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過去と現在を繋ぐ難事件に無敵のバディが挑む!(『映画ラストマン -FIRST LOVE-』)
2023年に「日曜劇場」で放送され、大きな反響を呼んだドラマ「ラストマン-全盲の捜査官-」が、映画になって帰ってきた!全盲のFBI捜査官・皆実広見と孤高の刑事・護道心太朗という“無敵のバディ”がシリーズ最大の難事件に挑む。
初恋の人を巡る、命懸けの逃亡劇
どんな事件も必ず終わらせる“ラストマン”ことFBI捜査官・皆実弘見はある事件をきっかけに警視庁捜査一課・護道心太朗を冬の北海道へ呼び出す。北海道に向かった心太朗が出会ったのは、皆実の初恋の人であり、世界的な天才エンジニアのナギサ・イワノワだった。軍事利用されかねない衛星自動監視システムの開発責任者である彼女は、娘のニナと共にアメリカへの亡命を希望する。FBI、CIA、北海道警による合同チームが結成されるが、内通者の存在により情報は漏洩し、バディは絶体絶命の窮地に立たされる。皆実は自らの過去とも向き合いながら、初恋の人を守り抜き、事件の真相を解き明かすことができるのか?
凍てつく北海道ロケと圧倒的なスケール
本作の舞台は冬の北海道。撮影はマイナス15度の極寒の地や長野で行われ、雪深い森の中での追跡劇など、キャスト・スタッフ共に過酷な環境でのロケを敢行した。特に皆実が街を見下ろす印象的なタイトルバックのシーンは、猛吹雪の中、視界が開ける瞬間を狙って5時間もの時間をかけて撮影されている。映画ならではの圧倒的な映像美が、重厚な物語をさらに引き立てる。
世界レベルのアクション-手に汗握る死闘
Netflixの『ONE PIECE』を手掛けたアクションチームが参加しており、本作のアクションは連続ドラマから大幅に進化を遂げた。函館の路面電車を貸し切り、深夜から早朝にかけて2晩かけて撮影された生身の接近戦や、雪の中の銃撃戦、手に汗握るカーチェイスは見応え十分だ。さらに、クライマックスの死闘では3日間にわたり肉体を酷使して本格的なアクションに俳優たちは挑んでいる。
豪華な新キャストと、絆を深めるレギュラー陣
物語の鍵を握る新キャストとして、皆実の初恋の相手ナギサ・イワノワを宮沢りえが情緒豊かに演じ、その娘・ニナ役の月島琉衣が存在感を放つ。さらに、FBIから派遣されたエリート研修生クライド・ユンとして、日本の映像作品初出演となるロウンが登場し、ナギサ親子を執拗に追うテロ組織の最高幹部グレン・アラキを演じる寛一郎が、冷徹な敵役としてバディの前に立ちはだかる。
ドラマからのレギュラー陣は絆をより強固にした関係性を見せる。永瀬廉演じる警察庁内閣官房人事課 人材交流企画室室長となった護道泉はユンのアテンド役として翻弄されながらも共に最前線へ向かう。上川隆也演じる秋田県警から異動し、北海道警察本部に身を置く心太朗の兄・護道京吾も現地の地力を活かして協力。さらには木村多江演じる皆実の元妻で、在札幌合衆国総領事となったデボラジーン・ホンゴウが、ナギサへの複雑な感情を抱えながらも外交の場からバディを支える。盤石の布陣が再び集結し、一丸となって巨大な陰謀に立ち向かっていく。吉田洋演じる警視庁捜査一課を率いる佐久良円花と心太朗、今田美桜演じる技術支援捜査官の吾妻ゆうきと泉との関係も気になるところだ。
皆見の鋭い分析力、冴え渡る聴力、空間把握力、ドラマシリーズから続く心太朗との笑えるやりとりも健在。実の兄弟とわかってからの一層のバディ感が感じられる。皆見が胸に抱くナギサとの思い出-FIRST LOVE-が回想として観客にも共有される展開は、作品を一層面白くする。
12月28日にTBS系で放送予定のテレビドラマスペシャル「ラストマン-全盲の捜査官-FAKE/TRUTH」とも繋がるストーリーだが、どちらを先に観ても問題ない構成になっているので、公開日にまず映画を観てみるのも良いのではないだろうか。
全てがドラマからスケールアップした『映画ラストマン -FIRST LOVE-』https://www.lastman2025.jp/ は2025年12月24日(水)より新宿ピカデリー他で全国ロードショー。東海三県ではミッドランドスクエア シネマ、109シネマズ(名古屋、四日市、明和)、イオンシネマ(大高、名古屋茶屋、ワンダー、岡崎、豊川、豊田 KiTARA、長久手、常滑、各務原、土岐、津南、桑名、鈴鹿、東員)、コロナシネマワールド(中川、安城、ららぽーと安城、小牧、豊川、大垣)、ユナイテッド・シネマ(豊橋18、稲沢、阿久比、岡崎)、TOHOシネマズ(木曽川、赤池、東浦、津島、岐阜、モレラ岐阜)、ミッドランドシネマ名古屋空港、MOVIX三好、関シネックスマーゴで公開。
『映画ラストマン -FIRST LOVE-』
キャスト:福山雅治、大泉洋、永瀬廉、今田美桜、ロウン、月島琉衣、寛一郎、谷田歩、
黒田大輔、松尾諭、今井朋彦、奥智哉、木村多江、吉田羊、上川隆也、宮沢りえ
脚本:黒岩勉
企画プロデュース:東仲恵吾
監督:平野俊一
配給:松竹
©2025映画「ラストマン」製作委員会
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