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加藤シゲアキ監督が東海市長を表敬訪問『MIRRORLIAR FILMS Season7』東海市で撮影
2025年5月公開予定の短編オムニバス映画『MIRRORLIAR FILMS Season7』に収録されるショートフィルムを加藤浩次さん、加藤シゲアキさんが監督することが決定。加藤浩次さんは初監督、加藤シゲアキさんはショートフィルム『渋谷と1と0と』(2022)に続く2本目。
冬のクランクインに向けて、10月31日(木)に加藤シゲアキ監督が東海市役所を表敬訪問し、花田勝重東海市長らと会談した。

左:加藤シゲアキ監督 右:花田東海市長
©2024 MIRRORLIAR FILMS PROJECT
東海市で制作となる本作は、加藤監督が脚本も務める。タレント、俳優業、小説家と多岐に渡って活動しているが、監督は今回が二度目。映画作品を作る上で、ロケ撮影は地域の協力や理解が重要で一番の壁だが、映画を通して地域の活性化にもつなげていきたいと語る東海市の想いや試みが素晴らしく、一緒に良い作品を届けていき、「東海市の香りや気配なども作品に反映し、映画そのものの面白さを伝えたい。忘れられない15分の映画をつくりたい」と意気込みを語った。

©2024 MIRRORLIAR FILMS PROJECT
加藤監督は、6月に初めて東海市を訪れ、街並みの魅力を感じながらシナリオハンティングを行った。製鉄所へ足を運んだ際、そこだけを映し出すだけでもシネマティックで良い作品が作れるのではないかと感じたという。
花田市長は、「ロケ地となる東海市が自分たちのふるさとを感じられるようなシーンが映画に出てくると誇りに思えるし、東海市の良さをより発見できるのではないか。また、芸能や芸術にも触れ、文化的な側面も伸ばしていき、東海市創造の杜交流館のPRにもつなげたい」と思いを伝えつつ、東海市ならではの魅力的なエリアも紹介。今後の制作に向けて加藤シゲアキ監督にエールを送った。

東海市役所にて ©2024 MIRRORLIAR FILMS PROJECT
撮影は東海市内にて今冬よりスタートし、映画は来年5月に全国上映予定。
MIRRORLIAR FILMSとは(https://films.mirrorliar.com/)役者を目指すすべての人に学びとチャンスを提供するため、伊藤主税(and pictures)、阿部進之介、山田孝之、関根佑介(Fogg)、松田⼀輝(KOUEN)らが、2017年に発足した情報プラットフォーム“mirroRliar(ミラーライアー)“から発足した短編映画プロジェクト。「だれでも映画が撮れる時代」をテーマに、自由で新しい映画製作の実現を目指して、年齢や性別、職業やジャンルに関係なく、若手とベテラン、メジャーとインディーズが融合して切磋琢磨しながら映画を作り上げていく。第⼀弾となる<Season1〜Season4>の上映を終え、今期は第二弾<Season5〜Season8>の施策となる。
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