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「灰色の家族」という台本(物語)が呼び覚ます忌まわしい記憶 KURAGE CLUB新作『灰色の家族』上映会開催
名古屋の自主映画団体KURAGE CLUBが新作『灰色の家族』の上映を5月22日の刈谷日劇を皮切りに名古屋、岐阜、東京で行う。
KURAGE CLUBは2022年現在までに中編・長編あわせて7作品を製作している。
出演者、スタッフも名古屋近郊で活動しているメンバーで製作してきた。
今回の『灰色の家族』も主要キャストに名古屋の舞台で活躍する役者や、アーティスト、文化人を起用。役者陣の演技にはセリフだけでは出せない繊細な間にも注目したい。
撮影はコロナ禍の中、感染対策を実施しながら名古屋市、岡崎市、春日井市、岐阜市で撮影された。
あらすじ
いつも誰かに見られているように感じている度会冬子(わたらいふゆこ)。
高校生の娘・まりなは不登校だがその理由をわからずにいる。
そんな鬱々とした日々を送っていた冬子はある日、役者をやっているという霧山透子と出会い、「灰色の家族」という演劇のチラシを渡される。
その演劇を知るにつれ、冬子は「ある過去」を思い出してしまうのだった。
そして、それが冬子の“家族”を揺るがす出来事へと発展する。
映画の製作も上映もKURAGE CLUB主催で行っており、現在、参加申し込みを公式ホームページで受け付けている。
上映会の日程、スケジュールは以下の通り。
上映後に監督、スタッフ、出演者による舞台挨拶を予定している。
KURAGE CLUB 7th 『灰色の家族』
刈谷日劇
5月22日(日)15:30(受付開始:15時00分 開場:15時15分)
大須シネマ
5月28日(土)13:35/15:50<1日2回上映>
5月29日(日)13:35/15:50<1日2回上映>
(受付:各回とも13時20分開始 開場:各回の15分前)
岐阜CINEX
6月4日(土)17:00(受付開始16時30分 開場:16時45分)
シネマハウス大塚
6月18日(土)15:00(受付開始・開場:14時40分)
入場料 1000円 上映時間 84分
予約ホームページ (問い合わせもこちら)
https://kurageclub.jimdofree.com/
出演:
江上定子 早川綾子 三浦菜月 酒井 稔 梶藤奨 あさぎりまとい 織田佳祐 大塚美紀子 古井慎也 ひのみもく 青木泰代 樋田好彦 田中綾夏 益田真里子 いちごまさひろ
スタッフ:
監督・脚本・編集/有馬達之
撮影/杉山隆 音楽/瀬乃一郎 照明/古井慎也 平野正典 酒井 稔 制作/橋本利彌 足立晃三 制作助手/いちごまさひろ サウンドスーパーバイザー/澤田弘基 音響効果/北原健太 整音/福井楓栞 音響効果助手/笠原貴一 野田香純 撮影助手/庄司俊介 山田雅洋 ヘアメイクプラン/大南まりあ ビジュアルエフェクト/堀内宏城 演出助手/中嶋政彦 脚本協力・演出助手/堂前奈緒子 脚本協力/Bambi Musica フードコーディネート/前田眼子
2022年製作/16;9/5.1chサラウンド/ KURAGE CLUB
岐阜 柳ケ瀬では上映先行企画も
なお、『灰色の家族』上映先行企画として5月14日(土)には岐阜柳ケ瀬の喫茶星時にてKURAGE CLUBの『オオカミ少女の憂鬱』のアニメーション部分をリニューアルしたショートバージョンの上映と製作トークも実施される。『灰色の家族』の話もあり、自主製作の裏側も聞くことができるので、映画製作に興味がある方はこちらも先に聞いてみるのも面白いのではないだろうか。
『オオカミ少女の憂鬱 Short Version』上映会
5月14日(土)19:00 Start(open 18:30)
喫茶 星時
岐阜市神田町3-3 加藤石原ビル2F
料金500円+1ドリンク代
お問い合わせ・ご予約 top@sakaiaa.com(酒井)
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