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第55回CINEX映画塾『由宇子の天秤』春本雄二郎監督トークレポート
2021/11/27
第55回CINEX映画塾『由宇子の天秤』が11月13日、岐阜CINEXで行われた。
春本雄二郎監督のトークをお送りする。(聞き手・岐阜新聞社 後藤さん)
春本雄二郎監督(以下:春本監督)
「本日はご来場いただきましてありがとうございます。先程岐阜駅に到着しました。助監督をしていた時に白川郷でドラマの撮影をしたことがあります。原田知世さんと谷原章介さんの「三つの月」というスペシャルドラマドラマをご存知ですか?(←2015年CBC制作のスペシャルドラマ)。そのドラマの現場を回していたんです。飛騨の方は行ったことがあるんですが、岐阜駅に降りるのは初めてで、是非とも来てみたいなと思いまして。電車から斎藤道三がいたあのすごいお城(岐阜城)が見えて。あんなところによく人間が城を作ったなあと本当にびっくりしました。これだけでも来て良かったなって思ったんですけど、こんなにたくさんのお客様に来ていただき本当に嬉しい気持ちでいっぱいです」
後藤さん
「今おっしゃったドラマというのは北川悦吏子さん脚本のドラマですね」
春本監督
「そうです、そうです」
後藤さん
「春本雄二郎監督は1978年神戸のご出身で日大芸術学部映画学科の卒業ということで、2016年に『かぞくへ』という映画を製作されるまでは助監督としてテレビの時代劇とかをやられていたと」
春本監督
「そうですね。テレビの方が多かったですね。日本大学芸術学部映画学科という映画を勉強できる学校が東京にありまして。2000年に入ったんですけれども2005年から大学に紹介してもらった松竹京都撮影所という京都の太秦にある時代劇の撮影所に行って修行を積んでいました。皆さんがよく知っているあの映画村の方ではないですよ。華やかなものがない、本当に撮影するだけの撮影所の方で。「遠山の金さん」とか「暴れん坊将軍」とか「水戸黄門」とかの明るい方じゃなくて「鬼平犯科帳」とか「必殺シリーズ」とかちょっと暗い時代劇の方です。東映ではなく、松竹にいました」
後藤さん
「皆さんにお渡ししたチラシにもありますが、現在の日本の商業スタイルでは自分の理想とする映画ができないという判断のもと『かぞくへ』を作られたと」
春本監督
「テレビの現場にいたことも大きかったと思うんですが、映画の撮影は京都の方ではほとんどしていないのが現状です。時代劇とか現代劇をやっても土曜ワイド劇場などの2時間ものとかたまに深夜の連続ドラマになるんですよね。そうすると本当に定番のものしか求められてないというか、新しい表現とかに挑戦してはいけない、お客さんが求めているのはいつものやつだからと。まさに映画の中に出てきたことになりますが、「こういうパッケージを求めているから別にお前の独創性なんていらないんだ」みたいなそういうストレスがずっとあって。そういう体制の中で最終的にディレクターみたいな形になったとしても「お前の独創性を求めてないから。こちらが提示する、依頼するパッケージを作ってください」と言われるとなぜそこで映画監督としてやっているのかという意識の問題が沸いて、モチベーションも上がらないので、ここにいたら自分がやりたい表現だったり、訴えたいテーマいうとのは表現できないだろうなと思って、貯めたお金でそれまで一緒に仕事をしてきたスタッフ、キャストに声をかけて映画を作ろう、そういうやり方でやろうと35歳の時に始めました。僕が京都にいたのは27、8歳ぐらいまでなんです。そこから東京に戻ってフリーで8年ぐらい助監督をやりました。35歳になる2014年に、このまま映画を撮らずにいたらずるずる助監督で終わっちゃいそうな気がして。助監督という仕事は食える仕事なんです。ギャラはそこまで悪くない。新人の頃はギャラがめちゃくちゃ悪くて手取り月給13万5000円とかで、朝早くから夜遅くまで撮影したりするので時給に換算すると200円とかになったりするんです。ですが、ランクが上がっていくとなんとひと月50万とか70万とかもらえたりもするので、生活出来てしまうんですね。助監督のまま落ち着いてしまう人は多いです。家族もその頃になると出来ている人もいますし。それが実情です」
後藤さん
「日大に入る前から映画監督になりたかったんですか?」
春本監督
「なりたいというより、映画を作りたかったんです」
後藤さん
「監督ではなく、映画に携われればいいと?」
春本監督
「そういう意味ではなくて、監督というステータスにこだわりがない、映画をつくりたいんですね。映画を作る人を世の人が映画監督と言っているだけなんですよ。たまに映画監督というブランドを着たい方もいます。ただ大事なことはそこに自分の哲学があるかということ。そこが決定的な違いで。そこがなければ映画を撮ったところで消費されていくものしか残らない。お客さんの心には残らないです」
後藤さん
「一作目の『かぞくへ』を私も少し遅れて東京の新文芸坐という名画座で観たんですが、本当に訴えるものが多く、すごく当時の日本を表現している、ストレートでいい映画だなと思ったんですが、そのクオリティで二作目に入られて。期待もあったと思いますが、監督のすごいのは脚本も自ら全部オリジナルで書くというスタンスを続けられていることですね」
春本監督
「先程言ったことに派生する流れになりますが、表現したいことだったり、訴えたいメッセージがあるので映画を作るんです。その目的の達成のためには必要な脚本があって、それを一番理解しているのは自分です。自分で書けることに越したことはないというところがあって、僕は脚本を自分で書くスタイルでやっています。だから『かぞくへ』の時は2014年の年末から2015年のお正月にかけて7日間で撮ったんですけど、その脚本を作ったのは2014年の8月なんです。でもこの『由宇子の天秤』が出来たのは実は2014年の6月なんです。 出来た時に、この映画を皆さんご覧になられて感じたと思うんですが、テーマが人間のある種、業の部分にまで迫るというか、人間の弱さ、ゆらぎについて僕は掘り下げている映画だと自分で自覚してるんですけど、これを初監督の時に扱えるかどうか自信がなかったんです。これを自分がいきなり監督して、思う通りにできなかった時に、納得いかないものができてしまって後悔するなと思って。まずは1回その映画を作る器というか、体制を作ってから自分が今どの程度表現できるかというのを確認してチャレンジしたいなと思ったので、『かぞくへ』という映画の脚本をその後8月に今まで一緒にやってきた俳優部と話し合って、その俳優部の主演をやってくれる方の実話に基づいて脚本を書き起こしました。だから『かぞくへ』という映画はテーマが後付けになってしまったんです。ご覧になられていない方もいるので、その『かぞくへ』はどんな話か説明すると、親のいない養護施設で育った五島列島出身の男の子が同じ養護施設で育った親友を東京に招いて仕事を紹介してあげようとするんですけど、その仕事が実は詐欺だったんです。良かれと思って紹介した仕事なんですけど。それで借金を背負わせてしまって。かたや自分自身はこれからまさに結婚しようとしている最中だったんですね。なのでその結婚費用に貯めていたお金をその親友の借金を返すために費やして、犯人を探すみたいなことをしようとするんですけど、自分が結婚しようとしている女性には認知症を患っているおばあちゃんがいて、自分の花嫁姿を意識がしっかりしている間に見せてあげたいという思いがあったんです。主人公は家族同然に育ってきた親友を優先するか、これから一緒に家族を築く女性の思いを優先するかというギリギリの中で選択を迫られるという話で、東京で現在現代社会を生きる若者たちの家族感、それを描いた作品になっています。『かぞくへ』は運良く東京国際映画祭にノミネートされまして、自分はある程度ここまで出来るなという手ごたえを持つことが出来て、満を持して『由宇子の天秤』をきちんと映画化しようと思いました」
後藤さん
「今回主役の瀧内公美さんも『かぞくへ』を観て次の監督の新作があったら出たいと言われたそうですね。この『由宇子の天秤』のキャスティングはしやすかったですか?」
春本監督
「いや、というわけではないですね。これもまた世知辛い話になってくるんですが、映画を作りたいと監督がまず思うとします。でも映画を作るときにはすごい莫大なお金がかかるんです。何にお金が一番かかるかというと人件費です。大体2時間ものの映画を作ろうとしたら、日本でいうと最低でも3000万は必要になります。適切な、ある程度ゆったりとしたスケジュールで適切な人員、スタッフの数、適切な機材、美術だったり、そういうものを整えようとすると最低でも3000万円ぐらいはかかって1500万円ぐらいは人件費になるんですよ。そう考えるとインデペンデント監督って普通に考えると3000万円なんてとても集められないです。『かぞくへ』はいくらで作ったかというと100万円です」
後藤さん
「え!?そうなんですか!」
春本監督
「これはなぜ作れたかというと、人件費が0円なんです。みんなで映画を作ろうよ、ただこれは仕事じゃないよと。一緒に映画を作るという自由意志のもと集まったみんなで作るような祭りですと。これが劇場公開されるかもしれないし、されないかもしれない。わからないけど、とにかく一緒に作品を作ろう。そういうスタートだったので人件費0円で出来たんですけど、次の作品はそういうシステムにしたくなかったんです。ギャラはきちんと払いたかった。結果これはいくらで作ったかというと1500万円で作ったんですけど、それが本当に低予算でスタッフはギリギリまで減らして。僕なんて他の部署のスタッフを減らしているので、自分の部署のアシスタントも付けられないと思って自分でカチンコを打っていたんです。助監督がいない体制で作っていました。助監督を入れたのは塾のシーンと街頭演説のシーンだけですね。あそこはエキストラさんがたくさんいて、エキストラさんに僕が演技をつけていられないので助っ人で演技をつける助監督さんを呼んだんです」
後藤さん
「そのあたりのことがこの映画のパンフレットに細かく書いてあるんですね」
春本監督
「はい、プロダクションノートに書いてあります。ですから毎日「よーいスタート!」と言いながらカチンコを打って、すぐモニター見てみたいな(笑)」
後藤さん
「てっきり『かぞくへ』の評判のもと、この作品は結構潤沢な予算がある感じで、役者さんもある程度自分で決められて進んでいたのかなと思っていました」
春本監督
「いやいや全然です。キャスティングも大変で。瀧内さんは自分からやりたいと言ってくださったので、ある程度その人件費に関しても事務所さんと相談をしてやってくださったんですが、その他の役者の皆さんはやる気で来てくださっています。ただノーギャラではありません。今回はノーギャラ体制は絶対やめようと。それが商業映画界で適切の相場かというと全然そうではないので、きちっと一歩一歩段階を経て3作目は3000万で最低でも行こうという話をしています。基本的にみんなが正規のギャラ、相場のギャラをもらえている感じまでには持っていこうという話をしながらやっています」
後藤さん
「それも1作目、2作目とステップアップしているからこそのものですよね」
春本監督
「そうですね。だからそれをみんなにも公言しているというか。今は我慢して欲しいと。今はちょっとでも確実に良いものを作って、世界に刺さるものを作って、自分たちの映画が認知されてそれによってお客さんがきちんと足を運んでくださって次も期待してくださるというこの信頼を勝ち得るための動き、まずここが一番大変な時だけど乗り越えたら、僕らの信頼、ブランドが確立した映画が作れるようになるから、俺はその時までやり続けるのでそれまで我慢してくださいという形で皆さんもそれに賛同してくれて一緒にやってくれているという感じです」
後藤さん
「春本監督の熱意というのは、今日のイベントも急に決めて、すぐに岐阜に来ていただいたこともそうなんですが、今日を前にもう一回『由宇子の天秤』を見ておこうと思って、渋谷のユーロスペースに見に行ったところ、監督がいらっしゃって、観客一人一人に挨拶されていたんです。こんなにコミュニケーションを大事にする監督はなかなかいないぞと。しかしこの作品、評判いいですよね?」
春本監督
「評判が良くなった原因というか、そこに関して言うとクオリティとして高い水準を目指して作っていますし、作れたんじゃないかなと手応えはあるんですけど、それ以上に観てくださった皆さんにこの映画の中で訴えている、問いかけている内容が刺さったのではないかなというのが実感です。この映画を作ろうと思ったきっかけが2014年の小学校のいじめ自殺事件から派生した特異な事件を目の当たりにしたことでした。ある小学校のいじめをした、自殺に追い込んでしまった加害者側の少年の父親と全く同姓同名の事件には関係のない人が一般人から間違えられてしまって住所を晒されたり、顔写真を公表されたり、職場を晒されたりして日常生活が一瞬の間に破壊されてしまったというネットニュースを見たんですね。これはすごい怖いことだと思って。想像していただきたいんですが、朝起きた時に職場から「何か君、やったのか」と電話がかかってきて。意味が分からない。聞くとどうやら名前が公表されていて顔も住所も出ている。「君のところの息子さんはいじめをしたのか」といきなり言われる。しかし全く身に覚えがない。「申し訳ないけど会社に来ないでくれるか」と言われる。数日後、「クビだ」と言われるみたいなことになったら恐ろしすぎませんか。だからなぜこんな時代になってしまったんだろうなと。まずそこがきっかけで。調べていくと超情報化社会の中で情報が溢れかえっていて、スマホを一台握れば、誰でも情報発信できてしまい、自分のSNSのタイムラインに10秒たったらもう新しい情報が流れてきてしまって、新しい情報は消えてしまう。その中でメディアという新聞社やテレビやラジオや情報を扱うプロフェッショナルが少しでも自分たちが発信するものに対して注目をしてもらうために本来起こっている事件よりセンセーショナルな見出しにして発信してしまう。「この人こんな悪いことをしました。もっと追及しなければなりません。叩いてもいい」というほどにまで受けとれてしまうぐらいの、「こういう悪いことをしました」という記事をバンっと出してしまうとその記事によって悪いことをしたという行為だけに我々は目がいってしまってそれに対してすごいヘイト感情を想起されてしまう。その起こってしまった行為に対してきっかけだったり、その時の状況だったり、なぜそんなことが起きてしまったのかということに対して目を向けることの方が大事なのにも関わらず、起こってしまったことに対して、物事が改善する方向に議論が発達するのではなくて、こいつは悪いやつだ、ひどい、罰しなさいという、この人はどう罰せられるかということにだけ注目が行ってしまう。これは本当に良くないことだと思っていて、そんな中で我々は白か黒かにジャッジを絶えず迫られてしまうわけですね。肉親だったりもしくは自分自身が何か悪いことをするかもしれない。自分自身も何か状況に迫られて故意ではないにしても間違いを犯してしまうかもしれない。そんな状況の中で二度と立ち上がれないほど叩きのめされてしまう社会で、果たして自分がそうなってしまった時に、真実を明るみに出せるかどうなのか。そのあたりを自分自身に対して踏み絵を迫ってみたいという思いもあってこの映画を作りました」
後藤さん
「映画の中ではテレビというメディアのドキュメンタリーの監督の話でしたが、僕も新聞社にいます。岐阜新聞、岐阜放送は同列の会社なんですが、若い時は岐阜放送のディレクターをやっていたことがあって、テレビも作っていたんですね。新聞にも見出しはありますが、テレビだとこの映画の中にもありましたが、つなぎ方次第で面白くもどういう風にでも、誇張もできるし、映像とコメント、音楽の魔術というのはものすごく危険なものだなあというのは常に思いながら」
春本監督
「映画自身もそうなんですよね」
後藤さん
「その立場で言うと新聞はメディアとしてすごいなと思うのは裏を取るということを何度も何度も重ねていて、SNS のように一発で個人が出した裏も取れていない情報が出回ることは新聞は絶対にないんですよ。そこはやっぱりさすがだなという思いがあります。ただ見出しとして出たものが悪用されて、違う誤解がまた誤解を生むということが今の時代は起こり得る。その基地になる新聞社の報道がどう扱われるかわからないという時代でもあるなと。天秤の置き方というのをメディアはもっと考えなきゃいけないということをこの映画を観て思いましたね。映画はメディアや世間が間違った天秤の置き方をしていた時はそれを正してくれるという作用があって、天秤が揺れた時に、ちゃんと戻すときは戻してくれると思っています。だから今回もこの映画を上映したいと思いました。うちの新聞社の人たちにもたくさん見てもらいたいです」
春本監督
「この映画を作った一番の思いは、メディアのみなさんにもっと大勢に対してものを申して欲しいというか、映画というのはある種、文化芸術の方からの視点で政治的なことに対してメッセージを出していく、映画で表現していくということが一つの使命だと思っていて、そういう哲学を持って僕は映画を作っています。一方でメディアの皆さんというのは由宇子が持っているカメラ、後藤さんでいうとペンで戦えるわけですよね。戦って欲しいんですよね」
後藤さん
「戦い方でいうと、新聞社もテレビも弱くなったな、もの足りないなと思いますね。共同通信さんとかいろんな通信社が日本にはあって、その通信社が代表して取材するというシステムが多くあるものですから、なかなか個別の本来の問題意識を強く持った人の意見がメディアでも反映されてこないとか、そういうシステムがすごく政治や国に便利なように動いているというのはこわいとちょっと思いますね」
春本監督
「そうですね。まさに発表ジャーナリズムになっているんですね。内閣から降りてきた情報を発表しているだけというか」
後藤さん
「そういう怒りを映画で今までも学んできたなと思うんですけども、今の若い子にこういう映画を観てもらって、そういう思いを持ってメディアの世界にいて欲しいんですね。それだけでも大きく違うと思います」
春本監督
「若い人達にこの映画を本当に見てもらいたいなと思っていて、無料で若い学生さん達を呼んだりとかそういうアクションは取っています。この映画で皆さんに問いかけたいことは、人間って弱いものだと僕は思っています。良いこともするし悪いこともする。それが人間だと思っているんです。絶対的に正しい人なんて存在しないと思っていて。真実も百人いれば百人の真実があってこの映画も百人いれば百人の解釈がもちろんある。大事なのはそこからお互いの解釈の違いに気づく、真実の見え方の違いに気づくということが一番大切なのかなと思っていて。この映画でいろんな人たちが何か言ったり行動したりしているんですが、その謎をたくさん残したままにしてあります。これは敢えてそうしています。結末を示してしまうことによって一つしか残らない。そうするとそこからその先のことを、どうしてこの人間はこういうことをしたのかということを想像しなくなってしまうことを僕は一番恐れていて。誰が本当の事を言っていたのか、嘘をついていたのかというのは是非皆さんの中でも意見が分かれるところだと思うので話し合っていただけたらなと思います。なぜ由宇子が父親や富山に対して向けてきたカメラを最後に自分自身に向けたのかということに関してもぜひ皆さんの中で言葉を見つけていただけたらなと思っています」
後藤さん
「私も今日販売されている決定稿のシナリオを買ったんですが、ラストとかちょっと変わっていますよね?」
春本監督
「由宇子がカメラを起動させた後にエンドロールが流れて。そのエンドロールが明けた後に本当はワンシーンあったんです。そのシーンも撮っていて、映像はあるんですけど、それはそれを入れることによって、考えることの邪魔になりそうな気がして由宇子がどうしてそうしたのかというところでお客さんの思いをとどめたかったというのがあったのでそこを外しました。そのシーンはそのシーンでいいシーンが撮れたなと思ったんですけど、泣いて馬謖を斬る思いで切りました。シナリオを読んでいただくとファーストシーンとの関連性が見えると思います」
観客から
「俳優さんたちの間の取り方。少し遅れた感じで返事をしたり、ずっと黙っていたり。指導はされたんでしょうか」
春本監督
「俳優部の呼吸ですね。僕はリハーサルを何回もするんですね。それこそ同じシーンを10回、20回やるんですけど、この映画は14日間で撮っているんですが、リハーサルは10日間かけました。ほぼ全てのシーンをリハーサルしています。ロケーションハンティングをして決めた場所と同じ家具の配置や距離感を公民館のようなところで再現して、その距離感で動いてもらいながら何回もセリフを言ってもらって。それで適切な、自分の中でこれが一番最良だと思える間だったり、役者同士の距離感だったり、声の大きさだったり、トーンだったりそういう細かいところまでかなり決めて。それで実際の現場に入る。現場に入ったらもうよーいスタート。技術部のための確認の作業ですね。役者がここで動いて、ここに座って、ここで喋るよというのは技術部に確認させるわけですね。カメラマンだったり照明、録音がどの場所でどう照明をあてればいいか、マイクを構えればいいか、カメラを構えればいいかというのを見せるために軽く1回テストをしたら、すぐ本番。役者に何度も芝居をさせないということを大切にしています」
観客から
「ファーストシーンのアバンタイトルのところで、川瀬陽太さんが話していて、こっちを向いて、そこでタイトルが出て、座ると今度は瀧内公美さんが出る。あれがすごく謎で。自分なりの解釈はあるんですが、監督に聞きたくて。あれはどういう意味なんでしょうか」
春本監督
「内容に関わることに関しては基本的にあまり意図を喋らないという主義でして。私が意図を話すとそれがすべてになってしまってお客さんが考える楽しみ、想像する楽しみを奪ってしまうのでぜひご想像していただけたらなと思います。どのシーンにも確固たる狙いがあるんですね。この映画も僕は結構ロジック人間なので全ての俳優の行為、カットする時間だったりとかカット点、アングルだったりとか照明だったりとか音もそうですけど狙いがあります。皆さんで想像していただきたいです。答え合わせは観た他の観客の方と話してみてください」
観客から
「プロデューサーが連名で3名いらっしゃいます。CINEX映画塾に以前お越しになった片渕須直監督もいらっしゃるようなんですが、プロデューサーの方々はどのような役割をされているのでしょうか」
春本監督
「簡単にいうと答えは2つです。1つはお金の面です。松島哲也監督と片渕須直監督がそれぞれ少しずつこの作品に対してお金を融資してくださっています。もう1つは脚本を私が書いているときに、この脚本は10回直しているんですが、7稿目から最終稿までに3回打ち合わせをしたと思うんですよ。その時にアドバイスをいくつかいただいているという関わり方をしてくださっています」
後藤さん
「それでは監督から最後に一言お願いいたします」
春本監督
「この映画はもうすぐ3万人のお客さんに観ていただくことになります。それでも3万人。インディペンデントで3万人は相当多い方なんですが、まだまだやっぱり大作映画に比べると、観ていただけていないので、是非岐阜の皆さんにももっともっとこの映画の存在を知っていただきたいですし、もっとこの映画の内容に触れていただいて、今の皆さんの社会に返していただけたらなと思っています。月並みなんですけれども、皆さんのこの映画を観た感想の言葉が隣の方をCINEXさんに足を運ばせる最大の力になりますので是非今日見た感想を言葉にしていただいて、周りの皆さんにお伝えしていただけたらなと思います。ぜひCINEXさんと岐阜新聞映画部さんとともにこの岐阜の映画文化をどんどん大きくして行っていただけたらなと思います。映画や全ての文化芸術が育つことによって国が社会が豊かになっていくんじゃないかなと僕は思っているので堅苦しいですけど、何か大切に皆さんと育てて行けたらと思います。またここに新作で戻ってこれることを楽しみにしていますのでどうぞよろしくお願いいたします」
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ホウ・シャオシェンやジャ・ジャンクーら名匠たちの作品の映画音楽を手掛け、『アグリ ...
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映画祭は夢の時間。そこで起きる出来事も夢と言えるのか(映画『サン・セバスチャンへ、ようこそ』)
ウディ・アレンはとにかく精力的に作品を作る。その勢いは年を重ねても変わることはな ...
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ロイヤル劇場思いやるプロジェクト 35ミリフィルム上映 大林宣彦監督『ふたり』石田ひかりさん、大林千茱萸さんトークレポート
ロイヤル劇場思いやるプロジェクト 35ミリフィルム上映 大林宣彦監督『ふたり』が ...
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第一回各務原映画祭 1月7日開催!短編映画11作品上映。初公開作品も
第一回各務原映画祭が2024年1月7日、岐阜県各務原市のあすかホールで開催される ...
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市子というひとりの人間の存在が刺さる(映画『市子』)
第28回 釜山国際映画祭 ジソク部門に正式出品された『市子』が12月8日(金)よ ...
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2019年インディペンデント映画の大本命として劇場公開された 映画『センターライン』続編『INTERFACE -ペルソナ-』上映が名古屋で決定!!そして『センターライン』配信も!
日本中の映画祭で話題をさらい、2019年のインディペンデント映画の大本命として劇 ...
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スペースオペラ?ヒーローもの?これぞ日本で作る波乱万丈な特撮映画だ!(映画『BY THE WAY-波乱万丈-』)
自身の夢を諦めて、守ろうとした家族との平和な生活が思いもしないことで壊れたら?し ...
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Xのいる世界を通して気づく大事なもの(映画『隣人X -疑惑の彼女-』熊澤尚人監督インタビュー)
12月1日公開の映画『隣人X -疑惑の彼女-』。故郷を追われた惑星難民Xの受け入 ...
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愛知で撮影! 映画『INTERFACE』シネマスコーレ公開初日舞台挨拶レポート
映画『INTERFACE-ペルソナ-』の公開初日舞台挨拶が名古屋・シネマスコーレ ...
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選挙は面白い!候補者の声を聞き、ペンをとる!選挙ライターを通して選挙を知るドキュメンタリーが愛知上陸!(映画『NO 選挙,NO LIFE』)
選挙の面白さを伝えるフリーランスライター・畠山理仁(50)。国政から地方選、海外 ...
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大森南朋×須藤蓮×庄司哲也 ロイヤル劇場思いやるプロジェクト 映画『トレインスポッティング』トークレポート
ロイヤル劇場思いやるプロジェクト 須藤蓮セレクト35ミリフィルム上映『トレインス ...
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映画『ファンファーレ』名古屋舞台挨拶・衣装制作担当:箕浦杏さんトークレポート
映画『ファンファーレ』公開記念舞台挨拶が11月18日名古屋センチュリーシネマで開 ...
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映画『隣人X-疑惑の彼女-』名古屋舞台挨拶付先行上映 上野樹里さん、林遣都さん、熊澤尚人監督トークレポート
12月1日公開の映画『隣人X』舞台挨拶付先行上映が11月16日名古屋ミッドランド ...
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開戦前夜、上海。幕は開くか(映画『サタデー・フィクション』)
2019年第76回ベネチア国際映画祭コンペティション部門に正式出品されたロウ・イ ...
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映画『花腐し』綾野剛さん、荒井晴彦監督インタビュー
11月10日(金)公開、映画『花腐し』。松浦寿輝の原作を荒井晴彦監督が脚色。ピン ...
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松岡ひとみのシネマコレクション 映画『愛にイナズマ』ゲスト:石井裕也監督 レポート
松岡ひとみのシネマコレクション Vol.51 映画『愛にイナズマ』が11月4日ミ ...
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映画『正欲』第36回東京国際映画祭 最優秀監督賞&観客賞ダブル受賞!11月10日(金)いよいよ公開!
岐阜県出身の小説家・朝井リョウによる小説『正欲』を、監督・岸善幸、脚本・港岳彦で ...
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第77回CINEX映画塾『まなみ100%』川北ゆめき監督、青木柚さん、中村守里さんトークレポート
第77回CINEX映画塾『まなみ100%』が10月21日(土)、岐阜CINEXで ...
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映画『月』伏見ミリオン座公開記念 石井裕也監督 舞台挨拶レポート
映画『月』の名古屋公開記念舞台挨拶が10月22日伏見ミリオン座で開催された。石井 ...
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本音を隠さずココロのままに生きていく!(映画『愛にイナズマ』)
『舟を編む』をはじめ、発表する作品がどれも国内外で高く評価されてきた石井裕也監督 ...
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映画『花腐し』名古屋伏見ミリオン座先行上映舞台挨拶レポート
11月10日(金)より全国公開される映画『花腐し』名古屋先行上映が10月24日( ...
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映画『隣人 X -疑惑の彼女-』滋賀ロケ撮影現場レポート
2022年10月から滋賀県で熊澤尚人監督が新作撮影をしているという情報を聞いてい ...
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【愛知・岐阜】2024年劇場公開映画『BISHU〜世界でいちばん優しい服〜』エキストラ募集!
以前現場レポートをお送りした2024年劇場公開映画『BISHU〜世界でいちばん優 ...
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フィンランドの建築家・デザイナー アアルト その仕事の裏に愛する妻がいた(映画『アアルト』
北欧家具は日本でも根強い人気がある。それはおしゃれであることはもちろん、実用性で ...
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映画『SOMEDAYS』名古屋先行上映舞台挨拶レポート
10月6日、映画『SOMEDAYS』の名古屋先行公開を記念してミッドランドスクエ ...
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岐阜の刃物のまち・関市で特撮怪獣映画始動! 映画『怪獣ヤロウ!』製作開始
岐阜県関市を舞台にした映画の製作が決まった。タイトルは『怪獣ヤロウ!』。ご当地怪 ...
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女、突然やってきた男、消えた夫。三人が抱える心の奥底にある思いは……(映画『アンダーカレント』)
映画一本よりなお深い作品だと発表当時評された豊田徹也の漫画「アンダーカレント」が ...
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映画「ぼくらのレシピ図鑑」シリーズ特集上映 大阪・名古屋・神戸で開催決定! 新作『メンドウな人々』他2作品
地域のおいしいもの×地元の高校生×映画をテーマに地元と協力して制作される映画「ぼ ...
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映画『親のお金は誰のもの 法定相続人』三重先行上映舞台挨拶レポート
映画『親のお金は誰のもの 法定相続人』の三重先行上映、舞台挨拶が9月22日三重県 ...
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映画『私はどこから来たのか、何者なのか、どこへ行くのか、そしてあなたは…』名古屋凱旋上映決定!
映画『私はどこから来たのか、何者なのか、どこへ行くのか、そしてあなたは…』が ...
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ロイヤル劇場存続をかけてクラウドファンディング開始! 【ロイヤル劇場】思いやるプロジェクト~ロイヤル、オモイヤル~
岐阜市・柳ケ瀬商店街にあるロイヤル劇場は35ミリフィルム専門映画館として常設上映 ...
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第76回 CINEX映画塾 映画『波紋』 筒井真理子さんトークレポート
第76回CINEX映画塾『波紋』が7月22日に岐阜CINEXで開催された。上映後 ...
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岐阜CINEX 第17回アートサロン『わたしたちの国立西洋美術館 奇跡のコレクションの舞台裏』トークレポート
岐阜CINEX 第17回アートサロン『わたしたちの国立西洋美術館 奇跡のコレクシ ...
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女性監督4人が撮る女性をとりまく今『人形たち~Dear Dolls』×短編『Bird Woman』シアターカフェで上映
名古屋清水口のシアターカフェで9月23日(土)~29日(金)に長編オムニバス映画 ...
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映画『私の大嫌いな弟へ ブラザー&シスター』公開記念 アルノー・デプレシャン監督舞台挨拶付き上映 伏見ミリオン座で開催決定!
世界の映画ファンを熱狂させる名匠アルノー・デプレシャンが新作『私の大嫌いな弟へ ...
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自分の生きる道を探して(映画『バカ塗りの娘』)
「バカ塗りの娘」というタイトルはインパクトがある。気になってバカ塗りの意味を調べ ...
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「シントウカイシネマ聖地化計画」始動!第一弾「BISHU〜世界でいちばん優しい服〜」(仮)愛知県⼀宮市にて撮影決定‼
株式会社フォワードがプロデュースし、東海地方を舞台にした全国公開映画を毎年1本ず ...
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エリザベート40歳。これからどう生きる?(映画『エリザベート1878』)
クレオパトラ、楊貴妃と並んで世界の三大美女として名高いエリザベート皇妃。 彼女の ...
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ポップな映像と音楽の中に見る現代の人の心の闇(映画『#ミトヤマネ』)
ネット社会ならではの職業「インフルエンサー」を生業にする女性を主人公に、ネット社 ...
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豆腐店を営む父娘にやってきた新たな出会い(映画『高野豆腐店の春』)
尾道で小さな豆腐店を営む父と娘を描いた映画『高野(たかの)豆腐店の春』が8月18 ...
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映画『フィリピンパブ嬢の社会学』11/10(金)より名古屋先行公開が決定!海外展開に向けたクラウドファンディングもスタート!
映画『フィリピンパブ嬢の社会学』が 11月10日(金)より、ミッドランドスクエア ...
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『Yokosuka1953』名演小劇場上映会イベントレポート
ドキュメンタリー映画『Yokosuka1953』の上映会が7月29日(土)、30 ...
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海外から届いたメッセージ。66年前の日本をたどる『Yokosuka1953』名古屋上映会開催!
同じ苗字だからといって親戚だとは限らないのは世界中どこでも一緒だ。 「木川洋子を ...
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彼女を外に連れ出したい。そう思いました(映画『658km、陽子の旅』 熊切和嘉監督インタビュー)
42才、東京で一人暮らし。青森県出身の陽子はいとこから24年も関係を断絶していた ...
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第75回CINEX映画塾 『エゴイスト』松永大司監督が登場。7月29日からリバイバル上映決定!
第75回CINEX映画塾 映画『エゴイスト』が開催された。ゲストには松永大司監督 ...
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映画を撮りたい。夢を追う二人を通して伝えたいのは(映画『愛のこむらがえり』髙橋正弥監督、吉橋航也さんインタビュー)
7月15日ミッドランドスクエアシネマにて映画『愛のこむらがえり』の公開記念舞台挨 ...
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あいち国際女性映画祭2023 開催決定!今年は37作品上映
あいち国際女性映画祭2023の記者発表が7月12日ウィルあいちで行われ、映画祭の ...
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映画『愛のこむらがえり』名古屋舞台挨拶レポート 磯山さやかさん、吉橋航也さん、髙橋正弥監督登壇!
7月15日ミッドランドスクエアシネマにて映画『愛のこむらがえり』の公開記念舞台挨 ...
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彼女たちを知ってほしい。その思いを脚本に込めて(映画『遠いところ』名古屋舞台挨拶レポート)
映画『遠いところ』の公開記念舞台挨拶が7月8日伏見ミリオン座で開催された。 あら ...
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観てくれたっていいじゃない! 第10回MKE映画祭レポート
第10回MKE映画祭が7月8日岐阜県図書館多目的ホールで開催された。 今回は13 ...
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京都はファンタジーが受け入れられる場所(映画『1秒先の彼』山下敦弘監督インタビュー)
台湾発の大ヒット映画『1秒先の彼女』が日本の京都でリメイク。しかも男女の設定が反 ...
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映画『老ナルキソス』シネマテーク舞台挨拶レポート
映画『老ナルキソス』の公開記念舞台挨拶が名古屋今池のシネマテークで行われた。 あ ...
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「ジキル&ハイド」。観た後しばらく世界から抜けられない虜になるミュージカル
ミュージカルソングという世界を知り、大好きになった「ジキル&ハイド」とい ...
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『オールド・ボーイ』のチェ・ミンシク久しぶりの映画はワケあり数学者役(映画『不思議の国の数学者』)
映画館でポスターを観て気になった2本の韓国映画。『不思議の国の数学者』と『高速道 ...
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全編IMAX®️認証デジタルカメラで撮影。再現率98% あの火災の裏側(映画『ノートルダム 炎の大聖堂』)
2019年4月15日、ノートルダム大聖堂で、大規模火災が発生した。世界を駆け巡っ ...
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松岡ひとみのシネマコレクション 映画『ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー』 阪元裕吾監督トークレポート
松岡ひとみのシネマコレクション 映画『ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー』が4月1 ...
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映画『サイド バイ サイド』坂口健太郎さん、伊藤ちひろ監督登壇 舞台挨拶付先行上映レポート
映画『サイド バイ サイド』舞台挨拶付先行上映が4月1日名古屋ミッドランドスクエ ...
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第72回CINEX映画塾 映画『雑魚どもよ、大志を抱け!』足立紳監督トークレポート
第72回CINEX映画塾が3月25日岐阜CINEXで開催された。上映作品は岐阜県 ...
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片桐はいりさん来場。センチュリーシネマでもぎり(映画『「もぎりさん」「もぎりさんsession2」上映+もぎり&アフタートークイベント』)
センチュリーシネマ22周年記念企画 『「もぎりさん」「もぎりさんsession2 ...
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カンヌ国際映画祭75周年記念大賞を受賞したダルデンヌ兄弟 新作インタビュー(映画(『トリとロキタ』)
パルムドール大賞と主演女優賞をW受賞した『ロゼッタ』以降、全作品がカンヌのコンペ ...
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アカデミー賞、オスカーは誰に?(松岡ひとみのシネマコレクション『フェイブルマンズ』 ゲストトーク 伊藤さとりさん))
松岡ひとみのシネマコレクション vol.35 『フェイブルマンズ』が3月12日ミ ...
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親子とは。近いからこそ難しい(映画『The Son/息子)』
ヒュー・ジャックマンの新作は3月17日から日本公開される『The Son/息子』 ...
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先の見えない日々を生きる中で寂しさ、孤独を感じる人々。やすらぎはどこにあるのか(映画『茶飲友達』外山文治監督インタビュー)
東京で公開された途端、3週間の間に上映館が42館にまで広がっている映画『茶飲友達 ...
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映画『茶飲友達』名古屋 名演小劇場 公開記念舞台挨拶レポート
映画『茶飲友達』公開記念舞台挨拶が2月25日、名演小劇場で開催された。 外山文治 ...
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第71回 CINEX映画塾 映画『銀平町シネマブルース』小出恵介さん、宇野祥平さんトークレポート
第71回CINEX映画塾『銀平町シネマブルース』が2月17日、岐阜CINEXで開 ...
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名古屋シアターカフェ 映画『極道系Vチューバー達磨』舞台挨拶レポート
映画『極道系Vチューバー達磨』が名古屋清水口のシアターカフェで公開中だ。 映画『 ...
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パク・チャヌク監督の新作は今までとは一味も二味も違う大人の恋慕を描く(映画『別れる決心』)
2月17日から公開の映画『別れる決心』はパク・チャヌク監督の新作だ。今までのイメ ...