいんじゃないかとなって独り言がどんどん減っていったんですよ。息子の写真に話す時に独り言は取っておこうと。そこまで全部独り言はなくそうかとみんなで話して当日臨んだんですけど、あそこで「やった!」って独り言言ってましたね(笑)」
松岡さん
「あれはアドリブだったんですね」
清水監督
「当然そうです。ああいうことも起きるわけです」
松岡さん
「清水監督は元々はコマーシャルやミュージックビデオを撮っていらっしゃったんですよね」
清水監督
「そうです。最近映画が多くなりましたけども」
松岡さん
「映画の世界に引き込んだのは斎藤さん」
清水監督
「そうですね。自分なんかが映画監督になるなんて思っていなかったですからね。映像監督ではありましたが、まさか映画を撮るなんて」
松岡さん
「福井ご出身で。デザイン学校を出られて」
清水監督
「はい。石川県のデザイン学校を出て。そこでは映像も学んではいたんですが、あの当時はマッキントッシュがいろんなクリエイターのサポートを出来るようになった、ほぼ今の形になったG4世代の最初の世代で、その波に思い切り乗って、Webデザイン、グラフィックデザイン、3DCDもやって音も作ってと全て学んでいたので、映像も面白いなとは思っていたんですけど、マッキントッシュがあればなんでもできるなと学んで。それで東京へ出てきたんです。最初は自分が何をやりたいのかがわからなかったので、ミュージックビデオの会社にアルバイトで入って、バイトですが低予算で引っ張ってきた仕事の監督をやりなさいと言われてやっていたわけです。一番最初はバンドのミュージックビデオを作って。二十歳になった半年後ぐらいの時にシーナ&ロケッツのミュージックビデオを作ったんです。それを言うとみんな驚かれるんですけど。あとは斉藤和義さんとか。好きにやっていいよとミュージシャンの方に言っていただけてやっていたという。その頃は自分でまだ撮影していました。いいカメラでもなくハンディカムとかで撮っていました。それをパソコンに取り込んで編集して。あとコマーシャルのアニメのモーションロボを作ったりして。それが結構お金になったのでそれで生活していた感じです。ファッション系の撮影もその頃からしていました。あれ?映画の話に全然行かないですね」
松岡さん
「斉藤工とはいつ出会うの?(笑)」
清水監督
「20代後半にCM撮影をやり始めて。CMが一番消費が早かったですね。努力して作ってもその瞬間のためにだけ流すものだったりするので、出来たら、あれ?もうなくなってしまうみたいな感じで」
松岡さん
「3時間かけて作った料理を旦那が2分で食べちゃうみたいな感じ?」
清水監督
「それです!だからと言ってご飯を作らないというと大事になってしまうという(笑)。それに近いですね。大変な苦労をしてやっていて。とても興味のある仕事ではあるんですが、ある日、なんだか自分が枯れてしまった感じになったんです。それまではCMを撮っていてもミュージックビデオを作っていても今度はこれをやりたいあれをやりたいと思っていたし、目標を達成するということも好きだったんですけど、自分の中にあるもやっとしたものを映像に置き換えていくということを出来なくなって。「これが欲しい」という世の中の構造のためにめがけて作っているという当たり前のことの中に自分の思いを入れていくことには結構限界があって。上司に求められていないのにより良くしようとすることってとても大事なことではあるんですけど、結構難しくないですか。求められている以上のことをやるって。自分ではやりたいですけど、求められないとできないというか。それが結構苦しい業界ではあるので、経済活動に置き換わっていけばいくほど難しくて。なかなか飛び出すことも出来なくて。その中で結構頑張って暴れてみたりしたんです。それが31歳ぐらいですかね。好かれたり嫌われたりして。このままでいいかなと思った時にちょうど結婚したんですよ、僕。結婚したらそんなこと言ってられないですね。才能に対してお金を払いますと言われたら「待ってました!」ってなってめちゃくちゃ働いて収入も上がって。ただそれだけでいいのかなって。社会と会話していくポイントが何かずれたなあと感じて。何かもっと言いたいことがあったんじゃないかと。もっと自分が思っていることをみんなと共有したいんじゃないかと悶々としていて。そんな時にテレビがなかった我が家にテレビが来たんですよ。僕は地元の人と結婚したので、しばらく単身赴任だったんです。それが同居することになった時にテレビが届いて。接続してパッとテレビをつけたら、斎藤工さんだった。情けない走り方をしてどこかに向かっているぞと。走った先に上戸彩さんがいて。「昼顔」だったんです。これが工くんが一番好きな僕の話です(笑)。そこから僕は「昼顔」を全部観たんです。面白かったですね。テレビがなかったので久々に観たドラマだったんです。元々はドラマっ子で野島世代なんです。「101回目のプロポーズ」とか「この世の果て」とかの時代が好きだったことを思い出して「昼顔」を食い入るように観たんですよ」
松岡さん
「お仕事で会うモデルさんとかは知っていたけど斎藤工さんは知らなかったわけですね」
清水監督
「だからめちゃくちゃ斎藤工さんがいいイメージで。そのうち永野さんと一緒にコントを原作にした短編映画を撮ろうとなって。そこで永野さんと僕が知っている役者をそれぞれ連れて撮ろうということになりまして。僕は金子ノブアキさんを連れて行って、永野さんが斎藤工さんを連れてきて。「わ!本物だ!」と。そこで短編を撮ったわけです。完成した作品を斎藤さんがやられている移動映画館でプレミア上映したいと言ってくださって。プレミア上映会が何なのかも僕は映画に詳しくないのでわからなくて。ただもう上映してもらえるならぜひと。それで熊本まで行って上映したりして。斎藤さんには「清水さんが映画監督になると思います。もし僕がお手伝いして出来るのであればぜひ映画監督にしたい」と言ってくださって。こんなかっこいい人にこんなかっこいいこと言われたことないじゃないですか。ドキッとしましたね。「監督、世界行きましょう」って言われたんです。それを奥さんに伝えたら「じゃあなっていいんじゃない」と言ってくれて。なので僕が映画監督になったのは斎藤さんとうちの奥さんのおかげなんです」
松岡さん
「去年もう2本撮ってますもんね」
清水監督
「それだけじゃなくて短編であれば10本ぐらい撮っています。『MANRIKI』が意外と先に進まなくてその間にも撮っています。『MANRIKI』も斎藤さんと永野さんとチームで企画して撮っているものなんですが。去年くらいまでは映画監督なんですねと聞かれると「あ、ああまあ色々と映像やっています」と返していたのが「はい」と答えられるようになりました。なんか自分の自覚よりも状況が先にそうなってしまった感じで映画監督らしくない映画監督ですよね(笑)」
松岡さん
「本当に色々恵まれていらっしゃいますよ。斎藤さんの出会いもそうですし、リリーさんとも。リリーさんとはどんなお話をされるんですか?」
清水監督
「自分は映画を撮るために集まって、映画の話を通して自分たちの思いを会話したいタイプなので、内容を通してお互いに知るということを望んでいます。一緒にご飯食べてとかそういうのは嫌で。なので斎藤さんとも現場でしかご飯食べたことありません」
松岡さん
「すごく仲良しさんだと思っていました」
清水監督
「仲良くしたいから映画を撮っているということがお互いありますね(笑)。会いたいから映画を撮るという感覚ですね。最近元気かな、会いたいな。じゃあお茶しようじゃなくて、映画撮ろうって感じです」
松岡さん
「次回作のご予定は?」
清水監督
「出来ても来年かなあ…といった感じですね。また発表になるのを楽しみにしていただければと思います」
松岡さん
「CMはどうですか?」
清水監督
「7、8年やっているんですけど、楽天スーパーセールは僕が作っているCMです。年に4回あるんですよ。あのサザエさんのアナゴさんの声で「約200万点以上が半額!」って言っているCMですね。この映画と全くつながらないんですけど(笑)。僕はきれいな映像ももちろん好きなんですが、ああいう映像も好きなんです。色々楽天さんのセール内容がわかって面白いですよ」
松岡さん
「ではここで抽選会を」
ここで映画のポスターやノベルティグッズのプレゼント抽選会が行われた。
松岡さん
「では監督、最後に一言お願いします」
清水監督
「こうやって皆さんとお会いできるのは映画館で上映していただけるからなんだと今日改めて思いました。一緒に映画を楽しむ。作った側、観る側関係なく一つの映画を観て皆さんとこうやってお会いできて今日楽しかったです。コロナでオミクロン株とか色々ある中で、会える場所というのは自分が映画を撮る前より確実に大切になってきているなと。なので映画館で自分の演出したものが流れるということに今までピンと来なかったんですけど、だいぶ実感が湧いてきて。こういう中でも通ってきてくださっている方のリテラシーにやっと追いついてきたなという気分で、お客様から学ばせていただいている感じです。こういう機会を与えてくださった皆さん、ミッドランドスクエアシネマさんに感謝しております。こういう機会にまた呼ばれるように新たな作品を作り続けますので応援していただきたいですし、一緒に映画を楽しんでいきたいです。今日は本当にありがとうございました」
映画『その日、カレーライスができるまで』公式サイトはこちら
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