Cafemirage

Cafe Mirage--岐阜発 映画・エンタメ情報サイト

カテゴリリンク

EntaMirage! Movie 岐阜推し!

岐阜発!短編映画祭MKE映画祭を見に行ってきた

今回のMKE映画祭。6月10日土曜日に全国から集まった80作品のうち
選ばれた14本が上映された。
とにかく手作りの映画祭で朝から会場の岐阜県図書館の多目的ホール入り口で
スタッフたちが開場に間に合わせるべく慌ただしく準備をしていた。

今年もオリジナルのトロフィーが用意されている。

上映作品の関係者も集まって来ていた。
聞くと東京から来ている人達も多い。
岐阜の観光地をこれでもかと談笑中に紹介しておいた。

午前11時。
第5回MKE映画祭スタート。

2本ずつ上映後に作品関係者の舞台挨拶が行われる形で進む。
実はこの連続して上映される2本には共通するテーマがあるようにも見えた。

勝手にではあるがネーミングをつけて感想などを書いてみる。

Enjoy! School Life

1.『Instability』 伊藤 佑里香 監督

学校内での鬼ごっこを描いた作品。
初めて構成から編集までを伊藤監督が行ったもの。
学校の様々な場所を使って撮影された。
どちらがどちらを追っているのかが最後はわからなくなる面白さがある。

「中学の映画部で撮影した作品です。
廃部寸前で映画を撮って大会に出すために頑張ってつくった作品ですが
映画部自体が学校内の同じ場所に長くいられなかったこともあり
様々な場所で撮影しています。
吹奏楽部が練習しているときは音の録音も出来なかったです。」
と撮影時のエピソードを語った伊藤監督。
まだ高校生。これからの作品に期待。

2.『ハグ!』 小野 光洋 監督
日本人男性とポーランド人の女性カップル。
気軽にハグはするものだと考えている彼女の行動を
頭ではわかっているのに、体がなかなか不自然に反応してしまう日本人。

ショートムービーの大切なところは
短い中の分かりやすさだ。この作品はそれを把握しながら
観客が楽しめる流れをしっかりわかっている。

今までに何百本も撮影している(年間だと15、6本になるらしい)
小野監督が日本人にありがちなエピソードをテーマに今回は製作。
「日本人だからハグ慣れしていない。文化の違いを分かりやすく面白く描きたかったんです。
留学生は千葉大学の実際の留学生です。」
とコメント。

美術とは奇なり

3.『逃げる男』 直井 康晃 監督
岐阜で撮影されている。どこで撮影されているかが大体わかるのは地元撮影の楽しさ。
(金公園、美術館がメインロケ地。)

「県美術館から美術館で上映したいので美術館を使って撮影してほしいとオファーを受けました。」
美術館をロケ地にできるって許可どうやってとったんだろうと思ってみていたので納得だった。
しかし…美術館ロケーション最高。
監督も実はオカマの役で出演しており、そこを一番始めに司会者に突っ込まれていたため
話をもう少し聞きたかったなあと思って終了後に話しかけてみた。
「岐阜は映像関係が弱いと思うので頑張って行きたい。」と話していた直井監督。
これからも応援したい。

作品はYOUTUBEでも鑑賞可能↓

4.『本末転倒』 名倉 健郎監督
タイトルがはじめからわからなかったらまた一味違ったかなとも感じた作品。
四字熟語シリーズということでテーマが先にあったようだ。

NY帰りの美術教師に憧れる女子高生。
学校で起きた事件を解決するために美術教師に犯人を捕まえてほしいと頼むが…。
芸術とは何か?アバンギャルドという言葉を聞くだけで
それが何かわからなくても芸術っぽく感じてしまう。
一歩間違えれば変態になる。その際どいラインを描いている。
笑えてシリアス。スクール水着がツボ。
画格を狭くしているあたりも興味をそそる。会場からも大爆笑が起こっていた。
YOUTUBE用に作られた作品だということで他の作品もあるのかなと
検索したところ、1作目があった。
この『本末転倒』もいつか見られるかもしれない。

四字熟語シリーズ

タイトルつながり

5.『犬も喰わねぇ』 美濃輪 泰史監督
‟夫婦喧嘩は犬もくわない”
から来たタイトルなんだとわかるが、全く加減がない夫婦喧嘩。
妻に大分押されている夫。
やられっぱなしの受けのアクションがうまい。
と思っていたら夫役を演じていたのは美濃輪監督自身だった。

アクションは受けがうまい方が確実にきれいに見える。
カット割は結構粗い気もするがそれが逆にいいと思えるのは
昔のジャッキー映画とかデブゴンとかが好きだからなのだろうか。

頭から落ちるアクションもお手のものでこなす美濃輪監督は
アクション経験者なのかスタント経験者なのかがかなり気になった。
聞きたいことは色々あったが監督は中国に住んで大作に出演されているとか。
それじゃ聞けない…。
「シンプルなストーリーとアクション、コメディを前面に押し出しました。」
とのコメントが。
闘っているシーンがほとんどだったがいろんなものを武器にしているアイデアが楽しめた。

6.『もののけひとつき』 妖怪班
江戸時代の絵巻物『稲生物怪録』がベース。
広島県三次市に存在した三次藩の藩士、稲生平太郎( いのうへいたろう)が
体験したとされる30日間に及ぶ怪異との戦いを纏めた作品だという。
アートアニメーションの細かさに驚かされた。
もののけなのでもちろん怖さもあるのにどこかかわいらしさもあるもののけたち。
「5人で絵コンテ、人形制作から1年がかりで製作した作品です。」
とスタッフを代表して北見さんが話してくれた。
おそらく出品された作品の中で一番時間をかけて作られている作品なのではないかと思う。

不思議な体験

7.『ピンぼけシティライツ』 東海林 毅監督
カメラマンにだけ見える白い水着の女。覚えがないが自分にずけずけと文句を言ってくる。
「居場所のないカメラマンに対するのは誰がいいかなと考えて
居場所のないグラビアアイドルにしようと思いついてこの設定にしています。」

東海林監督はそう語っていた。
コメディというよりもどこか夢を追っている人間に必ずやってくる
目立ちたい!という思い、まだあきらめられないという気持ちが見え隠れする。
なんだか主人公には哀愁を感じた。

8.『ジェントリー土手』 渡邉 高章監督
家を飛び出した主人公は土手で繁さんに会い、繁さんの家に上がり込む。
繁さんの家族は妙な感じで…
「みんな人間はおかしなところがあると常々思っていて。
食パンの6枚切り、5枚切りにこだわる主人公も変ですよね。」

渡邉監督は主人公についても普通ではない設定にして
全てがどこか不条理に作られていた。
ピンぼけシティライツに主演していた星能さんは実はこの作品にも出演しているが
言われるまでまったく気が付かなかった。
さっきまで背中に哀愁感じていたはずだったというのに…。
役者ってやっぱりすごい。

テロップ炸裂

9.『星野夢TV』 高嶋 義明監督
「『ウゴウゴルーガ』という番組が昔ありまして。そのイメージを出したくて。
タイトルを決めて。あ、ゴキブリ入れようと決めていきました。
ご時世の北のネタも入った感じになってますね。」
と監督が話していたがなかなかシュールだった。

コントなのかなんなのかわかんないけど何か笑ってしまう。
途中で話の主軸がゴキブリと気が付いた。
自分が鈍いのか気が付いたのはかなり後半だが
それに気が付けばすべて話に納得がいった。
その作り方がうまい。

10.『ときめき一念発起』 繁田 健治 監督
「思い込みがテーマの作品を作れないかなと思って初恋を引きずっていると
勘違いしている話にしました。」
と自らも出演している繁田監督。

お見合いの担当さんが主人公が失敗するたびに初恋を引き合いに出してくる話。
主人公の字幕で語られる思いが非常にストレートで面白い。
そして最後のオチが笑えた。

担当さん役の井上さんも来場。
「自分が出ているので緊張していたんですが皆さんが笑ってくれてよかったです。
島根の映画祭で自分も出品していて打ち上げで監督に声をかけていただきました。」
これも映画祭でのご縁。つながっていくものなんだなあと感心しきり。

実は怖い

11.『社畜ゾンビ』 山後 勝英監督

カツアゲで行き過ぎた暴力を受けて死んでしまった社畜サラリーマン。
しかし携帯の着信音に反応してサラリーマンは目を覚ましカツアゲした若者を襲い始める。

「会社のYOUTUBEで作っている作品です。中年のおじさんが活躍するものを撮りたいと思いまして。
サラリーマン強いんだぞと。ブラックな現場に僕自身もいますので頑張ってほしいなと思って作りました。」
山後監督のサラリーマンへの応援歌は今のテレビでは実現できない作品だ。
上映後にお話を伺ったところ
「3部全部くっつけて観るとかなり暴力的だったと思うんですけど大丈夫ですか?」
と逆に聞かれた。いや、全然大丈夫です。なんならもっと過激に…
と言ってしまったほど完成度は高い作品だった。

社畜サラリーマン役の井上さんも来場されたのだが…。
「僕自身は出演している若者たちのマネージャーでして。一緒にレッスンを受けていて
設定が合ったので主演しています。」
いやいやいや。アクション担当も井上さんだし、昔から相当アクションやられていたはず。
そうでなかったらあの体勢では絶対に起き上がれないし
あの体が折れ曲がった体勢から殴りの姿勢に入れない。
若手育成大事。でもこれからも役者やりながら育成していってほしいと切に願った。

この作品もYOUTUBEで鑑賞可能

1章 2章 3章

12.『菊とサカツキ』 下向 拓生監督

去年のMKE映画祭のグランプリを受賞した下向監督の今年の上映作品は
「実は去年上映した『NOA』より前の作品なのでどうかなあと。久しぶりに見ると
粗が目立っちゃいますね。」
と下向監督が話していたように2013年の作品。
優秀な女性営業マンの坂月の前に人間を驚かすことを仕事にしている幽霊お菊が現れる。
お菊は落ちこぼれでノルマ達成のために坂月に教えを請う。
レクチャーを経てお菊が成長する話と思いきやとんでもない結末に。
下向監督の脚本には唸らされる。
『NOA』の発想が生まれるまでの過程を垣間見ることが出来た気がした。

さて新作は…。現場にいち早く潜入したので期待できると言い切れる。
あ、でもMKEでは上映できない長さかな…もしかして。

ひと時の夢物語?

13.『ガチャガチャ/GACHA GACHA』 松本 動監督
ウルトラマンオーブにも出演している青柳尊哉さんが出演している。

松本監督は
「エンターテインメント性を目指してまして。
誰もが楽しめる作品にしようとして作っています。」
と話していた。

地味でさえないアラフォー女子の誕生日に
自分の好みどストライクの若い男性が入社してくる。
その夜道で不気味な男に声をかけられガチャガチャを回すと
どストライクの男性に誕生日を祝ってもらえる夢の時間が訪れた。
話はここまでではない。その後の展開が驚きの展開。
岐阜出身の桜木梨奈さんも出演。わずかな出演だがインパクト絶大。

14.『テンプル・ナンバー・ゼロ』 松本 卓也監督

「シネマ健康会では岐阜でも撮影しています。下呂での『七子の妖気』、
岐阜での『マイ・ツイート・メモリー』。僕はその撮影で知り合ってから
上映担当をしています。」

と松本監督の代理でシネマ健康会の中島さんがコメント。
秩父に住む中学生ユウスケとアツシ。
二人が目を覚ますと12年に1度の総開帳の年に札所34カ所すべてを巡礼した者の中から
選ばれた人間だけが訪れることのできる幻の0番札所に来ていた。

ロケハンが完ぺきすぎる。秩父のために作られた映画だが
脚本が誰もが感動できる展開になっている。
ユウスケとアツシだけでなく0番札所に来ている人間たち一人一人の人生も
描かれていて見ている人は誰かに共感できる。

 

全ての上映後、観客の投票が行われた。
開票がステージの端で行われている間、
ステージ中央ではスポンサーからのプレゼントが当たるジャンケン大会が開かれた。

毎年欲しいと思えるものばかりなのだが
取材で行っているので指をくわえて今年も見守った。

MKE映画祭では観客が選ぶグランプリとは別に趣旨に賛同して
一般から集まったプレゼンターが賞を贈っている。
(誰でも応募可能なので来年は自分も賞を贈りたいという方がいればぜひ応募を)

プレゼンターから以下の賞が贈られた。
・いつかこの映画を思い出しきっと笑ってしまう賞 『本末転倒』
・ベストバトル賞 『犬も喰わねぇ』
・My Fair Actress賞 『ときめき一念発起』より井上茜
・STEP賞 『逃げる男』
・ブレイクスルー賞 『菊とサカツキ』
・ほのぼのSchool Life賞 『Instability』
・隆盛賞 『社畜ゾンビ』
・GEO HyperMedia賞 『本末転倒』
・Director of Directors賞 『本末転倒』 名倉健郎監督

 

いよいよグランプリ発表。作品は…。

そして最後に観客が選んだグランプリが発表された。

・グランプリ 『テンプル・ナンバー・ゼロ』

シネマ健康会の中島さんが喜びの挨拶を行った。
「僕が代理で出席するとグランプリが取れないといわれていましたが
よい報告ができそうです。この作品は秩父映画祭での上映のために作られたものですが
シネマ健康会は地方で作って違う地方で上映して撮影した場所を知ってもらうことが大事だと
監督の松本は言っています。本当にありがとうございます。」

実は以前『マイ・ツイート・メモリー』がトラブルがあってMKE映画祭で上映できなかった過去がある。
念願のグランプリだったのではないだろうか。
授賞式の後は毎年恒例参加者全員でのステージ上での記念撮影。

手作り感満載でばたばたしつつ。だけどそれがいいと思えてしまうMKE映画祭。
未来の映画監督がこの映画祭から生まれるかもしれない。
その思いで一心にスタッフと賛同したプレゼンターとスポンサーが作っている。

MKE映画祭5周年、もう5年、まだ5年。これからも岐阜の映画好きを中心に
一生懸命に映画を作っている人たちを応援していく。

みてくれたっていいじゃない、もっとかがやいたっていいじゃない。

MKE映画祭公式サイト

-EntaMirage!, Movie, 岐阜推し!
-

おすすめの記事はこれ!

© 2023 GOLDMOON PICTURES & STUDIO&NEW. All Rights Reserved. 1
謎の貴公子あらわる。新たな韓国ノワール映画が登場!(映画『貴公子』)

ある日突然、自分が大企業の社長の子どもだと分かり、巨額の遺産争いに巻き込まれ、命 ...

Mothers_001_全体コラージュ 2
母をテーマにした短編映画集『Mothers マザーズ』完成。キャスト発表!

5人の脚本家が、オリジナル脚本を執筆。自らプロデュース・監督し、映画化したオムニ ...

水平線_メイン画像 3
映画『水平線』名古屋シネマスコーレ舞台挨拶 小林且弥監督、足立智充さんトークレポート

映画『水平線』公開記念舞台挨拶が3月23日(土)名古屋シネマスコーレ開催された。 ...

水平線_メイン画像 4
愛する人を思いながら生きる人々を描く(映画『水平線』)

東日本大震災から13年が経つ。 3月23日(土)から名古屋シネマスコーレで公開さ ...

20240317_095635 5
ナゴヤキネマ・ノイ開館!映画『その鼓動に耳を当てよ』舞台挨拶レポート

名古屋今池のナゴヤキネマ・ノイが2024年3月16日、開館した。  入口の段差が ...

©東海テレビ放送 6
ナゴヤキネマ・ノイオープニングを飾るのは断らないERに密着した東海テレビドキュメンタリー(映画『その鼓動に耳を当てよ』)

名古屋・今池。歓楽街にあった映画館名古屋シネマテークが2023年7月に閉館し、同 ...

52kujira1 7
松岡ひとみのシネマコレクション 映画『52ヘルツのクジラたち』成島出監督、横山和宏プロデューサートークレポート

松岡ひとみのシネマコレクション vol.56 映画『52ヘルツのクジラたち』が3 ...

pabjyo5 8
映画『フィリピンパブ嬢の社会学』岐阜CINEX 3月16日公開 舞台挨拶決定!

愛知での先行公開時から観客動員を伸ばしてロングラン公開していた映画『フィリピンパ ...

o1184166415407703643 9
名古屋ミッドランドスクエアシネマでブラジル映画祭3月16日より開幕!

ブラジル映画。皆さんは観たことあるだろうか? 南米発の映画はそういえばあまり観た ...

theaterC6 10
シアターカフェが移転&リニューアルオープン4周年記念開放祭での上映作品を募集中!

名古屋のシアターカフェが開放祭の上映作品を現在公募中だ。 今の場所に移転して4年 ...

★メイン_PLAY! 11
映画『PLAY! ~勝つとか負けるとかは、どーでもよくて~』でeスポーツの楽しさを知ろう

IOC(国際オリンピック委員会)主催の世界大会も開かれるほど、今や正式なスポーツ ...

EiganoAsagohan14 12
楽しみなのはおいしいごはん。伝説のお弁当屋さん「ポパイ」と映画の裏側を食から捉えるドキュメンタリー(映画『映画の朝ごはん』)

映画を作るには本当にたくさんの人が関わっている。 映画やドラマ撮影のメイキングを ...

sinnemuro9 13
プロレス好きも、そうでない人も見たら好きになる 映画『無理しない ケガしない 明日も仕事! 新根室プロレス物語』シネマスコーレ舞台挨拶レポート

映画『無理しない ケガしない 明日も仕事! 新根室プロレス物語』公開記念舞台挨拶 ...

tumitoaku13 14
映画『罪と悪』公開記念名古屋舞台挨拶レポート 石田卓也さん、齊藤勇起監督登壇

映画『罪と悪』公開記念舞台挨拶が2月10日名古屋ミッドランドスクエアシネマで開催 ...

netsu1 15
愛した日々の熱が冷めていく中で(映画『熱のあとに』)

東京藝術大学大学院での修了制作『小さな声で囁いて』(2018)がマルセイユ国際映 ...

kanata_9 16
映画『彼方の閃光』名古屋公開記念舞台挨拶レポート 眞栄田郷敦さん、半野喜弘監督登壇

映画『彼方の閃光』公開記念舞台挨拶が1月28日(日)にミッドランドスクエアシネマ ...

©2022 彼⽅の閃光 製作パートナーズ 17
映画『彼方の閃光』ミッドランドスクエアシネマにて舞台挨拶決定

ホウ・シャオシェンやジャ・ジャンクーら名匠たちの作品の映画音楽を手掛け、『アグリ ...

© 2020 Mediaproducción S.L.U., Gravier Productions, Inc. & Wildside S.r.L. 18
映画祭は夢の時間。そこで起きる出来事も夢と言えるのか(映画『サン・セバスチャンへ、ようこそ』)

ウディ・アレンはとにかく精力的に作品を作る。その勢いは年を重ねても変わることはな ...

RemasterDirector_1a5c03258 19
ロイヤル劇場思いやるプロジェクト 35ミリフィルム上映 大林宣彦監督『ふたり』石田ひかりさん、大林千茱萸さんトークレポート

ロイヤル劇場思いやるプロジェクト 35ミリフィルム上映 大林宣彦監督『ふたり』が ...

kakamigaharaeigasai2024_omote 20
第一回各務原映画祭 1月7日開催!短編映画11作品上映。初公開作品も

第一回各務原映画祭が2024年1月7日、岐阜県各務原市のあすかホールで開催される ...

ichiko 21
市子というひとりの人間の存在が刺さる(映画『市子』)

第28回 釜山国際映画祭 ジソク部門に正式出品された『市子』が12月8日(金)よ ...

メインビジュアル 22
2019年インディペンデント映画の大本命として劇場公開された 映画『センターライン』続編『INTERFACE -ペルソナ-』上映が名古屋で決定!!そして『センターライン』配信も!

日本中の映画祭で話題をさらい、2019年のインディペンデント映画の大本命として劇 ...

1701248560153 23
スペースオペラ?ヒーローもの?これぞ日本で作る波乱万丈な特撮映画だ!(映画『BY THE WAY-波乱万丈-』)

自身の夢を諦めて、守ろうとした家族との平和な生活が思いもしないことで壊れたら?し ...

©2023 映画「隣人 X 疑惑の彼女」製作委員会 ©パリュスあや子/講談社 24
Xのいる世界を通して気づく大事なもの(映画『隣人X -疑惑の彼女-』熊澤尚人監督インタビュー)

12月1日公開の映画『隣人X -疑惑の彼女-』。故郷を追われた惑星難民Xの受け入 ...

interface1 25
愛知で撮影! 映画『INTERFACE』シネマスコーレ公開初日舞台挨拶レポート

映画『INTERFACE-ペルソナ-』の公開初日舞台挨拶が名古屋・シネマスコーレ ...

nosenkyo1 26
選挙は面白い!候補者の声を聞き、ペンをとる!選挙ライターを通して選挙を知るドキュメンタリーが愛知上陸!(映画『NO 選挙,NO LIFE』)

選挙の面白さを伝えるフリーランスライター・畠山理仁(50)。国政から地方選、海外 ...

train6 27
大森南朋×須藤蓮×庄司哲也 ロイヤル劇場思いやるプロジェクト 映画『トレインスポッティング』トークレポート

ロイヤル劇場思いやるプロジェクト 須藤蓮セレクト35ミリフィルム上映『トレインス ...

fanfare1 28
映画『ファンファーレ』名古屋舞台挨拶・衣装制作担当:箕浦杏さんトークレポート

映画『ファンファーレ』公開記念舞台挨拶が11月18日名古屋センチュリーシネマで開 ...

ringin18 29
映画『隣人X-疑惑の彼女-』名古屋舞台挨拶付先行上映 上野樹里さん、林遣都さん、熊澤尚人監督トークレポート

12月1日公開の映画『隣人X』舞台挨拶付先行上映が11月16日名古屋ミッドランド ...

saturday_main 30
開戦前夜、上海。幕は開くか(映画『サタデー・フィクション』)

2019年第76回ベネチア国際映画祭コンペティション部門に正式出品されたロウ・イ ...

hanakutasi1 31
映画『花腐し』綾野剛さん、荒井晴彦監督インタビュー

11月10日(金)公開、映画『花腐し』。松浦寿輝の原作を荒井晴彦監督が脚色。ピン ...

20231104173817_IMG_7592_ 32
松岡ひとみのシネマコレクション 映画『愛にイナズマ』ゲスト:石井裕也監督 レポート

松岡ひとみのシネマコレクション Vol.51 映画『愛にイナズマ』が11月4日ミ ...

seiyoku1 33
映画『正欲』第36回東京国際映画祭 最優秀監督賞&観客賞ダブル受賞!11月10日(金)いよいよ公開!

岐阜県出身の小説家・朝井リョウによる小説『正欲』を、監督・岸善幸、脚本・港岳彦で ...

20231021172718_IMG_7355_ 34
第77回CINEX映画塾『まなみ100%』川北ゆめき監督、青木柚さん、中村守里さんトークレポート

第77回CINEX映画塾『まなみ100%』が10月21日(土)、岐阜CINEXで ...

tuki 35
映画『月』伏見ミリオン座公開記念 石井裕也監督 舞台挨拶レポート

映画『月』の名古屋公開記念舞台挨拶が10月22日伏見ミリオン座で開催された。石井 ...

inazuma5 36
本音を隠さずココロのままに生きていく!(映画『愛にイナズマ』)

『舟を編む』をはじめ、発表する作品がどれも国内外で高く評価されてきた石井裕也監督 ...

hanakutasi_5 37
映画『花腐し』名古屋伏見ミリオン座先行上映舞台挨拶レポート

11月10日(金)より全国公開される映画『花腐し』名古屋先行上映が10月24日( ...

©2023 映画「隣人 X 疑惑の彼女」製作委員会 ©パリュスあや子/講談社 38
映画『隣人 X -疑惑の彼女-』滋賀ロケ撮影現場レポート

2022年10月から滋賀県で熊澤尚人監督が新作撮影をしているという情報を聞いてい ...

bishu1 39
【愛知・岐阜】2024年劇場公開映画『BISHU〜世界でいちばん優しい服〜』エキストラ募集!

以前現場レポートをお送りした2024年劇場公開映画『BISHU〜世界でいちばん優 ...

aalt 40
フィンランドの建築家・デザイナー アアルト その仕事の裏に愛する妻がいた(映画『アアルト』

北欧家具は日本でも根強い人気がある。それはおしゃれであることはもちろん、実用性で ...

somedays6 41
映画『SOMEDAYS』名古屋先行上映舞台挨拶レポート

10月6日、映画『SOMEDAYS』の名古屋先行公開を記念してミッドランドスクエ ...

no image 42
岐阜の刃物のまち・関市で特撮怪獣映画始動! 映画『怪獣ヤロウ!』製作開始

岐阜県関市を舞台にした映画の製作が決まった。タイトルは『怪獣ヤロウ!』。ご当地怪 ...

undercurrent1 43
女、突然やってきた男、消えた夫。三人が抱える心の奥底にある思いは……(映画『アンダーカレント』)

映画一本よりなお深い作品だと発表当時評された豊田徹也の漫画「アンダーカレント」が ...

mendou1 44
映画「ぼくらのレシピ図鑑」シリーズ特集上映 大阪・名古屋・神戸で開催決定! 新作『メンドウな人々』他2作品 

地域のおいしいもの×地元の高校生×映画をテーマに地元と協力して制作される映画「ぼ ...

houtei1 45
映画『親のお金は誰のもの 法定相続人』三重先行上映舞台挨拶レポート

映画『親のお金は誰のもの 法定相続人』の三重先行上映、舞台挨拶が9月22日三重県 ...

Screenshot_20230922_200759_Drive 46
映画『私はどこから来たのか、何者なのか、どこへ行くのか、そしてあなたは…』名古屋凱旋上映決定!

映画『私はどこから来たのか、何者なのか、どこへ行くのか、そしてあなたは…』が ...

20230902_141200 47
ロイヤル劇場存続をかけてクラウドファンディング開始! 【ロイヤル劇場】思いやるプロジェクト~ロイヤル、オモイヤル~

岐阜市・柳ケ瀬商店街にあるロイヤル劇場は35ミリフィルム専門映画館として常設上映 ...

hamon12 48
第76回 CINEX映画塾 映画『波紋』 筒井真理子さんトークレポート

第76回CINEX映画塾『波紋』が7月22日に岐阜CINEXで開催された。上映後 ...

seiyou1 49
岐阜CINEX 第17回アートサロン『わたしたちの国立西洋美術館 奇跡のコレクションの舞台裏』トークレポート

岐阜CINEX 第17回アートサロン『わたしたちの国立西洋美術館 奇跡のコレクシ ...

doll5 50
女性監督4人が撮る女性をとりまく今『人形たち~Dear Dolls』×短編『Bird Woman』シアターカフェで上映

名古屋清水口のシアターカフェで9月23日(土)~29日(金)に長編オムニバス映画 ...

sister 51
映画『私の大嫌いな弟へ ブラザー&シスター』公開記念 アルノー・デプレシャン監督舞台挨拶付き上映 伏見ミリオン座で開催決定!

世界の映画ファンを熱狂させる名匠アルノー・デプレシャンが新作『私の大嫌いな弟へ  ...

bakanuri1 52
自分の生きる道を探して(映画『バカ塗りの娘』)

「バカ塗りの娘」というタイトルはインパクトがある。気になってバカ塗りの意味を調べ ...

bishu1 53
「シントウカイシネマ聖地化計画」始動!第一弾「BISHU〜世界でいちばん優しい服〜」(仮)愛知県⼀宮市にて撮影決定‼

株式会社フォワードがプロデュースし、東海地方を舞台にした全国公開映画を毎年1本ず ...

erithabeth1 54
エリザベート40歳。これからどう生きる?(映画『エリザベート1878』)

クレオパトラ、楊貴妃と並んで世界の三大美女として名高いエリザベート皇妃。 彼女の ...

mitoyamane4 55
ポップな映像と音楽の中に見る現代の人の心の闇(映画『#ミトヤマネ』)

ネット社会ならではの職業「インフルエンサー」を生業にする女性を主人公に、ネット社 ...

高野豆腐店の春_場面写真 56
豆腐店を営む父娘にやってきた新たな出会い(映画『高野豆腐店の春』)

尾道で小さな豆腐店を営む父と娘を描いた映画『高野(たかの)豆腐店の春』が8月18 ...

pabjyo5 57
映画『フィリピンパブ嬢の社会学』11/10(金)より名古屋先行公開が決定!海外展開に向けたクラウドファンディングもスタート!

映画『フィリピンパブ嬢の社会学』が 11月10日(金)より、ミッドランドスクエア ...

Yokosuka10 58
『Yokosuka1953』名演小劇場上映会イベントレポート

ドキュメンタリー映画『Yokosuka1953』の上映会が7月29日(土)、30 ...

Yokosuka1 59
海外から届いたメッセージ。66年前の日本をたどる『Yokosuka1953』名古屋上映会開催!

同じ苗字だからといって親戚だとは限らないのは世界中どこでも一緒だ。 「木川洋子を ...

youko4 60
彼女を外に連れ出したい。そう思いました(映画『658km、陽子の旅』 熊切和嘉監督インタビュー)

42才、東京で一人暮らし。青森県出身の陽子はいとこから24年も関係を断絶していた ...

egoist_5 61
第75回CINEX映画塾 『エゴイスト』松永大司監督が登場。7月29日からリバイバル上映決定!

第75回CINEX映画塾 映画『エゴイスト』が開催された。ゲストには松永大司監督 ...

komuragaeri14 62
映画を撮りたい。夢を追う二人を通して伝えたいのは(映画『愛のこむらがえり』髙橋正弥監督、吉橋航也さんインタビュー)

7月15日ミッドランドスクエアシネマにて映画『愛のこむらがえり』の公開記念舞台挨 ...

PSX_20230713_212926 63
あいち国際女性映画祭2023 開催決定!今年は37作品上映

あいち国際女性映画祭2023の記者発表が7月12日ウィルあいちで行われ、映画祭の ...

komuragaeri5 64
映画『愛のこむらがえり』名古屋舞台挨拶レポート 磯山さやかさん、吉橋航也さん、髙橋正弥監督登壇!

7月15日ミッドランドスクエアシネマにて映画『愛のこむらがえり』の公開記念舞台挨 ...

tooi3 65
彼女たちを知ってほしい。その思いを脚本に込めて(映画『遠いところ』名古屋舞台挨拶レポート)

映画『遠いところ』の公開記念舞台挨拶が7月8日伏見ミリオン座で開催された。 あら ...

MKE10-3 66
観てくれたっていいじゃない! 第10回MKE映画祭レポート

第10回MKE映画祭が7月8日岐阜県図書館多目的ホールで開催された。 今回は13 ...

1minutes_5 67
京都はファンタジーが受け入れられる場所(映画『1秒先の彼』山下敦弘監督インタビュー)

台湾発の大ヒット映画『1秒先の彼女』が日本の京都でリメイク。しかも男女の設定が反 ...

received_259295013361207 68
映画『老ナルキソス』シネマテーク舞台挨拶レポート

映画『老ナルキソス』の公開記念舞台挨拶が名古屋今池のシネマテークで行われた。 あ ...

PSX_20230429_093447 69
「ジキル&ハイド」。観た後しばらく世界から抜けられない虜になるミュージカル

ミュージカルソングという世界を知り、大好きになった「ジキル&ハイド」とい ...

math 70
『オールド・ボーイ』のチェ・ミンシク久しぶりの映画はワケあり数学者役(映画『不思議の国の数学者』)

映画館でポスターを観て気になった2本の韓国映画。『不思議の国の数学者』と『高速道 ...

nortoredame 71
全編IMAX®️認証デジタルカメラで撮影。再現率98% あの火災の裏側(映画『ノートルダム 炎の大聖堂』)

2019年4月15日、ノートルダム大聖堂で、大規模火災が発生した。世界を駆け巡っ ...

baby14 72
松岡ひとみのシネマコレクション  映画『ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー』 阪元裕吾監督トークレポート

松岡ひとみのシネマコレクション 映画『ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー』が4月1 ...

sidebyside1 73
映画『サイド バイ サイド』坂口健太郎さん、伊藤ちひろ監督登壇 舞台挨拶付先行上映レポート 

映画『サイド バイ サイド』舞台挨拶付先行上映が4月1日名古屋ミッドランドスクエ ...

zakodomo1 74
第72回CINEX映画塾 映画『雑魚どもよ、大志を抱け!』足立紳監督トークレポート

第72回CINEX映画塾が3月25日岐阜CINEXで開催された。上映作品は岐阜県 ...

mogiri1 75
片桐はいりさん来場。センチュリーシネマでもぎり(映画『「もぎりさん」「もぎりさんsession2」上映+もぎり&アフタートークイベント』)

センチュリーシネマ22周年記念企画 『「もぎりさん」「もぎりさんsession2 ...

PSX_20230319_165037 76
カンヌ国際映画祭75周年記念大賞を受賞したダルデンヌ兄弟 新作インタビュー(映画(『トリとロキタ』)

パルムドール大賞と主演女優賞をW受賞した『ロゼッタ』以降、全作品がカンヌのコンペ ...

feibru 77
アカデミー賞、オスカーは誰に?(松岡ひとみのシネマコレクション『フェイブルマンズ』 ゲストトーク 伊藤さとりさん))

松岡ひとみのシネマコレクション vol.35 『フェイブルマンズ』が3月12日ミ ...

son 78
親子とは。近いからこそ難しい(映画『The Son/息子)』

ヒュー・ジャックマンの新作は3月17日から日本公開される『The Son/息子』 ...

tyanomi1 79
先の見えない日々を生きる中で寂しさ、孤独を感じる人々。やすらぎはどこにあるのか(映画『茶飲友達』外山文治監督インタビュー)

東京で公開された途端、3週間の間に上映館が42館にまで広がっている映画『茶飲友達 ...

tyanomi5 80
映画『茶飲友達』名古屋 名演小劇場 公開記念舞台挨拶レポート

映画『茶飲友達』公開記念舞台挨拶が2月25日、名演小劇場で開催された。 外山文治 ...

ginpei8 81
第71回 CINEX映画塾 映画『銀平町シネマブルース』小出恵介さん、宇野祥平さんトークレポート

第71回CINEX映画塾『銀平町シネマブルース』が2月17日、岐阜CINEXで開 ...

gokudaru7 82
名古屋シアターカフェ 映画『極道系Vチューバー達磨』舞台挨拶レポート

映画『極道系Vチューバー達磨』が名古屋清水口のシアターカフェで公開中だ。 映画『 ...

wakareru 83
パク・チャヌク監督の新作は今までとは一味も二味も違う大人の恋慕を描く(映画『別れる決心』)

2月17日から公開の映画『別れる決心』はパク・チャヌク監督の新作だ。今までのイメ ...