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ヒエロニムス・ボスの絵に何を見る(岐阜新聞映画部アートサロン)
岐阜新聞映画部は良質な映画を岐阜で見てほしい。そんな思いで発足した。
発足して3年目。CINEX映画塾と題して岐阜にゆかりの監督や出演者をゲストに招いた企画を開催してきたが今回新企画が始まった。
『岐阜新聞映画部アートサロン』
アートな映画を鑑賞し、それについての背景や世界観を解説してもらおうという企画だ。
今回上映されたのは『謎の天才画家 ヒエロニムス・ボス』
ブリューゲル、ルーベンス、ダリ、マグリットなど、多くの画家に影響を与えた芸術家ヒロニエムス・ボス。15~16世紀のネーデルランドで活躍した天才画家だ。人物像の詳細はおろか生年月日もわからない。現存する作品は25点のみ。とにかく謎に満ちた人物である。彼の作品の中で最高傑作にして美術史上最も異彩を放つ作品とされるのが、スペインのプラド美術館が所蔵する三連祭壇画『快楽の園』。決定的な解釈のなされていない難解かつ魅惑の作品は、エロチックでグロテスク。“天国と地獄”が所狭しと描かれた奇想天外な世界。ボスは一体誰のために、何のために描いたのか?
トークゲストには岐阜県美術館の学芸員松岡未紗さんを迎えた。司会進行は岐阜新聞東京支社長後藤さん。
トークの様子をお届けする。
後藤さん
「岐阜の映画館では美術系の映画を上映すると結構動員があるんですね。美術に対する関心が高い地域だと思っています。今回の映画はボスの没後500年でプラド美術館が協力して作られたそうですが500年とすると皆さんも映画の中で見たように三連の祭壇画で色彩がすごくきれいなまま保存されているということがわかりますよね。あれは相当修復されているんでしょうか。」
松岡さん
「あの時代のもので修復していないものというのはおそらくないと思うんですね。ヒエロニムス・ボスがどのあたりの時代を生きたかというと丁度同じ時期にはレオナルド・ダ・ヴィンチがいた頃で、日本で言うと室町時代あたりです。」
修復はカルテを持って
後藤さん
「松岡さんは岐阜県美術館では修復の仕事をされています。館長の日比野克彦さんが80年代に主に作品に使用していたのが段ボールだったんです。日比野さんの代表作であるスタジャンを段ボールで作った『SWEATY JACKET』の修復が大変なんですと以前松岡さんから伺いました。わずか40数年のものでも段ボールですから湿気で型崩れをしたりしてその当時の形と違ってきてしまう。そのあたりのお話をお伺いしたいです。」
松岡さん
「今話に出てきた『SWEATY JACKET』は1980年代に作られたもので段ボールという新しい素材で作られていますので、まだまだ修復としてはこれからこの素材がどのように変化していくかというのが未知数の所があるんです。それを取り換えることも出来ず、どこまで作家のオリジナルを残すか、どういう風に保管しながら見せていくのかというのが世界中の美術館で話題になっているんですが、ある意味素材というのは進化していくものです。ボスの時代というのは油絵が誕生した時代です。今の油絵の成分とは違うものだったりするわけです。映画の中でも『配合が秘伝なの。』という話が出ていました。ある程度はわかっているとは思いますが、色々な実例を見ながらこういう方法をとっていくといいんじゃないかと確立していくので三十年しか経っていない作品となるとこれから私たちはどうしていこうかと悩むところですね。」
後藤さん
「松岡さんのお仕事を以前見させていただいたんですが、冷蔵庫のような部屋に作品は保管されていまして。そこでお医者さんみたいに手袋をして緻密にチェックしながらカルテのようなものを作っているんです。日比野さん自身はあの当時その辺にあったのりやテープで留めて作っていたりするんですが、松岡さんは日比野さんにどこのメーカーの何を使ったかを細かく聞かないといけないんですよね。」
松岡さん
「日比野さんに会うたびに聞くので、『その話、またするの?これは取り調べでしょうか?』と言われましたね(笑)。現代の作品だけでなくオディロン・ルドンの作品だとか19世紀のものもありますから、そういうものにも全てやっていきます。生きている作家さんには聞けるので、生の情報というのはどれだけありがたいかというのを今回実感しています。ルドンさんも亡くなっているので。ですから映画の中で出てきたような画像解析をしているラボがありましたが、その調査結果などから考えて保存方法を決めていくわけです。」
後藤さん
「ボスの作品は世界で30数点ほどしか残っていないそうですが。」
松岡さん
「十数年前の書籍だと世界に30数点残っていると書かれているんですが、解析技術が進んでいましてさらに絞られて少しずつ減っているそうです。」
後藤さん
「というと30数点のうちのいくつかはボスのものではないということですか。」
松岡さん
「そうですね。あるいは後から作られた複製品ですとか。人気の作家ですので人気の題材は同じように描かれているんです。今実際に真作と言えるのは20数点というところです。」
後藤さん
「ルネッサンス時代ですから誰かに依頼されて描かれていると思います。あの作品は宗教には保守的に描かれていますが、皮肉が込められているような作品というのは消えてしまっているということでしょうか。」
松岡さん
「そうですね。ボスが生きた時代の後で宗教革命が起こります。その時に偶像崇拝が禁じられますから宗教が原因で消えてしまった作品もあると思います。ですからこうして残っているというのは貴重だと思います。いろんな人の中で争奪戦が繰り広げられて、その後プラド美術館所蔵となったわけです。今になってもこうして形として残っているので作品の中ではいい運命をたどった作品と言えますね。」
後藤さん
「あの三面の扉もあの時代のものなんでしょうか。」
松岡さん
「そこまでは映像だけではわかりませんが、あの三連の祭壇画という形状が当時たくさん作られているのでその形を保っているのはいい状態ですね。分解されてしまって各地に分散されているという祭壇画もあるんです。もっと多翼の祭壇画もあったはずですが、それも分割されてしまっているんです。」
後藤さん
「500年経っていますからいろんな歴史にもまれていますね。だとするとやはりこの状態で今も見られるというのは貴重なんですね。」
松岡さん
「この作品の中でもいろいろな立場の方がそれぞれにこの絵に何が書かれているか、何を感じたかというのを話しているわけですが、分析や修復をされている方々は作品自身との対話をしているというか作品の分析調査によってどういう風に描かれたかということをデータとして蓄積して行って、他の作品との類似点とかそういうものデータベース化しながら作家の思想や手癖などを客観性を持って調べていこうとしているんです。新しい切り口が始まったことによって今までの美術史や哲学、歴史学などに頼られたものにプラスアルファして説得力を持たせている、推測から一歩抜け出せるようになってきているんではないかと思います。」
後藤さん
「解析の技術が向上することで作家が見せたくないと思っているものでも見えてきてしまっているわけですよね。」
松岡さん
「この映画の中でも赤外線解析が出てきていまして、わかりやすく下描きが見えると説明されていましたけれど、実はもっと色々なものが映っています。ボスは弟子と一緒に描いていたとも言われていますが、この作家が非常に丁寧に仕事を進めている感じが見えるんです。もっとその部分見せてくれないかなあと思いながら見ていました。当時の絵具というのは厚塗りが出来ないので、細い面相筆で描いたと言われていました。油絵と同時期にあったテンペラもそうなんですが本当に細い線で重ねて絵の色の深さや立体感を出すという描き方なんですね。絵が上書きされて描かれているというものもありましたけれどもそこを拡大して映しているときもうっすらとそのタッチが見えたりするんです。上にある重ねた部分が厚くならないように丁寧に下地処理がその場所その場所でされているんです。壁画を作っているんですがその場所によってプロセスを変えて丁寧に作っているんだろうなと思ってみました。」
後藤さん
「画材のタッチとかだけで年代もわかったりするんでしょうか。」
松岡さん
「それだけではわからないですね。いろんな情報からわかってくるんですが、ボスの場合生まれた年も不明ですし情報の少ない作家、謎の作家と言われてきたんです。この絵も木のパネルに描かれているのでその木の年輪学からこれはいつ伐採されたかというところでいつより前に描かれているものではないと言われていますが、色々な解析ができるようになってやっと年代が特定出来た感じです。」
後藤さん
「ではボスの中でもこの『快楽の園』というのは代表作なんですね。あの当時映画もなかったですからこの絵の前で1時間以上は見ていられるなと。観る方によって思うことが違うのは、人生のいろんなものが詰まっているからなんでしょうか。ホラー映画のような要素もありますし、生きていく力をもらえるような気もしますし。」
松岡さん
「そうですね、映画の中ではスポットは当てられなかったんですが、三連祭壇画という形状上、冒頭の言葉で見る順番が違ったと言われていました。閉じられたものが開かれて見るとそこに絵のストーリーがある。閉じているときに白と黒のグリザイユ画法の地球が描かれています。あれが当時の人々が抱いている世界観です。上の方に白と黒の雲があって地球は一つに繋がっている。まだこの頃マゼランの船は世界一周を成し遂げていませんから平面の地球が繰り広げられるものを開くとカラーになって出てくる。そして左から順に物語が進んでいく。日本で言うところのお寺で小さい頃に絵を見ながら『悪いことはしちゃいけないよ。』って教えられる地獄絵みたいな感じですよね。」
後藤さん
「でも内容は極めて自由ですね。あの自由度は半端ないのでルネサンス恐るべしって感じですね。」
松岡さん
「これだけ印象的な絵なので日本にも早い時代に紹介されていて、大正時代には紹介されていましたし、少なからず今私たちが知っている日本人たちの画家や文学の方でも紹介されています。今岐阜県美術館では円空大賞展を開催中ですが、その中の佐藤昌宏さんの作品はボスの要素や仏教の要素があるものを描いていますね。」
夢中になって近寄ってしまうと…
松岡さん
「一度プラド美術館にボスの絵を見に行きたいですね。近寄って観すぎると怒られてしまうかもしれませんが。」
後藤さん
「修復する方には違うところへの展示から返ってきた作品に観た人の唾がついているとかもわかるそうですね。」
松岡さん
「そうですね。夢中になると意識なく近寄って観てしまうそうなんです。それは大人から子供まで年齢に関係なくそうなんです。私、何度警備さんに止められたか(笑)その時はわからないんですけど数年たつとその指紋が浮き出てくるんですよ。」

左:後藤岐阜新聞東京支社長 右:松岡未紗さん
観客も非常に知識の深い方が多く、質問コーナーでも様々な意見交換がなされた。
今後も様々な切り口で企画が継続されることを楽しみにしたい。
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