あいち国際女性映画祭2019の開催が決定！明日からチケット発売

2019/07/24 2019/07/24

「あいち国際女性映画祭2019」の記者会見＆ラインナップ発表が7月11日、映画祭の会場となる名古屋市のウィルあいちで行われた。

「あいち国際女性映画祭」は国内外の女性監督による作品、女性に注目した作品を集めた国内唯一の国際女性映画祭で今年で24回目の開催。今年は9月4日（水）～9月8日（日）に行われる。

今年は日本初公開1作品、愛知初公開9作品を含む全33作品を名古屋市のウィルあいち、ミッドランドスクエアシネマ、弥富市、蟹江町で上映する。

ゲストが来場する作品には上映後にゲストトークも予定されており、観客から質問を受け付けることもある。

9月4日上映、吉行和子さん主演の『雪子さんの足音』にはあいち国際女性映画祭に13年ぶりの登場となる吉行和子さん、繊細な演技が持ち味の菜葉菜さん、ピンク映画の巨匠と呼ばれる浜野佐知さんをゲストに迎え、撮影について聞く。

9月8日上映の『男はつらいよ寅次郎純情詩集』ではゲストに倍賞千恵子さんを迎える。聞き手は倍賞さんと長年親交があり、映画祭の運営委員会顧問でもある野上照代さんがつとめ、話を聞く。この作品には京マチ子さんがマドンナとして出演している。京マチ子さん追悼としてもチェックしたい作品だ。

9月6日上映『mama』でははるな愛さんが名古屋で撮影された自身初監督の短編作品の製作話をする。

雪子さんの足音

海外からも様々な作品、ゲストが参加する。国内初上映は中国の『紅花緑葉』。9月4日のオープニング上映を飾る。リウ・ミアオミアオ監督が来場予定。

それ以外にもアジア圏からの招待作品が多数。
愛知初上映の中国映画『過ぎた春』(9月7日上映)、香港映画『女は女である』(9月7日上映)も現在のアジアが切り取られた作品だ。

昨年まで長編と短編に分かれていたコンペティション部門は今年から短編のみに変更。実写部門とアニメーション部門の二つの部門で開催される。

今年はノミネート13作品と招待作品1作品が9月6日に一挙に上映され、翌9月7日に結果が発表される。観客の投票で決まる観客賞も設置されているのでぜひ作品を鑑賞し、投票してほしい。

共催市である弥富市では9月7日に国内初公開となるドキュメンタリー『イーちゃんの白い杖』（ウィルあいちでも9月6日に上映）、蟹江町では9月7日に愛知初公開となる『僕の帰る場所』（ウィルあいちでも9月5日に上映）が上映される。

トークイベントや舞台挨拶は全て手話通訳付き。『男はつらいよ寅次郎純情詩集』はシーンボイスガイドがつく。託児も事前予約制だが先着順で受け付ける。

チケットの発売は7月25日よりあいち国際女性映画祭事務局他で発売（共催市については各市での発売）。作品によってチケットの料金が違うため上映作品スケジュールとチケット料金はあいち国際女性映画祭公式ホームページ（http://www.aiwff.com/2019/）で確認してほしい。

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