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いつの間に結婚!?奇妙な出会いから始まる2人のストーリー 映画『ラプソディ・ラプソディ』
『クロエ』などで国内外から注目を集めた利重 剛監督13年ぶりとなる待望の長編監督作、映画『ラプソディ・ラプソディ』が5月1日(金)より公開される。
あらすじ
“絶対に怒らない男”夏野幹夫。ある日、住民票に身に覚えのない「続柄:妻」の文字を見つけ、<繁子>という名の女性が自分と勝手に籍を入れていたことを知る。でも一体なぜ?何のために?正体不明の妻探しに奔走する幹夫が小さな花屋でようやく見つけた繁子は、触れるもの全てを壊してしまう破天荒すぎる女性だった!予測不能な繁子に振り回されながらも、懸命に向き合おうとする幹夫。しかし、繁子は何をされても怒らない幹夫にモヤモヤが募っていき…。どうしても怒れない幹夫の心を縛っていたある約束とは。そして、見ず知らずの人と勝手に結婚した繁子の謎めいた過去とは?予想外の出会いからはじまったおかしな関係の行方は!?

©2026 利重 剛
舞台は、日々変化していく街・横浜。
今までずっと幹夫は自分が怒らなければ事はうまく運ぶと思って生きてきた。そんな幹夫に起こった謎の婚姻事件。
普通は犯罪の匂いを感じて警察に届け出るところを、個人情報さえ知っていれば簡単に結婚出来てしまうという日本の婚姻手続にちょっと驚きつつ、幹夫は警察沙汰にはしない=波風を立てないで、自分で繁子を探して解決しようとする。だからこそ生まれる面白い展開。この時点で幹夫はちょっと変わっているなと思う人もいるかも知れない。
正体不明の「妻」を探し回る幹夫がようやく見つけた繁子は、触れるものすべてを壊してしまうほど破天荒な女性。繁子の予測不能な行動に振り回されながらも、自分の「戸籍上の妻」となっている繁子と真摯に向き合おうとする。怒らず、常に優しい幹夫に繁子は猛反発していく。

©2026 利重 剛
高橋一生の真骨頂!「絶対に怒らない男」のリアリティ
主人公・幹夫にはドラマ「リボーン ~最後のヒーロー~」がオンエア中の高橋一生。どんな役にも圧倒的な演技力で人間らしさを生み出す高橋一生が決して怒らないという非現実的な幹夫という人物を等身大のキャラクターに昇華させている。彼の静かな佇まいと、その裏に隠された葛藤が物語に深みを与えている。周囲を翻弄するエネルギッシュなヒロイン・繁子は舞台や映画で確かな演技力を見せてきた呉城久美。複雑な過去を抱える繁子を体当たりで演じ、唯一無二の存在感を放っている。

©2026 利重 剛
そんな二人の周りにいる人物も魅力的で、幹夫と繁子の「奇妙な結婚」の行方を左右する重要な役割を担っている。池脇千鶴演じる幹夫に思いを寄せる会社の同僚・毒島りずむが放つある一言が迷いの中にいた幹夫を動かし、芹澤興人演じる繁子の同僚であるゲイチは、花屋を辞めた後も繁子を自室に居候させており、彼女の行方を追う幹夫を繁子へと引き合わせる運命的な橋渡し役を担う。利重 剛演じる、幹夫の叔父・大介は物語の冒頭で独身の幹夫に結婚について軽やかに問いかけたり、随所で狂言回し的な立場を担う。また奔放な繁子の唯一の身内である祖母役の大方斐紗子が彼女の孤独な背景を象徴する。二人からは語られない二人の姿が周りの人間から見えてくる。脇役にもしっかりとした個性があり、不器用な大人たちの人間模様が、より立体的で深みのある物語をつくりあげている。
利重監督のホームグラウンド 横浜
本作は横浜市中区の全面協力のもと、オール横浜ロケで撮影された。長編は『さよならドビュッシー』以来13年ぶりの利重監督だが、俳優業と並行して、横浜で短編映画プロジェクト「Life works」プロジェクトを展開し、様々な横浜の風景を撮り続けてきた。登場人物が歩く場所の距離には嘘がない。そこで生活している人の「普段着」の横浜がこの作品にはある。映画の公式サイトにはロケ地マップもリンクされているので、映画を観た後に訪ねていくのもいいだろう。
⇒「Life works」プロジェクトを岐阜で上映した際の利重 剛監督インタビューはこちらから

©2026 利重 剛
独身でいることは成り行きだったのがどこかで信念に変わるタイミングがある。それぞれの経験から信念を持って一人で生きていた二人が出会い、ぶつかることで、その凝り固まった信念はゆっくりと解されていく。嘘のような出会いから始まる、おかしくて愛おしい二人の関係が世界的ジャズ・ピアニスト大西順子が手掛ける音楽とともにユーモアたっぷりに描き出される。
本当は誰も一人では決して生きていない。必ず誰かがあなたを見守っている。利重監督が長年温めてきた優しいお話は今だからこそ観てほしい作品だ。
映画『ラプソディ・ラプソディ』 https://www.bitters.co.jp/rhapsody/ は5月1日(金)よりテアトル新宿、シネスイッチ銀座他で全国順次公開。東海三県では5月1日(金)より伏見ミリオン座、伊勢進富座で7月10日(金)より公開。
出演:
高橋一生 呉城久美
利重 剛 芹澤興人 大方斐紗子 関口和之(友情出演) / 池脇千鶴
監督・脚本:利重 剛 音楽:大西順子
プロデューサー:中村高寛 利重 剛
撮影:池田直矢 照明:舘野秀樹 録音:小川 武
美術:林 チナ 趙 心智
スタイリスト:浜井貴子 衣装:吉田直美
ヘアメイク:宮崎智子 編集:小野寺絵美
助監督:近藤有希 制作担当:森満康巳
俳優担当:大崎 章 プロデューサー補:後藤清子
スチル:森 日出夫
製作:利重 剛 後援:横浜市中区役所
配給:ビターズ・エンド
2026/日本/カラー/DCP/5.1ch/106 分/G
©2026 利重 剛
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