Cafemirage

Cafe Mirage--岐阜発 映画・エンタメ情報サイト

カテゴリリンク

netemo3

EntaMirage! Movie 岐阜推し!

日常の中の非日常な恋に落ちて(映画『寝ても覚めても』東出昌大さん、濱口竜介監督インタビュー)

2018/09/11

昔突然消えた恋人とそっくりな男が目の前に現れて自分を好きになってくれたらあなたはどう応えるのだろうか。

同じ顔だからひかれるのか。そんなことはないはずなのに。心は求める。

柴崎友香の原作を前作『ハッピーアワー』でロカルノ国際映画祭、ナント国際映画祭などの主要賞を受賞して世界に名を知らしめた濱口竜介監督が設定を現在に置き換えて製作した映画『寝ても覚めても』。カンヌ国際映画祭で上映された話題作だ。

主演の東出昌大さんと濱口竜介監督が来名。映画製作の意図や思いを聞いた。

原作のイメージを損なわず作品を作る

Q.小説を映画化するにあたり、『原作を敷き写す』という言葉を監督は使われていますが原作を脚本化・映像化する上で気をつけたことはどんなことでしょうか?

濱口監督
「原作を敷き写すというのは精神的なところが強いです。原作が長編小説で300ページぐらいありますが、脚本はそれに比べるとテキスト量が少なくなります。それを一体どう圧縮するかというところであくまで精神的にここは外せないというところを外さないということをしました。まず人物はどんな設定にするか。麦と麦にそっくりな亮平がいて、その間で朝子の心が揺れるという大まかな枠組みとラストの展開を驚きながら納得しながら読んだのでその感覚は絶対になくしてはいけないと思いました。それと荒唐無稽な要素、同じ顔をした人間が二人いるという設定を現代でやるのは難しいと元から思っていて。興味のある題材なんですが現代でやるとなかなかリアリティがないかもと。ただ柴崎さんの小説自体は基本的に日常的なそこにあるものを描いていて、我々の生活と地続きなものを描いている文体と言うかタッチと言うか日常的でリアルなものと荒唐無稽なものを同居させるその物語の進め方自体を敷き写すというか真似をするというか受け継ぐように心がけました」

Q.原作は見るものを全部描写する視覚的な小説だと感じています。映像は元々視覚的なものですが、映像による視覚化をする上で気をつけたことはありますか?

濱口監督
「柴崎さんの小説を読むきっかけとなったのがその視覚的な文体にひかれたということだと思います。自分が映画を撮るようになってから読むようになったので。凄く肌馴染みがいい懐かしい感じがするんです。ファインダーを覗いているときの感覚に似ています。本当に見た通りに書く。それが面白くて自分に合うなと読者として思っていました。でもそれを本当に映画にするとなるとむしろ視覚的なイメージから離れないといけないなと。原作の始まりなんかすごく視覚的に書かれていて素敵なんですよね。高層階から大阪の街を見下ろすというところから始まるんです。プロデューサーも「このイメージ映像的でいいよね。」と話していたんですがこれをイメージそのままやってしまうと案外原作の小説に勝てないというか。小説のイメージをより少なく終わってしまうというか。小説の文章をそのまま再現するようなことはしないと決めていました。あくまで映画の描き方、あくまで映画の話の運び方によって先程言ったような核の部分を原作を読んだときと同じような、この場合観客の精神状態まで持っていくというか、あの時凄く驚きながらページをめくっていたような感覚と同じような精神状態を今度は映画で作っていくということに気を付けていました」

重要だったキャスティング

Q.その世界観を失わないようにキャスティングもされたんでしょうか。

濱口監督
「麦と亮平、朝子というのは一番キャスティングでは大事なところでそれを誰がやるかで映画が成功するか失敗するか決まると思うんですが、この麦と亮平の二面性というか違いを一体誰が自然に表現できるんだろうかと考えたときに一番に浮かんだのが東出昌大さんでした。東出さんにお願いして受けていただいてそこから企画が進み始めました。2014年の終わりなので3、4年前から始まったことになります。そこから朝子が演じられるのは誰なんだろうと。特に終盤の展開に凄く驚くんだけど朝子はこういう人だったということを映画の終盤までキープ出来るようなまっすぐな人を探していてオーディションで最終的に選んだのが唐田えりかさん。映画は初主演でした」

Q.今回2役ですが麦と亮平それぞれどんなキャラクターと解釈して自分でどういう風に演じようと思ったんでしょうか?

東出さん
「原作を読んだのは4年前だったんですがその時の麦の印象が凄くセンセーショナルでした。突拍子のないことをする、目の前に誰か来たから何の遠慮もなく排除するというあたりが爬虫類的で、ふっと現れてすっと消える。人間だったらいつかいなくなりそうな、そしてまた帰ってきても不思議じゃない超人的な存在だと思いました。亮平は原作の印象とは台本になった時に僕は印象が変わったんです。震災が描かれたことで朝子との私生活が映画で見えたことが大きかったかもしれないと思うんですが、優しいですよね。優しいですけどある意味では人に強く出られないところからくる優しさや包容力が強さにも見えるんです。好青年だなと感じていました」

Q.麦に関して理解できないところもあると思いますがそれは演じる上でも難しかったですか?

東出さん
「演じやすかったとはならないですがとにかく変わった奴だなあとは思いました(笑)。本当に地球外生命体のように全く未知の人間かと思いきや、原作でも映画でもそうなんですが麦の人間性をわかっている人間を味方につけている。不思議でしたね。この仕事をやっているとどう見られているのかというのを少なからず意識するんですが、この劇中の麦もどう見られているかをわかっている。不思議だなと思いましたね」

Q.麦と亮平の演じ分けはどのようにされたんでしょうか?極端な差をつけたわけではないと思いますがしっかりと別人でした。

東出さん
「演じ分けをしようと思ったんです。原作にも容姿の違いがありましたし、使う言葉も違う。生まれも育ちも違うから声音も違うんだろうなと思って。高い声なのか低い声なのかとかの差異をつけようかなと。「作為的なお芝居をするとそれにしかならない、お芝居をしているという風にしかならない。だから東出さんという楽器から素直に声が、このセリフが出てこればそれぞれに見える」と映画撮影の前にあったワークショップの始めごろに監督がおっしゃっていました。そこで考え方を切り替えて1つの作品中に2つを演じ分けるのではなくて今までの自分の出演作を振り返っても2つとして同じ役はなかったので、それと同じように偶然監督とキャストとタイトルは同じだけど同時期に2本の作品を撮っているかのようなそれぞれ全く違う役、作品だと思って現場で過ごしていったら違いが出たというようなことだったと思います」

netemo4

キャストの素が見えるような演技を求めて

Q.ワークショップの期間はどれくらいでどんな感じだったんでしょうか?役作りにどう役立ちましたか?

東出さん
「他の作品に比べたら圧倒的に多いんですけれども濱口監督が以前撮られた『ハッピーアワー』はワークショップで作られたんです。1年半でしたっけ?」

濱口監督
「あれはワークショップは半年、撮影は8ヶ月ぐらいですね。今回は東出さんは他の映画作品の撮影に入っていたのでトータルで1週間ぐらいでした」

東出さん
「その『ハッピーアワー』の本を読んでいたのでワークショップはもっとやりたいと思いましたし、短いワークショップでもみんな今回はカメラ前に立った経験がある人達だったので、そのまま撮影に飛び込もうと。飛び込むのも楽しみでした」

濱口監督
「ワークショップの内容は大きく分けて2つあって1つは本読みなんです。ひたすらニュアンスを抜いて読む。棒読みするというとちょっと違ってきてしまうんですが、セリフをフラットに読む。文字面をただ読み上げる。感情的なニュアンスをこめないで読み上げるその練習期間みたいな感じで現場でも続けていました。これが柱としてあって、もう1つはサブテキストを書いていて。これは登場人物の過去の関係性を書いたものなんですがキャラクターが仮にインタビューに答えたらこう答えるんじゃないかとかそういうしゃべり言葉の情報を渡して役の情報を増やしてもらった上で役者同士で架空のキャラクターを演じながらインタビューし合ってもらったりする。ワークショップを役者とキャラクターが馴染む時間として充てていました。役者さんはあくまでそれぞれの目的のためにやっているんです。東出さんと唐田さんは全く初対面のところから始まっているんですが、どれだけ役に立つかわからないものを二人でやっている。そのあやふやなものを二人と他の20代のキャストも参加してやっていただいて。結果として役者さん達が時間を重ねていくことでそれぞれのパーソナリティもわかるし、幸運なことにそれぞれの魅力に気づいていくというか。人間としての信頼関係がどんどん生まれていった感じがあって。それがそのまま撮影に持ち込まれたという印象です。その信頼関係が一番の基盤になって役者さん同士の演技があくまで相互の反応としてセリフを言い合ったり演技をし合ったりしているという支え合っているような関係性が生まれた気がします」

東出さん
「何十回、シーンによっては百何十回とニュアンスを抜いて本読みを繰り返すことによって監督は目を瞑って聞いてらっしゃって「今の声はいいです。今の声よりさっきの声がいいです」と言われるんです。今もさっきもニュアンスを抜いてやってる。やっていることは変わらないはずなのにいい声悪い声というのが監督の中にあるんだというのが、新しいことを言われているなと思いました。「相手のお腹の中に垂れた鈴を鳴らすように今度は言ってみてください」とか。「今のいい声ですね」と言われて今のと前のはどう違うのか。体の力が抜けていたからかなと思って体の力を抜いてやると「東出さん、大丈夫ですか?疲れてないですか?」って監督に言われて(笑)。色々試行錯誤を繰り返しました」

濱口監督
「単純に相手のお腹の中に鈴が垂れていると思って、自分がそれを鳴らしているイメージを持って読んでみてくださいと。それに正解はないんですがそう言って読んでもらうと自分が理想と感じている発声をしてもらえるんですね。多分なにがしか自分のお腹を意識するからだと思うんですが。自分が好きな声が出てくるというか。ちょっと密度がある声が出てくるのでその声が聞こえてくるとそれがセリフの入って来やすい声になっているのでそれでお願いしました」

Q.映画の中に震災のエピソードが取り入れられた意図は何だったんでしょうか。

濱口監督
「共同脚本の田中幸子さんが初稿の時に書いてこられたんですね。もちろんそれはこっちのオーダーがあったからなんですが。原作は1999年から2008年ぐらいの話でそれは麦、亮平、朝子の物語なんですが一方で社会的なことが書かれているんです。アメリカの9.11とか今の我々はあまり意識していないけど確かにあった地震とかが書き込まれていたりして。先程の敷き写しの話ではないですが、現在に置き換えて踏襲してほしいと田中さんにお願いしてオーダー通りにあがってきたんです。オーダーした時点で震災を扱うことになるだろうなとはなんとなく思っていたんですが、正面から扱うとはあんまり思っていなかったです。自分が書き直していいというフェーズになった時にもそこは変えられない。実際あったことだし、田中さんはオーダーに対して結構100%の形で物語に必要な要素として入れていてこれを消すのはおかしいと思ったというのが一番の理由です。僕としては東北でドキュメンタリーを撮った経験もあって顔が浮かぶ人達もいるので、その人達に見せて恥ずかしくないようなものにしなきゃいけないということで映画の中で一つの背景とかアイテムという意味ではなくもうちょっと映画の本編に重なってくるように東北にボランティアにいく描写を加えたり、物語の非常に重要な場面で東北に向かってもらったりとかそういうことは最終的に入れ直したりしました」

Q.芝居とは感じない自然な演技がある作品の中に演劇のシーンや芝居をやっている友人の設定を残しているのには意味はありますか?

濱口監督
「山下リオさん演じるマヤさんが女優をしているのは原作通りなんですよ。それが素直に脚本に入っています。脚本を通じて役者さん達に何かメッセージを送ったのか送らなかったのか(笑)。自己言及的になるので難しいところではあるんですが、結構そういうことを過去作でもやって来たのでやってもマイナスにはならないというのがまずありました。あのシーンで重要なのは話しているのは瀬戸康史さん演じる串橋とマヤなんですがその事で何か影響を受けて感じているのは亮平と朝子なんですよね。なのでこの時間の中で朝子が発言し、亮平はそれを聞いて朝子の人間性を理解し、亮平が話すのを朝子が聞いて朝子が亮平の人間性を理解する。二人の精神的な距離がちょっと近づくというところなんです。このマヤと串橋が真剣に話せる話題がどうしても必要になるということで危ういなと思いながらそういう設定で書きました。人が真剣に話せることってそんなに多くないのでキャラクターによって大事なことということで演技の話になりました」

Q.音楽が日常と非日常を表現していたと思いますが

濱口監督
「それはtofubeatsさんのお力ですね。こっちが音楽的な言葉を全然持っていないのでとても曖昧なことを言ってオーダーしたものに対してtofubeatsさんが「こういうことですか?」と的確な答えを返してくれた感じがあります。それぞれの場面で落ち着いた日常を表現するような曲や何か不穏なことが起こりそうな曲やその間にある曲をtofubeatsさんが繊細に作ってくださって日常とも非日常ともつかないこの映画の雰囲気というのが生まれていると思います」

Q.作品を作る上でこれだけはとこだわったものはありますか?

濱口監督
「役者さん。キャスティングもそうですし、言ってもらうセリフということもそうですし。演技なんですけど、役者さんその人自身の魅力が出てきたときに一番芝居は良くなるという思いがあります。役者さんが自分自身を表現するということは非常に難しいことで、役者さんが邪念なく出来るような環境を作る。時間の制限があるので非常に難しいですが、それを一緒にやってくれるスタッフがいたのでそこを考えていました」

東出さん
「毎日悔いのないような日々を過ごしていました。帰り道に「ああ今日もよかった」って。「ああやれば良かった、こうやれば良かった」って思うこともあるんです。今でもあるんですけど『寝ても覚めても』の現場では思わなくはないけど「これでいいんだ」って。自分に対してそこは譲らなかったです。それだけ毎日120%だったんだと思います」

左:東出昌大さん 右:濱口竜介監督

左:東出昌大さん 右:濱口竜介監督

 

ラストの展開は観る人の恋愛観で反応が大きく異なることが予想できる。
そしてラストカットの先にあるものとは?
エンドロールとともに流れてくるtofubeatsの歌の歌詞もしっかり聴いてほしい。

『寝ても覚めても』http://www.netemosametemo.jp

出演: 東出昌大 唐田えりか 瀬戸康史
山下リオ 伊藤沙莉 渡辺大知(黒猫チェルシー)
/仲本工事/田中美佐子
監督: 濱口竜介
脚本: 田中幸子、濱口竜介
原作:「寝ても覚めても」柴崎友香(河出書房新社刊)
音楽: tofubeats
主題歌:tofubeats「River」(unBORDE/ワーナーミュージック・ジャパン)

9月1日(土)よりテアトル新宿他で全国順次公開。
東海地区ではミッドランドスクエアシネマ、TOHOシネマズ(名古屋ベイシティ、モレラ岐阜)、MOVIX三好、ユナイテッド・シネマ豊橋18、イオンシネマ(長久手、岡崎、常滑、桑名)、伊勢進富座で公開。公開スケジュールは公式ホームページ参照。

-EntaMirage!, Movie, 岐阜推し!
-

おすすめの記事はこれ!

zakodomo1 1
第72回CINEX映画塾 映画『雑魚どもよ、大志を抱け!』足立紳監督トークレポート

第72回CINEX映画塾が3月25日岐阜CINEXで開催された。上映作品は岐阜県 ...

mogiri1 2
片桐はいりさん来場。センチュリーシネマでもぎり(映画『「もぎりさん」「もぎりさんsession2」上映+もぎり&アフタートークイベント』)

センチュリーシネマ22周年記念企画 『「もぎりさん」「もぎりさんsession2 ...

©2023「ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー」製作委員会 3
前作よりゆるさもアクションもパワーアップ!ちさとまひろをゆうりとまことが狙う!(映画『ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー』)

普段はゆるゆるな元女子高生、仕事となるとスゴ腕の殺し屋コンビ・ちさととまひろ。 ...

PSX_20230319_165037 4
カンヌ国際映画祭75周年記念大賞を受賞したダルデンヌ兄弟 新作インタビュー(映画(『トリとロキタ』)

パルムドール大賞と主演女優賞をW受賞した『ロゼッタ』以降、全作品がカンヌのコンペ ...

feibru 5
アカデミー賞、オスカーは誰に?(松岡ひとみのシネマコレクション『フェイブルマンズ』 ゲストトーク 伊藤さとりさん))

松岡ひとみのシネマコレクション vol.35 『フェイブルマンズ』が3月12日ミ ...

son 6
親子とは。近いからこそ難しい(映画『The Son/息子)』

ヒュー・ジャックマンの新作は3月17日から日本公開される『The Son/息子』 ...

tyanomi1 7
先の見えない日々を生きる中で寂しさ、孤独を感じる人々。やすらぎはどこにあるのか(映画『茶飲友達』外山文治監督インタビュー)

東京で公開された途端、3週間の間に上映館が42館にまで広がっている映画『茶飲友達 ...

tyanomi5 8
映画『茶飲友達』名古屋 名演小劇場 公開記念舞台挨拶レポート

映画『茶飲友達』公開記念舞台挨拶が2月25日、名演小劇場で開催された。 外山文治 ...

ginpei8 9
第71回 CINEX映画塾 映画『銀平町シネマブルース』小出恵介さん、宇野祥平さんトークレポート

第71回CINEX映画塾『銀平町シネマブルース』が2月17日、岐阜CINEXで開 ...

gokudaru7 10
名古屋シアターカフェ 映画『極道系Vチューバー達磨』舞台挨拶レポート

映画『極道系Vチューバー達磨』が名古屋清水口のシアターカフェで公開中だ。 映画『 ...

wakareru 11
パク・チャヌク監督の新作は今までとは一味も二味も違う大人の恋慕を描く(映画『別れる決心』)

2月17日から公開の映画『別れる決心』はパク・チャヌク監督の新作だ。今までのイメ ...

miniki1 12
映画『みんな生きている ~二つ目の誕生日~』名古屋公開記念舞台挨拶レポート

映画『みんな生きている ~二つ目の誕生日~』の公開記念舞台挨拶が2月12日名演小 ...

tyanomi1 13
孤独や寂しさから解放してくれる「茶飲友達」とは?(映画『茶飲友達』)

2013年に起きた高齢者売春クラブ摘発のニュースに着想を得て生まれた映画『茶飲友 ...

badcity11 14
コワモテなの?コワオモテなの?(映画『BAD CITY』名古屋舞台挨拶 小沢仁志さん、小沢和義さんトーク)

映画『BAD CITY』の公開記念舞台挨拶が1月28日、名古屋ミッドランドスクエ ...

himitsu_main 15
第70回CINEX映画塾 映画『ひみつのなっちゃん。』先行公開記念舞台挨拶トークレポート

映画『ひみつのなっちゃん。』愛知・岐阜先行公開記念舞台挨拶が1月8日にCINEX ...

yajyu1 16
1990年代の釜山を舞台に抗争を描く韓国ノワール。チョン・ウが新たな顔を見せる(映画『野獣の血』)

韓国での劇場公開時に初登場1位を記録するヒットとなったベストセラー作家チョン・ミ ...

Sekaboku1 17
ぶつかり合う親子の関係に愛を感じて(映画『世界は僕らに気づかない』)

大阪アジアン映画祭2022コンペティション部門で「来るべき才能賞」受賞 を受賞し ...

PSX_20221230_171442 18
映画『ひみつのなっちゃん。』愛知・岐阜舞台挨拶決定!! ロケ地マップも配布スタート

1/6(金)愛知・岐阜先行公開の映画『ひみつのなっちゃん。』の舞台挨拶が決定した ...

famiria1 19
人種も国籍も超えて。仲間として共に生きる(映画『ファミリア』)

一族や家族を大事にしてきた歴史がある日本だが、地縁関係は年々薄くなっている。周り ...

kanfu1 20
香港アクション映画を支えたスタントマンの歴史と真実を語るドキュメンタリー(映画『カンフースタントマン 龍虎武師』)

どうしてこんなに体がしなやかに動き、高く飛んだり、回ったり出来るんだろうと昔の香 ...

tobenai3 21
心の傷を癒すのは島の人々のあたたかさ(映画『とべない風船』)

広島発。豪雨災害後の瀬戸内海の島を舞台に傷ついた心の癒しと再生を描いた映画『とべ ...

keiko1 22
決して器用とは言えないケイコの生き方に共感(映画『ケイコ 目を澄ませて』)

岸井ゆきの。変幻自在の女優である。時にはとてもかわいらしく、時に饒舌で、時には物 ...

oishii6 23
おいしい映画祭2022 初日レポート② 映画クラス 内田英治監督×森谷雄プロデューサー

12月2日~4日に渡り名古屋ミッドランドスクエアシネマでおいしい映画祭が開催され ...

ala2022_5 24
アーラ映画祭2022レポート(映画『いとみち』横浜聡子監督トーク)

可児市文化創造センター アーラで毎年行わなれているアーラ映画祭が今年も11月5、 ...

watakano4 25
あの日、あの時の私。菜 葉 菜が4人の主人公を演じる短編映画集(映画『ワタシの中の彼女』)

こんなにコロナ禍が長く続くなんて2019年には考えてもいなかった。 2022年の ...

★IMG_0238 26
誰もが主役。名もなきエキストラとしての人生とは 監督集団「5月」(関友太郎監督、平瀬謙太朗監督、佐藤雅彦監督)インタビュー(映画『宮松と山下』)

東京藝術大学大学院映像研究科佐藤雅彦研究室を母体とした監督集団「5月」から生まれ ...

oishii 27
おいしい映画祭 12月2日~4日 名古屋ミッドランドスクエアシネマで開催!

2022年12月2日(金)〜4日(日)の3日間、名古屋駅前ミッドランドスクエアシ ...

Print 28
11/20〜11/26 NAGOYA CINEMA Week2022 with SDGs 開催!

「映画」で心を動かそう 持続可能なまちづくりを目指す名古屋市を舞台に、映画をメイ ...

achira 29
寺島しのぶ×廣木隆一監督再び。瀬戸内寂聴の半生をモデルにした作品が映画化(映画『あちらにいる鬼』)

瀬戸内寂聴。作家でもあり、たくさんの人たちに僧侶として講話をしてきた彼女は202 ...

watashi 30
近くて遠い。だから苦手。でも母親。(映画『わたしのお母さん』)

切っても切れない関係・親と子。あなたは親のことを好きと言えるだろうか。 11月1 ...

tsuchi2 31
素朴でおいしい。そんな料理を一緒に食べられたら。(映画『土を喰らう十二ヵ月』)

料理研究家の土井善晴さんが映画に挑むことで公開前から話題になった映画『土を喰らう ...

syayou1 32
太宰治の名作が再び映画化(映画『鳩のごとく 蛇のごとく 斜陽』)

太宰治。戦後、流星のごとく現れ、数々の傑作小説を生み出し早逝した天才作家である。 ...

kyuri1 33
キュリー夫人の波瀾の生涯を描く(映画『キュリー夫人 天才科学者の愛と情熱』)

キュリー夫人。キューリ夫人と小さい頃に一度は見間違え、だからこそ逆に名を覚える世 ...

PSX_20220930_230718 34
35ミリフィルムで鑑賞後の楽しいトーク(松岡ひとみのシネマコネクション vol.26 映画『しあわせのパン』)

松岡ひとみのシネマコネクション vol.26 映画『しあわせのパン』上映&トーク ...

main 35
待ち続けることは信じること(映画『千夜、一夜』)

今の時代の人たちは待ちぼうけをどのくらいまでしているのだろう。スマホで気軽に連絡 ...

yoakemade5 36
仕事も家もお金もない。でも助けてとは言えない(映画『夜明けまでバス停で』)

深夜のバス停。もう明日の朝までバスは来ない。バス停のベンチで旅行に行くかのような ...

kikori1 37
第68回CINEX映画塾『木樵』宮﨑政記監督、面家一男さんトークレポート 

第68回CINEX映画塾『木樵』が10月1日、岐阜CINEXで開催された。『木樵 ...

koubo_ 38
MIRAGE THEATRE 来年の上映に向けて 短編作品上映開始

Cafe mirageと岐阜の喫茶星時がコラボして不定期開催中の1日だけのインデ ...

PSX_20220930_230718 39
35ミリフィルムで鑑賞後の楽しいトーク(松岡ひとみのシネマコネクション vol.26 映画『しあわせのパン』)

松岡ひとみのシネマコネクション vol.26 映画『しあわせのパン』上映&トーク ...

ポスター01 40
飛騨の地と共に木樵として生きる(映画『木樵』)

岐阜県飛騨地方は9割が山林に覆われている。この飛騨地方で約50年間、木樵の仕事で ...

IMG_20220916_162130 41
舞台「ハリー・ポッターと呪いの子」を観に行ったので、観る前にやっておくといいかもしれないことを書きました

現在、東京 TBS赤坂ACTシアターでは舞台「ハリー・ポッターと呪いの子」をロン ...

20220828170445_IMG_4777_ 42
第66回CINEX映画塾 映画『島守の塔』五十嵐匠監督 トークレポート

第66回CINEX映画塾が8月28日岐阜CINEXで開催された。上映作品は『島守 ...

deku1 43
あいち国際女性映画祭 映画『でくの空』トークレポート&林家ペーさんインタビュー

名古屋 名演小劇場で9月23日から公開される映画『でくの空』。埼玉県秩父市、寄居 ...

0714_GCW_B1poster_outline 44
生きるために。狂える人々の終わらない争い(映画『グッバイ・クルエル・ワールド』

とにかくぶっ飛んでいる。まともな奴はほとんどいない。ノリのいいノワールものが久し ...

ala2022 45
アーラ映画祭2022 ラインナップ発表!今年は4日間6作品。

岐阜県可児市文化創造センターアーラで開催されるアーラ映画祭2022の全ラインナッ ...

配給:ハピネットファントム・スタジオ © 2022「この子は邪悪」製作委員会 46
真実を知れば知るほど信じたくない…ありえない(映画『このこは邪悪』)

『嘘を愛する女』、『哀愁しんでれら』か映画化されたオリジナル作品の企画コンテスト ...

horuonna9 47
映画『掘る女  縄文人の落とし物』名演小劇場トークイベントレポート

映画『掘る女 縄文人の落とし物』公開記念トークイベントが8月21日名古屋 名演小 ...

zenbubokuno3 48
相手のことをちゃんと想像できるような人になりたい(映画『ぜんぶ、ボクのせい』松本優作監督 インタビュー)

現在公開中の映画『ぜんぶ、ボクのせい』。 母親に会うために児童養護施設を飛び出し ...

49
スリリングな148のツイート。真実は物語より奇なり。48時間の悪夢を映画化(映画『Zola ゾラ』)

2015年、Twitterに投稿され、大きな話題となったスリリングな148のツイ ...

horuonna1 50
縄文に魅せられ汗だくになって発掘作業をする「掘る女」に密着したドキュメンタリー(映画『掘る女 縄文人の落とし物』)

昔、考古学に憧れて、真剣にその方面の大学に進学しようと考えたことがある(いろいろ ...

theater2022_2 51
シアターカフェ移転&リニューアルオープン2周年記念開放祭 Aプログラム舞台挨拶レポート

名古屋・清水口のシアターカフェでは移転&リニューアルオープン2周年記念開放祭が今 ...

gyakkou3 52
第64回CINEX映画塾『逆光』須藤蓮監督トークレポート

第64回CINEX映画塾『逆光』が7月16日岐阜CINEXで開催された。監督、主 ...

IMG_20220727_134705 53
あいち国際女性映画祭2022 開催決定!今年は31作品上映

あいち国際女性映画祭2022の記者発表が7月27日ウィルあいちで行われ、映画祭の ...

mugen1 54
只見線とともに奥会津でみる美しい景色を守るために(映画『霧幻鉄道 只見線を300日撮る男』)

日本のローカル線は赤字路線が多く、毎年存続の危機に瀕しながらその土地で生活する人 ...

CVS4 55
コンビニは異世界!?コンビニで起こる不思議な出来事(映画『コンビニエンス・ストーリー』三木聡監督インタビュー)

日本のコンビニエンスストアとはとても便利な店である。値段は定価だが、大体何でも揃 ...

theaterC6 56
シアターカフェ移転&リニューアルオープン2周年記念開放祭上映作品決定!

名古屋のシアターカフェが大須から清水口に移転、リニューアルオープン2周年を記念し ...

hakai_main_B2poster 57
島崎藤村の名作が60年ぶりに映画化 自分らしく生きるとは?(映画『破戒』)

1948年・木下恵介監督、1962年・市川崑監督と名だたる巨匠が映画化してきた、 ...

IMG_20220705_185811_573 58
映画『逆光』須藤蓮監督、脚本家渡辺あやさんインタビュー 岐阜柳ケ瀬 再会から夏祭り×映画という企画が生まれた 

名古屋で上映されることはあっても、岐阜の映画館で上映されるミニシアター系の映画は ...

mikaeri1 59
見返りを求める男と恩を仇で返す女。その先にあるもの(映画『神は見返りを求める』)

タイトルを聞いたとき「神は見返りをもとめない」ものじゃないの?と思った。ただ、そ ...

MKE2022_24 60
3年ぶり開催!第9回MKE映画祭レポート

第9回MKE映画祭が6月18日岐阜県図書館多目的ホールで開催されました。 3年ぶ ...

PLAN75_1 61
生き続けていくことはいけないことか(映画『PLAN 75』)

少子高齢化社会となった日本には様々な問題がある。老老介護、孤独死、虐待という家庭 ...

huyusoubi9 62
映画『冬薔薇(ふゆそうび)』伊藤健太郎さん、阪本順治監督登壇名古屋舞台挨拶レポート

映画『冬薔薇(ふゆそうび)』の公開記念舞台挨拶が6月11日名古屋ミッドランドスク ...

kimiton 63
女子高生、日本の経済にもの申す!(映画『君たちはまだ長いトンネルの中』なるせゆうせい監督インタビュー)

2019年に発売されネット上で話題を呼んだ漫画「こんなに危ない!? 消費増税」を ...

officer1 64
自身の信念のもとに冤罪を暴く(映画『オフィサー・アンド・スパイ』)

捏造、冤罪。あってはならないのだが、どの時代にも起こる出来事だ。 フランスで起こ ...

otona_4 65
木竜麻生さん登壇!メ~テレ映画祭『わたし達はおとな』先行上映舞台挨拶レポート

今年開局60周年を迎える名古屋のテレビ局メ~テレは映画製作にも非常に力を入れてい ...

20soul1 66
今も受け継がれる神曲・市船Soul。それは魂がこもる大切な曲(映画『20歳のソウル』)

ある番組の吹奏楽の旅を観る度に号泣している。 私は決して吹奏楽部ではない。コーラ ...

haganeiro9 67
OUTRAGE×現代の若者 名古屋で生きる人達(映画『鋼音色の空の彼方へ』舞台挨拶レポート)

コロナ禍を経て、名古屋発の映画が奇しくも同じ日に2本公開された。一本は先日紹介し ...

mamoriya8 68
僕らの映画はここからはじまったばかり(映画『護り屋「願い」』舞台挨拶レポート)

名古屋発の映画が『護り屋「願い」』が5月20日に公開された。 映画『護り屋「願い ...

creatures 69
人気映画を支えてきた特撮、特殊効果のクリエイター達(映画『クリーチャー・デザイナーズ 特殊効果の魔術師たち』)

映画にはさまざまなジャンルがある。その中でも私たちを日常にはない興奮に誘ってくれ ...

received_2215697365258741 70
「灰色の家族」という台本(物語)が呼び覚ます忌まわしい記憶 KURAGE CLUB新作『灰色の家族』上映会開催

名古屋の自主映画団体KURAGE CLUBが新作『灰色の家族』の上映を5月22日 ...

sanka1 71
撮りたいという強い思いの結晶がいよいよ公開(映画『山歌』)

山の中を漂流して暮らす人々が戦後あたりまでいたことを知ったのは「やすらぎの刻」と ...

bokemasukara1 72
第61回CINEX映画塾『ぼけますから、よろしくお願いします ~おかえり、おかあさん』信友直子監督トークレポート

第61回CINEX映画塾『ぼけますから、よろしくお願いします ~おかえり、おかあ ...

ashitajyugyou6 73
『あした、授業参観いくから。』+安田真奈監督ショートフィルム選 シアターカフェ 舞台挨拶レポート

『あした、授業参観いくから。』+安田真奈監督ショートフィルム選 が4月30日から ...

Ngoutou1 74
映画『N号棟』公開初日 萩原みのりさん、後藤庸介監督登壇 舞台挨拶レポート

とある地方都市に、かつて霊が出るという噂で有名な団地があった。このとある地方都市 ...

sikei 75
阿部サダヲ×シリアルキラー榛村大和が更なる魅力を生む(映画『死刑にいたる病』白石和彌監督・阿部サダヲさんインタビュー)

白石和彌監督の作品にはいつも心を持っていかれる。 5月6日(金)から公開の新作『 ...

ashitajyugyou6 76
ゴールデンウィークに『あした、授業参観いくから』+安田真奈監督ショートフィルム選 上映 シアターカフェで

安田真奈監督とお会いしたのはあいち国際女性映画祭だった。 『36.8℃ サンジュ ...

cmoncmon 77
『パリ13区』『カモン カモン』モノクロの魅力を知りたい二作品

4月22日(金)公開の作品には偶然にもモノクロ映画が2作品ある。 『ジョーカー』 ...

sikei 78
白石和彌監督、阿部サダヲさん登壇! 映画『死刑にいたる病』名古屋先行上映舞台挨拶レポート

映画『死刑にいたる病』舞台挨拶付き先行上映会が4月16日、名古屋ミッドランドスク ...

truth11 79
第60回CINEX映画塾『Trinity』『truth』堤幸彦監督、広山詞葉さん、生島翔さんトークレポート

第60回CINEX映画塾『Trinity』『truth』が3月27日岐阜CINE ...

received_348460247337278 80
映画の街・岐阜が動き出す  映画『逆光』とのコラボで柳ケ瀬が70年代一色になる?! 映画『逆光』試写会 トークレポート

4月4日、岐阜ロイヤル劇場にて映画『逆光』の試写会と須藤蓮監督の舞台挨拶が行われ ...