
知多半島映画祭2017 レポートその2 充実のコンペ部門
2017/11/24
知多半島映画祭レポート① はこちら
知多半島映画祭午後はコンペ部門。今年は140本の応募があった。
その中から選ばれた5本+アトラクション1本を紹介する。
『Miss Fortune』
監督:水落 豊 出演:濱田 岳、佐藤 二朗、夏緒
ちょっと弱気な男が頭をぶつけたことで人に見えないものが
見えるようになってしまう。
主人公には濱田岳。人には見えない守護霊に佐藤二朗と夏緒。
ビックリな容姿の二朗さんの登場は一気に笑いを誘う。
濱田岳×佐藤二朗って今まであったようでなかった組み合わせだなあと思った。
見えないものは出てくるが全く怖くない。
むしろなんだかよかったねと思えるラストを迎える。
文京区で映画を撮るという企画が大前提の映画だったそうだ。
監督はCMディレクターとして数々のCMを製作、
映画『偉大なる、しゅららぼん』の監督でもある水落豊。
松尾プロデューサーから文京区で撮影出来れば何でもいいと誘われ、
自由に書けるならと以前から撮りたかった大好きなホラーにしようと決めた。
でもあったかい話にしたいということで守護霊メインのコメディホラーになった。
監督は『偉大なる、しゅららぼん』で一緒に仕事をした
濱田岳を主人公にイメージして書いた。
ダメ元で頼んだら「出てやる。」と快諾してくれたそう。
佐藤二朗さんにも出てもらいたかったがつてがなく、
事務所に主演は濱田岳さんですと書いて
脚本をメールしたところなぜか直接二朗さんに届いてしまい、
二朗さん本人から電話がかかってきたらしい。
濱田岳さんとやってみたいからとこちらも快諾だったとか。
「禍福は糾える縄の如し」この言葉が好きだという水落監督。
この言葉をテーマに作られたちょっと不思議なお話だった。
脚本を読んでから書かれたという主題歌もぴったりで素敵だった。
映画祭出品後は配信サイトでの配信を計画しているそうだ。

左:水落豊監督 右:松尾プロデューサー
『しまこと小豆島』
監督:香西 志帆 出演:吉田 まどか、長村 航希、田中 美里
しまこは父の再婚相手の美樹となぜか小豆島に二人で旅することになる。
小豆島では小さい頃遊んでくれた勘太がガイド役を買ってくれた。
どうして再婚なんかするのか。父とずっと二人で生きてきたしまこは納得が行かない。
小豆島で勘太と話しているうちにしまこの心は動いていく。
香川県在住、銀行員として働きながら映画を撮る香西志帆監督が
小豆島を舞台に撮影した家族の物語。
舞台挨拶には香西監督と勘太役の長村航希さんが登壇。
長村さんは愛知県出身ということで地元での凱旋となった。
地元のいいところを伝えたい、知ってほしいと考えている香西監督。
小豆島のいいところをレンズに収めている。
つい普段はいろんなところで境界線を引いてしまっているが
小豆島の海も山も空も全部見える境界線がないというところを
テーマにしたかったそうだ。
香西監督は撮影期間が先に決まっていて台風の中での撮影だったため
それをカバーすることも考えて今のレンズだといろんなものが映ってしまうので
60年前のレンズを使用してふんわりした映像にしあげた。
陽の光がたくさんあたる温かい島がこの映画にはある。
小豆島に行ってみたくなった。
長村さんは小豆島から帰ってきたら優しい顔になっていると
周りの人たちに言われたとか。
小豆島が自分を勘太にしてくれたと話していた。
大河ドラマ『おんな城主直虎』の50話に出演とのことなので
チェックしてほしい。

左:長村航希さん 中:香西志帆監督 右:司会の松岡ひとみさん
『水戸黄門Z』
監督:大川 祥吾 出演:後藤 勝徳、前川 茂輝、斉藤 潤樹、原田円
旅をしながら各地の悪を成敗する御老公一行は
また新たな地にやって来た。
後から合流する助三郎は町娘を助ける。
あの時代劇水戸黄門のようで何か違う。
突然みんなが歌い出す。踊り出す。
え?ミュージカル?と思っている間にヘビメタもラップも入ってきて
癖になる面白さがある。
しかも時代劇の所作も完璧。
ロケ地は日光江戸村だなあと思いつつ鑑賞。
時代劇好きな私としては違う作品も見たいと感じた。
大川祥吾監督と出演者の前川茂暉さん、原田円さんが舞台挨拶した。
大川監督としてはミュージカル時代劇は4本目。
元々IT系の会社で働いていたため真っ正面から勝負しても
勝てないし、工夫して面白いものを作りたいと考えたのが発端。
脚本が柿喰う客の中屋敷法仁さん。
話の筋を書いてくれたのが中屋敷さんだったそうだ。
黄門様のラップの歌詞は大川監督が考えていて
水戸光圀の業績が入っている。
もう一回見られるならしっかりと聞いてみたい。
前川さんと原田さんは監督の前作『サムライオペラ』からの参加。
歌って芝居ができて英語が話せて殺陣もできる人が集められたという。
現場では役者にダンスや振り付けは自由に任されていて
監督はその間予算との戦いをしていたという。
時代劇はいろんな意味でお金がかかる。
BSーTBSで放送中の『水戸黄門』で弥七を演じている
津田寛治さんもお気に入りだとか。
続編に期待したい。

左:原田円さん 中:大川祥吾監督 右:前川茂暉さん
『とっとこ将太』
監督:船越 凡平 出演:加藤 蒼渉、金子 貴伸、広澤 草、竹田 有美香
将太は町の床屋の孫。母親とおじいさんと暮らしている。
父親はいない。床屋に通いで働きにやって来ているとおるさんが大好きだ。
とおるだから将太はとおちゃんと呼び始めた。
ある日女性が床屋にやって来た。とおちゃんと何とも言えない雰囲気で…。
伊参映画祭シナリオコンテスト短編部門でグランプリを受賞した作品。
脚本・監督は船越凡平。
舞台挨拶はとても緊張すると言いながらしっかりと作品について話してくれた。
これを言いたい、これを伝えたいというのではなく
ぼんやりとしたテーマでなるべく沢山の人に見てもらえる作品にしたいと
書き始めたという。確かにこの作品は少年の目から見た大人の世界を
観たこちら側にいろんな想像をさせるような形で作られている。
将太役はオーディションだったそうで船越監督の直感で加藤くんが選ばれた。
中之条町のロケーションの中に自然に収まる将太がこの作品の持ち味。
語りもいい。
雨のシーンは雨の日に撮ったわけではない。
放水車は予算的に無理なので地元の消防団の方が水を降らせてくれたという。
中之条町の方々の協力なくして作れなかったそうだ。
脚本を今後も書きたいと話していた船越監督。
また次回作も期待したい。

船越凡平監督
『大城湯けむり狂想曲』
監督:長澤 雅彦 出演:伊藤 洋三郎、朝倉 えりか、元木 行哉、室積 光、梅本 真里恵
知多半島映画祭2016グランプリに輝いた下松フィルムコミッションのチームが
今年は全く違うカラーの作品で今年も参加。
下松フィルムコミッションにはさまざまな撮影案件が持ち込まれる。
テレビの旅行番組を引き受けたところに大きな映画の案件も持ち込まれ
同時進行で多忙を極めていく。
やって来た映画プロデューサーは協賛金を出してくれたら絶対にここで
映画を撮るという。その金額が莫大で…。
プロデューサーの大橋広宣さんが登壇。山口で映画紹介をしている大橋さんは
松田優作賞を立ち上げた方で『百円の恋』の生みの親と言われているそう。
映画作りにたくさん協力している大橋さん、長澤雅彦監督、
脚本を書いた室積さんの3人が同じような映画製作に関わる経験をしており、
次の企画を考えたときにそれを中心に新しくできた温泉施設で
ドタバタコメディが作れないかと話が進んだという。
下松FC製作の一作目『恋』に出演した伊藤洋三郎さんも出演。
元市長も現在の市長も協力出演と行政とフィルムコミッションが
一体となって作られた作品だ。
温泉施設の椅子は新幹線の座席なのだとか。
(下松で新幹線は作られている。)
去年もお会いした下松FCの瀬畑さんとの再会も嬉しかった。
マスク取らないんですか?と聞いたんですが取らなくていいんですと
そのまま記念撮影。
これも本作内同様「おじいちゃんの遺言で…」ということで。

左:プロデューサー 大橋さん 右:下松FC 瀬畑さん
『酔夢譚』
出演:酒井七恵、沖野凌可、片桐あおい、麻夏彩加、新粥樹里
観客の投票の集計中に上映されたアトラクションは
名古屋市立大学の芸術工学部映像研究室の学生達によって作られた
ホラー映画はいろんなことに挑戦する実践映画だ。
知多半島に伝わる水に関する伝承をベースに作成された。

名古屋市立大学芸術工学部映像研究室のみなさん
東海市の水道ポンプ場も撮影場所として使用されている。
学生たちは栗原教授から分かりやすく話を作りやすいのはホラーと
提案を受けてワンシーンずつテイストを変える映画を作った。
初心者もいる中機材の使い方を教えあって撮影したそう。
半魚人のメイクはシールタイプだったためプールに入る度に
とれてしまい毎回張り替えながらの芝居だったそうだ。

舞台挨拶の様子
いよいよグランプリ発表!
知多半島映画祭は観客の投票でグランプリが決まる。
今年のグランプリ、準グランプリが鈴木プロデューサーから
発表された。
グランプリ 『Miss Fortune』 水落豊監督
準グランプリ 『しまこと小豆島』 香西志帆監督

グランプリの賞状・トロフィーと共に松尾プロデューサー、水落監督
フィルムコミッションをつくって知多半島発の映画を上映するのが夢と
言っていた鈴木プロデューサー。
短編は実現したので今度は長編を目指していくのだろう。
知多半島映画祭2017が終了し、また来年へと進んでいく。
また来年も知多半島映画祭で素敵な短編映画と出会いたい。
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