
EntaMirage! Entertainment Movie
映画『掘る女 縄文人の落とし物』名演小劇場トークイベントレポート
映画『掘る女 縄文人の落とし物』公開記念トークイベントが8月21日名古屋 名演小劇場で行われた。松本貴子監督、折井克比古さん(樹林舎編集長/スワニミズム会員)が登壇。その様子をお届けする。(司会:神取恭子さん)
映画『掘る女 縄文人の落とし物』映画紹介はこちらから
神取恭子さん (以下 神取さん)
「折井さん。今私は折井さんのことをスワニミズム会員とご紹介したのですが、スワニミズムとは何でしょうか」
折井克比古さん(以下 折井さん)
「長野県に諏訪市というところがあります。そこは結構縄文の渡刈石ですとか、遺跡があったり、諏訪大社に代表されるように昔からの信仰があったりするんですが、その諏訪の研究をする、コアな研究をする人達の集まりで、諏訪湖とアニミズムをくっつけた造語で、スワニミズムといいます。僕はそこの末席に加えていただいています」
神取さん
「松本監督は今、映画が公開されて絶賛キャンペーン中なんですよね。イベントの動画もご自身で撮影して、YOUTUBEにあげられたりするわけですね」
松本貴子監督(以下 松本監督)
「東京のイベントには春風亭昇太さんにお越しいただいて、色々盛り上がりましたが、そういうダイジェストみたいなものを作ってYOUTUBEにアップしていますので、よかったらご覧ください」
神取さん
「8月19日の金曜日公開だったんですが、公開から3日目ということで、反響などはいかがですか」
松本監督
「名古屋についてはTwitterで反響を読ませていただいていました。「暑くてコメダで、コーヒーを飲んでから名演小劇場に来て映画を観ました」というツイートを観たので、今日は私もコメダに寄ってコーヒーを飲んでここにやってきました。皆さんの口コミだけが頼りです。ぜひTwitterなどで感想をつぶやいていただきたいです」

松本貴子監督
神取さん
「折井さんはこの作品をご覧になってがいかがでしたか?」
折井さん
「あんなに楽しそうに土を掘っている女子たちというのがとても印象に残っているのと、僕は松本市出身なんですが、ちょっと山の方に行くと黒曜石が採れる畑があると聞いて、そこに行っては黒い石を拾ったのが子どもの頃ものすごく嬉しかったんですね。土器とか石器とか、子どもの頃に興味を持った一番初めの嬉しさを、そのまま今まで持って生きている方たちが出てきたのが印象的でした」
神取さん
「そういうきっかけが映画に出てこられた大竹さん、八木さんの様な方を生むんですね」
松本監督
「土器や石を拾ったことがきっかけで、この世界に入るというのはなかなかすごいですよね。未だにその時のことを忘れずに、大竹さんもキラキラと目を輝かせて話をしてくださったり、八木さんにいたっては、アメリカで石器を拾って、それがきっかけで考古の世界に入って。八木さんの場合は初めての発掘現場で土偶を掘り当てて。それを洗う時に感動して、泣いたらしいんですよ。その時に大学の先生に写真に撮られていたそうで、その写真を探したんですけど、先生が最近処分してしまったそうで。多分断捨離ですね(笑)。その時の感動を20何年たった今も土偶女子として持っていらして、専門家なのに土偶のことをかわいいと言っているんですよね」
神取さん
「監督自身も土偶とかに元々興味はあったんですか」
松本監督
「私は縄文というよりもうずまきです。20代で、テレビ業界に入ってしばらくした頃に突然うずまきが気になり始めて。うずまきのアクセサリーとかポストカードとかうずまきを見ると買ってしまって。今日もスペインで買ったうずまきの指輪をつけているんですけど、いろんなうずまきを見ていたら、縄文土器とか土偶にうずまきが付いているのを発見して。これは極上だと。極上のうずまきって縄文なんですよ、私にとって。そこからいろんなものを見始めて。すごくいっぱいうずまきついていますよね?」
折井さん
「ついてますね。土偶のおへそのところとか」
松本監督
「ハート形土偶をご存知でしょうか。顔がハート形の土偶です。それにもうずまきがありますし、国宝の縄文のビーナスは上から見るとうずまきが見えるんです。土器とかに至ってはうずまきだらけでしょ」
神取さん
「うずまきには何か意味があるんでしょうか」
折井さん
「場所によって違うと思うんですけれども、わかりやすいのは、蛇の形をしたものとか、渦巻きの周りに三角形がついているものとか。いくつかパターンがあるんですよ」

折井克比古さん
神取さん
「そういうことを聞くとなんだか調べたくなりますよね」
松本監督
「私は調べない人で、見るだけなんですけど、折井さんは調べる人です(笑)」
神取さん
「この作品を作るきっかけを教えてください。監督はこれまで草間彌生さんとか山口小夜子さんとかキラキラしたファッションとかそういった世界の方を撮っておられましたが、急に土に来たのはなぜでしょう」
松本監督
「出会った人で、これはきちんと残したいと思った人とかものを撮りたいと思うんです。そういったパッションがないとつくれないので。草間さんとの出会いがあって映画にして、小夜子さんとは生前、「ファッション通信」(テレビ東京系)という番組を作っていた頃からかわいがっていただいて。亡くなった後に小夜子さんの足跡を残したいという思いで映画にしたんですけど、縄文はいつか何かを残したいなと思ってはいたんですが、たまたまNHKで「土偶ミステリー」という番組を作ったんですよ。ちょっとバラエティっぽい番組だったんですけど。それをやってみたら、縄文熱があがってきて。「英雄たちの選択」という歴史番組があるんですが、そこで縄文時代から弥生時代への過渡期の番組を作ったんです。私はものを調べるのは得意ではないんですけど、いっぱい本を読んだら、縄文人が立ち上がってきて。当たり前ですけど、縄文人は私たちと同じ生活をしていた人なんだということがリアルになってきて、それと同時に一番不思議だったのは博物館のガラスケースの中にいる土偶や土器たちっていったいどこから来たのだろうと。どういう経緯でここに来たのだろうと。もし縄文を映画にするんだったら、発掘という切り口がいいんじゃないかとぼんやり思い始めたところからここに至っています」
神取さん
「今回この作品に出てこられる大竹さん。30年掘っていらっしゃる方も、初めはお知り合いじゃないわけですよね」
松本監督
「発掘でやろうと思った時に、業界的に作業員さんは女性が多いらしいというのはぼんやり聞いていて。調査員いわゆる専門職は結構女性が少ないと聞いたので、女性たちの取り組みを見たら面白いんじゃないかと思い、知り合いに女性で発掘をやっている方を教えてくださいと。まず大竹さんと出会って。あとは現場で出会って。出たとこ勝負ですね」
神取さん
「大学院生だった伊沢さんも偶然?」
松本監督
「偶然です。彼女に会った時は「この人だ!」と思ったんです」
折井さん
「伊沢さんは狙ったんじゃないかというキャラだったですよね」
松本監督
「何も考えていないように見えるかもしれませんが一応考えていて(笑)。八木さんと出会って、大竹さんを紹介してもらった時、年齢的に八木さんが中堅どころで、大竹さんがレジェンド的な人だったので、若い人が来たら面白いんじゃないかと思って探していたんです。伊沢さんに会って、その会った日に色々話していたら、「就職試験の結果が今日、一つ来るんですよね」と言われて。私が探していた人はこういう人だ!と思ってそこから密着していきました」
神取さん
「折井さんがこの作品を観て、元々お知り合いだとは思いますが、せっかくだから松本監督に聞いておきたいなと思うことはありますか」
折井さん
「個人的に印象に残っていた場面が、大竹さんが「私、これで考古学を始めたんです」と言って藤森栄一さんという諏訪の考古学者の本を持って語った後に、場面が変わって、星糞遺跡がもう閉じられるというところに北相木村の学芸員の方が来ていたんですね。もうその瞬間に何かストーリーがすうっと通ったんですよ。北相木村の学芸員の方のお名前は藤森英二さんです。あれは編集上は意図したと思うんですけど、その辺りを聞きたいなと」
松本監督
「もうマニアックすぎて皆さん何の話と思われているかもですが(笑)。大竹さんが心の支えにしている本が藤森栄一さんという在野の研究者の本で。その後最後の発掘の日に赤いジャケットの人がいたんですが、それが藤森英二さんというんです。私は恥ずかしながら藤森栄一さんも知らなければ藤森英二さんという存在も知らなかったんです。何のてらいもないんです。藤森英一さんの本を出されて大竹さんが喋った後に慌ててAmazonで取り寄せて読んで調べました。こういう人が今まで考古学を支えてきたんだと知って。そして藤森英二さんが来た時もその人が誰なのかも全く知らなかったんです」
折井さん
「藤森という名字はあの辺りは多いんです。諏訪は藤森だらけ」
松本監督
「門脇さんという女性のカメラマンと一緒に撮っていたんですが、彼女がカメラマイクと繋がっているイヤホンを耳に入れていて色々聞いているので、拾った音から私に囁いてくれるんですけど、「なんか見に来ている人が結構色々話してますよ」と。え?誰々となって。じゃあ、撮っておこうかと。ずっとついて行って。何しに来たんですか?と聞いたら、大学時代のことを話してくださって。しかも藤森栄一さんのお孫さんだって知って。だから何の意図もしていなくて、後で「あ、そうだったんだ」と。大竹さんからも「あの人がお孫さんなんです」と興奮気味に言われたんですけど、私には点と点がつながらなくて。後で、「この人が!へ~」と。縄文時代に神様という観念はないと思うんですけど、もし縄文的なアニミズム的は精霊がいたとしたら、私への采配ですね」
折井さん
「これ絶対編集でつながるようにしたんだと思っていたんですけど、衝撃ですね(笑)」
神取さん
「本当に精霊様が導いてくださったんですね。作業員の方たちもとても魅力的ですが、監督が現場で探されたんですか」
松本監督
「それも偶然というと、段々恥ずかしくなってきてしまうんですが。作業員のおばちゃんたちは本当に楽しくて。モグモグタイムにはお菓子をくれるんです。何かあると産直市場で買ってきてくれたり。立ち話をするのも楽しくて。池田さんという吊り手土器を発掘された方とは、あそこはものすごく大きな遺跡で、作業員さんがいっぱいいらっしゃる。どこで何をしてるかなかなかわからない中で、コロナ禍前にあの遺跡の撮影許可が下りて、ちょっと撮影に行った時にちょっと会話を交わした程度だったんです。その後、コロナの感染者数が増えて、現場に入れない時期が1カ月ぐらいあって。久しぶりに撮影許可が下りて、池田さんとお久しぶりにお会いしたとき、いかにコロナ禍の間、お互い主婦なので主婦は家族の分のご飯を作らなければいけなかったかということでものすごい盛り上がって。「毎日毎日大変だったですよね」という会話をしてから、この遺跡の現場に行くと池田さんの所には顔を出すようになって。そうしたら、「ここは結構すごいかも」と言われたのでそこからずっと池田さんがいる場所にずっとついていたら、あの吊り手土器が出てきたんです(笑)」
神取さん
「先程話に出ていた、大竹さんが発掘していた星糞峠の場所に行ってみたいんですけど、簡単に行けるのでしょうか」
折井さん
「諏訪から峠を越えた小諸側なんです。名古屋からだと車で行くなら中央道で岡谷ICまでいって、和田峠に向かって走って、それを上田の方に抜ける途中にあると思います」
松本監督
「タモリさんの「ブラタモリ」で諏訪の黒曜石が取り上げられたんですが、それが和田峠のあたりの遺跡で、そこからもう一山越えたところに星糞峠はあります」
神取さん
「大竹さんが作った施設を見たいと思うんですが、あそこまで車でいけるんでしょうか」
松本監督
「あそこの下まで行って、ピストン輸送されるか、徒歩で行くかになります。徒歩だと縄文人が黒曜石を求めて歩いたので同じ経験が出来ます」
折井さん
「歩いてあそこまで行って掘って。掘った土が積み重なって地層が逆になっている。そこまでして黒い石を採ろうとしたわけですから、すごいですね」
神取さん
「2、3年の話ではないですよね。何千年という歴史ですか?」
松本監督
「あそこは2回に分かれて掘られているようなんですが、その2回の間が3500年ぐらい離れているんですよ。縄文時代って1万6000年ぐらいありますからね。でもそんな時代なかなかないですよね」
神取さん
「最後にひと言お願いいたします」
折井さん
「本当にドキュメンタリーとしても映画としてもとっても音楽も素晴らしかったし、いい作品だと思いますので、ぜひお友達に宣伝していただいて、皆さんでまた観に来てください。それから、藤森英二って誰だっけ?と思った方はもう一回観てみてください」
松本監督
「ちょっと暗めな世の中ですが、映画は明るく楽しく元気にというものを作っていいんじゃないかと思って、作りました。もし、ちょっと元気のない人がいたら見せてあげてください。今日はありがとうございました」

映画オリジナルのTシャツで左:神取恭子さん 中央:松本貴子監督 右:折井克比古さん
映画『掘る女 縄文人の落とし物』https://horuonna.com/ は現在愛知 名演小劇場では公開中。
また映画『掘る女 縄文人の落とし物』公開記念として松本監督の『氷の花火 山口小夜子』http://yamaguchisayoko.com/ も名演小劇場で公開中。
ライター:涼夏(Twitter:@ryounatu)
おすすめの記事はこれ!
-
1
-
過去を動かす雨の日の出会い(映画『水は海に向かって流れる』)
田島列島原作のコミック『水は海に向かって流れる』が実写映画化。 叔父の元に下宿に ...
-
2
-
映画『ナナメのろうか』シネマスコーレ舞台挨拶レポート
映画『ナナメのろうか』の公開記念舞台挨拶が名古屋シネマスコーレで開催された。 深 ...
-
3
-
家族から宇宙人だとカミングアウトされたら?(映画『宇宙人のあいつ』)
ずっと家族だと思って暮らしてきた兄弟の中に宇宙人がいたら? 四兄妹の次男坊は突然 ...
-
4
-
「ジキル&ハイド」。観た後しばらく世界から抜けられない虜になるミュージカル
ミュージカルソングという世界を知り、大好きになった「ジキル&ハイド」とい ...
-
5
-
『オールド・ボーイ』のチェ・ミンシク久しぶりの映画はワケあり数学者役(映画『不思議の国の数学者』)
映画館でポスターを観て気になった2本の韓国映画。『不思議の国の数学者』と『高速道 ...
-
6
-
全編IMAX®️認証デジタルカメラで撮影。再現率98% あの火災の裏側(映画『ノートルダム 炎の大聖堂』)
2019年4月15日、ノートルダム大聖堂で、大規模火災が発生した。世界を駆け巡っ ...
-
7
-
松岡ひとみのシネマコレクション 映画『ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー』 阪元裕吾監督トークレポート
松岡ひとみのシネマコレクション 映画『ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー』が4月1 ...
-
8
-
映画『サイド バイ サイド』坂口健太郎さん、伊藤ちひろ監督登壇 舞台挨拶付先行上映レポート
映画『サイド バイ サイド』舞台挨拶付先行上映が4月1日名古屋ミッドランドスクエ ...
-
9
-
亜無亜危異の藤沼伸一が自身のエピソードを映画化!(映画『GOLDFISH』)
デビュー42周年を迎えたパンクバンド“亜無亜危異”のギタリスト、藤沼伸一が自身の ...
-
10
-
第72回CINEX映画塾 映画『雑魚どもよ、大志を抱け!』足立紳監督トークレポート
第72回CINEX映画塾が3月25日岐阜CINEXで開催された。上映作品は岐阜県 ...
-
11
-
片桐はいりさん来場。センチュリーシネマでもぎり(映画『「もぎりさん」「もぎりさんsession2」上映+もぎり&アフタートークイベント』)
センチュリーシネマ22周年記念企画 『「もぎりさん」「もぎりさんsession2 ...
-
12
-
前作よりゆるさもアクションもパワーアップ!ちさとまひろをゆうりとまことが狙う!(映画『ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー』)
普段はゆるゆるな元女子高生、仕事となるとスゴ腕の殺し屋コンビ・ちさととまひろ。 ...
-
13
-
カンヌ国際映画祭75周年記念大賞を受賞したダルデンヌ兄弟 新作インタビュー(映画(『トリとロキタ』)
パルムドール大賞と主演女優賞をW受賞した『ロゼッタ』以降、全作品がカンヌのコンペ ...
-
14
-
アカデミー賞、オスカーは誰に?(松岡ひとみのシネマコレクション『フェイブルマンズ』 ゲストトーク 伊藤さとりさん))
松岡ひとみのシネマコレクション vol.35 『フェイブルマンズ』が3月12日ミ ...
-
15
-
親子とは。近いからこそ難しい(映画『The Son/息子)』
ヒュー・ジャックマンの新作は3月17日から日本公開される『The Son/息子』 ...
-
16
-
先の見えない日々を生きる中で寂しさ、孤独を感じる人々。やすらぎはどこにあるのか(映画『茶飲友達』外山文治監督インタビュー)
東京で公開された途端、3週間の間に上映館が42館にまで広がっている映画『茶飲友達 ...
-
17
-
映画『茶飲友達』名古屋 名演小劇場 公開記念舞台挨拶レポート
映画『茶飲友達』公開記念舞台挨拶が2月25日、名演小劇場で開催された。 外山文治 ...
-
18
-
第71回 CINEX映画塾 映画『銀平町シネマブルース』小出恵介さん、宇野祥平さんトークレポート
第71回CINEX映画塾『銀平町シネマブルース』が2月17日、岐阜CINEXで開 ...
-
19
-
名古屋シアターカフェ 映画『極道系Vチューバー達磨』舞台挨拶レポート
映画『極道系Vチューバー達磨』が名古屋清水口のシアターカフェで公開中だ。 映画『 ...
-
20
-
パク・チャヌク監督の新作は今までとは一味も二味も違う大人の恋慕を描く(映画『別れる決心』)
2月17日から公開の映画『別れる決心』はパク・チャヌク監督の新作だ。今までのイメ ...
-
21
-
映画『みんな生きている ~二つ目の誕生日~』名古屋公開記念舞台挨拶レポート
映画『みんな生きている ~二つ目の誕生日~』の公開記念舞台挨拶が2月12日名演小 ...
-
22
-
孤独や寂しさから解放してくれる「茶飲友達」とは?(映画『茶飲友達』)
2013年に起きた高齢者売春クラブ摘発のニュースに着想を得て生まれた映画『茶飲友 ...
-
23
-
コワモテなの?コワオモテなの?(映画『BAD CITY』名古屋舞台挨拶 小沢仁志さん、小沢和義さんトーク)
映画『BAD CITY』の公開記念舞台挨拶が1月28日、名古屋ミッドランドスクエ ...
-
24
-
第70回CINEX映画塾 映画『ひみつのなっちゃん。』先行公開記念舞台挨拶トークレポート
映画『ひみつのなっちゃん。』愛知・岐阜先行公開記念舞台挨拶が1月8日にCINEX ...
-
25
-
1990年代の釜山を舞台に抗争を描く韓国ノワール。チョン・ウが新たな顔を見せる(映画『野獣の血』)
韓国での劇場公開時に初登場1位を記録するヒットとなったベストセラー作家チョン・ミ ...
-
26
-
ぶつかり合う親子の関係に愛を感じて(映画『世界は僕らに気づかない』)
大阪アジアン映画祭2022コンペティション部門で「来るべき才能賞」受賞 を受賞し ...
-
27
-
映画『ひみつのなっちゃん。』愛知・岐阜舞台挨拶決定!! ロケ地マップも配布スタート
1/6(金)愛知・岐阜先行公開の映画『ひみつのなっちゃん。』の舞台挨拶が決定した ...
-
28
-
人種も国籍も超えて。仲間として共に生きる(映画『ファミリア』)
一族や家族を大事にしてきた歴史がある日本だが、地縁関係は年々薄くなっている。周り ...
-
29
-
香港アクション映画を支えたスタントマンの歴史と真実を語るドキュメンタリー(映画『カンフースタントマン 龍虎武師』)
どうしてこんなに体がしなやかに動き、高く飛んだり、回ったり出来るんだろうと昔の香 ...
-
30
-
心の傷を癒すのは島の人々のあたたかさ(映画『とべない風船』)
広島発。豪雨災害後の瀬戸内海の島を舞台に傷ついた心の癒しと再生を描いた映画『とべ ...
-
31
-
決して器用とは言えないケイコの生き方に共感(映画『ケイコ 目を澄ませて』)
岸井ゆきの。変幻自在の女優である。時にはとてもかわいらしく、時に饒舌で、時には物 ...
-
32
-
おいしい映画祭2022 初日レポート② 映画クラス 内田英治監督×森谷雄プロデューサー
12月2日~4日に渡り名古屋ミッドランドスクエアシネマでおいしい映画祭が開催され ...
-
33
-
アーラ映画祭2022レポート(映画『いとみち』横浜聡子監督トーク)
可児市文化創造センター アーラで毎年行わなれているアーラ映画祭が今年も11月5、 ...
-
34
-
あの日、あの時の私。菜 葉 菜が4人の主人公を演じる短編映画集(映画『ワタシの中の彼女』)
こんなにコロナ禍が長く続くなんて2019年には考えてもいなかった。 2022年の ...
-
35
-
誰もが主役。名もなきエキストラとしての人生とは 監督集団「5月」(関友太郎監督、平瀬謙太朗監督、佐藤雅彦監督)インタビュー(映画『宮松と山下』)
東京藝術大学大学院映像研究科佐藤雅彦研究室を母体とした監督集団「5月」から生まれ ...
-
36
-
おいしい映画祭 12月2日~4日 名古屋ミッドランドスクエアシネマで開催!
2022年12月2日(金)〜4日(日)の3日間、名古屋駅前ミッドランドスクエアシ ...
-
37
-
11/20〜11/26 NAGOYA CINEMA Week2022 with SDGs 開催!
「映画」で心を動かそう 持続可能なまちづくりを目指す名古屋市を舞台に、映画をメイ ...
-
38
-
寺島しのぶ×廣木隆一監督再び。瀬戸内寂聴の半生をモデルにした作品が映画化(映画『あちらにいる鬼』)
瀬戸内寂聴。作家でもあり、たくさんの人たちに僧侶として講話をしてきた彼女は202 ...
-
39
-
近くて遠い。だから苦手。でも母親。(映画『わたしのお母さん』)
切っても切れない関係・親と子。あなたは親のことを好きと言えるだろうか。 11月1 ...
-
40
-
素朴でおいしい。そんな料理を一緒に食べられたら。(映画『土を喰らう十二ヵ月』)
料理研究家の土井善晴さんが映画に挑むことで公開前から話題になった映画『土を喰らう ...
-
41
-
太宰治の名作が再び映画化(映画『鳩のごとく 蛇のごとく 斜陽』)
太宰治。戦後、流星のごとく現れ、数々の傑作小説を生み出し早逝した天才作家である。 ...
-
42
-
キュリー夫人の波瀾の生涯を描く(映画『キュリー夫人 天才科学者の愛と情熱』)
キュリー夫人。キューリ夫人と小さい頃に一度は見間違え、だからこそ逆に名を覚える世 ...
-
43
-
35ミリフィルムで鑑賞後の楽しいトーク(松岡ひとみのシネマコネクション vol.26 映画『しあわせのパン』)
松岡ひとみのシネマコネクション vol.26 映画『しあわせのパン』上映&トーク ...
-
44
-
待ち続けることは信じること(映画『千夜、一夜』)
今の時代の人たちは待ちぼうけをどのくらいまでしているのだろう。スマホで気軽に連絡 ...
-
45
-
仕事も家もお金もない。でも助けてとは言えない(映画『夜明けまでバス停で』)
深夜のバス停。もう明日の朝までバスは来ない。バス停のベンチで旅行に行くかのような ...
-
46
-
第68回CINEX映画塾『木樵』宮﨑政記監督、面家一男さんトークレポート
第68回CINEX映画塾『木樵』が10月1日、岐阜CINEXで開催された。『木樵 ...
-
47
-
MIRAGE THEATRE 来年の上映に向けて 短編作品上映開始
Cafe mirageと岐阜の喫茶星時がコラボして不定期開催中の1日だけのインデ ...
-
48
-
35ミリフィルムで鑑賞後の楽しいトーク(松岡ひとみのシネマコネクション vol.26 映画『しあわせのパン』)
松岡ひとみのシネマコネクション vol.26 映画『しあわせのパン』上映&トーク ...
-
49
-
飛騨の地と共に木樵として生きる(映画『木樵』)
岐阜県飛騨地方は9割が山林に覆われている。この飛騨地方で約50年間、木樵の仕事で ...
-
50
-
舞台「ハリー・ポッターと呪いの子」を観に行ったので、観る前にやっておくといいかもしれないことを書きました
現在、東京 TBS赤坂ACTシアターでは舞台「ハリー・ポッターと呪いの子」をロン ...
-
51
-
第66回CINEX映画塾 映画『島守の塔』五十嵐匠監督 トークレポート
第66回CINEX映画塾が8月28日岐阜CINEXで開催された。上映作品は『島守 ...
-
52
-
あいち国際女性映画祭 映画『でくの空』トークレポート&林家ペーさんインタビュー
名古屋 名演小劇場で9月23日から公開される映画『でくの空』。埼玉県秩父市、寄居 ...
-
53
-
生きるために。狂える人々の終わらない争い(映画『グッバイ・クルエル・ワールド』
とにかくぶっ飛んでいる。まともな奴はほとんどいない。ノリのいいノワールものが久し ...
-
54
-
アーラ映画祭2022 ラインナップ発表!今年は4日間6作品。
岐阜県可児市文化創造センターアーラで開催されるアーラ映画祭2022の全ラインナッ ...
-
55
-
真実を知れば知るほど信じたくない…ありえない(映画『このこは邪悪』)
『嘘を愛する女』、『哀愁しんでれら』か映画化されたオリジナル作品の企画コンテスト ...
-
56
-
映画『掘る女 縄文人の落とし物』名演小劇場トークイベントレポート
映画『掘る女 縄文人の落とし物』公開記念トークイベントが8月21日名古屋 名演小 ...
-
57
-
相手のことをちゃんと想像できるような人になりたい(映画『ぜんぶ、ボクのせい』松本優作監督 インタビュー)
現在公開中の映画『ぜんぶ、ボクのせい』。 母親に会うために児童養護施設を飛び出し ...
-
58
-
スリリングな148のツイート。真実は物語より奇なり。48時間の悪夢を映画化(映画『Zola ゾラ』)
2015年、Twitterに投稿され、大きな話題となったスリリングな148のツイ ...
-
59
-
縄文に魅せられ汗だくになって発掘作業をする「掘る女」に密着したドキュメンタリー(映画『掘る女 縄文人の落とし物』)
昔、考古学に憧れて、真剣にその方面の大学に進学しようと考えたことがある(いろいろ ...
-
60
-
シアターカフェ移転&リニューアルオープン2周年記念開放祭 Aプログラム舞台挨拶レポート
名古屋・清水口のシアターカフェでは移転&リニューアルオープン2周年記念開放祭が今 ...
-
61
-
第64回CINEX映画塾『逆光』須藤蓮監督トークレポート
第64回CINEX映画塾『逆光』が7月16日岐阜CINEXで開催された。監督、主 ...
-
62
-
あいち国際女性映画祭2022 開催決定!今年は31作品上映
あいち国際女性映画祭2022の記者発表が7月27日ウィルあいちで行われ、映画祭の ...
-
63
-
只見線とともに奥会津でみる美しい景色を守るために(映画『霧幻鉄道 只見線を300日撮る男』)
日本のローカル線は赤字路線が多く、毎年存続の危機に瀕しながらその土地で生活する人 ...
-
64
-
コンビニは異世界!?コンビニで起こる不思議な出来事(映画『コンビニエンス・ストーリー』三木聡監督インタビュー)
日本のコンビニエンスストアとはとても便利な店である。値段は定価だが、大体何でも揃 ...
-
65
-
シアターカフェ移転&リニューアルオープン2周年記念開放祭上映作品決定!
名古屋のシアターカフェが大須から清水口に移転、リニューアルオープン2周年を記念し ...
-
66
-
島崎藤村の名作が60年ぶりに映画化 自分らしく生きるとは?(映画『破戒』)
1948年・木下恵介監督、1962年・市川崑監督と名だたる巨匠が映画化してきた、 ...
-
67
-
映画『逆光』須藤蓮監督、脚本家渡辺あやさんインタビュー 岐阜柳ケ瀬 再会から夏祭り×映画という企画が生まれた
名古屋で上映されることはあっても、岐阜の映画館で上映されるミニシアター系の映画は ...
-
68
-
見返りを求める男と恩を仇で返す女。その先にあるもの(映画『神は見返りを求める』)
タイトルを聞いたとき「神は見返りをもとめない」ものじゃないの?と思った。ただ、そ ...
-
69
-
3年ぶり開催!第9回MKE映画祭レポート
第9回MKE映画祭が6月18日岐阜県図書館多目的ホールで開催されました。 3年ぶ ...
-
70
-
生き続けていくことはいけないことか(映画『PLAN 75』)
少子高齢化社会となった日本には様々な問題がある。老老介護、孤独死、虐待という家庭 ...
-
71
-
映画『冬薔薇(ふゆそうび)』伊藤健太郎さん、阪本順治監督登壇名古屋舞台挨拶レポート
映画『冬薔薇(ふゆそうび)』の公開記念舞台挨拶が6月11日名古屋ミッドランドスク ...
-
72
-
女子高生、日本の経済にもの申す!(映画『君たちはまだ長いトンネルの中』なるせゆうせい監督インタビュー)
2019年に発売されネット上で話題を呼んだ漫画「こんなに危ない!? 消費増税」を ...
-
73
-
自身の信念のもとに冤罪を暴く(映画『オフィサー・アンド・スパイ』)
捏造、冤罪。あってはならないのだが、どの時代にも起こる出来事だ。 フランスで起こ ...
-
74
-
木竜麻生さん登壇!メ~テレ映画祭『わたし達はおとな』先行上映舞台挨拶レポート
今年開局60周年を迎える名古屋のテレビ局メ~テレは映画製作にも非常に力を入れてい ...
-
75
-
今も受け継がれる神曲・市船Soul。それは魂がこもる大切な曲(映画『20歳のソウル』)
ある番組の吹奏楽の旅を観る度に号泣している。 私は決して吹奏楽部ではない。コーラ ...
-
76
-
OUTRAGE×現代の若者 名古屋で生きる人達(映画『鋼音色の空の彼方へ』舞台挨拶レポート)
コロナ禍を経て、名古屋発の映画が奇しくも同じ日に2本公開された。一本は先日紹介し ...
-
77
-
僕らの映画はここからはじまったばかり(映画『護り屋「願い」』舞台挨拶レポート)
名古屋発の映画が『護り屋「願い」』が5月20日に公開された。 映画『護り屋「願い ...
-
78
-
人気映画を支えてきた特撮、特殊効果のクリエイター達(映画『クリーチャー・デザイナーズ 特殊効果の魔術師たち』)
映画にはさまざまなジャンルがある。その中でも私たちを日常にはない興奮に誘ってくれ ...
-
79
-
「灰色の家族」という台本(物語)が呼び覚ます忌まわしい記憶 KURAGE CLUB新作『灰色の家族』上映会開催
名古屋の自主映画団体KURAGE CLUBが新作『灰色の家族』の上映を5月22日 ...
-
80
-
撮りたいという強い思いの結晶がいよいよ公開(映画『山歌』)
山の中を漂流して暮らす人々が戦後あたりまでいたことを知ったのは「やすらぎの刻」と ...
-
81
-
第61回CINEX映画塾『ぼけますから、よろしくお願いします ~おかえり、おかあさん』信友直子監督トークレポート
第61回CINEX映画塾『ぼけますから、よろしくお願いします ~おかえり、おかあ ...
-
82
-
『あした、授業参観いくから。』+安田真奈監督ショートフィルム選 シアターカフェ 舞台挨拶レポート
『あした、授業参観いくから。』+安田真奈監督ショートフィルム選 が4月30日から ...
-
83
-
映画『N号棟』公開初日 萩原みのりさん、後藤庸介監督登壇 舞台挨拶レポート
とある地方都市に、かつて霊が出るという噂で有名な団地があった。このとある地方都市 ...
-
84
-
阿部サダヲ×シリアルキラー榛村大和が更なる魅力を生む(映画『死刑にいたる病』白石和彌監督・阿部サダヲさんインタビュー)
白石和彌監督の作品にはいつも心を持っていかれる。 5月6日(金)から公開の新作『 ...
-
85
-
ゴールデンウィークに『あした、授業参観いくから』+安田真奈監督ショートフィルム選 上映 シアターカフェで
安田真奈監督とお会いしたのはあいち国際女性映画祭だった。 『36.8℃ サンジュ ...
-
86
-
『パリ13区』『カモン カモン』モノクロの魅力を知りたい二作品
4月22日(金)公開の作品には偶然にもモノクロ映画が2作品ある。 『ジョーカー』 ...
-
87
-
白石和彌監督、阿部サダヲさん登壇! 映画『死刑にいたる病』名古屋先行上映舞台挨拶レポート
映画『死刑にいたる病』舞台挨拶付き先行上映会が4月16日、名古屋ミッドランドスク ...
-
88
-
第60回CINEX映画塾『Trinity』『truth』堤幸彦監督、広山詞葉さん、生島翔さんトークレポート
第60回CINEX映画塾『Trinity』『truth』が3月27日岐阜CINE ...
-
89
-
映画の街・岐阜が動き出す 映画『逆光』とのコラボで柳ケ瀬が70年代一色になる?! 映画『逆光』試写会 トークレポート
4月4日、岐阜ロイヤル劇場にて映画『逆光』の試写会と須藤蓮監督の舞台挨拶が行われ ...