
映画『嵐電』名古屋舞台挨拶レポート
映画『嵐電』の公開記念舞台挨拶が5月26日名古屋・名演小劇場で行われた。
登壇したのは鈴木卓爾監督、川本明輝尾役の福本純里さん、菊乃真紗代役の藤井愛稀さん、有村子午線役の石田健太さん。その様子をお届けする。
『嵐電』は京都の京福電鉄嵐山線と、その路線の土地を舞台に京都に3つの世代の3つの恋愛の姿が描かれる。セリフひとつひとつを聞くとハッとする瞬間がこの映画には沢山ある。3つの話が終わったのか終わっていないのか。嵐電と共に切り取られたその時間は観たものに様々な印象を与える作品だ。
舞台挨拶レポート
鈴木監督
「本日は、春はどこへ行った?という暑い日ですが、『嵐電』を観に来てくださいましてありがとうございました。こんなに沢山の皆様にお集まりいただけるというのは、本当に感激しております。今日は出演者が3名来ております。紹介させていただきます。まず、嵐電の街は撮影所の街でもありまして、映画を撮っているところの助監督・川口明輝尾という役を演じました福本純里(じゅり)さんです」

鈴木卓爾監督
福本さん
「川口明輝尾を演じました福本純里(じゅり)です。「めてお」は「明るく輝く尾」と書きます。今日はご来場いただき本当にありがとうございます。私は地元が名古屋なので、今日この場に立てているのが本当に嬉しいです」

福本純里さん
鈴木監督
「撮影所の中で撮っている映画『結婚オブ ザ デッド』に出てくるゾンビ花嫁・菊乃真紗代というスター女優を演じている、藤井愛稀(いつき)さんです」
藤井さん
「菊乃真紗代を演らせていただきました藤井愛稀(いつき)と申します。名古屋には別の映画で来させていただいたことがあって、面白い所だなと思っていました。映画館のホームページで「ゾンビ花嫁」と紹介された劇場は初めて(笑)で、今日は皆様にお会い出来ることを楽しみにしておりました」

藤井愛稀さん
鈴木監督
「嵐電の街で8ミリカメラを持って嵐電を追い掛け続けている高校生・有村子午線役の石田健太さんです」
石田さん
「有村子午線役の、石田健太です。本日は、本当にありがとうございます。ここに上がっていること自体が夢みたいなんです。名古屋は子供の頃から来るのが夢で。天むすが大好きだったんですよ。「天むすを名古屋で食べたい!」という想いがあって。今日は本当に夢みたいです」

石田健太さん
鈴木監督
「石田さん、出身はどちらなんですか?」
石田さん
「兵庫県の西宮市です」
鈴木監督
「藤井さんはどちらですか?」
藤井さん
「私は京都出身なんですが、親戚が今こっちに住んでいます」
鈴木監督
「藤井さんはこの映画の中でゾンビ花嫁を演じてますが、京都の出身だったりするので、京都の出身ではないけど京都出身の役を演じた方の方言指導を現場でしてましたよね」
藤井さん
「はい。私は出ているシーンじゃない撮影日でもずっと現場で一緒にいさせていただきました。方言指導するということで、声が聴こえないと指導出来ないので、録音部さんが使っている俳優さんのピンマイクの音を全部聴くことが出来る無線をお借りして。現場では主に嘉子役の大西礼芳(あやか)さんに付かせていただいてたりしたんですが、大西さんの呼吸のリズムや唾を飲み込む音とか、そういう細かい音まで聴くことが出来て。あ、ヘンな意味じゃないですよ(笑)。完成した『嵐電』を観たら、息の感じとかが本当にいかされている、小さな音でも空気感として伝わって緊張感を与えることが出来る。そんなお芝居の些細なことも散りばめられていて。皆様感じ取っていただけましたでしょうか?お楽しみいただけましたか?」
(場内拍手)
鈴木監督
「嵐電は電車なんですけど、生き物のように街を走り続けているイメージがあったので、映画の中でも嵐電の音が画面の外から聴こえてくるようにしました。しかも嵐電というのは、1975年くらいから走り続けているお爺さん、いやおじさんで。私は67年生まれですので、ちょっと年下くらいです。ブレーキの軋みとかが凄く独特な音でしたし、そんな音を大事にしたいなと思ったのと、同時に現場の録音で俳優の台詞の音も大切に録れたなと思います」
鈴木監督
「福本さんは映画の中で映画を作る助監督役ですが、如何でしたか?」
福本さん
「大学では私は俳優コースで、映画にも俳優として出ることが多かったんですが、助監督役ということで映画を作る立場、映画をどのようにするか考えていく立場として、映画のことを考えるようになりました」
鈴木監督
「監督としての立ち居振る舞いは誰から学びましたか?」
福本さん
「浅利さんという助監督さんです」
鈴木監督
「浅利さんというのは今回東京から呼んだプロのチーフ助監督さんで僕と一緒に脚本も担当しています。深作欣二監督の『バトルロワイヤル』とか『男たちのYAMATO』にも参加されています」
福本さん
「撮影が始まる前から浅利さんを盗もうと思って観ていました。浅利さんはちょっと大柄で声が大きくて元気な方なんです。あと卓爾さんもちょっとだけ(笑)」
鈴木監督
「私ですか?」
福本さん
「卓爾さんは俳優もやられていたのであれですが、そこに自分の要素も入れられたらと思いましてやっていました」
鈴木監督
「この『嵐電』は京都造形大学の北白川派とプロが一緒に働いて映画を作る企画の第6弾なんです。福本さんと藤井さんは今年の3月に卒業したんですが、石田健太くんは3年生で制作コースですよね。だけど俳優」
石田さん
「元々は監督を目指して入ったんですが、俳優に転身しました。出来るかわからないですが」
鈴木監督
「石田君は現場で演じることと演出部を兼任してやったんですが、それは如何でした?」
石田さん
「正直なことを言うとすごい辛くて。出来ない自分が悔しくてなんで先輩はあんなに出来るのにと思って泣いていたんです。これを言うとメイクのあやさんに「泣くなんて贅沢なんだ。こんな幸せなことで泣いちゃ駄目だ」と言われるので言わないようにしていました」
鈴木監督
「言ってるじゃない(笑)。それではそろそろ時間なのでここのところを観て欲しいというのがあれば」
藤井さん
「一度観た後の印象は凄く優しくて柔らかいと思うんです。確かに不思議で凄く気持ちいい心地を感じていただけたかなと思うんですが、その中に散りばめられたひとりひとりの人間が現実的に抱えている問題に対する苦悩をだげじゃなく、卓爾さんは映画とは何かいうことをメディアでもよく話されることがあるかもしれないんですけど、私は「人とは何か」みたいなことを考えさせられました。個人的には何回も観て感じ直したいと思うので、よろしければ皆さんも何度か観ていただければ感じ方も違ってきて面白いと思います」
福本さん
「映画を見終わった帰りにその映画のことを話したりだとか、一日が終わった何気ない時に映画のシーンが思い返されたりだとか、そういうことがあると思うんです。この映画もきっと観ていただいた方にとって、何か普通に生活している時にふと思い出すことがあると良いなと思っています。映画の中で重なるところがあると思うんです。登場人物3世代のどこかに何かしら重なる部分があるんじゃないかと思っています。どんな形でも良いんですけど、観ていただいた方の中に残る映画だと思うのでまた出てくる人たちや嵐電に会いに来てくださると嬉しいなと思います。今日はありがとうございました」
鈴木監督
「今後この3人が色んな映画に登場する未来があったら是非それを見守ってください。それから。『嵐電』、何かよく分からなかったなという方もいらっしゃると思うんです。でも、それ大丈夫です。その通りです(笑)。ストーリーを追おうとすると道に迷う。そんな映画だと思ってください。もし面白かったらSNSで、またお友達やご家族にこんな映画だったよと言葉にしていただけると僕たちはとても嬉しいです。ここで、お客さんの中で作品が完成するのが映画を観せることだと私たちは思って作りました。この隙間を皆さんお帰りになられながら色々思い出して、考えていただければこんなに嬉しいことはないです。本日はどうもありがとうございました」
鈴木卓爾監督とキャストの皆さんのインタビュー取材も行った。また後日掲載予定。
映画『嵐電』http://www.randen-movie.com
は現在全国順次上映中。東海地区では名演小劇場で公開中。
おすすめの記事はこれ!
-
1
-
第72回CINEX映画塾 映画『雑魚どもよ、大志を抱け!』足立紳監督トークレポート
第72回CINEX映画塾が3月25日岐阜CINEXで開催された。上映作品は岐阜県 ...
-
2
-
片桐はいりさん来場。センチュリーシネマでもぎり(映画『「もぎりさん」「もぎりさんsession2」上映+もぎり&アフタートークイベント』)
センチュリーシネマ22周年記念企画 『「もぎりさん」「もぎりさんsession2 ...
-
3
-
前作よりゆるさもアクションもパワーアップ!ちさとまひろをゆうりとまことが狙う!(映画『ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー』)
普段はゆるゆるな元女子高生、仕事となるとスゴ腕の殺し屋コンビ・ちさととまひろ。 ...
-
4
-
カンヌ国際映画祭75周年記念大賞を受賞したダルデンヌ兄弟 新作インタビュー(映画(『トリとロキタ』)
パルムドール大賞と主演女優賞をW受賞した『ロゼッタ』以降、全作品がカンヌのコンペ ...
-
5
-
アカデミー賞、オスカーは誰に?(松岡ひとみのシネマコレクション『フェイブルマンズ』 ゲストトーク 伊藤さとりさん))
松岡ひとみのシネマコレクション vol.35 『フェイブルマンズ』が3月12日ミ ...
-
6
-
親子とは。近いからこそ難しい(映画『The Son/息子)』
ヒュー・ジャックマンの新作は3月17日から日本公開される『The Son/息子』 ...
-
7
-
先の見えない日々を生きる中で寂しさ、孤独を感じる人々。やすらぎはどこにあるのか(映画『茶飲友達』外山文治監督インタビュー)
東京で公開された途端、3週間の間に上映館が42館にまで広がっている映画『茶飲友達 ...
-
8
-
映画『茶飲友達』名古屋 名演小劇場 公開記念舞台挨拶レポート
映画『茶飲友達』公開記念舞台挨拶が2月25日、名演小劇場で開催された。 外山文治 ...
-
9
-
第71回 CINEX映画塾 映画『銀平町シネマブルース』小出恵介さん、宇野祥平さんトークレポート
第71回CINEX映画塾『銀平町シネマブルース』が2月17日、岐阜CINEXで開 ...
-
10
-
名古屋シアターカフェ 映画『極道系Vチューバー達磨』舞台挨拶レポート
映画『極道系Vチューバー達磨』が名古屋清水口のシアターカフェで公開中だ。 映画『 ...
-
11
-
パク・チャヌク監督の新作は今までとは一味も二味も違う大人の恋慕を描く(映画『別れる決心』)
2月17日から公開の映画『別れる決心』はパク・チャヌク監督の新作だ。今までのイメ ...
-
12
-
映画『みんな生きている ~二つ目の誕生日~』名古屋公開記念舞台挨拶レポート
映画『みんな生きている ~二つ目の誕生日~』の公開記念舞台挨拶が2月12日名演小 ...
-
13
-
孤独や寂しさから解放してくれる「茶飲友達」とは?(映画『茶飲友達』)
2013年に起きた高齢者売春クラブ摘発のニュースに着想を得て生まれた映画『茶飲友 ...
-
14
-
コワモテなの?コワオモテなの?(映画『BAD CITY』名古屋舞台挨拶 小沢仁志さん、小沢和義さんトーク)
映画『BAD CITY』の公開記念舞台挨拶が1月28日、名古屋ミッドランドスクエ ...
-
15
-
第70回CINEX映画塾 映画『ひみつのなっちゃん。』先行公開記念舞台挨拶トークレポート
映画『ひみつのなっちゃん。』愛知・岐阜先行公開記念舞台挨拶が1月8日にCINEX ...
-
16
-
1990年代の釜山を舞台に抗争を描く韓国ノワール。チョン・ウが新たな顔を見せる(映画『野獣の血』)
韓国での劇場公開時に初登場1位を記録するヒットとなったベストセラー作家チョン・ミ ...
-
17
-
ぶつかり合う親子の関係に愛を感じて(映画『世界は僕らに気づかない』)
大阪アジアン映画祭2022コンペティション部門で「来るべき才能賞」受賞 を受賞し ...
-
18
-
映画『ひみつのなっちゃん。』愛知・岐阜舞台挨拶決定!! ロケ地マップも配布スタート
1/6(金)愛知・岐阜先行公開の映画『ひみつのなっちゃん。』の舞台挨拶が決定した ...
-
19
-
人種も国籍も超えて。仲間として共に生きる(映画『ファミリア』)
一族や家族を大事にしてきた歴史がある日本だが、地縁関係は年々薄くなっている。周り ...
-
20
-
香港アクション映画を支えたスタントマンの歴史と真実を語るドキュメンタリー(映画『カンフースタントマン 龍虎武師』)
どうしてこんなに体がしなやかに動き、高く飛んだり、回ったり出来るんだろうと昔の香 ...
-
21
-
心の傷を癒すのは島の人々のあたたかさ(映画『とべない風船』)
広島発。豪雨災害後の瀬戸内海の島を舞台に傷ついた心の癒しと再生を描いた映画『とべ ...
-
22
-
決して器用とは言えないケイコの生き方に共感(映画『ケイコ 目を澄ませて』)
岸井ゆきの。変幻自在の女優である。時にはとてもかわいらしく、時に饒舌で、時には物 ...
-
23
-
おいしい映画祭2022 初日レポート② 映画クラス 内田英治監督×森谷雄プロデューサー
12月2日~4日に渡り名古屋ミッドランドスクエアシネマでおいしい映画祭が開催され ...
-
24
-
アーラ映画祭2022レポート(映画『いとみち』横浜聡子監督トーク)
可児市文化創造センター アーラで毎年行わなれているアーラ映画祭が今年も11月5、 ...
-
25
-
あの日、あの時の私。菜 葉 菜が4人の主人公を演じる短編映画集(映画『ワタシの中の彼女』)
こんなにコロナ禍が長く続くなんて2019年には考えてもいなかった。 2022年の ...
-
26
-
誰もが主役。名もなきエキストラとしての人生とは 監督集団「5月」(関友太郎監督、平瀬謙太朗監督、佐藤雅彦監督)インタビュー(映画『宮松と山下』)
東京藝術大学大学院映像研究科佐藤雅彦研究室を母体とした監督集団「5月」から生まれ ...
-
27
-
おいしい映画祭 12月2日~4日 名古屋ミッドランドスクエアシネマで開催!
2022年12月2日(金)〜4日(日)の3日間、名古屋駅前ミッドランドスクエアシ ...
-
28
-
11/20〜11/26 NAGOYA CINEMA Week2022 with SDGs 開催!
「映画」で心を動かそう 持続可能なまちづくりを目指す名古屋市を舞台に、映画をメイ ...
-
29
-
寺島しのぶ×廣木隆一監督再び。瀬戸内寂聴の半生をモデルにした作品が映画化(映画『あちらにいる鬼』)
瀬戸内寂聴。作家でもあり、たくさんの人たちに僧侶として講話をしてきた彼女は202 ...
-
30
-
近くて遠い。だから苦手。でも母親。(映画『わたしのお母さん』)
切っても切れない関係・親と子。あなたは親のことを好きと言えるだろうか。 11月1 ...
-
31
-
素朴でおいしい。そんな料理を一緒に食べられたら。(映画『土を喰らう十二ヵ月』)
料理研究家の土井善晴さんが映画に挑むことで公開前から話題になった映画『土を喰らう ...
-
32
-
太宰治の名作が再び映画化(映画『鳩のごとく 蛇のごとく 斜陽』)
太宰治。戦後、流星のごとく現れ、数々の傑作小説を生み出し早逝した天才作家である。 ...
-
33
-
キュリー夫人の波瀾の生涯を描く(映画『キュリー夫人 天才科学者の愛と情熱』)
キュリー夫人。キューリ夫人と小さい頃に一度は見間違え、だからこそ逆に名を覚える世 ...
-
34
-
35ミリフィルムで鑑賞後の楽しいトーク(松岡ひとみのシネマコネクション vol.26 映画『しあわせのパン』)
松岡ひとみのシネマコネクション vol.26 映画『しあわせのパン』上映&トーク ...
-
35
-
待ち続けることは信じること(映画『千夜、一夜』)
今の時代の人たちは待ちぼうけをどのくらいまでしているのだろう。スマホで気軽に連絡 ...
-
36
-
仕事も家もお金もない。でも助けてとは言えない(映画『夜明けまでバス停で』)
深夜のバス停。もう明日の朝までバスは来ない。バス停のベンチで旅行に行くかのような ...
-
37
-
第68回CINEX映画塾『木樵』宮﨑政記監督、面家一男さんトークレポート
第68回CINEX映画塾『木樵』が10月1日、岐阜CINEXで開催された。『木樵 ...
-
38
-
MIRAGE THEATRE 来年の上映に向けて 短編作品上映開始
Cafe mirageと岐阜の喫茶星時がコラボして不定期開催中の1日だけのインデ ...
-
39
-
35ミリフィルムで鑑賞後の楽しいトーク(松岡ひとみのシネマコネクション vol.26 映画『しあわせのパン』)
松岡ひとみのシネマコネクション vol.26 映画『しあわせのパン』上映&トーク ...
-
40
-
飛騨の地と共に木樵として生きる(映画『木樵』)
岐阜県飛騨地方は9割が山林に覆われている。この飛騨地方で約50年間、木樵の仕事で ...
-
41
-
舞台「ハリー・ポッターと呪いの子」を観に行ったので、観る前にやっておくといいかもしれないことを書きました
現在、東京 TBS赤坂ACTシアターでは舞台「ハリー・ポッターと呪いの子」をロン ...
-
42
-
第66回CINEX映画塾 映画『島守の塔』五十嵐匠監督 トークレポート
第66回CINEX映画塾が8月28日岐阜CINEXで開催された。上映作品は『島守 ...
-
43
-
あいち国際女性映画祭 映画『でくの空』トークレポート&林家ペーさんインタビュー
名古屋 名演小劇場で9月23日から公開される映画『でくの空』。埼玉県秩父市、寄居 ...
-
44
-
生きるために。狂える人々の終わらない争い(映画『グッバイ・クルエル・ワールド』
とにかくぶっ飛んでいる。まともな奴はほとんどいない。ノリのいいノワールものが久し ...
-
45
-
アーラ映画祭2022 ラインナップ発表!今年は4日間6作品。
岐阜県可児市文化創造センターアーラで開催されるアーラ映画祭2022の全ラインナッ ...
-
46
-
真実を知れば知るほど信じたくない…ありえない(映画『このこは邪悪』)
『嘘を愛する女』、『哀愁しんでれら』か映画化されたオリジナル作品の企画コンテスト ...
-
47
-
映画『掘る女 縄文人の落とし物』名演小劇場トークイベントレポート
映画『掘る女 縄文人の落とし物』公開記念トークイベントが8月21日名古屋 名演小 ...
-
48
-
相手のことをちゃんと想像できるような人になりたい(映画『ぜんぶ、ボクのせい』松本優作監督 インタビュー)
現在公開中の映画『ぜんぶ、ボクのせい』。 母親に会うために児童養護施設を飛び出し ...
-
49
-
スリリングな148のツイート。真実は物語より奇なり。48時間の悪夢を映画化(映画『Zola ゾラ』)
2015年、Twitterに投稿され、大きな話題となったスリリングな148のツイ ...
-
50
-
縄文に魅せられ汗だくになって発掘作業をする「掘る女」に密着したドキュメンタリー(映画『掘る女 縄文人の落とし物』)
昔、考古学に憧れて、真剣にその方面の大学に進学しようと考えたことがある(いろいろ ...
-
51
-
シアターカフェ移転&リニューアルオープン2周年記念開放祭 Aプログラム舞台挨拶レポート
名古屋・清水口のシアターカフェでは移転&リニューアルオープン2周年記念開放祭が今 ...
-
52
-
第64回CINEX映画塾『逆光』須藤蓮監督トークレポート
第64回CINEX映画塾『逆光』が7月16日岐阜CINEXで開催された。監督、主 ...
-
53
-
あいち国際女性映画祭2022 開催決定!今年は31作品上映
あいち国際女性映画祭2022の記者発表が7月27日ウィルあいちで行われ、映画祭の ...
-
54
-
只見線とともに奥会津でみる美しい景色を守るために(映画『霧幻鉄道 只見線を300日撮る男』)
日本のローカル線は赤字路線が多く、毎年存続の危機に瀕しながらその土地で生活する人 ...
-
55
-
コンビニは異世界!?コンビニで起こる不思議な出来事(映画『コンビニエンス・ストーリー』三木聡監督インタビュー)
日本のコンビニエンスストアとはとても便利な店である。値段は定価だが、大体何でも揃 ...
-
56
-
シアターカフェ移転&リニューアルオープン2周年記念開放祭上映作品決定!
名古屋のシアターカフェが大須から清水口に移転、リニューアルオープン2周年を記念し ...
-
57
-
島崎藤村の名作が60年ぶりに映画化 自分らしく生きるとは?(映画『破戒』)
1948年・木下恵介監督、1962年・市川崑監督と名だたる巨匠が映画化してきた、 ...
-
58
-
映画『逆光』須藤蓮監督、脚本家渡辺あやさんインタビュー 岐阜柳ケ瀬 再会から夏祭り×映画という企画が生まれた
名古屋で上映されることはあっても、岐阜の映画館で上映されるミニシアター系の映画は ...
-
59
-
見返りを求める男と恩を仇で返す女。その先にあるもの(映画『神は見返りを求める』)
タイトルを聞いたとき「神は見返りをもとめない」ものじゃないの?と思った。ただ、そ ...
-
60
-
3年ぶり開催!第9回MKE映画祭レポート
第9回MKE映画祭が6月18日岐阜県図書館多目的ホールで開催されました。 3年ぶ ...
-
61
-
生き続けていくことはいけないことか(映画『PLAN 75』)
少子高齢化社会となった日本には様々な問題がある。老老介護、孤独死、虐待という家庭 ...
-
62
-
映画『冬薔薇(ふゆそうび)』伊藤健太郎さん、阪本順治監督登壇名古屋舞台挨拶レポート
映画『冬薔薇(ふゆそうび)』の公開記念舞台挨拶が6月11日名古屋ミッドランドスク ...
-
63
-
女子高生、日本の経済にもの申す!(映画『君たちはまだ長いトンネルの中』なるせゆうせい監督インタビュー)
2019年に発売されネット上で話題を呼んだ漫画「こんなに危ない!? 消費増税」を ...
-
64
-
自身の信念のもとに冤罪を暴く(映画『オフィサー・アンド・スパイ』)
捏造、冤罪。あってはならないのだが、どの時代にも起こる出来事だ。 フランスで起こ ...
-
65
-
木竜麻生さん登壇!メ~テレ映画祭『わたし達はおとな』先行上映舞台挨拶レポート
今年開局60周年を迎える名古屋のテレビ局メ~テレは映画製作にも非常に力を入れてい ...
-
66
-
今も受け継がれる神曲・市船Soul。それは魂がこもる大切な曲(映画『20歳のソウル』)
ある番組の吹奏楽の旅を観る度に号泣している。 私は決して吹奏楽部ではない。コーラ ...
-
67
-
OUTRAGE×現代の若者 名古屋で生きる人達(映画『鋼音色の空の彼方へ』舞台挨拶レポート)
コロナ禍を経て、名古屋発の映画が奇しくも同じ日に2本公開された。一本は先日紹介し ...
-
68
-
僕らの映画はここからはじまったばかり(映画『護り屋「願い」』舞台挨拶レポート)
名古屋発の映画が『護り屋「願い」』が5月20日に公開された。 映画『護り屋「願い ...
-
69
-
人気映画を支えてきた特撮、特殊効果のクリエイター達(映画『クリーチャー・デザイナーズ 特殊効果の魔術師たち』)
映画にはさまざまなジャンルがある。その中でも私たちを日常にはない興奮に誘ってくれ ...
-
70
-
「灰色の家族」という台本(物語)が呼び覚ます忌まわしい記憶 KURAGE CLUB新作『灰色の家族』上映会開催
名古屋の自主映画団体KURAGE CLUBが新作『灰色の家族』の上映を5月22日 ...
-
71
-
撮りたいという強い思いの結晶がいよいよ公開(映画『山歌』)
山の中を漂流して暮らす人々が戦後あたりまでいたことを知ったのは「やすらぎの刻」と ...
-
72
-
第61回CINEX映画塾『ぼけますから、よろしくお願いします ~おかえり、おかあさん』信友直子監督トークレポート
第61回CINEX映画塾『ぼけますから、よろしくお願いします ~おかえり、おかあ ...
-
73
-
『あした、授業参観いくから。』+安田真奈監督ショートフィルム選 シアターカフェ 舞台挨拶レポート
『あした、授業参観いくから。』+安田真奈監督ショートフィルム選 が4月30日から ...
-
74
-
映画『N号棟』公開初日 萩原みのりさん、後藤庸介監督登壇 舞台挨拶レポート
とある地方都市に、かつて霊が出るという噂で有名な団地があった。このとある地方都市 ...
-
75
-
阿部サダヲ×シリアルキラー榛村大和が更なる魅力を生む(映画『死刑にいたる病』白石和彌監督・阿部サダヲさんインタビュー)
白石和彌監督の作品にはいつも心を持っていかれる。 5月6日(金)から公開の新作『 ...
-
76
-
ゴールデンウィークに『あした、授業参観いくから』+安田真奈監督ショートフィルム選 上映 シアターカフェで
安田真奈監督とお会いしたのはあいち国際女性映画祭だった。 『36.8℃ サンジュ ...
-
77
-
『パリ13区』『カモン カモン』モノクロの魅力を知りたい二作品
4月22日(金)公開の作品には偶然にもモノクロ映画が2作品ある。 『ジョーカー』 ...
-
78
-
白石和彌監督、阿部サダヲさん登壇! 映画『死刑にいたる病』名古屋先行上映舞台挨拶レポート
映画『死刑にいたる病』舞台挨拶付き先行上映会が4月16日、名古屋ミッドランドスク ...
-
79
-
第60回CINEX映画塾『Trinity』『truth』堤幸彦監督、広山詞葉さん、生島翔さんトークレポート
第60回CINEX映画塾『Trinity』『truth』が3月27日岐阜CINE ...
-
80
-
映画の街・岐阜が動き出す 映画『逆光』とのコラボで柳ケ瀬が70年代一色になる?! 映画『逆光』試写会 トークレポート
4月4日、岐阜ロイヤル劇場にて映画『逆光』の試写会と須藤蓮監督の舞台挨拶が行われ ...