
EntaMirage! Entertainment Movie 岐阜推し!
第56回CINEX映画塾 映画『にしきたショパン』竹本祥乃監督・中村拳司さんトークレポ
第56回CINEX映画塾『にしきたショパン』が11月20日、岐阜CINEXで行われた。
竹本祥乃監督、須藤鍵太郎役の中村拳司さんのトークをお送りする。(聞き手・岐阜新聞社 後藤さん)
竹本祥乃監督(以下 竹本監督)
「本日は起こしいただきありがとうございます」
中村拳司さん(以下 中村さん)
「須藤鍵太郎役を演じました、中村拳司と申します。本日はよろしくお願いします」
後藤さん
「岐阜には初めて来られましたか?」
竹本監督
「一度就職活動で来たことがあります(笑)」
中村さん
「岐阜市は初めてで、修学旅行で中学生の時に飛騨の方にだけ行きました」
後藤さん
「まず、この作品を作るいきさつを教えてください」
竹本監督
「私は短編映画を自主製作で週末に撮っていまして、ある作品を撮る時にヨーロッパ風の素敵なカフェがあって、そこで撮影をお願いした時のそこのカフェのオーナーとしてこの作品のプロデューサーがいらっしゃったんですね。そこで「その短編映画どうするの?」と聞かれて。「カンヌ映画祭に出します!」と言って本当に上映されたんです。その後長編の話になり、この映画が出来ました。プロデューサーが「こんな本を書いたんだけど」と「マスター先生」という本を見せてくれまして、読んでいないのに「じゃあこれ映画化しませんか?」と言ってしまったんですね」
後藤さん
「今日は実は近藤修平プロデューサーにもお越しいただいています。ぜひそのあたりのお話を伺いたいです」
近藤プロデューサー
「竹本監督と3年ほどかけて一緒にこの映画を作りました。元々はガス会社でサラリーマンをしていたのですが、早期退職をしまして、母の喫茶店を手伝っているときに、ひとりの女性が現れて、「ここで映画を撮りたい」と言って。それがカンヌ映画祭で上映されたんです。それに興味を持って、サラリーマンが書いた下手な小説だけどと発売されている「マスター先生」を渡したら中身を読みもしないで、「長編映画を撮りましょう」と。いわば僕はスポンサーです(笑)。うまく取り込まれてしまいました。それがきっかけです」
後藤さん
「それが出会いで長編を撮るということになったということですが、短編はずっと撮って来られていたんですか?」
竹本監督
「10年ぐらいかけて週末だけで映画を撮って、映画祭に出してということを延々と繰り返している状態でした」
後藤さん
「仕事をしながら週末だけ撮影する映画監督というスタイルでやられているんですね」
竹本監督
「そういうスタイルでやると最初から決めて活動しています」
後藤さん
「短編でいろんな賞をお獲りになりながら、長編を撮るきっかけを掴んだわけですね。では脚本もご自分で書かれて」
竹本監督
「はい。だから原作を読むと驚かれると思うのですが、原作からはほとんど形を変えてしまっていて、名前とピアノと震災しか残ってないじゃないかと原作者は怒りに震えるかもしれません(笑)」
後藤さん
「近藤プロデューサー、その辺は大丈夫だったんですか?」
近藤プロデューサー
「この本は東日本大震災の復興支援作品としての募集があって書いたので、震災の直後で人の業とか人が死ぬとかそういうことを全て排除して、震災を乗り越えて音楽をやっているマスターがいるよという話だけで書いたエッセイのような小説です。これだけでは長編映画にならないなということは私自身もわかっていたんですけど、ここまで内容が変わるとは思っていなくて」
竹本監督
「いきなりではなく、ちょっとずつ、ちょっとずつ変えていったんです」
近藤プロデューサー
「ちょっとずつ変えて行かれて1年経ったら全く違う話が出来上がりました(笑)。それに私から左手のピアニストの話を入れたいということをお伝えしたので、ストーリーが変わることは最初から納得済みでした」
後藤さん
「なるほど。岐阜の方には『にしきたショパン』と言われても、にしきたがわからなくて。西宮の方には当たり前のにしきたと言うと?」
竹本監督
「阪急に西宮北口駅という駅があります。それを「にしきた」と略していて、関西圏の方なら誰でもあのエリアのこととわかる場所です」
後藤さん
「西宮市内にお住まいの方なら、多分あそこでロケをしているとかそういう背景がいっぱいあるんですね?」
竹本監督
「はい、どこの場所かわかるように撮っています」
後藤さん
「中村さん、鍵太郎は本当に嫌なヤツでしたね。今日中村さんに会うのが不安なくらいで」
竹本監督
「すごく朗らかないい青年です」
中村さん
「嫌なやつに見えていたら、この映画で僕自身としてはしっかりと須藤鍵太郎を演じられたのかなと思っているんですけど」
後藤さん
「見事に鍵太郎を演じていらっしゃいますが、ピアノは実際どうなんですか?」
中村さん
「僕はこの映画で唯一キャストの中でピアノが弾けないんですよ。実際に少しだけ弾いているシーンはあるんですけどもオーディションの時にはピアノが弾けないと正直にお答えして選んでいただきました。ただ決まったからには役作りとしてピアノ教室に通ってピアノの練習もしっかりさせて頂きました」
竹本監督
「最初の三音ぐらいを押さえるというところだけたくさん練習してもらいました(笑)」
中村さん
「今年、いろんな劇場で公開される中で、観ていただいたお客様との交流もあったんですが、何人かに「ピアノがすごくお上手で感動しました」と言われて「ありがとうございます」と返事をしたこともありました(笑)」
後藤さん
「キャストは大体オーディションで選ばれたと。どんな感じだったんでしょうか?」
竹本監督
「まず高校時代と大人時代の演じ分けを見たいと思い、それぞれのシナリオを用意していきなりやるのではなく、相手役の子との打ち合わせの時間をとってもらってから演じるという方法でやりました。その後に普段どんなレッスンをしているのかとか雑談的にグイグイ聞いた時に中村さんが意外なことを言ってきたんですね。ワークショップでこんなことしてきましたと。「じゃあそれやってみてくれない?」とお願いしました」
中村さん
「今回この作品が初俳優デビューということで演技レッスンということをこの作品に出るまでは一度しか行ったことがなくて、その時のお話をオーディションでさせていただいたんです。東京に行ったんですよ。ワークショップを受けるために。そうしたら3時間のうち2時間を1つの動物になりきってその場で過ごすというワークショップだったんです。講師の先生から君は動物で何が好きかと聞かれた時に僕は咄嗟に「ワニが好き」と言ってしまって。東京に出て2時間ワニになって、そのままその日のうちに帰ってくるという。ワニって言ってもあんまり動かないじゃないですか。まばたきするぐらいで。動こうとしたらその講師の先生にもっと皮膚感とか鋭い爪とか牙であったり鱗を感じろって言われて結局微動だにせず2時間ひたすら過ごすだけのレッスンを受けて帰ってきましたと報告したら、「今この場でワニをやってくださいと言われて」」
竹本監督
「どこまでこの人は自分を捨てられるかなと思って」
中村さん
「やっていなかったら僕は今ここにいなかったかもしれません(笑)」
後藤さん
「中村さんは1995年に生まれたそうですね」
中村さん
「はい。ちょうど震災が1月で、映画にもシーンとしてあったんですけども僕はその時おなかの中にいたので震災を経験していないんです。僕は実際にピアノもやっていなければ、兵庫県の西宮市ではなくて隣の隣の隣の神戸市という場所で生まれ育ってきたんですが、今回この『にしきたショパン』という作品を通して、須藤鍵太郎を通して僕世代の震災を経験していない人たちや凛子と鍵太郎のように、色々人生で思いもよらない出来事が起きても必死に最終的には前向きに生きていくという姿を見て何か感じてもらえたらなと思う気持ちで演じさせて頂きました」
後藤さん
「実際に監督のシナリオを読んで、後半鍵太郎もいろいろあって意地悪な奴になっていましたが、その意地悪さというのはどんな風に自分で考えて演じられたんですか?」
中村さん
「普段僕はあんな風に女性をいじめるようなこともしないです。台本にあるように鍵太郎は母子家庭で育ってきて自分にはピアノしかない、ピアニストとして成功してやるんだっていう気持ちはあったもののそれが地震をきっかけに母親を亡くして、全て失った時ってどういう気持ちになるんだろうかと。凛子にすべて当たるシーンとして描かれているんですけども、鍵太郎は鍵太郎で自分の中で葛藤しながらもどんな手を使ってでも成り上がっていく。そんな人ってどういう人間なんだろうって考えながら演じました」
後藤さん
「監督はこれをオリジナルで書かれて、そのキャラクターづくりをしていく段階ではこれぐらいヒロインとヒーロー、男の子と女の子を対比させるっていう意味でもあのような作りが必要だったわけですか?」
竹本監督
「そうですね。全然違うキャラで、育ちも性格も違う。これぐらい変えないと際立たないと」
後藤さん
「コンクールを目指す人たち、鍵太郎のことを意地悪と言いましたが、それぐらいの意識がない人は世界には出ていけないし、闘えないということを表現しているわけですよね。鍵太郎ぐらいの才能があってもいろんなことで運命は変わってしまう人も多分いっぱいいるだろうし、色んな思いを震災も含めて考えさせられる映画だったと思います、監督もたくさんの方からお話を聞いていると思いますが、映画を観た方からの感想はどうですか?」
竹本監督
「観た後に気持ちいい感じで帰られるようでして、何か得るものがあったのかなあと。カタルシスといいますか、日々のもやもやがちょっと変わって見えるみたいなんです。そういうところで私の過去の辛い体験が、生きてきたなあと感慨深いです」
後藤さん
「監督は小さい頃から映画はお好きだったんですか?好きな映画や憧れた監督はいますか?」
竹本監督
「すごく好きです。好きな作品は『ネバーエンディングストーリー』ですね。私は何も知らなかったので原作者がドイツ人でドイツに行けば役者に会えるかもしれないとか思っていて(笑)。観ている2時間は他の世界に連れていってくれるのですごく好きになりました」
後藤さん
「中村さんはどうですか?」
中村さん
「まさか今こうして自分が劇場の舞台上に立っているという事は数年前の自分から考えられなくて。でも昔から映画も舞台も大好きで観に行っていました。ずっと僕は小学校から高校まで野球をやったりいろんなスポーツをやってきて本当に運動部だったんですけども、そういうスポーツ一筋人間でもやっぱり休みの日には一人で映画を観に行ったりとか、舞台を観に行ったりとか結構色々な作品を見ることが大好きだったので、こうやって自分が出る側として、演じる側として出られるという事は本当に嬉しいことですね」
後藤さん
「竹本監督、長編に初めて挑戦した映画としては込められた思いはすごく強いですよね」
竹本監督
「これで長編は最初で最後もしれないという思いがあって。成功するかわからないじゃないですか。長編というのは普通に映画を撮るだけでも大変で、自主製作だと任されることはめったにないんです。みんなで必死にお金を集めて、プロデューサーも集めて。失敗例も多いですし。すごく世知辛いということを知っているので、自分の映画人生をこれにかけるということですごく思い出もあります」
後藤さん
「監督は今もお仕事を平日されて、土日は舞台挨拶やキャンペーンをされていますが、撮影もかなり長いスパンでやられていたんですか?」
竹本監督
「5ヶ月ぐらい土日でとんでとんで撮影しました」
後藤さん
「平日はほとんど撮影していないと」
竹本監督
「たまに有給を取って。基本は普通に仕事に行きます」
後藤さん
「今までここにお迎えした監督の中ではそういう撮影の仕方は初めて聞きました。でもそういうのは新しい時代にアリだなと思います」
竹本監督
「映画をやりたいと夢を持って東京に行った人の中には潰れて帰ってくるというパターンも結構あって。それはなぜかと言えばすごく仕事が大変だからなんです。やっぱり天職と適職を分けないといけないなと思ったんです。そこにすべてを込めようとするから潰れていく。だから分けようと思って。分けていって作品を作っていくうちになんか展開するんじゃないかなと夢を抱いてスタートして。現実として撮影していくうちに長編を撮るのは非常に難しいということを知って、チャンスを得た時に本当にこれが最初で最後かもしれないと感じて撮りました」
後藤さん
「編集も監督がやられていますよね。そこまで自分でやるとなかなか大変だと思いますが、長編を撮って、一番大変だったことは何ですか?」
竹本監督
「シナリオを書くのも非常に苦労したんですが、撮影までの準備が一番大変でした。プロでしたら普通助監督は3人いて、スケジュール担当、衣装担当、小道具担当がいるんですけど確保できない時もあるわけです。その場合、私とプロデューサーが荷物係になったり、物品管理係とかあらゆる担当になるんです。撮影よりもその前の準備が大変です」
後藤さん
「実際出来上がって、皆さんに観てもらうところまで来た時はどんな思いでしたか?」
竹本監督
「最初は粗く編集してスタッフで試写をしたんですが、そこでぼろっかすに言われて、あ、もうだめだなと思いました。ちょうど2年前の11月です。指摘が100個ぐらいありました。でもそれはすごく助かったことでした。このシーンとこのシーンのつなぎがよくないとか、これはいらないとか自分には分からないことも多いので、できれば監督と編集は担当者を分けた方がよくて。何でこうしているかといえばお金の問題ですね。人に任せる予算がないので、私がやるという。短編も私が編集していたというのもあり、私がやったんですけれども。編集もなかなか大変です」
後藤さん
「映画のもう一つ重要な要素に音楽がありますが、これもこだわって作られていますよね」
竹本監督
「まずシナリオを書いている段階でラフマニノフの曲は普通はピアノとオーケストラでやるのにピアノ1台で全部やれるんじゃないかと妄想が浮かんでしまい、ピアノを習っていたこともあって絶対無理ではないなと思ってしまったんです。こことここを編曲すれば行けるなと。そう書いたらプロデューサーが青ざめて。これは一体誰が編曲するんだろう、許可どうするんだろうとアワアワさせてしまったというエピソードがあります」
後藤さん
「左手のピアニストは近藤プロデューサーが書いた原作の中にもあったんですか」
竹本監督
「原作には左手のピアニストは出てきません。近藤プロデューサーの弟さんが作曲家でありまして、左手のピアニストの曲を作っていらっしゃって。それを入れ込みましょうと。シナリオを書く前のプロットという企画の段階で左手のピアニストを出さなきゃいけなくて、そうなると震災と怪我だなと。怪我をする設定で話を書いていきました」
後藤さん
「中村さんは初出演で主演と」
中村さん
「はい」
竹本監督
「決してラッキーボーイというわけではなく、モデルとしてのキャリアがしっかりあるので。見せるという表現力がもとから備わっているんです。モデルとして訓練した後で演技もしっかり学べる人です。素人ではなく、ちゃんと下地があることはお伝えしたいです」
後藤さん
「武正晴監督のアンダードッグにも出演されて。ボクシング経験がおありなんですよね?」
中村さん
「そうですね。大学在学中にこの業界に入ったんですけど、それ以前に何をやっていたかというとボクシングをずっとやっていました。家系的にボクシング家系で、僕もプロボクシングに進むかなという感じで」
竹本監督
「名前が拳司で、親がボクシングやらせる気満々じゃないですか」
中村さん
「そうなんです。プロボクサーになるのかなと思っていたら人との縁とかいろいろ重なってこの世界に入ったんですけど、そのボクシングのキャリアがあったので、映画に参加させていただいたりとか、『にしきたショパン』をきっかけに映像の仕事もさせていただけるようになったので、須藤鍵太郎にも感謝、近藤プロデューサーにも感謝です」
後藤さん
「この作品には魂とか優しさとか思いが込められているので今後も長編映画が撮れるように頑張っていただきたいです。でも、もし次を作るとしても今のスタイルは変えないつもりですか?」
竹本監督
「見通しが立てば専業でやれるのではないかと」
後藤さん
「竹本監督はまた次撮るなら近藤プロデューサーと一緒に」
竹本監督
「そうですね。ブランディング的には音楽映像を。音楽か中心に位置づけられた作品をやっていこうとは思っていますが、まず、お金です(笑)」
後藤さん
「そうですね。日本の映画産業もちゃんと才能のある監督たちが映画を撮れる環境というのがシステマティックにもうちょっと運用支援しないといけないですね」
竹本監督
「海外の国際映画祭に行って発表するたびにそれは痛感します。日本は遅れているというか、支援には興味がないといいますか。ありがたいことに国際映画祭でたくさん賞を獲得していますので、これを機に潤沢な予算のもとで映画を撮りたいなと思っています」
観客から
「長編を撮るとなると、お金も気になるところですが、スタッフを集めるのもかなり大変だと思います。そのあたりはどうされたんでしょうか」
竹本監督
「そのあたりは明らかに関東よりも人材は少ないです。スタッフもキャストも。ということは東京だと競争率が高いということです。今回は短編の時から組んでいるカメラマンや気心の知れたスタッフでやっています。時間をかけて一緒に育っていったという感じです」
観客から
「凛子と鍵太郎にモデルはいますか?」
竹本監督
「凛子ちゃんは少女マンガのヒロインというイメージです。誰ということはない健気なキャラクターです。鍵太郎は私です。私がそのまま入っていますが、私は現実ではいじわるはしませんし、良心に背くようなことはしませんが、頭の中ではいろんな目に合わせています(笑)。頭の中でありありと映像が浮かぶわけです。でも実際は言いたいことも言えないので、映画の中の人物に言わせています。鍵太郎は言わずに陥れるのではなく、はっきり口に出して言っているのがいいところだと思っています」
観客から
「鍵太郎が「下手くそ」と言った言葉がすごく印象的ですが、あの言葉はすぐ出てきたのか、もし他の候補と悩まれたものがあればそれも教えて下さい」
竹本監督
「悩みました。何と言って凛子にダメージを与えてやろうかと考えまくって役者さんとも色々話して決めました。キスして唇を噛んで血を出してやろうかとか(笑)。いい感じにキスして、ガリッみたいな少女マンガのようなことも考えたんですが、合わないなと。練習の時に辞めて、何を言う?と考えて」
中村さん
「確かに始めの台本には今監督が言われたことが書いてありましたね。「鍵太郎、凛子の唇を噛む。凛子の唇から血が流れる」鍵太郎どうした?って感じで(笑)」
観客から
「今後も中村さんは俳優もやっていかれるのですか?」
中村さん
「そうですね映画であったり、テレビであったり、お客さまと対面してコミュニケーションをとるのもやりがいがあると僕は今回この作品に出て感じたんです。たくさんの声を頂いたので、また今後もこういう映画であったりドラマであったり見た人を動かす何かきっかけになれる仕事は今後も続けていきます。ただ本業の仕事はこの6、7年間モデル業という形でお仕事をさせて頂いて、いろいろなジャンルの服を着こなすという経験が演技をする役者としての現場でも使える技術になることも確信しましたし、今後もステップアップしていけるようにそちらも頑張っていきたいと思っていますので応援よろしくお願いします」
観客から
「近藤プロデューサーにお聞きします。相当な額出資されていると伺いました。あまり実績のない監督にこれだけのお金を出す勇気はどこにあったんでしょうか」
竹本監督
「それは私の才能にですよ(笑)」
近藤プロデューサー
「そういうことだそうです(笑)。まさか映画監督に出会うとは思っていなくて、住み替えようとマンションの契約をしようとしていた時にそのお金が映画の資金になりましてほぼ文無しになりました(笑)。思えば58歳まで会社員をやっていて、その先のセカンドライフを楽しもうとチャレンジする時に例えばお店をするにしても起業するにしても1000万ぐらいの投資が絶対いりますし、どうせ一回の人生だったらこんな面白いチャレンジはないなと思いました。それぐらい竹本監督の短編の撮影現場が楽しくて。でもやっぱりスクリーンで観てみないとこの人の言っていることは確かめられないと思って十三の小さな映画館で竹本監督の作品を観たら本当に金縛りにあって。最近の映画は演出過剰に思えて、2回、3回と観る映画はほとんどなくなってしまったんですけど、昔観た行間があるような映画らしい映画が竹本監督となら撮れる気がしてチャレンジしました」
後藤さん
「最後に一言お願いいたします」
中村さん
「本日はご来場いただきありがとうございました。短い時間でしたが本当に楽しかったです。にしきたから岐阜市へ一週間上映に来ましたので宣伝をよろしくお願いします」
竹本監督
「貴重な休みの時間をいただきありがとうございました。何かしら心に響いたと思いますので皆さん口コミで広げていただいて、また味わって頂けたらと思います。今日はありがとうございました」

トーク終了後、CINEXロビーにて
おすすめの記事はこれ!
-
1
-
OUTRAGE×現代の若者 名古屋で生きる人達(映画『鋼音色の空の彼方へ』舞台挨拶レポート)
コロナ禍を経て、名古屋発の映画が奇しくも同じ日に2本公開された。一本は先日紹介し ...
-
2
-
僕らの映画はここからはじまったばかり(映画『護り屋「願い」』舞台挨拶レポート)
名古屋発の映画が『護り屋「願い」』が5月20日に公開された。 映画『護り屋「願い ...
-
3
-
人気映画を支えてきた特撮、特殊効果のクリエイター達(映画『クリーチャー・デザイナーズ 特殊効果の魔術師たち』)
映画にはさまざまなジャンルがある。その中でも私たちを日常にはない興奮に誘ってくれ ...
-
4
-
「灰色の家族」という台本(物語)が呼び覚ます忌まわしい記憶 KURAGE CLUB新作『灰色の家族』上映会開催
名古屋の自主映画団体KURAGE CLUBが新作『灰色の家族』の上映を5月22日 ...
-
5
-
撮りたいという強い思いの結晶がいよいよ公開(映画『山歌』)
山の中を漂流して暮らす人々が戦後あたりまでいたことを知ったのは「やすらぎの刻」と ...
-
6
-
第61回CINEX映画塾『ぼけますから、よろしくお願いします ~おかえり、おかあさん』信友直子監督トークレポート
第61回CINEX映画塾『ぼけますから、よろしくお願いします ~おかえり、おかあ ...
-
7
-
『あした、授業参観いくから。』+安田真奈監督ショートフィルム選 シアターカフェ 舞台挨拶レポート
『あした、授業参観いくから。』+安田真奈監督ショートフィルム選 が4月30日から ...
-
8
-
映画『N号棟』公開初日 萩原みのりさん、後藤庸介監督登壇 舞台挨拶レポート
とある地方都市に、かつて霊が出るという噂で有名な団地があった。このとある地方都市 ...
-
9
-
阿部サダヲ×シリアルキラー榛村大和が更なる魅力を生む(映画『死刑にいたる病』白石和彌監督・阿部サダヲさんインタビュー)
白石和彌監督の作品にはいつも心を持っていかれる。 5月6日(金)から公開の新作『 ...
-
10
-
ゴールデンウィークに『あした、授業参観いくから』+安田真奈監督ショートフィルム選 上映 シアターカフェで
安田真奈監督とお会いしたのはあいち国際女性映画祭だった。 『36.8℃ サンジュ ...
-
11
-
『パリ13区』『カモン カモン』モノクロの魅力を知りたい二作品
4月22日(金)公開の作品には偶然にもモノクロ映画が2作品ある。 『ジョーカー』 ...
-
12
-
白石和彌監督、阿部サダヲさん登壇! 映画『死刑にいたる病』名古屋先行上映舞台挨拶レポート
映画『死刑にいたる病』舞台挨拶付き先行上映会が4月16日、名古屋ミッドランドスク ...
-
13
-
第60回CINEX映画塾『Trinity』『truth』堤幸彦監督、広山詞葉さん、生島翔さんトークレポート
第60回CINEX映画塾『Trinity』『truth』が3月27日岐阜CINE ...
-
14
-
映画の街・岐阜が動き出す 映画『逆光』とのコラボで柳ケ瀬が70年代一色になる?! 映画『逆光』試写会 トークレポート
4月4日、岐阜ロイヤル劇場にて映画『逆光』の試写会と須藤蓮監督の舞台挨拶が行われ ...
-
15
-
伏見ミリオン座3周年記念 映画『やがて海へと届く』中川龍太郎監督トークレポート
3月25日、名古屋の伏見ミリオン座移転3周年企画として4月1日公開の映画『やがて ...
-
16
-
天に伝える星の神楽を繋げる人々(映画『銀鏡 SHIROMI』)
宮崎県西都市銀鏡。銀鏡と書いて「しろみ」と読む。 この地に500年以上続く銀鏡神 ...
-
17
-
娘が回し続けたカメラが捉えた夫婦の姿(映画『ぼけますから、よろしくお願いします。~おかえり、お母さん』)
2018年に動員20万人を超える大ヒットを記録した『ぼけますから、よろしくお願い ...
-
18
-
映画『高津川』甲本雅裕さん、錦織良成監督インタビュー
高津川流域で生きる人々を描いた映画『高津川』。 先日、まだこの作品のレビューを書 ...
-
19
-
名バイプレイヤー・甲本雅裕初主演映画は地方で生きる私たちの物語(映画『高津川』)
甲本雅裕という役者をしっかりと認知したのは「踊る大捜査線」(CX)だったと思う。 ...
-
20
-
映画『リング・ワンダリング』笠松将さん、金子雅和監督 名古屋舞台挨拶レポート
映画『リング・ワンダリング』名古屋公開記念舞台挨拶が3月12日(土)にセンチュリ ...
-
21
-
映画『あしやのきゅうしょく』名古屋舞台挨拶レポート
映画『あしやのきゅうしょく』名古屋公開記念舞台挨拶が3月12日(土)に名演小劇場 ...
-
22
-
映画『麻希のいる世界』新谷ゆづみさん、日髙麻鈴さん、塩田明彦監督インタビュー
重い持病を抱え、自分の生き方が見えなくなっていた由希はある日、麻希と出会う。不思 ...
-
23
-
映画『北風アウトサイダー』名古屋舞台挨拶レポート
大阪府生野を舞台に日本で生きる在日朝鮮人家族を描いた『北風アウトサイダー』が2月 ...
-
24
-
60歳・タクシー運転手、名画を盗む(映画『ゴヤの名画と優しい泥棒』)
2021年9月、『ノッティングヒルの恋人』で知られるロジャー・ミッシェル監督が惜 ...
-
25
-
同じセリフで違うシチュエーション。親子の形を描く短編映画公開!(映画『あした、授業参観いくから。』安田真奈監督インタビュー)
あいち国際女性映画祭で『36.8℃ サンジュウロクドハチブ』を上映した時に色々お ...
-
26
-
冤罪で死刑。代償は何になるのか(映画『白い牛のバラッド』)
イランから自国では政府の検閲で正式な上映許可が下りず、3回しか上映されていないと ...
-
27
-
映画『ちょっと思い出しただけ』池松壮亮さん、松居大悟監督インタビュー
ある男女の6年間のある一日を描いた映画『ちょっと思い出しただけ』。 クリープハイ ...
-
28
-
家族を思い、探す奈良 三人旅(映画『再会の奈良』)
なら国際映画祭の“今と未来、奈良と世界を繋ぐ”映画製作プロジェクト「NARAti ...
-
29
-
松岡ひとみのシネマコネクション『その日、カレーライスができるまで』ゲスト:清水康彦監督 トークレポート
ミッドランドスクエアシネマで毎月行われている上映&トーク企画 「松岡ひと ...
-
30
-
自身の体と心で表現するということ(映画『名付けようのない踊り』)
私が田中泯という人を知ったのは映画『たそがれ清兵衛』だった。こんな味のある役者が ...
-
31
-
政治家の秘書ってどんな仕事?(映画『決戦は日曜日』)
私たちの知らない世界を知ることが出来るお仕事映画。今回は選挙の裏側を描くコメディ ...
-
32
-
インディーズ映画を撮ることーものづくりの原点へ(映画『truth』堤幸彦監督インタビュー)
映画、ドラマ、舞台。様々なジャンルで話題作を作ってきた堤幸彦監督。いよいよ映画製 ...
-
33
-
あの頃の自分を重ねて(映画『明け方の若者たち』)
Twitterでの“妄想ツイート”が話題となり、140字で人々を魅了し続け、獲得 ...
-
34
-
隠れている事実を耳で暴け!(映画『ブラックボックス 音声分析捜査』プレゼントあり)
組織的な隠ぺい工作か。航空事故調査局・音声分析捜査の責任者が謎の失踪。天才音声分 ...
-
35
-
映画『CHAIN/チェイン』名古屋舞台挨拶レポート
映画『CHAIN/チェイン』名古屋公開記念舞台挨拶が12月18日名古屋・名演小劇 ...
-
36
-
間が愛おしいと感じた北白川派の新作時代劇(映画『CHAIN/チェイン』)
今年は北白川派の作品が2本公開されると聞いて楽しみにしていた。 一本は山本起也監 ...
-
37
-
東海3県で撮影された『チョコリエッタ』など風間志織監督特集上映再び
名古屋清水口のシアターカフェで1/22(土)~2/4(金)の10日間、風間志織監 ...
-
38
-
第56回CINEX映画塾 映画『にしきたショパン』竹本祥乃監督・中村拳司さんトークレポ
第56回CINEX映画塾『にしきたショパン』が11月20日、岐阜CINEXで行わ ...
-
39
-
第55回CINEX映画塾『由宇子の天秤』春本雄二郎監督トークレポート
第55回CINEX映画塾『由宇子の天秤』が11月13日、岐阜CINEXで行われた ...
-
40
-
『劇場版 1979 はじまりの物語 はんだ山車まつり誕生秘話』愛知・岐阜先行公開記念舞台挨拶レポート
映画『劇場版 1979 はじまりの物語 はんだ山車まつり誕生秘話』の愛知・岐阜先 ...
-
41
-
ずっと二人で生きてきた親子の絆と世間の目(映画『梅切らぬバカ』)
毎日同じ時間に起きて、同じ時間にご飯を食べ、同じ時間に出かける。そんな息子との生 ...
-
42
-
信玄に追放された男が武田家存続を目指して突き進む!(映画『信虎』)
武田信虎という武将をご存じだろうか。戦国武将・武田信玄の父で、横暴さが目に余り、 ...
-
43
-
第54回 CINEX映画塾 山村浩二監督短編作品7本上映 トークショーレポート
第54回CINEX映画塾が10月2日岐阜CINEXで開催された。 山村浩二監督特 ...
-
44
-
映画『歩きはじめる言葉たち~漂流ポスト3.11をたずねて~』名古屋公開記念舞台挨拶レポート
映画『歩きはじめる言葉たち~漂流ポスト3.11をたずねて~』の公開記念舞台挨拶が ...
-
45
-
伝えたい気持ちを抱えて(映画『歩きはじめる言葉たち~漂流ポスト3.11をたずねて~』)
佐々部清監督の突然の訃報はとにかく信じられなかった。実のところ、今でも 「新作の ...
-
46
-
生きろという命令に従った30年(映画『ONODA 一万夜を越えて』
15年ほど前、テレビでオンエアされた実録ドラマを観て、小野田少尉の長い戦争を知っ ...
-
47
-
最高機密を運ぶのは一介の英国セールスマン(映画『クーリエ 最高機密の運び屋』)
役作りには余念がないベネディクト・カンバーバッチが主演と聞いたら観ないわけにはい ...
-
48
-
映画『片袖の魚』名古屋シネマテーク 東海林毅監督 舞台挨拶レポート
映画『片袖の魚』の上映が名古屋シネマテークで9月18日から始まった。 この作品は ...
-
49
-
ラリーを通して繋がる人々の輪(映画『僕と彼女とラリーと』森崎ウィンさん インタビュー)
WRC(FIA 世界ラリー選手権)をご存じだろうか。 今年11月に愛知県豊田市、 ...
-
50
-
正義とは?真実とは?現代の問題をえぐり出し、訴えかける作品がいよいよ日本凱旋!(映画『由宇子の天秤』)
報道とは報せる道と書く。テレビ、新聞、雑誌、本がそれにあたり、文字通り様々な出来 ...
-
51
-
諜報員、大統領候補の生活を盗聴する(映画『偽りの隣人~ある諜報員の告白』)
日本では昨今韓国の文化が人気だ。ファッション、グルメ、アイドル、ドラマが日本のト ...
-
52
-
映画『土手と夫婦と幽霊』名古屋舞台挨拶レポート
映画『土手と夫婦と幽霊』の初日舞台挨拶が名古屋シネマスコーレで行われ、星能豊さん ...
-
53
-
星能さん、ちょっと聞いてもいいですか?(映画『土手と夫婦と幽霊』星能豊さんインタビュー)
インディーズで作品を作り続けてきた渡邉高章監督の中編『土手と夫婦と ...
-
54
-
【岐阜推し】映画『先生、私の隣に座っていただけませんか?』堀江貴大監督インタビュー
漫画家夫婦、5年目の危機。 妻の新作のテーマは不倫。しかもどう読んでも自分たちの ...
-
55
-
タナダユキ監督最新作は嘘から始まった南相馬の映画館を立て直す人たちの物語(映画『浜の朝日の噓つきどもと』)
『百万円と苦虫女』、『四十九日のレシピ』や『ロマンスドール』のタナダユキ監督によ ...
-
56
-
アーラ映画祭2021 ラインナップ発表!今年は5日間8作品。
岐阜県可児市文化創造センターアーラで開催されるアーラ映画祭2021の全ラインナッ ...
-
57
-
原爆投下後の長崎で生きる人々を描く(映画『祈り-幻に長崎を想う刻(とき)-』)
日本には忘れてはならない過去がある。 1945年8月。広島、長崎に原子力爆弾が落 ...
-
58
-
あいち国際女性映画祭2021ラインナップ発表 今年は9月2日~9月5日
あいち国際女性映画祭2021の記者発表が7月28日ウィルあいちで行われ、映画祭の ...
-
59
-
映画『Bittersand』井上祐貴さん、溝口奈菜さん、搗宮姫奈さんインタビュー
映画『Bittersand』の公開記念舞台挨拶が名古屋・伏見ミリオン座で行われた ...
-
60
-
人を思う心は壁を超える(映画『僕が君の耳になる』)
「僕が君の耳になる」という曲をご存知だろうか。ボーカル&手話パフォーマンスグルー ...
-
61
-
映画『のさりの島』名古屋上映初日舞台挨拶レポート
映画『のさりの島』名古屋上映初日舞台挨拶が6月19日、名古屋・名演小劇場で行われ ...
-
62
-
映画では空飛ぶ純愛モンスター。空を飛ぶのは楽しい!?(映画『リカ ~自称28歳の純愛モンスター~』高岡早紀さんインタビュー)
第2回ホラーサスペンス大賞を受賞し、累計65万部を突破した五十嵐貴久氏の人気サイ ...
-
63
-
名古屋を舞台に製作されたある家族の物語(映画『名も無い日』日比遊一監督インタビュー)
愛知県名古屋市発信の映画『名も無い日』。 記者発表から3年。満を持して公開された ...
-
64
-
岐阜は大好きな場所なんです(映画『ブルーヘブンを君に』由紀さおりさんインタビュー)
岐阜を舞台にブルーヘブンという青いバラの交配に成功した女性が自身の新たな夢を見つ ...
-
65
-
誰にでも普通の生活を送るという権利はある(映画『普通に死ぬ~いのちの自立~)』
昨年あいち国際女性映画祭で上映されたドキュメンタリー『普通に死ぬ~いのちの自立~ ...
-
66
-
映画『ハチとパルマの物語』岐阜 公開記念舞台挨拶レポート
映画『ハチとパルマの物語』上映記念舞台が5月30日岐阜大垣コロナシネマワールドで ...
-
67
-
優しい嘘はいかが?今だからこそ『のさりの心』を伝えたい(映画『のさりの島』山本起也監督インタビュー)
熊本県島原市にある銀天街は昭和には沢山の人が集まる商店街だった。令和の今、シャッ ...
-
68
-
ロシア発。忠犬パルマと少年の友情と家族の物語(映画『ハチとパルマの物語』)
映画サイトCafe mirageでは地元岐阜で短編映画を上映するイベントMIRA ...
-
69
-
あの夕暮れ時を仲間と見よう(映画『くれなずめ』)
成田凌、高良健吾、若葉竜也、藤原季節、浜野謙太、目次立樹と聞くと、ここ数年の映画 ...
-
70
-
紳士=ジェントルメンの駆け引きが楽しめるガイ・リッチー監督の快作(映画『ジェントルメン』)
『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』、『スナッチ』、『シ ...
-
71
-
どこまでも自由と愛に生きる(映画『ビーチバム まじめに不真面目』)
ここまで自制心なく、欲望のまま正直に生きることが出来たら、清々しい。どこか羨まし ...
-
72
-
映画『ブルーヘブンを君に』完成披露舞台挨拶レポート
映画『ブルーヘブンを君に』の完成披露舞台挨拶が 4月24日岐阜市の岐阜清流文化プ ...
-
73
-
美しい映像の中にある家族の物語(映画『椿の庭』)
とても静かだが、心に残る映画に出会った。 美しい映像もさることながら、見終わった ...
-
74
-
沖縄戦時中の事実を知る (映画『生きろ 島田叡ー戦中最後の沖縄県知事』)
アジア太平洋戦争末期。すでに日本軍の敗色が濃厚だった1945年1月31日、一人の ...
-
75
-
金魚も彼女もすくいたい(映画『すくってごらん』)
映画紹介を耳で聴いてみませんか? stand.fmでCafemirage Rad ...
-
76
-
アーラ映画祭は3月20日から22日に開催!
アーラ映画祭が岐阜県可児市文化創造センターアーラで開催される。 今回は3月20日 ...
-
77
-
『his』撮影地でドライブインシアター開催!
かつて恋人同士だった男性2人の8年ぶりの再会から物語がスタートする映画、『his ...
-
78
-
コケシに捧げる愛の歌?(映画『コケシ・セレナーデ』)
2019 年初の長編自主映画となる『みぽりん』がカナザワ映画祭2019「期待の新 ...
-
79
-
第46回CINEX映画塾『実りゆく』田中要次さん×八木順一朗監督トークショーレポート
第46回CINEX映画塾『実りゆく』上映&トークショーが12月6日岐阜C ...
-
80
-
ポストホロコーストで残された人々を描く(映画『この世界に残されて』)
2020年米アカデミー賞国際長編映画賞ショートリストに選出され、ハンガリー映画批 ...
-
81
-
明けましておめでとうございます!
Cafe Mirageの記事をご覧いただいている皆様 あけましてお ...
-
82
-
昭和から平成。裏社会を生き抜いた男の物語(映画『無頼』)
さまざまなアウトサイダーたちの姿を一貫して描き続けてきた鬼才・井筒和幸監督の新作 ...
-
83
-
第45回CINEX映画塾『喜劇 愛妻物語』足立紳監督・代情明彦プロデューサー トークレポート
第45回CINEX映画塾『喜劇 愛妻物語』上映&トークショーが11月28 ...
-
84
-
女ってなんでしょうね。(映画『タイトル、拒絶』)
『タイトル、拒絶』というタイトルがまず気になった。 「ワタシの人生に、タイトルな ...
-
85
-
そこは奇跡が起きる場所(映画『音響ハウス Melody-Go-Round』)
ビートルズがアビーロードスタジオを愛し、あの横断歩道を渡る写真のアルバムを始め、 ...
-
86
-
第43回CINEX映画塾 『本気のしるし 劇場版』上映&トークショー レポート
第43回CINEX映画塾『本気のしるし 劇場版』の上映が岐阜CINEXで開催され ...
-
87
-
隣人はどんな人?(映画『ミセス・ノイズィ』)
集合住宅に住めば必ずいる隣人。 隣人との良好な関係を保つのも、生活をする上で大切 ...
-
88
-
映画『ばるぼら』は大人のファンタジー(映画『ばるぼら』手塚眞監督インタビュー)
彼女は魔女かそれともミューズか。 都会の片隅で耽美派の小説家・洋介が出会ったばる ...
-
89
-
ホテルローヤルを映像化。武正晴監督のこだわりとは?(映画『ホテルローヤル 武正晴監督インタビュー』)
ラブホテルとは日常から切り離された場所だ。一種の別世界。ここでの二人の時間は他人 ...
-
90
-
瞽女として生きた一人の女性の物語(映画『瞽女GOZE』)
日本には、盲人ながら三味線や胡弓を弾き唄い、巡業を生業とした女旅芸人がいた。「瞽 ...