大須シアターカフェは冬も熱い
大須にある映画が観られるカフェ・シアターカフェでは様々な特集が組まれる。
様々なジャンルの映画作品の上映が行われており、上映後に直接監督や出演者に話が聞ける、そんな身近な距離感がたまらない場所だ。
冬だからといってイベントが下火になることはない。2月後半の企画を紹介したい。
大須にじいろ映画祭はいよいよ今週末
まずは今週末2月17日、18日の2日間は大須演芸場にも会場を広げて今年で4回目の『大須にじいろ映画祭2018』を開催。LGBTをテーマに扱った作品の上映、トークが開催される。
今村彩子監督の『11歳の君へ』は映画館での上映予定はない作品だが5話のうち2話分を編集して上映されることになった。上映後にはゲストトークもある。

11歳の君へ
中編映画は『きみは海』、『カランコエの花』の2本を上映、また海外からの作品として『ゲイビー・ベイビー』、公募で集まった作品から選ばれたコンペティション部門では短編5作品を上映する。
シアターカフェでは篠原三太朗監督短編特集と大須にじいろ映画祭の交流会が開かれる。
料金はプログラム毎で違うため下記を確認してほしい。
2月17日(土) 会場:大須シアターカフェ
篠原三太朗監督特集 1,000円 (1ドリンク付き)
大須にじいろ映画祭交流会 1,000円(チケットはありません。料金は当日お支払いください)
2月18日(日) 会場:大須演芸場
『11歳の君へ』2話分上映&トーク
『ゲイビー・ベイビー』
『きみは海』『カランコエの花』
1プログラム 各1,000円(フィルムコンペティション除く)
フィルムコンペティション 500円
予約は大須にじいろ映画祭公式ホームページ http://osurainbowfilmfestival.org/ticket で
監督特集上映もディープに
2月23日は東海林監督短編上映会&小島ケイタニーラブライブ 『夜の掌編集』。
シアターカフェ5周年記念大開放祭グランプリを受賞した東海林毅監督の短編三作品と音楽を担当した小島ケイタニーラブさんのライブが開催される。夜のシーンが多いという東海林監督の作品の中でもディープな作品のチョイス。週末の夜は映画とライブに浸ってみるのもいい。来場者にはプレゼントもあるそう。
上映作品は
『23:60 にじゅうさんじろくじゅっぷん』(2007年/20分) 出演:井口龍太(声)
『ピンぼけシティライツ』(2016年/18分) 出演:星能豊 梅沢佐季子 真田幹也 平井夏貴 ほか
『老ナルキソス』(2017年/21分) 出演:田村泰二郎 高橋里央 佐野弘樹 蒲生映与 ほか

日時:2/23(金) 19時~21時
料金:2500円(1ドリンク付き)
予約はシアターカフェ公式ホームページで。
おすすめの記事はこれ!
-
1 -
いつでも直球勝負。『おいしい給食』はエンターテイメント!(映画『おいしい給食 炎の修学旅行』市原隼人さん、綾部真弥監督インタビュー)
ドラマ3シーズン、映画3作品と続く人気シリーズ『おいしい給食』の続編が映画で10 ...
-
2 -
もう一人の天才・葛飾応為が北斎と共に生きた人生(映画『おーい、応為』)
世界的な浮世絵師・葛飾北斎と生涯を共にし、右腕として活躍したもう一人の天才絵師が ...
-
3 -
黄金の輝きは、ここから始まる─冴島大河、若き日の物語(映画 劇場版『牙狼<GARO> TAIGA』)
10月17日(金)より新宿バルト9他で全国公開される劇場版『牙狼<GARO> T ...
-
4 -
「空っぽ」から始まる希望の物語-映画『アフター・ザ・クエイク』井上剛監督インタビュー
村上春樹の傑作短編連作「神の子どもたちはみな踊る」を原作に、新たな解釈とオリジナ ...
-
5 -
名古屋発、世界を侵食する「新世代Jホラー」 いよいよ地元で公開 — 映画『NEW RELIGION』KEISHI KONDO監督、瀬戸かほさんインタビュー
KEISHI KONDO監督の長編デビュー作にして、世界中の映画祭を席巻した話題 ...
-
6 -
明日はもしかしたら自分かも?無実の罪で追われることになったら(映画『俺ではない炎上』)
SNSの匿名性と情報拡散の恐ろしさをテーマにしたノンストップ炎上エンターテイメン ...
-
7 -
映画『風のマジム』名古屋ミッドランドスクエアシネマ舞台挨拶レポート
映画『風のマジム』公開記念舞台挨拶が9月14日(日)名古屋ミッドランドスクエアシ ...
-
8 -
あなたはこの世界観をどう受け止める?新時代のJホラー『NEW RELIGION』ミッドランドスクエアシネマで公開決定!
世界20以上の国際映画祭に招待され、注目されている映画監督Keishi Kond ...
-
9 -
『ぼくが生きてる、ふたつの世界』の呉美保監督が黄金タッグで描く今の子どもたち(映画『ふつうの子ども』)
昨年『ぼくが生きてる、ふたつの世界』が国内外の映画祭で評価された呉美保監督の新作 ...
-
10 -
映画『僕の中に咲く花火』清水友翔監督、安部伊織さん、葵うたのさんインタビュー
Japan Film Festival Los Angeles2022にて20歳 ...
-
11 -
映画『僕の中に咲く花火』岐阜CINEX 舞台挨拶レポート
映画『僕の中に咲く花火』の公開記念舞台挨拶が8月23日岐阜市柳ケ瀬の映画館CIN ...
-
12 -
23歳の清水友翔監督の故郷で撮影したひと夏の静かに激しい青春物語(映画『僕の中に咲く花火』)
20歳で脚本・監督した映画『The Soloist』がロサンゼルスのJapan ...
-
13 -
岐阜出身髙橋監督の作品をシアターカフェで一挙上映!「髙橋栄一ノ世界 in シアターカフェ」開催
長編映画『ホゾを咬む』において自身の独自の視点で「愛すること」を描いた岐阜県出身 ...
-
14 -
観てくれたっていいじゃない! 第12回MKE映画祭レポート
第12回MKE映画祭が6月28日岐阜県図書館多目的ホールで開催された。 今回は1 ...