Cafemirage

Cafe Mirage--岐阜発 映画・エンタメ情報サイト

カテゴリリンク

EntaMirage! Movie 岐阜推し!

淵に立って描きたいもの(映画『淵に立つ』トークショー)

2017/04/11

岐阜の映画館で上質な映画を見てもらいたい。
その思いで立ち上がった岐阜新聞映画部。

岐阜新聞東京支社長が東京国際映画祭で『歓待』(2010年)を観てから
いつか必ず監督を岐阜に呼びたいと思っていたそうだ。

実現したのは『淵に立つ』の配給統括の増田英明プロデューサーが
岐阜出身だったこともある。
深田監督とも深い間柄の増田プロデューサーが
深田監督のお相手をする形で進んでいく。

映画の製作側と配給側での駆け引きも垣間見える
充実のトークショーの一部をレポートする。

(上映後のトークショーのため若干ネタバレあり)

CINEX映画塾 第9回
『淵に立つ』深田晃司監督×増田英明プロデューサー   トークショー
2017年4月8日(土) 岐阜 柳ケ瀬 CINEX

『淵に立つ』を製作することになったきっかけ

深田監督:
「2006年にシノプシスと呼ばれる短い話を書いたのがきっかけだったんですが
今と比べてもキャリアが浅くてこれだけの映画を作る予算集めも出来ずに
もう少しコンパクトな映画を作ろうと思って『歓待』という映画を2010年に作りました。
小さな女の子のいる夫婦が働く町工場に流れ者がやってきてかき乱して去っていく
という『淵に立つ』の前半部分とほぼ同じストーリーなんです。
これを見たプロデューサーが「何か一緒に映画作ろう。」ということで
3年前ぐらいから脚本作りを始めました。
この映画に関わりたいというプロデューサーが何人か集まって製作委員会が
発足して企画が成立したんですが、増田さんは配給部分のプロデューサーです。」

深田晃司監督

深田晃司監督

 

増田プロデューサー(以下増田P):
「僕のことは別に紹介しなくってもいいんですよ(笑)
プロデューサーというのは表に出る人ではないんです。
プロデュースとはものを作ることです。
去年このCINEX映画塾でも上映した『あん』のプロジェクトチームがあって。
プロデューサーとかお金を出してくださった会社が中にはいるんですが
監督に何か作ろうと言った米満さんというプロデューサーが
『淵に立つ』という企画を「これどうですか?」とそのチームに
持ってきてくれたのがきっかけです。」

深田監督:
「米満さんから一緒にやるならということで他の原作も出していただいたんですが
僕はこのシノプシスをやりたくて出しました。
面白いからこれで行こうとはなったんですけど内心、女の子が可哀想な目に遭う
暗い、盛り上がりもオチもない映画が通るとは思ってなかったので
プロデューサーが集まったと聞いて驚きました。」

増田P:
「フランスからもお金が出ています。日仏合作なんです。
フランス側のプロデューサーは30年ぐらい向こうに住んでいる澤田さん
という方なんですが、澤田さんにも話を気に入っていただいて
話がさらに進んだ感じです。」

カンヌで認められるKを目指して

増田P:
「『あん』の河瀨直美監督はカンヌ国際映画祭で評価されている監督なんですけど
深田監督も日本の監督で世界に紹介していくべき監督だと盛り上がりました。
カンヌで評価されている日本の監督ってこれまで4Kと言われていたんです。
河瀨直美監督、黒沢清監督、是枝裕和監督、北野武監督。
大きな映画祭で話題に出てくる監督はこの4人。
深田監督も名前は晃司ですからKですし、次はFKだということで動き出しました。

海外では映画そのものをどう作るかというのを統括するプロデューサーがいるんですが
日本は監督がこういうものを作りたいというのを
プロデューサーが協力的に作っていくという感じなんです。」

深田監督:
「製作委員会の弊害をよく言われます。いろんな会社がお金を出していて
意見がバラバラになって作家性がなくなるとか、監督が作りたいことができない
というのが製作委員会のデメリットなんですけど
僕の場合は『淵に立つ』も含めて数本やっていますが、
やりたかったことに賛同してくださる方が集まっていたので
そういう弊害は撮影が始まるまでは特になかったですね。」

上映時間は長くては困る

増田P:
「配給側の役割が僕にはありました。
日本の映画館でかけていただく、いわゆる資金を回収する立場でもあったので
監督に物申してしまったことがあります。
一度編集して映画館で試写を見た時に2時間半ぐらいあって。
率直に『これ2時間ぐらいになりませんか。』と言っちゃたんです。」

深田監督:
「OKカットをつなげた段階で3時間ありました。」

増田P:
「仕事を受ける立場として映画館でこのままかけてもらうのは難しいなと思ったんです。
映画館は3時間になるとかけにくいんです。映画館が嫌がります。
同じ料金なら3時間のものよりも90分のものを2回かけた方が
収益性が高いかもしれないんです。」

深田監督:
「2時間以内というのはこの映画に限らずどこでも言われます。
2時間半ぐらいの段階のものはまだ長いものとこちらも思っていました。
撮影段階では言われなくても編集段階で製作委員会から言われることが他にもあって。
『もう少し希望のあるラストにできないか。』とも言われたんですけど
それはできませんと言いました。

でも編集段階での意見はありがたいんです。
僕の場合、編集は自分ひとりでやっています。
自分一人でやっていると客観的に見れなくなってしまいます。
この絵を残したいのは構成上必要なのか撮影の思い入れがあるから削りたくないのか
わからなくなるんです。脚本も読んでなくて現場にも来ていない編集のプロの方に
アドバイスに入ってもらっています。粗くつないだ段階で製作委員会でも見ていただいて
意見をもらえたのがとても助かりました。」

 

非常時に人はどんな行動をとるのか

増田P:
「いつも質問されるから先に答えておきましょうか。
最後の川のシーンで利雄が助ける順番について。」

深田監督:
「脚本では誰から助けるかということは指定していませんでした。
僕がやりたいと思っていたのは追い込まれた利雄(演:古館寛治さん)が
身近にいる人を助けるために右往左往している所で終わらせようとしたんですが、
現場のリハーサルの時にまず古館さんがああいう芝居をしました。
なぜ孝司(演:太賀さん)から助けたかを聞いてみたら、
『体勢的に自然だし、よそ様の子だからそっちから先に助けるんではないか。』
 と思ったそうなんですけど、古館さん自身も明確に理由をもってやったわけではないと思うんです。
ああいう危機的な非日常的な状況で思いもよらぬ行動をすることはあると思うんです。

古館さんの芝居を見ていろんな解釈ができると思います。
よそ様の子だから助けたとか障がい者の蛍よりも
健常者の孝司を心のどこかで優先してしまったという
残酷な解釈をすることもできる。人間の不思議さが現れているシーンなので
編集の監修をしてくれた女性を説得してこのままにしました。」

(右)深田晃司監督 (左)増田英明プロデューサー

(右)深田晃司監督 (左)増田英明プロデューサー

照明の明るさは心の変化や時代の変化を表す

観客:
「ものすごく室内が暗い気がするんですが。」

深田監督:
「自分のまず趣味的なところでもあるんですが。
日本家屋は全体照明なのでのっぺりとしちゃうんです。
絵として面白くないので撮影監督と照明の方と相談して
ヨーロッパの間接照明のような陰影の濃い絵にしました。
全体的に影が多くなっています。

実は後半の8年後のシーンの方が明るい絵作りになっていまして。
8年間の時間の変化、登場人物の心の変化を
視覚的にも映像で差をつけたいというのがあって。
工場も全体的に影の割合を減らしています。のっぺりとした光づくりにしていて。
はじめからフラットにしておくと変化がないので
大きめに前半と後半で差をつけました。」

増田P:
「今のテレビドラマだとすべてに光が当たっている感じで
それに慣れてしまってるんです。
機材がデジタルになってから光を取りやすくなっているので
ドラマも映画も明るくなっているんですがそこをあえて狙っています。」

 

伝えたいことよりも撮りたいものがある

観客:
「監督はこの作品で何を訴えたかったんですか。」

深田監督:
「私は自分が訴えたいこと、メッセージをお客さんに伝えることが
映画の仕事だとは思っていません。
観た人が100人いたら感想が100通り分かれるのが映画だと思っています。

映画は強力なメディアで一度に同じ気持ちにさせてしまうこともできるからこそ
危うさからは距離をとって作品を作らないといけないと考えています。

家族を描くことはとてもポリティカルなことです。
今の日本の家族制度は他の国に比べても普遍的で、
伝統的な教育制度が強く残っている国だと思います。
‟理想的な家族はこうなので皆さんもこうなればいいですね。”
っていう映画は作りたくないんです。
監督自身の家族観というのが問われて来るんですが
前半の夫婦の姿というのは自分の両親がモデルになっています。
物心ついたときから両親の会話は聞いたことがない。
本当に会話がなくて事務連絡しかしていない。

なんか皆さん引いてるかもしれませんけど(笑)
僕にはそれは何のトラウマにもなっていないし、

それが当たり前だと思っていました。

ドラマやCM、映画を見ると家族は
‟お父さんがいてお母さんがいて子供がいて仲がいい”のが
正しい形、理想的な姿になってしまっていることに違和感があって、
そうではない家族観を描きたいというのがありました。
メッセージとかは特にはありませんが
家族の奥にある人それぞれが抱えている孤独を描きたかったんです。
家族や宗教という共同体のつながりをはぎ取られた後に残る孤独。
夫婦でも隣にいる人が他人だなと思えてしまうそんな瞬間が
現代では多くなっていると思うんですがそれを描きたいと思いました。

増田P:
「初めに脚本を読んだときに文学的な話だなと思ったんです。
僕らが小さい頃はテレビや読んだ本に悲しい結末の話が普通にあったと思うんですが
最近ってないなあと思います。ポジティブで前向きなものばかりなんです。
スローガンとしてはあるのはいいと思うんですけど
なんかそれを押し付けられている感じもするんですよ。
映画を見る方は様々にいらっしゃいますが、
深いものがみたいという方も多いですよね。」

深田監督:
「いろんな映画が見られる状況は欲しいですよね。
仕事に毎日疲れていてつらい映画を見るのはつらいですけど
元気になる映画しか生き残れなくなるのは文化の貧しさだと思うんです。
こうやって岐阜で普段見ないようなものを映画塾で見ていただけるのは
すごいいい機会だと思いますね。」

岐阜でも映像のワークショップを

増田P:
「最後に監督のこれからの予定を。」

深田監督:
「この映画は実は小説になっていまして、また別のものとしてつくっています。
利雄と章江の出会いも書いてますし、映画と結末は違います。
こちらもよければ読んでみてください。
それと。新作を作る予定で来年公開できればいいなと思っています。
インドネシアオールロケです。」

増田P:
「そしてもう一つ。深田監督と一緒に会津若松の教育委員会と協力して
子供たちと映像を作るワークショップをやる予定です。
会津若松には映画館がないんです。
学校を回って体育館に暗幕を張って映画を見てもらっている状態です。
今回は深田監督に来ていただいて全員に映像を作ってもらおうと思っています。
監督が呼んでくださって一緒にやってくださる映像アーティストさんが
岐阜の可児市の方なのでぜひ岐阜でもやりたいなと。
将来的にまた岐阜からも映画監督が生まれればいいと思っていますし、
教育委員会の方にこの声が届いたらいいなと思っています。」

観客からの質問にも丁寧に答えた深田監督。
大幅に時間をオーバーしたが、その後もロビーで
一人一人から質問の受け答えを続けていた。

深田晃司監督

深田晃司監督

 

作品を見た後、すぐに忘れてしまう映画もある中で
深田監督の作品はなかなか忘れられない作品ばかりだ。
オルガンの音、草太郎(演:浅野忠信さん)の佇まい。
悔やんでも悔やみきれない後悔の重さ。今回もしっかりと心をつかむ。

作品を書くきっかけになることは山ほどあるという深田監督。
落ちないようにぎりぎりの淵に立って闇を覗き、人々を描く。

次はどんな忘れられない作品を世に出してくれるのか。

CINEXロビーにて (左)増田英明プロデューサー (右)深田晃司監督 

CINEXロビーにて
(左)増田英明プロデューサー (右)深田晃司監督 

 

映画『淵に立つ』は4月14日まで岐阜CINEXで限定上映。
その後、5月3日にはBlu-RayとDVDがリリースされる。
カットしなければならなかった部分もメイキングでは収録されている。
詳しくは公式HP(http://fuchi-movie.com/)まで

-EntaMirage!, Movie, 岐阜推し!

おすすめの記事はこれ!

© 2023 GOLDMOON PICTURES & STUDIO&NEW. All Rights Reserved. 1
謎の貴公子あらわる。新たな韓国ノワール映画が登場!(映画『貴公子』)

ある日突然、自分が大企業の社長の子どもだと分かり、巨額の遺産争いに巻き込まれ、命 ...

Mothers_001_全体コラージュ 2
母をテーマにした短編映画集『Mothers マザーズ』完成。キャスト発表!

5人の脚本家が、オリジナル脚本を執筆。自らプロデュース・監督し、映画化したオムニ ...

水平線_メイン画像 3
映画『水平線』名古屋シネマスコーレ舞台挨拶 小林且弥監督、足立智充さんトークレポート

映画『水平線』公開記念舞台挨拶が3月23日(土)名古屋シネマスコーレ開催された。 ...

水平線_メイン画像 4
愛する人を思いながら生きる人々を描く(映画『水平線』)

東日本大震災から13年が経つ。 3月23日(土)から名古屋シネマスコーレで公開さ ...

20240317_095635 5
ナゴヤキネマ・ノイ開館!映画『その鼓動に耳を当てよ』舞台挨拶レポート

名古屋今池のナゴヤキネマ・ノイが2024年3月16日、開館した。  入口の段差が ...

©東海テレビ放送 6
ナゴヤキネマ・ノイオープニングを飾るのは断らないERに密着した東海テレビドキュメンタリー(映画『その鼓動に耳を当てよ』)

名古屋・今池。歓楽街にあった映画館名古屋シネマテークが2023年7月に閉館し、同 ...

52kujira1 7
松岡ひとみのシネマコレクション 映画『52ヘルツのクジラたち』成島出監督、横山和宏プロデューサートークレポート

松岡ひとみのシネマコレクション vol.56 映画『52ヘルツのクジラたち』が3 ...

pabjyo5 8
映画『フィリピンパブ嬢の社会学』岐阜CINEX 3月16日公開 舞台挨拶決定!

愛知での先行公開時から観客動員を伸ばしてロングラン公開していた映画『フィリピンパ ...

o1184166415407703643 9
名古屋ミッドランドスクエアシネマでブラジル映画祭3月16日より開幕!

ブラジル映画。皆さんは観たことあるだろうか? 南米発の映画はそういえばあまり観た ...

theaterC6 10
シアターカフェが移転&リニューアルオープン4周年記念開放祭での上映作品を募集中!

名古屋のシアターカフェが開放祭の上映作品を現在公募中だ。 今の場所に移転して4年 ...

★メイン_PLAY! 11
映画『PLAY! ~勝つとか負けるとかは、どーでもよくて~』でeスポーツの楽しさを知ろう

IOC(国際オリンピック委員会)主催の世界大会も開かれるほど、今や正式なスポーツ ...

EiganoAsagohan14 12
楽しみなのはおいしいごはん。伝説のお弁当屋さん「ポパイ」と映画の裏側を食から捉えるドキュメンタリー(映画『映画の朝ごはん』)

映画を作るには本当にたくさんの人が関わっている。 映画やドラマ撮影のメイキングを ...

sinnemuro9 13
プロレス好きも、そうでない人も見たら好きになる 映画『無理しない ケガしない 明日も仕事! 新根室プロレス物語』シネマスコーレ舞台挨拶レポート

映画『無理しない ケガしない 明日も仕事! 新根室プロレス物語』公開記念舞台挨拶 ...

tumitoaku13 14
映画『罪と悪』公開記念名古屋舞台挨拶レポート 石田卓也さん、齊藤勇起監督登壇

映画『罪と悪』公開記念舞台挨拶が2月10日名古屋ミッドランドスクエアシネマで開催 ...

netsu1 15
愛した日々の熱が冷めていく中で(映画『熱のあとに』)

東京藝術大学大学院での修了制作『小さな声で囁いて』(2018)がマルセイユ国際映 ...

kanata_9 16
映画『彼方の閃光』名古屋公開記念舞台挨拶レポート 眞栄田郷敦さん、半野喜弘監督登壇

映画『彼方の閃光』公開記念舞台挨拶が1月28日(日)にミッドランドスクエアシネマ ...

©2022 彼⽅の閃光 製作パートナーズ 17
映画『彼方の閃光』ミッドランドスクエアシネマにて舞台挨拶決定

ホウ・シャオシェンやジャ・ジャンクーら名匠たちの作品の映画音楽を手掛け、『アグリ ...

© 2020 Mediaproducción S.L.U., Gravier Productions, Inc. & Wildside S.r.L. 18
映画祭は夢の時間。そこで起きる出来事も夢と言えるのか(映画『サン・セバスチャンへ、ようこそ』)

ウディ・アレンはとにかく精力的に作品を作る。その勢いは年を重ねても変わることはな ...

RemasterDirector_1a5c03258 19
ロイヤル劇場思いやるプロジェクト 35ミリフィルム上映 大林宣彦監督『ふたり』石田ひかりさん、大林千茱萸さんトークレポート

ロイヤル劇場思いやるプロジェクト 35ミリフィルム上映 大林宣彦監督『ふたり』が ...

kakamigaharaeigasai2024_omote 20
第一回各務原映画祭 1月7日開催!短編映画11作品上映。初公開作品も

第一回各務原映画祭が2024年1月7日、岐阜県各務原市のあすかホールで開催される ...

ichiko 21
市子というひとりの人間の存在が刺さる(映画『市子』)

第28回 釜山国際映画祭 ジソク部門に正式出品された『市子』が12月8日(金)よ ...

メインビジュアル 22
2019年インディペンデント映画の大本命として劇場公開された 映画『センターライン』続編『INTERFACE -ペルソナ-』上映が名古屋で決定!!そして『センターライン』配信も!

日本中の映画祭で話題をさらい、2019年のインディペンデント映画の大本命として劇 ...

1701248560153 23
スペースオペラ?ヒーローもの?これぞ日本で作る波乱万丈な特撮映画だ!(映画『BY THE WAY-波乱万丈-』)

自身の夢を諦めて、守ろうとした家族との平和な生活が思いもしないことで壊れたら?し ...

©2023 映画「隣人 X 疑惑の彼女」製作委員会 ©パリュスあや子/講談社 24
Xのいる世界を通して気づく大事なもの(映画『隣人X -疑惑の彼女-』熊澤尚人監督インタビュー)

12月1日公開の映画『隣人X -疑惑の彼女-』。故郷を追われた惑星難民Xの受け入 ...

interface1 25
愛知で撮影! 映画『INTERFACE』シネマスコーレ公開初日舞台挨拶レポート

映画『INTERFACE-ペルソナ-』の公開初日舞台挨拶が名古屋・シネマスコーレ ...

nosenkyo1 26
選挙は面白い!候補者の声を聞き、ペンをとる!選挙ライターを通して選挙を知るドキュメンタリーが愛知上陸!(映画『NO 選挙,NO LIFE』)

選挙の面白さを伝えるフリーランスライター・畠山理仁(50)。国政から地方選、海外 ...

train6 27
大森南朋×須藤蓮×庄司哲也 ロイヤル劇場思いやるプロジェクト 映画『トレインスポッティング』トークレポート

ロイヤル劇場思いやるプロジェクト 須藤蓮セレクト35ミリフィルム上映『トレインス ...

fanfare1 28
映画『ファンファーレ』名古屋舞台挨拶・衣装制作担当:箕浦杏さんトークレポート

映画『ファンファーレ』公開記念舞台挨拶が11月18日名古屋センチュリーシネマで開 ...

ringin18 29
映画『隣人X-疑惑の彼女-』名古屋舞台挨拶付先行上映 上野樹里さん、林遣都さん、熊澤尚人監督トークレポート

12月1日公開の映画『隣人X』舞台挨拶付先行上映が11月16日名古屋ミッドランド ...

saturday_main 30
開戦前夜、上海。幕は開くか(映画『サタデー・フィクション』)

2019年第76回ベネチア国際映画祭コンペティション部門に正式出品されたロウ・イ ...

hanakutasi1 31
映画『花腐し』綾野剛さん、荒井晴彦監督インタビュー

11月10日(金)公開、映画『花腐し』。松浦寿輝の原作を荒井晴彦監督が脚色。ピン ...

20231104173817_IMG_7592_ 32
松岡ひとみのシネマコレクション 映画『愛にイナズマ』ゲスト:石井裕也監督 レポート

松岡ひとみのシネマコレクション Vol.51 映画『愛にイナズマ』が11月4日ミ ...

seiyoku1 33
映画『正欲』第36回東京国際映画祭 最優秀監督賞&観客賞ダブル受賞!11月10日(金)いよいよ公開!

岐阜県出身の小説家・朝井リョウによる小説『正欲』を、監督・岸善幸、脚本・港岳彦で ...

20231021172718_IMG_7355_ 34
第77回CINEX映画塾『まなみ100%』川北ゆめき監督、青木柚さん、中村守里さんトークレポート

第77回CINEX映画塾『まなみ100%』が10月21日(土)、岐阜CINEXで ...

tuki 35
映画『月』伏見ミリオン座公開記念 石井裕也監督 舞台挨拶レポート

映画『月』の名古屋公開記念舞台挨拶が10月22日伏見ミリオン座で開催された。石井 ...

inazuma5 36
本音を隠さずココロのままに生きていく!(映画『愛にイナズマ』)

『舟を編む』をはじめ、発表する作品がどれも国内外で高く評価されてきた石井裕也監督 ...

hanakutasi_5 37
映画『花腐し』名古屋伏見ミリオン座先行上映舞台挨拶レポート

11月10日(金)より全国公開される映画『花腐し』名古屋先行上映が10月24日( ...

©2023 映画「隣人 X 疑惑の彼女」製作委員会 ©パリュスあや子/講談社 38
映画『隣人 X -疑惑の彼女-』滋賀ロケ撮影現場レポート

2022年10月から滋賀県で熊澤尚人監督が新作撮影をしているという情報を聞いてい ...

bishu1 39
【愛知・岐阜】2024年劇場公開映画『BISHU〜世界でいちばん優しい服〜』エキストラ募集!

以前現場レポートをお送りした2024年劇場公開映画『BISHU〜世界でいちばん優 ...

aalt 40
フィンランドの建築家・デザイナー アアルト その仕事の裏に愛する妻がいた(映画『アアルト』

北欧家具は日本でも根強い人気がある。それはおしゃれであることはもちろん、実用性で ...

somedays6 41
映画『SOMEDAYS』名古屋先行上映舞台挨拶レポート

10月6日、映画『SOMEDAYS』の名古屋先行公開を記念してミッドランドスクエ ...

no image 42
岐阜の刃物のまち・関市で特撮怪獣映画始動! 映画『怪獣ヤロウ!』製作開始

岐阜県関市を舞台にした映画の製作が決まった。タイトルは『怪獣ヤロウ!』。ご当地怪 ...

undercurrent1 43
女、突然やってきた男、消えた夫。三人が抱える心の奥底にある思いは……(映画『アンダーカレント』)

映画一本よりなお深い作品だと発表当時評された豊田徹也の漫画「アンダーカレント」が ...

mendou1 44
映画「ぼくらのレシピ図鑑」シリーズ特集上映 大阪・名古屋・神戸で開催決定! 新作『メンドウな人々』他2作品 

地域のおいしいもの×地元の高校生×映画をテーマに地元と協力して制作される映画「ぼ ...

houtei1 45
映画『親のお金は誰のもの 法定相続人』三重先行上映舞台挨拶レポート

映画『親のお金は誰のもの 法定相続人』の三重先行上映、舞台挨拶が9月22日三重県 ...

Screenshot_20230922_200759_Drive 46
映画『私はどこから来たのか、何者なのか、どこへ行くのか、そしてあなたは…』名古屋凱旋上映決定!

映画『私はどこから来たのか、何者なのか、どこへ行くのか、そしてあなたは…』が ...

20230902_141200 47
ロイヤル劇場存続をかけてクラウドファンディング開始! 【ロイヤル劇場】思いやるプロジェクト~ロイヤル、オモイヤル~

岐阜市・柳ケ瀬商店街にあるロイヤル劇場は35ミリフィルム専門映画館として常設上映 ...

hamon12 48
第76回 CINEX映画塾 映画『波紋』 筒井真理子さんトークレポート

第76回CINEX映画塾『波紋』が7月22日に岐阜CINEXで開催された。上映後 ...

seiyou1 49
岐阜CINEX 第17回アートサロン『わたしたちの国立西洋美術館 奇跡のコレクションの舞台裏』トークレポート

岐阜CINEX 第17回アートサロン『わたしたちの国立西洋美術館 奇跡のコレクシ ...

doll5 50
女性監督4人が撮る女性をとりまく今『人形たち~Dear Dolls』×短編『Bird Woman』シアターカフェで上映

名古屋清水口のシアターカフェで9月23日(土)~29日(金)に長編オムニバス映画 ...

sister 51
映画『私の大嫌いな弟へ ブラザー&シスター』公開記念 アルノー・デプレシャン監督舞台挨拶付き上映 伏見ミリオン座で開催決定!

世界の映画ファンを熱狂させる名匠アルノー・デプレシャンが新作『私の大嫌いな弟へ  ...

bakanuri1 52
自分の生きる道を探して(映画『バカ塗りの娘』)

「バカ塗りの娘」というタイトルはインパクトがある。気になってバカ塗りの意味を調べ ...

bishu1 53
「シントウカイシネマ聖地化計画」始動!第一弾「BISHU〜世界でいちばん優しい服〜」(仮)愛知県⼀宮市にて撮影決定‼

株式会社フォワードがプロデュースし、東海地方を舞台にした全国公開映画を毎年1本ず ...

erithabeth1 54
エリザベート40歳。これからどう生きる?(映画『エリザベート1878』)

クレオパトラ、楊貴妃と並んで世界の三大美女として名高いエリザベート皇妃。 彼女の ...

mitoyamane4 55
ポップな映像と音楽の中に見る現代の人の心の闇(映画『#ミトヤマネ』)

ネット社会ならではの職業「インフルエンサー」を生業にする女性を主人公に、ネット社 ...

高野豆腐店の春_場面写真 56
豆腐店を営む父娘にやってきた新たな出会い(映画『高野豆腐店の春』)

尾道で小さな豆腐店を営む父と娘を描いた映画『高野(たかの)豆腐店の春』が8月18 ...

pabjyo5 57
映画『フィリピンパブ嬢の社会学』11/10(金)より名古屋先行公開が決定!海外展開に向けたクラウドファンディングもスタート!

映画『フィリピンパブ嬢の社会学』が 11月10日(金)より、ミッドランドスクエア ...

Yokosuka10 58
『Yokosuka1953』名演小劇場上映会イベントレポート

ドキュメンタリー映画『Yokosuka1953』の上映会が7月29日(土)、30 ...

Yokosuka1 59
海外から届いたメッセージ。66年前の日本をたどる『Yokosuka1953』名古屋上映会開催!

同じ苗字だからといって親戚だとは限らないのは世界中どこでも一緒だ。 「木川洋子を ...

youko4 60
彼女を外に連れ出したい。そう思いました(映画『658km、陽子の旅』 熊切和嘉監督インタビュー)

42才、東京で一人暮らし。青森県出身の陽子はいとこから24年も関係を断絶していた ...

egoist_5 61
第75回CINEX映画塾 『エゴイスト』松永大司監督が登場。7月29日からリバイバル上映決定!

第75回CINEX映画塾 映画『エゴイスト』が開催された。ゲストには松永大司監督 ...

komuragaeri14 62
映画を撮りたい。夢を追う二人を通して伝えたいのは(映画『愛のこむらがえり』髙橋正弥監督、吉橋航也さんインタビュー)

7月15日ミッドランドスクエアシネマにて映画『愛のこむらがえり』の公開記念舞台挨 ...

PSX_20230713_212926 63
あいち国際女性映画祭2023 開催決定!今年は37作品上映

あいち国際女性映画祭2023の記者発表が7月12日ウィルあいちで行われ、映画祭の ...

komuragaeri5 64
映画『愛のこむらがえり』名古屋舞台挨拶レポート 磯山さやかさん、吉橋航也さん、髙橋正弥監督登壇!

7月15日ミッドランドスクエアシネマにて映画『愛のこむらがえり』の公開記念舞台挨 ...

tooi3 65
彼女たちを知ってほしい。その思いを脚本に込めて(映画『遠いところ』名古屋舞台挨拶レポート)

映画『遠いところ』の公開記念舞台挨拶が7月8日伏見ミリオン座で開催された。 あら ...

MKE10-3 66
観てくれたっていいじゃない! 第10回MKE映画祭レポート

第10回MKE映画祭が7月8日岐阜県図書館多目的ホールで開催された。 今回は13 ...

1minutes_5 67
京都はファンタジーが受け入れられる場所(映画『1秒先の彼』山下敦弘監督インタビュー)

台湾発の大ヒット映画『1秒先の彼女』が日本の京都でリメイク。しかも男女の設定が反 ...

received_259295013361207 68
映画『老ナルキソス』シネマテーク舞台挨拶レポート

映画『老ナルキソス』の公開記念舞台挨拶が名古屋今池のシネマテークで行われた。 あ ...

PSX_20230429_093447 69
「ジキル&ハイド」。観た後しばらく世界から抜けられない虜になるミュージカル

ミュージカルソングという世界を知り、大好きになった「ジキル&ハイド」とい ...

math 70
『オールド・ボーイ』のチェ・ミンシク久しぶりの映画はワケあり数学者役(映画『不思議の国の数学者』)

映画館でポスターを観て気になった2本の韓国映画。『不思議の国の数学者』と『高速道 ...

nortoredame 71
全編IMAX®️認証デジタルカメラで撮影。再現率98% あの火災の裏側(映画『ノートルダム 炎の大聖堂』)

2019年4月15日、ノートルダム大聖堂で、大規模火災が発生した。世界を駆け巡っ ...

baby14 72
松岡ひとみのシネマコレクション  映画『ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー』 阪元裕吾監督トークレポート

松岡ひとみのシネマコレクション 映画『ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー』が4月1 ...

sidebyside1 73
映画『サイド バイ サイド』坂口健太郎さん、伊藤ちひろ監督登壇 舞台挨拶付先行上映レポート 

映画『サイド バイ サイド』舞台挨拶付先行上映が4月1日名古屋ミッドランドスクエ ...

zakodomo1 74
第72回CINEX映画塾 映画『雑魚どもよ、大志を抱け!』足立紳監督トークレポート

第72回CINEX映画塾が3月25日岐阜CINEXで開催された。上映作品は岐阜県 ...

mogiri1 75
片桐はいりさん来場。センチュリーシネマでもぎり(映画『「もぎりさん」「もぎりさんsession2」上映+もぎり&アフタートークイベント』)

センチュリーシネマ22周年記念企画 『「もぎりさん」「もぎりさんsession2 ...

PSX_20230319_165037 76
カンヌ国際映画祭75周年記念大賞を受賞したダルデンヌ兄弟 新作インタビュー(映画(『トリとロキタ』)

パルムドール大賞と主演女優賞をW受賞した『ロゼッタ』以降、全作品がカンヌのコンペ ...

feibru 77
アカデミー賞、オスカーは誰に?(松岡ひとみのシネマコレクション『フェイブルマンズ』 ゲストトーク 伊藤さとりさん))

松岡ひとみのシネマコレクション vol.35 『フェイブルマンズ』が3月12日ミ ...

son 78
親子とは。近いからこそ難しい(映画『The Son/息子)』

ヒュー・ジャックマンの新作は3月17日から日本公開される『The Son/息子』 ...

tyanomi1 79
先の見えない日々を生きる中で寂しさ、孤独を感じる人々。やすらぎはどこにあるのか(映画『茶飲友達』外山文治監督インタビュー)

東京で公開された途端、3週間の間に上映館が42館にまで広がっている映画『茶飲友達 ...

tyanomi5 80
映画『茶飲友達』名古屋 名演小劇場 公開記念舞台挨拶レポート

映画『茶飲友達』公開記念舞台挨拶が2月25日、名演小劇場で開催された。 外山文治 ...

ginpei8 81
第71回 CINEX映画塾 映画『銀平町シネマブルース』小出恵介さん、宇野祥平さんトークレポート

第71回CINEX映画塾『銀平町シネマブルース』が2月17日、岐阜CINEXで開 ...

gokudaru7 82
名古屋シアターカフェ 映画『極道系Vチューバー達磨』舞台挨拶レポート

映画『極道系Vチューバー達磨』が名古屋清水口のシアターカフェで公開中だ。 映画『 ...

wakareru 83
パク・チャヌク監督の新作は今までとは一味も二味も違う大人の恋慕を描く(映画『別れる決心』)

2月17日から公開の映画『別れる決心』はパク・チャヌク監督の新作だ。今までのイメ ...