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第56回CINEX映画塾 映画『にしきたショパン』竹本祥乃監督・中村拳司さんトークレポ
第56回CINEX映画塾『にしきたショパン』が11月20日、岐阜CINEXで行われた。
竹本祥乃監督、須藤鍵太郎役の中村拳司さんのトークをお送りする。(聞き手・岐阜新聞社 後藤さん)
竹本祥乃監督(以下 竹本監督)
「本日は起こしいただきありがとうございます」
中村拳司さん(以下 中村さん)
「須藤鍵太郎役を演じました、中村拳司と申します。本日はよろしくお願いします」
後藤さん
「岐阜には初めて来られましたか?」
竹本監督
「一度就職活動で来たことがあります(笑)」
中村さん
「岐阜市は初めてで、修学旅行で中学生の時に飛騨の方にだけ行きました」
後藤さん
「まず、この作品を作るいきさつを教えてください」
竹本監督
「私は短編映画を自主製作で週末に撮っていまして、ある作品を撮る時にヨーロッパ風の素敵なカフェがあって、そこで撮影をお願いした時のそこのカフェのオーナーとしてこの作品のプロデューサーがいらっしゃったんですね。そこで「その短編映画どうするの?」と聞かれて。「カンヌ映画祭に出します!」と言って本当に上映されたんです。その後長編の話になり、この映画が出来ました。プロデューサーが「こんな本を書いたんだけど」と「マスター先生」という本を見せてくれまして、読んでいないのに「じゃあこれ映画化しませんか?」と言ってしまったんですね」
後藤さん
「今日は実は近藤修平プロデューサーにもお越しいただいています。ぜひそのあたりのお話を伺いたいです」
近藤プロデューサー
「竹本監督と3年ほどかけて一緒にこの映画を作りました。元々はガス会社でサラリーマンをしていたのですが、早期退職をしまして、母の喫茶店を手伝っているときに、ひとりの女性が現れて、「ここで映画を撮りたい」と言って。それがカンヌ映画祭で上映されたんです。それに興味を持って、サラリーマンが書いた下手な小説だけどと発売されている「マスター先生」を渡したら中身を読みもしないで、「長編映画を撮りましょう」と。いわば僕はスポンサーです(笑)。うまく取り込まれてしまいました。それがきっかけです」
後藤さん
「それが出会いで長編を撮るということになったということですが、短編はずっと撮って来られていたんですか?」
竹本監督
「10年ぐらいかけて週末だけで映画を撮って、映画祭に出してということを延々と繰り返している状態でした」
後藤さん
「仕事をしながら週末だけ撮影する映画監督というスタイルでやられているんですね」
竹本監督
「そういうスタイルでやると最初から決めて活動しています」
後藤さん
「短編でいろんな賞をお獲りになりながら、長編を撮るきっかけを掴んだわけですね。では脚本もご自分で書かれて」
竹本監督
「はい。だから原作を読むと驚かれると思うのですが、原作からはほとんど形を変えてしまっていて、名前とピアノと震災しか残ってないじゃないかと原作者は怒りに震えるかもしれません(笑)」
後藤さん
「近藤プロデューサー、その辺は大丈夫だったんですか?」
近藤プロデューサー
「この本は東日本大震災の復興支援作品としての募集があって書いたので、震災の直後で人の業とか人が死ぬとかそういうことを全て排除して、震災を乗り越えて音楽をやっているマスターがいるよという話だけで書いたエッセイのような小説です。これだけでは長編映画にならないなということは私自身もわかっていたんですけど、ここまで内容が変わるとは思っていなくて」
竹本監督
「いきなりではなく、ちょっとずつ、ちょっとずつ変えていったんです」
近藤プロデューサー
「ちょっとずつ変えて行かれて1年経ったら全く違う話が出来上がりました(笑)。それに私から左手のピアニストの話を入れたいということをお伝えしたので、ストーリーが変わることは最初から納得済みでした」
後藤さん
「なるほど。岐阜の方には『にしきたショパン』と言われても、にしきたがわからなくて。西宮の方には当たり前のにしきたと言うと?」
竹本監督
「阪急に西宮北口駅という駅があります。それを「にしきた」と略していて、関西圏の方なら誰でもあのエリアのこととわかる場所です」
後藤さん
「西宮市内にお住まいの方なら、多分あそこでロケをしているとかそういう背景がいっぱいあるんですね?」
竹本監督
「はい、どこの場所かわかるように撮っています」
後藤さん
「中村さん、鍵太郎は本当に嫌なヤツでしたね。今日中村さんに会うのが不安なくらいで」
竹本監督
「すごく朗らかないい青年です」
中村さん
「嫌なやつに見えていたら、この映画で僕自身としてはしっかりと須藤鍵太郎を演じられたのかなと思っているんですけど」
後藤さん
「見事に鍵太郎を演じていらっしゃいますが、ピアノは実際どうなんですか?」
中村さん
「僕はこの映画で唯一キャストの中でピアノが弾けないんですよ。実際に少しだけ弾いているシーンはあるんですけどもオーディションの時にはピアノが弾けないと正直にお答えして選んでいただきました。ただ決まったからには役作りとしてピアノ教室に通ってピアノの練習もしっかりさせて頂きました」
竹本監督
「最初の三音ぐらいを押さえるというところだけたくさん練習してもらいました(笑)」
中村さん
「今年、いろんな劇場で公開される中で、観ていただいたお客様との交流もあったんですが、何人かに「ピアノがすごくお上手で感動しました」と言われて「ありがとうございます」と返事をしたこともありました(笑)」
後藤さん
「キャストは大体オーディションで選ばれたと。どんな感じだったんでしょうか?」
竹本監督
「まず高校時代と大人時代の演じ分けを見たいと思い、それぞれのシナリオを用意していきなりやるのではなく、相手役の子との打ち合わせの時間をとってもらってから演じるという方法でやりました。その後に普段どんなレッスンをしているのかとか雑談的にグイグイ聞いた時に中村さんが意外なことを言ってきたんですね。ワークショップでこんなことしてきましたと。「じゃあそれやってみてくれない?」とお願いしました」
中村さん
「今回この作品が初俳優デビューということで演技レッスンということをこの作品に出るまでは一度しか行ったことがなくて、その時のお話をオーディションでさせていただいたんです。東京に行ったんですよ。ワークショップを受けるために。そうしたら3時間のうち2時間を1つの動物になりきってその場で過ごすというワークショップだったんです。講師の先生から君は動物で何が好きかと聞かれた時に僕は咄嗟に「ワニが好き」と言ってしまって。東京に出て2時間ワニになって、そのままその日のうちに帰ってくるという。ワニって言ってもあんまり動かないじゃないですか。まばたきするぐらいで。動こうとしたらその講師の先生にもっと皮膚感とか鋭い爪とか牙であったり鱗を感じろって言われて結局微動だにせず2時間ひたすら過ごすだけのレッスンを受けて帰ってきましたと報告したら、「今この場でワニをやってくださいと言われて」」
竹本監督
「どこまでこの人は自分を捨てられるかなと思って」
中村さん
「やっていなかったら僕は今ここにいなかったかもしれません(笑)」
後藤さん
「中村さんは1995年に生まれたそうですね」
中村さん
「はい。ちょうど震災が1月で、映画にもシーンとしてあったんですけども僕はその時おなかの中にいたので震災を経験していないんです。僕は実際にピアノもやっていなければ、兵庫県の西宮市ではなくて隣の隣の隣の神戸市という場所で生まれ育ってきたんですが、今回この『にしきたショパン』という作品を通して、須藤鍵太郎を通して僕世代の震災を経験していない人たちや凛子と鍵太郎のように、色々人生で思いもよらない出来事が起きても必死に最終的には前向きに生きていくという姿を見て何か感じてもらえたらなと思う気持ちで演じさせて頂きました」
後藤さん
「実際に監督のシナリオを読んで、後半鍵太郎もいろいろあって意地悪な奴になっていましたが、その意地悪さというのはどんな風に自分で考えて演じられたんですか?」
中村さん
「普段僕はあんな風に女性をいじめるようなこともしないです。台本にあるように鍵太郎は母子家庭で育ってきて自分にはピアノしかない、ピアニストとして成功してやるんだっていう気持ちはあったもののそれが地震をきっかけに母親を亡くして、全て失った時ってどういう気持ちになるんだろうかと。凛子にすべて当たるシーンとして描かれているんですけども、鍵太郎は鍵太郎で自分の中で葛藤しながらもどんな手を使ってでも成り上がっていく。そんな人ってどういう人間なんだろうって考えながら演じました」
後藤さん
「監督はこれをオリジナルで書かれて、そのキャラクターづくりをしていく段階ではこれぐらいヒロインとヒーロー、男の子と女の子を対比させるっていう意味でもあのような作りが必要だったわけですか?」
竹本監督
「そうですね。全然違うキャラで、育ちも性格も違う。これぐらい変えないと際立たないと」
後藤さん
「コンクールを目指す人たち、鍵太郎のことを意地悪と言いましたが、それぐらいの意識がない人は世界には出ていけないし、闘えないということを表現しているわけですよね。鍵太郎ぐらいの才能があってもいろんなことで運命は変わってしまう人も多分いっぱいいるだろうし、色んな思いを震災も含めて考えさせられる映画だったと思います、監督もたくさんの方からお話を聞いていると思いますが、映画を観た方からの感想はどうですか?」
竹本監督
「観た後に気持ちいい感じで帰られるようでして、何か得るものがあったのかなあと。カタルシスといいますか、日々のもやもやがちょっと変わって見えるみたいなんです。そういうところで私の過去の辛い体験が、生きてきたなあと感慨深いです」
後藤さん
「監督は小さい頃から映画はお好きだったんですか?好きな映画や憧れた監督はいますか?」
竹本監督
「すごく好きです。好きな作品は『ネバーエンディングストーリー』ですね。私は何も知らなかったので原作者がドイツ人でドイツに行けば役者に会えるかもしれないとか思っていて(笑)。観ている2時間は他の世界に連れていってくれるのですごく好きになりました」
後藤さん
「中村さんはどうですか?」
中村さん
「まさか今こうして自分が劇場の舞台上に立っているという事は数年前の自分から考えられなくて。でも昔から映画も舞台も大好きで観に行っていました。ずっと僕は小学校から高校まで野球をやったりいろんなスポーツをやってきて本当に運動部だったんですけども、そういうスポーツ一筋人間でもやっぱり休みの日には一人で映画を観に行ったりとか、舞台を観に行ったりとか結構色々な作品を見ることが大好きだったので、こうやって自分が出る側として、演じる側として出られるという事は本当に嬉しいことですね」
後藤さん
「竹本監督、長編に初めて挑戦した映画としては込められた思いはすごく強いですよね」
竹本監督
「これで長編は最初で最後もしれないという思いがあって。成功するかわからないじゃないですか。長編というのは普通に映画を撮るだけでも大変で、自主製作だと任されることはめったにないんです。みんなで必死にお金を集めて、プロデューサーも集めて。失敗例も多いですし。すごく世知辛いということを知っているので、自分の映画人生をこれにかけるということですごく思い出もあります」
後藤さん
「監督は今もお仕事を平日されて、土日は舞台挨拶やキャンペーンをされていますが、撮影もかなり長いスパンでやられていたんですか?」
竹本監督
「5ヶ月ぐらい土日でとんでとんで撮影しました」
後藤さん
「平日はほとんど撮影していないと」
竹本監督
「たまに有給を取って。基本は普通に仕事に行きます」
後藤さん
「今までここにお迎えした監督の中ではそういう撮影の仕方は初めて聞きました。でもそういうのは新しい時代にアリだなと思います」
竹本監督
「映画をやりたいと夢を持って東京に行った人の中には潰れて帰ってくるというパターンも結構あって。それはなぜかと言えばすごく仕事が大変だからなんです。やっぱり天職と適職を分けないといけないなと思ったんです。そこにすべてを込めようとするから潰れていく。だから分けようと思って。分けていって作品を作っていくうちになんか展開するんじゃないかなと夢を抱いてスタートして。現実として撮影していくうちに長編を撮るのは非常に難しいということを知って、チャンスを得た時に本当にこれが最初で最後かもしれないと感じて撮りました」
後藤さん
「編集も監督がやられていますよね。そこまで自分でやるとなかなか大変だと思いますが、長編を撮って、一番大変だったことは何ですか?」
竹本監督
「シナリオを書くのも非常に苦労したんですが、撮影までの準備が一番大変でした。プロでしたら普通助監督は3人いて、スケジュール担当、衣装担当、小道具担当がいるんですけど確保できない時もあるわけです。その場合、私とプロデューサーが荷物係になったり、物品管理係とかあらゆる担当になるんです。撮影よりもその前の準備が大変です」
後藤さん
「実際出来上がって、皆さんに観てもらうところまで来た時はどんな思いでしたか?」
竹本監督
「最初は粗く編集してスタッフで試写をしたんですが、そこでぼろっかすに言われて、あ、もうだめだなと思いました。ちょうど2年前の11月です。指摘が100個ぐらいありました。でもそれはすごく助かったことでした。このシーンとこのシーンのつなぎがよくないとか、これはいらないとか自分には分からないことも多いので、できれば監督と編集は担当者を分けた方がよくて。何でこうしているかといえばお金の問題ですね。人に任せる予算がないので、私がやるという。短編も私が編集していたというのもあり、私がやったんですけれども。編集もなかなか大変です」
後藤さん
「映画のもう一つ重要な要素に音楽がありますが、これもこだわって作られていますよね」
竹本監督
「まずシナリオを書いている段階でラフマニノフの曲は普通はピアノとオーケストラでやるのにピアノ1台で全部やれるんじゃないかと妄想が浮かんでしまい、ピアノを習っていたこともあって絶対無理ではないなと思ってしまったんです。こことここを編曲すれば行けるなと。そう書いたらプロデューサーが青ざめて。これは一体誰が編曲するんだろう、許可どうするんだろうとアワアワさせてしまったというエピソードがあります」
後藤さん
「左手のピアニストは近藤プロデューサーが書いた原作の中にもあったんですか」
竹本監督
「原作には左手のピアニストは出てきません。近藤プロデューサーの弟さんが作曲家でありまして、左手のピアニストの曲を作っていらっしゃって。それを入れ込みましょうと。シナリオを書く前のプロットという企画の段階で左手のピアニストを出さなきゃいけなくて、そうなると震災と怪我だなと。怪我をする設定で話を書いていきました」
後藤さん
「中村さんは初出演で主演と」
中村さん
「はい」
竹本監督
「決してラッキーボーイというわけではなく、モデルとしてのキャリアがしっかりあるので。見せるという表現力がもとから備わっているんです。モデルとして訓練した後で演技もしっかり学べる人です。素人ではなく、ちゃんと下地があることはお伝えしたいです」
後藤さん
「武正晴監督のアンダードッグにも出演されて。ボクシング経験がおありなんですよね?」
中村さん
「そうですね。大学在学中にこの業界に入ったんですけど、それ以前に何をやっていたかというとボクシングをずっとやっていました。家系的にボクシング家系で、僕もプロボクシングに進むかなという感じで」
竹本監督
「名前が拳司で、親がボクシングやらせる気満々じゃないですか」
中村さん
「そうなんです。プロボクサーになるのかなと思っていたら人との縁とかいろいろ重なってこの世界に入ったんですけど、そのボクシングのキャリアがあったので、映画に参加させていただいたりとか、『にしきたショパン』をきっかけに映像の仕事もさせていただけるようになったので、須藤鍵太郎にも感謝、近藤プロデューサーにも感謝です」
後藤さん
「この作品には魂とか優しさとか思いが込められているので今後も長編映画が撮れるように頑張っていただきたいです。でも、もし次を作るとしても今のスタイルは変えないつもりですか?」
竹本監督
「見通しが立てば専業でやれるのではないかと」
後藤さん
「竹本監督はまた次撮るなら近藤プロデューサーと一緒に」
竹本監督
「そうですね。ブランディング的には音楽映像を。音楽か中心に位置づけられた作品をやっていこうとは思っていますが、まず、お金です(笑)」
後藤さん
「そうですね。日本の映画産業もちゃんと才能のある監督たちが映画を撮れる環境というのがシステマティックにもうちょっと運用支援しないといけないですね」
竹本監督
「海外の国際映画祭に行って発表するたびにそれは痛感します。日本は遅れているというか、支援には興味がないといいますか。ありがたいことに国際映画祭でたくさん賞を獲得していますので、これを機に潤沢な予算のもとで映画を撮りたいなと思っています」
観客から
「長編を撮るとなると、お金も気になるところですが、スタッフを集めるのもかなり大変だと思います。そのあたりはどうされたんでしょうか」
竹本監督
「そのあたりは明らかに関東よりも人材は少ないです。スタッフもキャストも。ということは東京だと競争率が高いということです。今回は短編の時から組んでいるカメラマンや気心の知れたスタッフでやっています。時間をかけて一緒に育っていったという感じです」
観客から
「凛子と鍵太郎にモデルはいますか?」
竹本監督
「凛子ちゃんは少女マンガのヒロインというイメージです。誰ということはない健気なキャラクターです。鍵太郎は私です。私がそのまま入っていますが、私は現実ではいじわるはしませんし、良心に背くようなことはしませんが、頭の中ではいろんな目に合わせています(笑)。頭の中でありありと映像が浮かぶわけです。でも実際は言いたいことも言えないので、映画の中の人物に言わせています。鍵太郎は言わずに陥れるのではなく、はっきり口に出して言っているのがいいところだと思っています」
観客から
「鍵太郎が「下手くそ」と言った言葉がすごく印象的ですが、あの言葉はすぐ出てきたのか、もし他の候補と悩まれたものがあればそれも教えて下さい」
竹本監督
「悩みました。何と言って凛子にダメージを与えてやろうかと考えまくって役者さんとも色々話して決めました。キスして唇を噛んで血を出してやろうかとか(笑)。いい感じにキスして、ガリッみたいな少女マンガのようなことも考えたんですが、合わないなと。練習の時に辞めて、何を言う?と考えて」
中村さん
「確かに始めの台本には今監督が言われたことが書いてありましたね。「鍵太郎、凛子の唇を噛む。凛子の唇から血が流れる」鍵太郎どうした?って感じで(笑)」
観客から
「今後も中村さんは俳優もやっていかれるのですか?」
中村さん
「そうですね映画であったり、テレビであったり、お客さまと対面してコミュニケーションをとるのもやりがいがあると僕は今回この作品に出て感じたんです。たくさんの声を頂いたので、また今後もこういう映画であったりドラマであったり見た人を動かす何かきっかけになれる仕事は今後も続けていきます。ただ本業の仕事はこの6、7年間モデル業という形でお仕事をさせて頂いて、いろいろなジャンルの服を着こなすという経験が演技をする役者としての現場でも使える技術になることも確信しましたし、今後もステップアップしていけるようにそちらも頑張っていきたいと思っていますので応援よろしくお願いします」
観客から
「近藤プロデューサーにお聞きします。相当な額出資されていると伺いました。あまり実績のない監督にこれだけのお金を出す勇気はどこにあったんでしょうか」
竹本監督
「それは私の才能にですよ(笑)」
近藤プロデューサー
「そういうことだそうです(笑)。まさか映画監督に出会うとは思っていなくて、住み替えようとマンションの契約をしようとしていた時にそのお金が映画の資金になりましてほぼ文無しになりました(笑)。思えば58歳まで会社員をやっていて、その先のセカンドライフを楽しもうとチャレンジする時に例えばお店をするにしても起業するにしても1000万ぐらいの投資が絶対いりますし、どうせ一回の人生だったらこんな面白いチャレンジはないなと思いました。それぐらい竹本監督の短編の撮影現場が楽しくて。でもやっぱりスクリーンで観てみないとこの人の言っていることは確かめられないと思って十三の小さな映画館で竹本監督の作品を観たら本当に金縛りにあって。最近の映画は演出過剰に思えて、2回、3回と観る映画はほとんどなくなってしまったんですけど、昔観た行間があるような映画らしい映画が竹本監督となら撮れる気がしてチャレンジしました」
後藤さん
「最後に一言お願いいたします」
中村さん
「本日はご来場いただきありがとうございました。短い時間でしたが本当に楽しかったです。にしきたから岐阜市へ一週間上映に来ましたので宣伝をよろしくお願いします」
竹本監督
「貴重な休みの時間をいただきありがとうございました。何かしら心に響いたと思いますので皆さん口コミで広げていただいて、また味わって頂けたらと思います。今日はありがとうございました」

トーク終了後、CINEXロビーにて
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アーラ映画祭2022 ラインナップ発表!今年は4日間6作品。
岐阜県可児市文化創造センターアーラで開催されるアーラ映画祭2022の全ラインナッ ...
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真実を知れば知るほど信じたくない…ありえない(映画『このこは邪悪』)
『嘘を愛する女』、『哀愁しんでれら』か映画化されたオリジナル作品の企画コンテスト ...
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映画『掘る女 縄文人の落とし物』名演小劇場トークイベントレポート
映画『掘る女 縄文人の落とし物』公開記念トークイベントが8月21日名古屋 名演小 ...
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相手のことをちゃんと想像できるような人になりたい(映画『ぜんぶ、ボクのせい』松本優作監督 インタビュー)
現在公開中の映画『ぜんぶ、ボクのせい』。 母親に会うために児童養護施設を飛び出し ...
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スリリングな148のツイート。真実は物語より奇なり。48時間の悪夢を映画化(映画『Zola ゾラ』)
2015年、Twitterに投稿され、大きな話題となったスリリングな148のツイ ...
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縄文に魅せられ汗だくになって発掘作業をする「掘る女」に密着したドキュメンタリー(映画『掘る女 縄文人の落とし物』)
昔、考古学に憧れて、真剣にその方面の大学に進学しようと考えたことがある(いろいろ ...
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シアターカフェ移転&リニューアルオープン2周年記念開放祭 Aプログラム舞台挨拶レポート
名古屋・清水口のシアターカフェでは移転&リニューアルオープン2周年記念開放祭が今 ...
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第64回CINEX映画塾『逆光』須藤蓮監督トークレポート
第64回CINEX映画塾『逆光』が7月16日岐阜CINEXで開催された。監督、主 ...
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あいち国際女性映画祭2022 開催決定!今年は31作品上映
あいち国際女性映画祭2022の記者発表が7月27日ウィルあいちで行われ、映画祭の ...
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只見線とともに奥会津でみる美しい景色を守るために(映画『霧幻鉄道 只見線を300日撮る男』)
日本のローカル線は赤字路線が多く、毎年存続の危機に瀕しながらその土地で生活する人 ...
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コンビニは異世界!?コンビニで起こる不思議な出来事(映画『コンビニエンス・ストーリー』三木聡監督インタビュー)
日本のコンビニエンスストアとはとても便利な店である。値段は定価だが、大体何でも揃 ...
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シアターカフェ移転&リニューアルオープン2周年記念開放祭上映作品決定!
名古屋のシアターカフェが大須から清水口に移転、リニューアルオープン2周年を記念し ...
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島崎藤村の名作が60年ぶりに映画化 自分らしく生きるとは?(映画『破戒』)
1948年・木下恵介監督、1962年・市川崑監督と名だたる巨匠が映画化してきた、 ...
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映画『逆光』須藤蓮監督、脚本家渡辺あやさんインタビュー 岐阜柳ケ瀬 再会から夏祭り×映画という企画が生まれた
名古屋で上映されることはあっても、岐阜の映画館で上映されるミニシアター系の映画は ...
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見返りを求める男と恩を仇で返す女。その先にあるもの(映画『神は見返りを求める』)
タイトルを聞いたとき「神は見返りをもとめない」ものじゃないの?と思った。ただ、そ ...
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3年ぶり開催!第9回MKE映画祭レポート
第9回MKE映画祭が6月18日岐阜県図書館多目的ホールで開催されました。 3年ぶ ...
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生き続けていくことはいけないことか(映画『PLAN 75』)
少子高齢化社会となった日本には様々な問題がある。老老介護、孤独死、虐待という家庭 ...
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映画『冬薔薇(ふゆそうび)』伊藤健太郎さん、阪本順治監督登壇名古屋舞台挨拶レポート
映画『冬薔薇(ふゆそうび)』の公開記念舞台挨拶が6月11日名古屋ミッドランドスク ...
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女子高生、日本の経済にもの申す!(映画『君たちはまだ長いトンネルの中』なるせゆうせい監督インタビュー)
2019年に発売されネット上で話題を呼んだ漫画「こんなに危ない!? 消費増税」を ...
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自身の信念のもとに冤罪を暴く(映画『オフィサー・アンド・スパイ』)
捏造、冤罪。あってはならないのだが、どの時代にも起こる出来事だ。 フランスで起こ ...
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木竜麻生さん登壇!メ~テレ映画祭『わたし達はおとな』先行上映舞台挨拶レポート
今年開局60周年を迎える名古屋のテレビ局メ~テレは映画製作にも非常に力を入れてい ...
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今も受け継がれる神曲・市船Soul。それは魂がこもる大切な曲(映画『20歳のソウル』)
ある番組の吹奏楽の旅を観る度に号泣している。 私は決して吹奏楽部ではない。コーラ ...
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OUTRAGE×現代の若者 名古屋で生きる人達(映画『鋼音色の空の彼方へ』舞台挨拶レポート)
コロナ禍を経て、名古屋発の映画が奇しくも同じ日に2本公開された。一本は先日紹介し ...
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僕らの映画はここからはじまったばかり(映画『護り屋「願い」』舞台挨拶レポート)
名古屋発の映画が『護り屋「願い」』が5月20日に公開された。 映画『護り屋「願い ...
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人気映画を支えてきた特撮、特殊効果のクリエイター達(映画『クリーチャー・デザイナーズ 特殊効果の魔術師たち』)
映画にはさまざまなジャンルがある。その中でも私たちを日常にはない興奮に誘ってくれ ...
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「灰色の家族」という台本(物語)が呼び覚ます忌まわしい記憶 KURAGE CLUB新作『灰色の家族』上映会開催
名古屋の自主映画団体KURAGE CLUBが新作『灰色の家族』の上映を5月22日 ...
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撮りたいという強い思いの結晶がいよいよ公開(映画『山歌』)
山の中を漂流して暮らす人々が戦後あたりまでいたことを知ったのは「やすらぎの刻」と ...
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第61回CINEX映画塾『ぼけますから、よろしくお願いします ~おかえり、おかあさん』信友直子監督トークレポート
第61回CINEX映画塾『ぼけますから、よろしくお願いします ~おかえり、おかあ ...
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『あした、授業参観いくから。』+安田真奈監督ショートフィルム選 シアターカフェ 舞台挨拶レポート
『あした、授業参観いくから。』+安田真奈監督ショートフィルム選 が4月30日から ...
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映画『N号棟』公開初日 萩原みのりさん、後藤庸介監督登壇 舞台挨拶レポート
とある地方都市に、かつて霊が出るという噂で有名な団地があった。このとある地方都市 ...
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阿部サダヲ×シリアルキラー榛村大和が更なる魅力を生む(映画『死刑にいたる病』白石和彌監督・阿部サダヲさんインタビュー)
白石和彌監督の作品にはいつも心を持っていかれる。 5月6日(金)から公開の新作『 ...
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ゴールデンウィークに『あした、授業参観いくから』+安田真奈監督ショートフィルム選 上映 シアターカフェで
安田真奈監督とお会いしたのはあいち国際女性映画祭だった。 『36.8℃ サンジュ ...
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『パリ13区』『カモン カモン』モノクロの魅力を知りたい二作品
4月22日(金)公開の作品には偶然にもモノクロ映画が2作品ある。 『ジョーカー』 ...
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白石和彌監督、阿部サダヲさん登壇! 映画『死刑にいたる病』名古屋先行上映舞台挨拶レポート
映画『死刑にいたる病』舞台挨拶付き先行上映会が4月16日、名古屋ミッドランドスク ...
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第60回CINEX映画塾『Trinity』『truth』堤幸彦監督、広山詞葉さん、生島翔さんトークレポート
第60回CINEX映画塾『Trinity』『truth』が3月27日岐阜CINE ...
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映画の街・岐阜が動き出す 映画『逆光』とのコラボで柳ケ瀬が70年代一色になる?! 映画『逆光』試写会 トークレポート
4月4日、岐阜ロイヤル劇場にて映画『逆光』の試写会と須藤蓮監督の舞台挨拶が行われ ...