
アーラ映画祭は3月20日から22日に開催!
アーラ映画祭が岐阜県可児市文化創造センターアーラで開催される。
今回は3月20日(土)から22日(月)3日間の開催。上映作品は『37セカンズ』『新聞記者』『最初の晩餐』の3作品。
『37セカンズ』(2019年/115分)
監督:HIKARI 出演:佳山明、神野三鈴、大東駿介 ほか

© 37 Seconds fillmpartners
37秒間 ―― それは、生まれてきた時息をしていなかった時間。
生まれた時に、たった37秒息をしていなかったことで、身体に障害を抱えてしまった貴田ユマ。親友の漫画家のゴーストライターをしている。そんな彼女と共に暮らす過保護な母は、ユマの世話をすることが唯一の生きがい。毎日が息苦しく感じ始めたある日。独り立ちをしたいと思う一心で、ユマは自作の漫画を出版社に持ち込むが、女性編集長に「人生経験が少ない作家に、いい作品は描けない」と一蹴されてしまう。その瞬間、ユマの中で秘めていた何かが動き始める。これまでの自分から脱するため、自らが道を切り開いていく彼女を待ち受けていたものとは…
『新聞記者』(2019年/113分)
監督:藤井道人 出演:シム・ウンギョン、松坂桃李、本田翼 ほか

© 2019「新聞記者」フィルムパートナーズ
権力とメディアの“たった今”を描く、前代未聞のサスペンス・エンタテイメント
東都新聞の記者・吉岡は、大学新設計画にまつわる極秘情報の匿名FAXを受け取り、調査を始める。日本人の父と韓国人の母を持ち、アメリカで育った吉岡はある思いから日本の新聞社に在職していた。かたや内閣情報調査室官僚の杉原は、国民に尽くすという信念と、現実の任務の間で葛藤する。真実に迫ろうともがく若き新聞記者。「闇」の存在に気付き、選択を迫られるエリート官僚。二人の人生が交差するとき、衝撃の真実が明らかになる。
『最初の晩餐』(2019年/127分)
監督:常盤司郎 出演:染谷将太、戸田恵梨香、永瀬正敏 ほか

©2019『最初の晩餐』製作委員会
“通夜ぶるまい”は、かつて親父がつくってくれた、目玉焼きだった…。
父・日登志の訃報を受けて帰郷したカメラマンの麟太郎は、姉の美也子と葬儀の準備を進めていた。そんな中、母親のアキコが通夜に出されるはずだった仕出し弁当を突然キャンセルし、料理は自分で作ると宣言。出した「通夜ぶるまい」は目玉焼き。みんなが戸惑う中、次々と出てくる料理。それは1冊のノートに残された父の思い出の味。父との時間が蘇り、家族も知らなかった秘密が浮き彫りになっていく…。
この作品は映画を愛する人達が集まったアーラ映画祭実行委員会が是非観て欲しいという思いから厳選した作品だ。
今回は同じ日に同じ作品を複数回上映するスタイルで開催。『新聞記者』の上映には字幕つきバリアフリー上映回もある(上映スケジュール参照)。
チケットは現在発売中。可児市文化創造センターアーラチケットカウンター、アーラインターネットチケット販売(こちらをクリック)で取り扱い中。
アーラ映画祭
2021年3月20日(土)~3月22日(月)
スケジュール
『37セカンズ』(115分)
3月20日(土) 10:00 13:30 17:00
『新聞記者』(113分)
3月21日(日) 10:00 13:30 (各回字幕つき)
『最初の晩餐』(127分)
3月22日(月) 10:00 13:30
会場:映像シアター
料金:全席指定 一般 900円 18才以下 450円
※感染防止対策のため座席を間引いて販売。
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