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閉店を前に感謝祭を開催ー大須・シアターカフェ

2019/01/07

2012年4月に大須にオープンしたシアターカフェは映画を製作する人々にとって大切な名古屋でのPRの場所だ。

製作者と観客の距離が近く、上映後に交流が密にとれる場所で、ここでの出会いが次の製作に繋がっていくこともあった。
沢山の映画監督がここからはばたいている。

そのシアターカフェが2019年2月末に7年間の活動に1度幕を下ろす。
昔、大須には沢山の映画館があった。全くなくなってからしばらく経って出来たこのシアターカフェは映画製作に真剣に取り組む映画人の一つの光になったことは間違いない。20人ほどしか入らないそのスペースは名古屋で映画を発表できる大切な舞台となった。

一度閉店を告知されたが、周りからの存続希望の声が多くあがり、新たな形でリニューアルするため、充電期間に入る。

 

充電期間前のシアターカフェは2月もイベントが目白押しだ。詳しくはシアターカフェのイベントカレンダーを参照してほしいが、その中でもシアターカフェを運営する2人がどうしても上映したい作品やシアターカフェゆかりの監督の作品を上映する感謝祭イベントに注目したい。入場無料となっているので予約はお早めにどうぞ。

<シアターカフェ感謝祭>

日時 2019年2月10日(日)、11日(月祝)
料金 無料(11日のパーティは500円要)
定員 20名(要予約) ※1/13より予約開始

2/10(日)
14:00 えじりんこ・プログラム(約100分)
16:00 ミドリンゴ・プログラム(約61分)
17:15 思い出トーク
18:00 終了予定

2/11(月祝)
14:00 ミドリンゴ・プログラム(約61分)
15:20 えじりんこ・プログラム(約100分)
17:10 パーティ 500円+差し入れ歓迎
19:30 終了予定

 上映内容

<えじりんこ・プログラム>

香取剛監督作品
『TARO Singularity』(2017年/15'58")
『たかいの たかいの とんでけ~!』(2016年11'47")

桜井瑛二監督
『エリンギ侍・暴れ牛の巻』(2015年/3'45")
『エリンギ侍・姫を助けろの巻』(2015年/2'43")
『エリンギ侍・女はこわいよの巻』(2016年/5'09")

滝澤大監督
『砂時計』(2018年/16'44")

東野敦監督
『ゴムボーイゴムガール』(2014年/17'46")
『☆スターとレッくん☆』(2004年/25'00")
『ハチャトリアンバックブリーカー』(2018年/5'00")
<ミドリンゴ・プログラム>

佐藤美代
『あのねのかぼちゃ』(2018年/9'10")
『妖怪少女』(2010年/2'25")
『きつね憑き』(2015年/7'38")

中村古都子
『ドヴォニール』(2014/5'48")
『どぶ鼠』(2011, 2018改訂/7'37")
『お留守番』(2010, 2017改訂/ 6'18")

若見ありさ
『Blessing』(2011年-/2'00")
『AIR』(2000年/10'00")
『CHORUS』(2009年/4'00")

監督のプロフィール、作品の内容紹介はシアターカフェのブログを参照のこと。

またシアターカフェのフィナーレを飾るのが2月16日に開催の『大須にじいろ映画祭2019』だ。LGBTをテーマにした作品が大須演芸場とシアターカフェの2カ所で上映される。

シアターカフェでの上映は以下の作品。上映後は大須にじいろ映画祭の交流パーティーも開催される。

<大須にじいろ映画祭2019>

マキタカズオミ監督特集上映(2作品68分)

『リクエスト・コンフュージョン』(2017年/38’35”)
監督・脚本:マキタカズオミ 出演:武田杏香 玉川蓮 松本穂香 SILYUS ほか

『ファントム・ジェニー』(2015年/29’00”)
監督・脚本:マキタカズオミ 出演:氏家康介 岡田悠希 根岸絵美 永山智啓 菊地奈緒 石橋征太郎 青木十三雄 松本みゆき

上映スケジュール
2/16(土)
16:00-17:30 上映後監督舞台挨拶予定
料金 1300円(1ドリンクつき)
チケットの発売は1/27(日)。詳細は大須にじいろ映画祭公式サイトをご覧ください。

18:00-20:00 大須にじいろ映画祭交流パーティー
料金 1000円 なっとく豚さんからフードのご提供があります(予約不要)

今まで行っていた人も行ったことがない人も。
大須観音のすぐ近くの小さな路地で沢山映画愛が語られたシアターカフェの姿を目に焼きつけてほしい。

シアターカフェは映画を愛し、新たな映画を作るすべての人たちの味方だ。

またシアターカフェがパワーアップして再開される日をじっくりと待とうと思う。

 

 

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