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第45回CINEX映画塾『喜劇 愛妻物語』足立紳監督・代情明彦プロデューサー トークレポート
2021/01/06
第45回CINEX映画塾『喜劇 愛妻物語』上映&トークショーが11月28日岐阜CINEXで開催された。『喜劇 愛妻物語』は倦怠期に入った夫婦のやり取りを描いた文字通り喜劇だ。
トークゲストには足立紳監督、代情明彦プロデューサーが登場。映画製作の裏側を語ったトークの様子をお届けする。
(聞き手:岐阜新聞社 後藤さん)
足立監督
「今日は本当にたくさんの方に来ていただいて、呼んでいただいて嬉しいです。色々楽しいお話が出来ればと思います。よろしくお願いします」
代情プロデューサー
「プロデューサーの代情です。下呂市出身です。今日はお忙しい中お越しいただいてありがとうございます。 2月以来の岐阜県入りになります。今日は短い時間にはなりますが、色々とまた楽しいお話が直接できればと思っています。よろしくお願いします」
後藤さん
「この作品は色々な映画賞にノミネートされていまして、報知映画賞、そして明日はTAMA映画賞の授賞式ということで水川さんと浜田さんが主演女優賞、主演男優賞を受賞されたということでおめでとうございます。年末に向かって脚本賞、監督賞も含めまだまだこれから発表になるものもありますね。また賞レースで話題になることを楽しみにしています。監督、この作品はどういったいきさつで製作されたんでしょうか」
足立監督
「まず最初に小説がありまして。2016年に小説を出版しました。それで小説をいろんな知り合いのプロデューサーの方にお送りして。代情さんが送って1週間後ぐらいに「これ映画化とか話は進んでるの?」と連絡してきてくれて。「いや全然別に特に映画化という話はないんですけど、映画にはしたいと思ってるんです」と話して。それでそこから少しずつ映画化に向けて準備が始まった感じです」

足立紳監督
後藤さん
「ではきっかけは代情さんにあるんですね」
代情プロデューサー
「本を頂いてすぐ読んで本当に興奮のまま監督に連絡したのを覚えています」
足立監督
「原作のタイトルが『乳房に蚊』というタイトルで。映画はタイトルを変えたので出てきていないんですが、小豆島に尾崎放哉記念館というのがあって。放哉の句に「素晴らしい乳房に蚊がいる」という句があって。意味はあんまり僕も知らないんですけど、いい句だなと思ってその俳句のままタイトルにしていたんです。出版する際に出版社の方に縮めましょうと言われて『乳房に蚊』というタイトルになりました」
後藤さん
「でも映画のタイトルは『喜劇 愛妻物語』に変わりましたが、これの意図は?」
代情プロデューサー
「タイトルを映画用に変えることはよくあることでこの話をいろいろ広く皆さんにお届けしたい時にどんなタイトルがいいだろうということでタイトル会議というものを撮影の前にやりまして。『幸せの赤いパンツ』というのもありました」

代情明彦プロデューサー
足立監督
「タイトル案は100個以上ありました」
代情プロデューサー
「その中から最終的にこれになりました」
後藤さん
「愛妻物語と言えば1951年に新藤兼人監督が映画監督になられて、乙羽信子さんとの実話を描かれています。そういうイメージもありますか?」
足立監督
「ありますね。新藤兼人監督は脚本家としては既にその頃もう超売れっ子でしたけど、監督デビュー作が『愛妻物語』というタイトルでこれから脚本家になろうとする宇野重吉と一生懸命支える奥さんの話で。テイストは全然違うんですが、売れない脚本家と奥さんの話ということで同じなのでオマージュとまではいかないですけど新藤兼人監督に敬意を払ってみたいなところはありました」
後藤さん
「これはほぼ自伝と思っていいですか」
足立監督
「自伝といいますか、体験談ですね。9割方そうです」
後藤さん
「相当赤裸々なお話になっていると思いますが、これのオファーを受ける女優さんはすごいなと思ったんですが、そのあたりのキャスティングには苦労されたんですか?」
足立監督
「そうですね。やっぱりなかなかこれをやっていただける女優さんはいないんじゃないかというような不安はありつつ、水川あさみさんは僕は昔から好きで、小説を書いている段階から水川あさみがやればハマるという確信はありました。やっていただけるとなった時にご自分から体重を増やしますと仰ってくださったりして。かなり乗った感じでやってくださいました」
代情プロデューサー
「プロデューサー的に言うとですね。女優さんはすごくデリケートな所があって。こういう劇中にパンツを見せたりとかああいう体当たりのお芝居が多いので、「このパンツのこういう感じは見せてもいいんですか?」とかそういうやり取りをすることがあるんですけど、水川さんの場合は本当に脚本に惚れ込んでくださって、そこはこっちが驚くぐらい気持ちよく役にのめり込んでいただいて演じてくださいました」
後藤さん
「水川さんの弾けぶりは本当にすごかったですね。濱田岳さんは水川さんが決まってからオファーされたんですか?」
代情プロデューサー
「そうですね。相手が水川さんだと知って受けてくださって。攻めと受けじゃないですけど、水川さんのお芝居があそこまで輝くのは濱田さんの圧倒的な受け芝居があってのことだと思いますし、実際彼もすごくそこは楽しんでやってくれて、撮影が始まる前は毎日罵倒されて、自分のメンタルは持つんだろうかと心配しながらやっていたんですけど、毎晩撮影が終わって彼と飲みに行ったりすると昼の撮影で水川さんから「死ね」とか「バカ」とかそんなことばかり言われているんですが、「今日の「死ね」は良かったな」と飲みながら噛み締めるみたいな感じで」
足立監督
「だんだん快感になってきたと言っていて、あ、僕と一緒だって思いながら(笑)」
後藤さん
「始まる前に打ち合わせをしながら話している間に監督が濱田さんに見えてきました(笑)。濱田さん、水川さんは足立家をリアルに表しているのか、濱田さんが作り上げた夫像なのかどちらですか?」
足立監督
「濱田さんと水川さんにはオファーしてやっていただけるとなった時点で僕たち夫婦を演じて頂くつもりはないので、この脚本でお二人なりの夫婦にしてくださいというのはお伝えして。水川さんはクランクイン前に「奥様に会えますか?」と言ってこられましたが、会ってどうしてもこの人を演じようとなってしまうと嫌だなと思ったので、敢えて会わずにいてもらいました。さすがに濱田さんは会わないというわけにはいかないので(笑)、僕が割と頼りない監督ぶりなのを見てヘラヘラした感じとかがうつったというようなことはおっしゃっていました」
代情プロデューサー
「夫婦の家は足立監督のご自宅で撮っています」
足立監督
「そんなことは普段ありえないです。スタッフの家で撮影するのは自主映画ならありますが。「え!」っと思いました。もちろんスタッフが別の場所も探したんですけど、最初から9割ぐらい監督の家で撮影すればいいやみたいにみんな思っていたんじゃないかと思います(笑)。でも実際自分の家で撮影して良かったですけどね。自分の家で撮影するんだったらこういう家に住んでいる夫婦の話ですよということで普段は会社の会議室とかでやる撮影の事前の本読みも家に来てもらってそこでやりました。リハーサルもしたりして雰囲気を作って行けたのは良かったです」
後藤さん
「パンフレットには水川さんと監督の奥様で対談していますね。水川さんに負けないぐらいリアル奥様はトークの内容がすごいです」
足立監督
「そうなんですよ。とにかく映画を見ていただけたらわかると思うんですが、僕を罵倒する時だけ湯水のように言葉が湧いて出てくる人で本当にそこは一種の芸になっているんじゃないかと客観的に見ていて。それがすごく良かったといいますか、今回は思い切り映画に反映できて感謝してます」
ここで水川さんと濱田さんからのメッセージ映像が流れた。
(これは来た方だけのお楽しみ)

©2020『喜劇愛妻物語』製作委員会
後藤さん
「誕生日のサプライズを水川さんにバラしてしまったんですね」
足立監督
「誕生日ってよく撮影中にあるんですよ。その主演女優さんや主演俳優さん、出演者の方に。必ずメイキングとかにも誕生日ケーキを渡す映像が入っていて。もうやるってことがわかっているんですよ。助監督の頃からその空気が大嫌いで。その空気で撮影するのが嫌だったので、ケーキが出てきますからねと前もって伝えたんです」
代情プロデューサー
「朝イチの現場でしたね」
足立監督
「バラしたことに割と水川さんがびっくりされていましたね(笑)」
後藤さん
「電車待ちを諦めたエピソードもありましたが、そういうこともあったんですね」
足立監督
「シナリオライターがメインで、普段あまり監督はしないのでちょっと監督っぽいことをしようと思って。よく監督さんって線路があったら人物の後ろに電車を通過させたいと思うんですよね。自分もやろうと思ってやったら色々タイミングが合わなくて。それで余計なこと言ったなと思いながらもやろうって言いだした手前なかなか辞めるとも言えずに。でも時間がどんどん過ぎていったのでもういいやと。「やっぱりなしで」となりました」
代情プロデューサー
「夫婦ケンカするうどん屋さんに入る前のシーンです。うどん屋さんの上に線路があってそこに電車が通るといい雰囲気だなと思って待っていたんです」
後藤さん
「あのうどん屋さんも実在するんですか?」
足立監督
「あのうどん屋さんは外見は空き家、中は本当のうどん屋さんです。「ボロ家のうどん屋設定ですけどいいですか?」とうどん屋さんにお願いして撮影しました」
後藤さん
「この映画を通して今の夫婦の性生活が見えてきます。夫婦の戦いの場としてこういうSEXが話題になると面白く生きるために必要なこと、エネルギーになるなと思います」
足立監督
「そう思っていただけると嬉しいです。仕事柄子供が保育園に行っていた頃、僕が送り迎え担当だったんです。それをやっていたおかげでそのお母さん達とものすごく仲が良くなってママ友飲み会に誘われるようになって参加していたんです。お父さん達と飲むとお互いの仕事の話をなんとなく出しながらマウントの取り合いみたいな感じになっているんですけど、お母さん達と飲むと本当に楽しくて。映画の中で夏帆さんと水川さんで喋っているような女の人同士の下ネタトークみたいなこととかをガンガンやっていらっしゃって。それは僕は楽しく聞いていて。もちろん僕も聞かれますけどすごく楽しいですし、エネルギッシュな感じも受けてそういったところを参考にさせてもらったりもしました」
後藤さん
「予告でもSEXの話題が露骨に出ているので若い女性は引くという話も聞きました。でもこの映画を観てこんな夫婦もいるということを知ってもらいたいです。とにかく夫婦は二人だけの世界なので、二人の間では色々なルールやモラルがあってもいいですし。その点では続編を希望したいです」
足立監督
「赤の他人が一緒にいてお互い相当みっともないところまで見せ合うのが夫婦だと思うので、それをそのまま描けばほとんどコメディになるんじゃないかと昔から思っていて、だからそういうものを作りたいとずっと思っています。性生活的な部分というのはもう夫婦である以上それがあろうがなかろうがネタにはなるので、そこを避けて通っちゃうとまた面白くもないんじゃないかっていうのは思っています」
後藤さん
「脚本家として年収50万円ですから水川さん演じる奥さんは節約をしてチューハイもストローで飲むとかそういった部分もリアルに書かれているんですか?」
足立監督
「そうですね。奥さんがストローで飲んでいたのはその方が酔いやすいからみたいですけど。ただそれは科学的に証明されてはいないです。年収50万円という設定はうちの奥さんは「そういうところで見栄を張るな。あんたもっと少なかった」というようなことは言っていました(笑)」
代情プロデューサー
「夫婦のコミュニケーションでいうと一番ラストに出てきた濱田さんが手書きで書いている原稿を水川さんがパソコンで文字起こししているんです。エピソードは本当に足立さんのそのままの話で。足立さんもあまりパソコンは得意じゃなくて手書きで書いたものを奥さんが清書していくという関係で、これは結構夫婦を表していると思います」
足立監督
「ずっとそうなんです。僕が極度の機械音痴で。今でも第一稿と呼ばれるものは僕が手で書いてそれを奥さんが打ってくれる形です。最初小説の時は奥さんの打ち直したものを読んだら奥さんの言葉遣いがちょっと可愛くなって返ってきたり、僕のナレーションで「あと30 kg 痩せたらこの女の人も藤原紀香ぐらいになれるのに」という描写を15 kg と変えてきたり、せこい直しが多かったんです。今でもこの夫婦を題材にした小説は書いているんですが、最近はそれの罵倒の言葉が奥さんが直すと更に酷い言葉になって返ってくるようになりました(笑)」
後藤さん
「本当にあの罵倒はすごいですね。あのセリフを噛まずに機関銃のように投げつける水川さんの演技も凄いですけど、僕だったら相当メンタルをやられますし、本当に離婚していいですと言いたくなってしまいます(笑)」
足立監督
「この脚本を売り込んでる時にいろんな代情さん以外の男性プロデューサーの人たちに、「こういう風に言われたら病んじゃう」とか言われて、皆さん意外と打たれ弱いんだなと思いました。他の夫婦の内情を知らないので割と当たり前のことなのかなと思っていたんですよね」
代情プロデューサー
「僕は小説を読んで奥さんが罵倒する言葉とかはこれは実話であって実話じゃないだろうと思っていたんです。デフォルメして書いているんだろうと。でも実際足立さんの奥様との LINE を見せてもらうと、そのままで(笑)」
足立監督
「復讐のためにそういう LINE を人に見せるようにしています(笑)。初めて小説を書いた時に書きながらとにかくこんなひどい女房がこの世の中にいるんだということを世間の人に知ってほしいという復讐心めいた気持ちもあったんです。この奥さんには結構賛否両論というか受け入れてくれる方もいらっしゃれば、あんなに酷い言葉遣いをする人は虐待に近いからアウトというような方もいらっしゃいますし、色々なご意見はあります」
代情プロデューサー
「映画を観てつくづく思うのは、この夫婦はずっと会話をしているなと。コミュニケーションから逃げていないという。我が家も時々会話がない時があったり、お互い外を向いたりしますけど、本当に足立監督夫妻はずっと会話をしていて。これは大切なことなんだと逆に新鮮に思えました」
後藤さん
「奥さんには「この人ならちゃんと出来る」という尊敬の念があるからついてきてくれているというのもよくわかります」
足立監督
「でも本当に潜伏期間というか仕事のない期間は長かったので、奥さん的には「何でこの男出て行ってくれないんだろう?これだけボロカスに言っても」というような心境だったみたいですけど、出ていったら雨風しのげないのでとにかくここにいなければと頑張る生活でした」
後藤さん
「お寿司屋さんで楽しく3人で食事をしていた時に脚本を書いたホラー映画の企画が飛んで、奥さんは大荒れに荒れて出て行ってしまって結局大喧嘩しますよね。あのシーンについて教えてください」
足立監督
「あのシーンだけ一切リハーサルしなかったんです。ああいうシーンはリハーサルをしてしまうとその通りにしかならないだろうと。立ち位置ぐらいは合わせました。川向こうにラブホテル、こっち側にお墓があってそれを入れたいのでこの辺りでやってほしいとは伝えました。本当にあの一回だけですね」
代情プロデューサー
「足立監督はこういう温厚な方なんですけど、あの場所でちょっと撮影できないんじゃないかってなった一瞬があって、その時はすごい真剣になっていましたよね?」
足立監督
「いつも真剣です(笑)。あの場所で撮りたいというのがあったので、やらせてくださいと押しました。生と死の間で溺れる家族みたいなイメージかなと思います」
観客から
「赤いパンツのシーンは癒やされました。あの話は実話ですか?」
足立監督
「そうです。もう20年以上前、僕が赤パンツ屋さんでバイトしていました。実際バイトしていたお店で撮影もさせてもらっています。僕がバイトしている様子を奥さんが見に来てその時に「あれ?幸運を呼ぶ赤パンツなんか売ってるんだ」と言って奥さんが僕の分と自分の分を買っていって。僕のはどこかに行っちゃったんですけど、奥さんはこの映画の比じゃないぐらいほとんどお尻丸出しになってボロボロになるぐらいまではいてました」
代情プロデューサー
「水川さんと濱田さんは公開初日にはいていたんじゃなかったですか?」
足立監督
「映画の舞台挨拶にはいていましたね」
代情プロデューサー
「撮影の最後、クランクアップで撮ったのが赤パンツのシーンで、撮影が終わると俳優さんにお疲れ様と花束をお渡しする儀式があるんですけど、その時に幸運の赤パンツを渡したんですね」
足立監督
「僕は東京国際映画祭の時にはいていって、その時に脚本賞をもらえたのでちょっともうそこで御利益を使い果たしてしまった気が(笑)」
観客から
「映画監督さんや脚本家さんはセリフの一言一句を変えずに俳優さんに演じてもらう方と、その場の雰囲気で色々変える方といらっしゃいますが、足立監督はどちらですか?」
足立監督
「基本的には脚本通り演じていただきました。ちょっとぐらい変わってもいいんですが、水川さんが罵倒するような所というのはある種、時代劇で言うところの殺陣みたいなものにしようと思っていたので。殺陣というのはまずははっきりと覚えて体が覚えた上で動くので、セリフは変えてもいいんですが、まずはきっちり覚えてくださいと水川さんにはお願いしました。水川さんはこの長セリフをほぼ完璧に覚えてくださっていて、基本的には変えずにやってくださいました。僕と妻が脚本を作る時に家でお互いに妻は水川さん、僕は浜田さんの役をやりながら台詞を起こして行ったところもあるので、不自然なところはないように俳優さんに渡したつもりです」

トーク終了後、CINEXロビーにて。
観客から
「シングルの部屋に3人で泊まるという衝撃的な内容があって、水川さんが電柱を登って入ってくるというシーンがありましたが、あれは実話ですか?」
足立監督
「電柱に登ったというところは作りました。でもうちの奥さんは結構な高い塀を越えて入ってきたことがあって、それで時間がかかって、僕が部屋で寝ちゃったということがあって。部屋に入って来た後については完全再現した感じです(笑)」
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