
EntaMirage! Entertainment Movie
OUTRAGE×現代の若者 名古屋で生きる人達(映画『鋼音色の空の彼方へ』舞台挨拶レポート)
コロナ禍を経て、名古屋発の映画が奇しくも同じ日に2本公開された。一本は先日紹介した『護り屋』だ。今日はもう一本を紹介したい。
ヘヴィ・メタル・バンド “OUTRAGE”から知る名古屋で生きる若者達
名古屋大須発のヘヴィ・メタル・バンド “OUTRAGE”を知っているだろうか。デビュー35周年を迎える彼らは紆余曲折ありながらずっと名古屋を拠点に活動してきた。映画はOUTRAGEのドキュメンタリーではない。OUTRAGEを知らなかった若い役者たちが彼らとヘヴィ・メタルを知り、演じようとする姿を描いているが、そこにOUTRAGEが歩んできた道程がくっきりと見えてくる。
あらすじ
デビュー35周年を迎えたヘヴィ・メタル・バンド “OUTRAGE”結成から現在までの歴史を振り返る映画制作が決定。 プロデューサーに抜擢されたのはヘヴィ・メタルへの愛と熱意がとにかく強い女性プロデューサー朝倉みどり。“OUTRAGE”メンバー4人にキャスティングされたのは、メタルとは全く無縁のサブカル俳優・山内聡(Dr.丹下役)、ネット配信歌手・前田徹(Vo.直樹役)、若手芸人・佐久間駿(G.阿部役)、新人俳優・加藤優馬(B.安井役)。
いざ映画制作が開始するが、案の定ヘヴィ・メタルがなかなか理解できない…。
悶々としながらも、プロデューサー朝倉や、山内が一目惚れするバンド好きの共演者・可那子に導かれ、ヘヴィ・メタルと役作りに没頭していく。
5月20日に公開を迎え、21日に公開記念舞台挨拶がミッドランドスクエアシネマで行われた。
OUTRAGEのNAOKI、阿部洋介、可那子役の末永桜花(SKE48)、山田貴教監督が登壇、村井役の酒井直斗が司会を担当した舞台挨拶の様子をお届けする。
酒井さん
「この映画に出るきっかけは僕はオーディションだったんですよ。僕は今回、お笑いコンビの相方役なんですけど、初めはメインの佐久間という芸人のオーディションだと思っていて。オーディションに行ったら違うセリフで、あれ?って」

酒井直斗さん
山田監督
「それが逆に良かったんじゃないかな」
酒井さん
「はい、おかげで選ばれまして、本日は司会をしております。大須生まれのピン芸人です。今回、おーちゃんは映画初出演ですけれども、この映画に出ると知った時は?」
末永さん
「ちょうどそれをイベントの後の車の中で聞いたんです。「今度、映画出ますよ」って。ずっと出たいなと思っていて、演じることが出来て嬉しかったです」

末永桜花さん(SKE48)
酒井さん
「ネットでも‟悶絶ミューズ”ってハッシュタグが付いてまして。可那子の勢いがすごいですね」
役者が役者を演じ、その役者がOUTRAGEメンバーやその周りの人物を演じるという構造の作品。
NAOKIさんを演じるのは前田という役者。前田を演じるのは岡陽介さん、阿部さんを演じるのは佐久間というお笑い芸人で、佐久間を演じるのは兼平勝成さん。
現場では役名で呼ばれていたそう。舞台挨拶を実は前田役の岡陽介さん、佐久間役の兼平勝成さん、丹下さんを演じる山内役の秋田拓郎さん、安井さんを演じる加藤役の安藤悟さん、そして劇中プロデューサー・朝倉役の近藤久美子さん、劇中監督・斎藤役の山中裕史さんが客席で見守っていました。
阿部さん
「撮影中も役名で呼び合っていたから、岡さんは前田さんと言われていましたね」
酒井さん
「僕も前田さんとしか撮影中は覚えていなかったです。ようやく岡さんだったっていうのがわかりましたからね。そして阿部さんを演じたのは、僕が演じる村井の相方の佐久間を演じる兼平勝成くんという方なんですけれども、兼平くんの演技を見ていかがでしたか?」
酒井さん
「演技を観られてどうでしたか?」
NAOKIさん
「演奏はいいね。あとはね、ひげがウケる(笑)」
阿部さん
「こだわりのひげですから」
酒井さん
「ライブシーンで言うと、それこそ岡さんが演じたこの歌唱シーンみたいなところもご覧になりましたか」
NAOKIさん
「観ました。実際の僕よりちょっとかっこいいかな」

NAOKIさん
酒井さん
「ええ?実際のNAOKIさんよりかっこいいと。ちょっとカッコつけすぎている?」
NAOKIさん
「ではなく…ちょっと謙遜してみました(笑)」
酒井さん
「いや本当にどういった形でアウトレイジメンバーを演じているのか、そして演じる上での葛藤みたいなところも皆さんには注目していただきたいところなんですけれども、ストーリーは本当に我々も説明するのが難しいぐらいです。本当に観ればわかりますので観ていただきたいというのが一番なんですけれども、おーちゃん、最初初めて台本を見たときって、混乱しませんでした?」
末永さん
「混乱しましたね。ちょっとどこまで言っていいかわかならいので難しいんですけど、同じ高橋可那子役ではあるんですが、その中でもオンとオフを使い分けなければいけないので、その切り替えをしないといけないのが難しいなと」
酒井さん
「初めての映画で演じ分けなければいけない難しい役をやりました。役作りというか、自分自身、普段の SKE48末永桜花としての活動と可那子ちゃんは近いですか?どうですか?」
末永さん
「最近近くなりました」
酒井さん
「可那子に寄せていってる!?」
末永さん
「SKE の活動でも、だんだん可那子寄りの部分も出てきました」
酒井さん
「ファンの皆さん的にはいかがですか?共感する方は拍手をいただいてもよろしいでしょうか?」
(場内大拍手)
酒井さん
「ちょっとおーちゃん変わったなっていう感じはする」
末永さん
「一部。一部です」
阿部さん
「おそらくですね。この映画に携わったスタッフの方も役者さんの皆さんも、みんな含めて、役や自分の役割を演じたりしているのを通して、気づきがあったんじゃないかなと僕は感じますよ」
酒井さん
「なるほど。僕、普段お笑い芸人やっていて、コンビの芸人の役を演じるって、今まで相方というのが1回もできたことがない中で、芸人を演じるから、どのぐらいコンビって関係性が近くて、言い合っているんだろうというのをすごく透明で見るようになりました。あのコンビ仲悪いな、本番直前まで何も喋らないのに、出囃子が流れた瞬間すごい近い距離で漫才やるんですよ」
NAOKIさん
「このぐらいでやらないといけないので、普段仲が悪いんじゃない?」
酒井さん
「そんなプラマイゼロ?。プラスマイナスを合わせるみたいなことですか。だから僕は本当に改めてピン芸人でよかったなって思います。人のいろんな気持ちとか脳みそみたいなのが交錯するのが嫌だから、1人でやってて良かったしこれからも1人でやっていこうって思いました」
阿部さん
「わかりました。いやだからきっと気づきがあったんですよ」

阿部洋介さん
酒井さん
「すごいですよね。映画を通して自分自身の普段の活動もちょっと変わっていくというところだと思うんですが、今回可那子ちゃんはもういろんな人をメロメロにさせるという状態でして、実際にOUTRAGEの丹下さんが末永桜花ちゃん推しになっております。映画の中ではなく実際になっちゃってます(笑)」
NAOKIさん
「先ほどセンチュリーシネマでも舞台挨拶があったんですが、丹下さんは来る予定じゃなかったんだけど、「あれ?なんできとるの?」って聞いたら「フフフフ」って言ってました(笑)」
酒井さん
「「来ちゃった!」って言ってましたね。丹下さんが実際におーちゃんのことを推してしまった、推すようになってしまった。実際にもう惚れてしまったぐらいの感じですよね。実際の丹下さんも女性には惚れやすくて」
NAOKIさん
「そうそう!そこはドキュメンタリー」
酒井さん
「バンドの中でも今恋しているなってのがわかったりするもんなんですか?」
NAOKIさん
「当時は。女の人と話をすると、糸か何か繋がっているのかなって思うくらいついて行って。おいおいまた始まったなみたいな」
阿部さん
「リアルで何千回も見とるで」
酒井さん
「それが35周年ということですよ。もうどんなところも全てを知っているというところで、そういった実話をもとに監督も今回のお話は作られましたけれども、映画を作るに際していっぱいお話をされたということですよね」
山田監督
「そうですねメンバー1人1人と接して、今までグループのインタビューとかを過去に何度も撮っているんですが、サシで結構時間を取って話して、今まで聞いたことがあるエピソードでも、もうちょっと何かないですか?と掘り下げて聞いたんです。その時誰がいたんですかみたいな、それを聞いてみると、意外に同じだと思っていたことが若干違うんですよ。メンバーによって、その捉え方が違うから知らないこととかあるんですよ」

山田貴教監督
酒井さん
「だから映画を見ると、メンバーの皆さんですら「こうだったんだ!」と気付くところもあるかもしれないってことですよね」
NAOKIさん
「そう。だから前田さんを演じたのが岡さんなので、岡さんを見ると俺ってこうなんだって思うんですよ」
酒井さん
「あ、そっちに行っちゃったんですね」
山田監督
「推しになっちゃったんですね」
NAOKIさん
「推し?やめてよ(笑)。ちなみに言いますけど、丹下の惚れっぽいのはここ20年ぐらい見ていなくて、久しぶりに見た」
酒井さん
「だから相当ですよ。観客の皆さん、あなた方の推しはすごいんですよ」
メジャーデビュー後のメンバーの入れ替わり、音楽活動を続けていけなくなる現実の世界。メジャーからインディーズへの転換。OUTRAGEは変化しながらもスタンスは変えず、名古屋という地で生きている。
映画には名古屋、大須の風景も。35周年を迎えたOUTRAGEの軌跡を、あの当時を知らない若者たちが今を生き、演じながら感じていく。
劇中劇のシーンから名古屋という地で生きたOUTRAGEメンバーの35年が垣間見える。

出演した役者と観客と一緒に
映画『鋼音色の空の彼方へ』https://haganeiro.com/ は現在センチュリーシネマ、ミッドランドスクエアシネマ、イオンシネマ名古屋茶屋で名古屋先行公開中。6月3日より全国順次公開。東海3県では6月3日よりイオンシネマ津南、6月10日より大垣コロナシネマワールドで公開。
おすすめの記事はこれ!
-
1
-
第72回CINEX映画塾 映画『雑魚どもよ、大志を抱け!』足立紳監督トークレポート
第72回CINEX映画塾が3月25日岐阜CINEXで開催された。上映作品は岐阜県 ...
-
2
-
片桐はいりさん来場。センチュリーシネマでもぎり(映画『「もぎりさん」「もぎりさんsession2」上映+もぎり&アフタートークイベント』)
センチュリーシネマ22周年記念企画 『「もぎりさん」「もぎりさんsession2 ...
-
3
-
前作よりゆるさもアクションもパワーアップ!ちさとまひろをゆうりとまことが狙う!(映画『ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー』)
普段はゆるゆるな元女子高生、仕事となるとスゴ腕の殺し屋コンビ・ちさととまひろ。 ...
-
4
-
カンヌ国際映画祭75周年記念大賞を受賞したダルデンヌ兄弟 新作インタビュー(映画(『トリとロキタ』)
パルムドール大賞と主演女優賞をW受賞した『ロゼッタ』以降、全作品がカンヌのコンペ ...
-
5
-
アカデミー賞、オスカーは誰に?(松岡ひとみのシネマコレクション『フェイブルマンズ』 ゲストトーク 伊藤さとりさん))
松岡ひとみのシネマコレクション vol.35 『フェイブルマンズ』が3月12日ミ ...
-
6
-
親子とは。近いからこそ難しい(映画『The Son/息子)』
ヒュー・ジャックマンの新作は3月17日から日本公開される『The Son/息子』 ...
-
7
-
先の見えない日々を生きる中で寂しさ、孤独を感じる人々。やすらぎはどこにあるのか(映画『茶飲友達』外山文治監督インタビュー)
東京で公開された途端、3週間の間に上映館が42館にまで広がっている映画『茶飲友達 ...
-
8
-
映画『茶飲友達』名古屋 名演小劇場 公開記念舞台挨拶レポート
映画『茶飲友達』公開記念舞台挨拶が2月25日、名演小劇場で開催された。 外山文治 ...
-
9
-
第71回 CINEX映画塾 映画『銀平町シネマブルース』小出恵介さん、宇野祥平さんトークレポート
第71回CINEX映画塾『銀平町シネマブルース』が2月17日、岐阜CINEXで開 ...
-
10
-
名古屋シアターカフェ 映画『極道系Vチューバー達磨』舞台挨拶レポート
映画『極道系Vチューバー達磨』が名古屋清水口のシアターカフェで公開中だ。 映画『 ...
-
11
-
パク・チャヌク監督の新作は今までとは一味も二味も違う大人の恋慕を描く(映画『別れる決心』)
2月17日から公開の映画『別れる決心』はパク・チャヌク監督の新作だ。今までのイメ ...
-
12
-
映画『みんな生きている ~二つ目の誕生日~』名古屋公開記念舞台挨拶レポート
映画『みんな生きている ~二つ目の誕生日~』の公開記念舞台挨拶が2月12日名演小 ...
-
13
-
孤独や寂しさから解放してくれる「茶飲友達」とは?(映画『茶飲友達』)
2013年に起きた高齢者売春クラブ摘発のニュースに着想を得て生まれた映画『茶飲友 ...
-
14
-
コワモテなの?コワオモテなの?(映画『BAD CITY』名古屋舞台挨拶 小沢仁志さん、小沢和義さんトーク)
映画『BAD CITY』の公開記念舞台挨拶が1月28日、名古屋ミッドランドスクエ ...
-
15
-
第70回CINEX映画塾 映画『ひみつのなっちゃん。』先行公開記念舞台挨拶トークレポート
映画『ひみつのなっちゃん。』愛知・岐阜先行公開記念舞台挨拶が1月8日にCINEX ...
-
16
-
1990年代の釜山を舞台に抗争を描く韓国ノワール。チョン・ウが新たな顔を見せる(映画『野獣の血』)
韓国での劇場公開時に初登場1位を記録するヒットとなったベストセラー作家チョン・ミ ...
-
17
-
ぶつかり合う親子の関係に愛を感じて(映画『世界は僕らに気づかない』)
大阪アジアン映画祭2022コンペティション部門で「来るべき才能賞」受賞 を受賞し ...
-
18
-
映画『ひみつのなっちゃん。』愛知・岐阜舞台挨拶決定!! ロケ地マップも配布スタート
1/6(金)愛知・岐阜先行公開の映画『ひみつのなっちゃん。』の舞台挨拶が決定した ...
-
19
-
人種も国籍も超えて。仲間として共に生きる(映画『ファミリア』)
一族や家族を大事にしてきた歴史がある日本だが、地縁関係は年々薄くなっている。周り ...
-
20
-
香港アクション映画を支えたスタントマンの歴史と真実を語るドキュメンタリー(映画『カンフースタントマン 龍虎武師』)
どうしてこんなに体がしなやかに動き、高く飛んだり、回ったり出来るんだろうと昔の香 ...
-
21
-
心の傷を癒すのは島の人々のあたたかさ(映画『とべない風船』)
広島発。豪雨災害後の瀬戸内海の島を舞台に傷ついた心の癒しと再生を描いた映画『とべ ...
-
22
-
決して器用とは言えないケイコの生き方に共感(映画『ケイコ 目を澄ませて』)
岸井ゆきの。変幻自在の女優である。時にはとてもかわいらしく、時に饒舌で、時には物 ...
-
23
-
おいしい映画祭2022 初日レポート② 映画クラス 内田英治監督×森谷雄プロデューサー
12月2日~4日に渡り名古屋ミッドランドスクエアシネマでおいしい映画祭が開催され ...
-
24
-
アーラ映画祭2022レポート(映画『いとみち』横浜聡子監督トーク)
可児市文化創造センター アーラで毎年行わなれているアーラ映画祭が今年も11月5、 ...
-
25
-
あの日、あの時の私。菜 葉 菜が4人の主人公を演じる短編映画集(映画『ワタシの中の彼女』)
こんなにコロナ禍が長く続くなんて2019年には考えてもいなかった。 2022年の ...
-
26
-
誰もが主役。名もなきエキストラとしての人生とは 監督集団「5月」(関友太郎監督、平瀬謙太朗監督、佐藤雅彦監督)インタビュー(映画『宮松と山下』)
東京藝術大学大学院映像研究科佐藤雅彦研究室を母体とした監督集団「5月」から生まれ ...
-
27
-
おいしい映画祭 12月2日~4日 名古屋ミッドランドスクエアシネマで開催!
2022年12月2日(金)〜4日(日)の3日間、名古屋駅前ミッドランドスクエアシ ...
-
28
-
11/20〜11/26 NAGOYA CINEMA Week2022 with SDGs 開催!
「映画」で心を動かそう 持続可能なまちづくりを目指す名古屋市を舞台に、映画をメイ ...
-
29
-
寺島しのぶ×廣木隆一監督再び。瀬戸内寂聴の半生をモデルにした作品が映画化(映画『あちらにいる鬼』)
瀬戸内寂聴。作家でもあり、たくさんの人たちに僧侶として講話をしてきた彼女は202 ...
-
30
-
近くて遠い。だから苦手。でも母親。(映画『わたしのお母さん』)
切っても切れない関係・親と子。あなたは親のことを好きと言えるだろうか。 11月1 ...
-
31
-
素朴でおいしい。そんな料理を一緒に食べられたら。(映画『土を喰らう十二ヵ月』)
料理研究家の土井善晴さんが映画に挑むことで公開前から話題になった映画『土を喰らう ...
-
32
-
太宰治の名作が再び映画化(映画『鳩のごとく 蛇のごとく 斜陽』)
太宰治。戦後、流星のごとく現れ、数々の傑作小説を生み出し早逝した天才作家である。 ...
-
33
-
キュリー夫人の波瀾の生涯を描く(映画『キュリー夫人 天才科学者の愛と情熱』)
キュリー夫人。キューリ夫人と小さい頃に一度は見間違え、だからこそ逆に名を覚える世 ...
-
34
-
35ミリフィルムで鑑賞後の楽しいトーク(松岡ひとみのシネマコネクション vol.26 映画『しあわせのパン』)
松岡ひとみのシネマコネクション vol.26 映画『しあわせのパン』上映&トーク ...
-
35
-
待ち続けることは信じること(映画『千夜、一夜』)
今の時代の人たちは待ちぼうけをどのくらいまでしているのだろう。スマホで気軽に連絡 ...
-
36
-
仕事も家もお金もない。でも助けてとは言えない(映画『夜明けまでバス停で』)
深夜のバス停。もう明日の朝までバスは来ない。バス停のベンチで旅行に行くかのような ...
-
37
-
第68回CINEX映画塾『木樵』宮﨑政記監督、面家一男さんトークレポート
第68回CINEX映画塾『木樵』が10月1日、岐阜CINEXで開催された。『木樵 ...
-
38
-
MIRAGE THEATRE 来年の上映に向けて 短編作品上映開始
Cafe mirageと岐阜の喫茶星時がコラボして不定期開催中の1日だけのインデ ...
-
39
-
35ミリフィルムで鑑賞後の楽しいトーク(松岡ひとみのシネマコネクション vol.26 映画『しあわせのパン』)
松岡ひとみのシネマコネクション vol.26 映画『しあわせのパン』上映&トーク ...
-
40
-
飛騨の地と共に木樵として生きる(映画『木樵』)
岐阜県飛騨地方は9割が山林に覆われている。この飛騨地方で約50年間、木樵の仕事で ...
-
41
-
舞台「ハリー・ポッターと呪いの子」を観に行ったので、観る前にやっておくといいかもしれないことを書きました
現在、東京 TBS赤坂ACTシアターでは舞台「ハリー・ポッターと呪いの子」をロン ...
-
42
-
第66回CINEX映画塾 映画『島守の塔』五十嵐匠監督 トークレポート
第66回CINEX映画塾が8月28日岐阜CINEXで開催された。上映作品は『島守 ...
-
43
-
あいち国際女性映画祭 映画『でくの空』トークレポート&林家ペーさんインタビュー
名古屋 名演小劇場で9月23日から公開される映画『でくの空』。埼玉県秩父市、寄居 ...
-
44
-
生きるために。狂える人々の終わらない争い(映画『グッバイ・クルエル・ワールド』
とにかくぶっ飛んでいる。まともな奴はほとんどいない。ノリのいいノワールものが久し ...
-
45
-
アーラ映画祭2022 ラインナップ発表!今年は4日間6作品。
岐阜県可児市文化創造センターアーラで開催されるアーラ映画祭2022の全ラインナッ ...
-
46
-
真実を知れば知るほど信じたくない…ありえない(映画『このこは邪悪』)
『嘘を愛する女』、『哀愁しんでれら』か映画化されたオリジナル作品の企画コンテスト ...
-
47
-
映画『掘る女 縄文人の落とし物』名演小劇場トークイベントレポート
映画『掘る女 縄文人の落とし物』公開記念トークイベントが8月21日名古屋 名演小 ...
-
48
-
相手のことをちゃんと想像できるような人になりたい(映画『ぜんぶ、ボクのせい』松本優作監督 インタビュー)
現在公開中の映画『ぜんぶ、ボクのせい』。 母親に会うために児童養護施設を飛び出し ...
-
49
-
スリリングな148のツイート。真実は物語より奇なり。48時間の悪夢を映画化(映画『Zola ゾラ』)
2015年、Twitterに投稿され、大きな話題となったスリリングな148のツイ ...
-
50
-
縄文に魅せられ汗だくになって発掘作業をする「掘る女」に密着したドキュメンタリー(映画『掘る女 縄文人の落とし物』)
昔、考古学に憧れて、真剣にその方面の大学に進学しようと考えたことがある(いろいろ ...
-
51
-
シアターカフェ移転&リニューアルオープン2周年記念開放祭 Aプログラム舞台挨拶レポート
名古屋・清水口のシアターカフェでは移転&リニューアルオープン2周年記念開放祭が今 ...
-
52
-
第64回CINEX映画塾『逆光』須藤蓮監督トークレポート
第64回CINEX映画塾『逆光』が7月16日岐阜CINEXで開催された。監督、主 ...
-
53
-
あいち国際女性映画祭2022 開催決定!今年は31作品上映
あいち国際女性映画祭2022の記者発表が7月27日ウィルあいちで行われ、映画祭の ...
-
54
-
只見線とともに奥会津でみる美しい景色を守るために(映画『霧幻鉄道 只見線を300日撮る男』)
日本のローカル線は赤字路線が多く、毎年存続の危機に瀕しながらその土地で生活する人 ...
-
55
-
コンビニは異世界!?コンビニで起こる不思議な出来事(映画『コンビニエンス・ストーリー』三木聡監督インタビュー)
日本のコンビニエンスストアとはとても便利な店である。値段は定価だが、大体何でも揃 ...
-
56
-
シアターカフェ移転&リニューアルオープン2周年記念開放祭上映作品決定!
名古屋のシアターカフェが大須から清水口に移転、リニューアルオープン2周年を記念し ...
-
57
-
島崎藤村の名作が60年ぶりに映画化 自分らしく生きるとは?(映画『破戒』)
1948年・木下恵介監督、1962年・市川崑監督と名だたる巨匠が映画化してきた、 ...
-
58
-
映画『逆光』須藤蓮監督、脚本家渡辺あやさんインタビュー 岐阜柳ケ瀬 再会から夏祭り×映画という企画が生まれた
名古屋で上映されることはあっても、岐阜の映画館で上映されるミニシアター系の映画は ...
-
59
-
見返りを求める男と恩を仇で返す女。その先にあるもの(映画『神は見返りを求める』)
タイトルを聞いたとき「神は見返りをもとめない」ものじゃないの?と思った。ただ、そ ...
-
60
-
3年ぶり開催!第9回MKE映画祭レポート
第9回MKE映画祭が6月18日岐阜県図書館多目的ホールで開催されました。 3年ぶ ...
-
61
-
生き続けていくことはいけないことか(映画『PLAN 75』)
少子高齢化社会となった日本には様々な問題がある。老老介護、孤独死、虐待という家庭 ...
-
62
-
映画『冬薔薇(ふゆそうび)』伊藤健太郎さん、阪本順治監督登壇名古屋舞台挨拶レポート
映画『冬薔薇(ふゆそうび)』の公開記念舞台挨拶が6月11日名古屋ミッドランドスク ...
-
63
-
女子高生、日本の経済にもの申す!(映画『君たちはまだ長いトンネルの中』なるせゆうせい監督インタビュー)
2019年に発売されネット上で話題を呼んだ漫画「こんなに危ない!? 消費増税」を ...
-
64
-
自身の信念のもとに冤罪を暴く(映画『オフィサー・アンド・スパイ』)
捏造、冤罪。あってはならないのだが、どの時代にも起こる出来事だ。 フランスで起こ ...
-
65
-
木竜麻生さん登壇!メ~テレ映画祭『わたし達はおとな』先行上映舞台挨拶レポート
今年開局60周年を迎える名古屋のテレビ局メ~テレは映画製作にも非常に力を入れてい ...
-
66
-
今も受け継がれる神曲・市船Soul。それは魂がこもる大切な曲(映画『20歳のソウル』)
ある番組の吹奏楽の旅を観る度に号泣している。 私は決して吹奏楽部ではない。コーラ ...
-
67
-
OUTRAGE×現代の若者 名古屋で生きる人達(映画『鋼音色の空の彼方へ』舞台挨拶レポート)
コロナ禍を経て、名古屋発の映画が奇しくも同じ日に2本公開された。一本は先日紹介し ...
-
68
-
僕らの映画はここからはじまったばかり(映画『護り屋「願い」』舞台挨拶レポート)
名古屋発の映画が『護り屋「願い」』が5月20日に公開された。 映画『護り屋「願い ...
-
69
-
人気映画を支えてきた特撮、特殊効果のクリエイター達(映画『クリーチャー・デザイナーズ 特殊効果の魔術師たち』)
映画にはさまざまなジャンルがある。その中でも私たちを日常にはない興奮に誘ってくれ ...
-
70
-
「灰色の家族」という台本(物語)が呼び覚ます忌まわしい記憶 KURAGE CLUB新作『灰色の家族』上映会開催
名古屋の自主映画団体KURAGE CLUBが新作『灰色の家族』の上映を5月22日 ...
-
71
-
撮りたいという強い思いの結晶がいよいよ公開(映画『山歌』)
山の中を漂流して暮らす人々が戦後あたりまでいたことを知ったのは「やすらぎの刻」と ...
-
72
-
第61回CINEX映画塾『ぼけますから、よろしくお願いします ~おかえり、おかあさん』信友直子監督トークレポート
第61回CINEX映画塾『ぼけますから、よろしくお願いします ~おかえり、おかあ ...
-
73
-
『あした、授業参観いくから。』+安田真奈監督ショートフィルム選 シアターカフェ 舞台挨拶レポート
『あした、授業参観いくから。』+安田真奈監督ショートフィルム選 が4月30日から ...
-
74
-
映画『N号棟』公開初日 萩原みのりさん、後藤庸介監督登壇 舞台挨拶レポート
とある地方都市に、かつて霊が出るという噂で有名な団地があった。このとある地方都市 ...
-
75
-
阿部サダヲ×シリアルキラー榛村大和が更なる魅力を生む(映画『死刑にいたる病』白石和彌監督・阿部サダヲさんインタビュー)
白石和彌監督の作品にはいつも心を持っていかれる。 5月6日(金)から公開の新作『 ...
-
76
-
ゴールデンウィークに『あした、授業参観いくから』+安田真奈監督ショートフィルム選 上映 シアターカフェで
安田真奈監督とお会いしたのはあいち国際女性映画祭だった。 『36.8℃ サンジュ ...
-
77
-
『パリ13区』『カモン カモン』モノクロの魅力を知りたい二作品
4月22日(金)公開の作品には偶然にもモノクロ映画が2作品ある。 『ジョーカー』 ...
-
78
-
白石和彌監督、阿部サダヲさん登壇! 映画『死刑にいたる病』名古屋先行上映舞台挨拶レポート
映画『死刑にいたる病』舞台挨拶付き先行上映会が4月16日、名古屋ミッドランドスク ...
-
79
-
第60回CINEX映画塾『Trinity』『truth』堤幸彦監督、広山詞葉さん、生島翔さんトークレポート
第60回CINEX映画塾『Trinity』『truth』が3月27日岐阜CINE ...
-
80
-
映画の街・岐阜が動き出す 映画『逆光』とのコラボで柳ケ瀬が70年代一色になる?! 映画『逆光』試写会 トークレポート
4月4日、岐阜ロイヤル劇場にて映画『逆光』の試写会と須藤蓮監督の舞台挨拶が行われ ...